「神戸市人と猫との共生推進協議会」さまの活動レポート(2023年度)│フェリシモ猫部
ページ内を移動するためのリンクです。
ここからメインコンテンツです

[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2024年08月26日

「神戸市人と猫との共生推進協議会」さまの活動レポート(2023年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:神戸市内

神戸市人と猫との共生推進協議会では、2017年4月の設立以来、毎年約2,000匹前後の野良猫不妊手術を実施し、2,023年12月末で13,715匹の不妊手術をすることができました。
 今後も不妊手術事業を継続実施するとともに、保護猫譲渡会や研修会を開催してまいります。

【TNR事業】
 市内の私鉄駅周辺でのTNRについてご紹介します。2023年8月に当該地域に勤務する方から、TNRの支援申込があり、3匹の不妊手術をしました。他に数匹の未手術の猫がいましたが捕獲に失敗し、不妊手術ができずに終了しました。その後、同一地域で、他の方から11月に支援申込があり、協議会のサポートにより、12月に8匹、翌年1月に4匹計12匹の不妊手術をしました。
 協議会では、餌場を中心に半径80メートルの円内の猫をTNRするよう努めていますが、どうしても捕獲漏れなどがあり、同一地域の複数の方がTNRをすることで効果を上げることができています。今後も、市民の方々から多くの情報を提供いただき、効率的、効果的なTNRに努めていきたいと考えています。

kobeneko-240205-1.JPG
TNR事業の様子

【研修会】
10月8日(日)、神戸市中央区文化センターにてNPO法人どうぶつ弁護団の弁護士を講師に招き、「動物をめぐる問題と法律について」と題し、野良猫の餌やりをめぐるトラブル、動物虐待、多頭飼育崩壊などについてお話をしていただきました。
餌やりと近隣住民とのトラブルに関しては、多くの参加者が抱えている問題であり、質疑も多く、法律の専門家としてのアドバイスをいただくことができました。当日は、他市からの参加者もあり、定員80名の会議室は参加者でいっぱいになりました。今後も、実のある研修を企画、提供していきたいと考えています。

kobeneko-240205-2.jpg
研修会の様子

【譲渡会】
 10月1日(日)、神戸市北区しあわせの村内のこうべ動物共生センターで保護猫譲渡会を開催しました。31匹の保護猫が参加し、このうち2匹がトライアルを経て譲渡されました。当日は、神戸市の福祉健康フェアが開催され、多くの人がしあわせの村を訪れましたが、譲渡会まで足を運んでくださる方は少なく、当日も含めた広報に課題を残しました。

                    kobeneko-240205-3.png
譲渡会会場様子

   kobeneko-240205-4.png
譲渡会面談の様子


<ご支援くださっているみなさまへ>
本協議会は、神戸市の補助金、企業・団体の寄付、募金で事業を賄っています。行政の支援だけでは十分な活動ができず、支援をいただく皆様のおかげで、毎年多くの野良猫の不妊手術ができています。
 不妊手術事業の推進により、市への子猫の持ち込みが年々減少しており、これは協議会事業の成果と考えています。
フェリシモ動物関連基金をとおして全国の皆様から支援をいただいていますことにこの場をお借りして感謝申し上げますとともに人と猫とが共生できる街づくりに今後もお役に立てるよう頑張ってまいります。



「神戸市人と猫との共生推進協議会」
http://www.kobeneko-happy.com/
  • ツイート
  • いいね!