上司と部下の本音トーク
たくさんの社員が活躍するデジタルテクノロジー戦略本部には、さまざまな上司と部下の関係があります。
ここではセールステック推進部でシステム開発を担う
おふたりにスポットをあて、
上司と部下の関係について語り合ってもらいました。
MEMBER
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2016年 中途入社
S.Kさん
デジタルテクノロジー戦略本部
セールステック推進部 課長 -
2021年 新卒入社
M.Tさん
デジタルテクノロジー戦略本部
セールステック推進部
右も左もわからない状態からのスタート。
たくさんのフォローをしていただきました。
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M.Tくんが新入社員としてマイナビに入ってきたときからになるからもう3年弱くらいの付き合いだけど、こうやって改めてじっくり話すとなると、なんだか照れくさいね。いつもたくさん話しているのにね。
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そうですね。S.Kさんは僕が入社してきたときのことって覚えていますか?僕は入社前にあった、先輩座談会というエンジニア職の先輩方にお話を聞くイベントにS.Kさんがいらっしゃったので、入社当日は「あのときのおしゃれな先輩だ!」と思ったのを覚えています。
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当時は中途入社の人ばかりだったから、部に3人も新人が入ってくるということで驚いていたんだけど、そのうちの2人が自分の課の配属になるということを知って、さらにびっくりしたな(笑)。M.Tくんの第一印象は、一回りくらい年下で若いのにすごく落ち着いていて、大人っぽい雰囲気の新人だなって思ったかな。
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それは落ち着いていたんじゃなくて、緊張していて何も話せなかったのかもしれないですね(笑)。僕は理系出身ではありましたが、ものづくり系の学部だったこともあり、ITやシステム開発については右も左もわからない状態からのスタートだったので、入社後にメンターとしてS.Kさんに見ていただけたことがとてもありがたかったですね。たくさんフォローをしていただき、初歩的なところからいろいろと勉強させていただきました。
「人に何か頼むときは、自分で腹落ちしてからにしたい」
その言葉に安心し、感心した。
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M.Tくんとのやりとりで印象に残っているのは、異動されてきた方へのフォローをする際に「人に何か頼むときは任せっぱなしではなく、自分で腹落ちしてからにしたい」と言っていたことかな。営業からシステム開発へ職種をまたいで異動してきた方だったので、M.Tくんより相手の方が年上だけど教える側に立つということでいろいろと難しかったよね。
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社会人としては相手の方が先輩ですが、職種としては僕の方が先輩にあたるという特殊なケースだったので、どうやって伝えるべきかなどS.Kさんにいろいろと相談させていただき、アドバイスをもらいながら進めていましたよね。
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システム開発という仕事は、外部のベンダー企業にお願いする機会が多いから、実際に経験も年齢も上の方たちにお願いする場面がたくさん出てくるよね。だからこそ、そういうときに自分がどういうスタンスで接していくのかという部分がとても重要で、その点で異動されてきた方へのM.Tくんの対応を見たときに、自分自身で咀嚼してから相手に伝えようとする人なんだなっていうのがわかって安心したし、それが自ずとできていたので感心したよ。
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相手の方が年上だからきっとわかってくれるだろう、という感じで甘えたくなかったんですよね。だからまずは自分で理解して納得したことをお伝えするように心がけていました。S.Kさんがおっしゃるように、システム開発の仕事でもそのスタンスがとても重要になってくるというのは、3年弱やってきてとても痛感しています。
上司も頼らせてもらうし、部下もきちんと意見を言う。
オープンな関係がマイナビの良さ。
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マイナビ全体に言えることだけど、若くてもやる気がある人にはどんどん仕事を任せるカルチャーがあるよね。それに、いい意味で上司と部下であってもフランクな関係の人たちが多いように思うけど、その辺りは新卒で入ってみてどんな印象を持ってる?
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フランクな関係という部分はすごく感じますね。真剣な仕事の話はもちろんですが、雑談も含めてコミュニケーションが取りやすいので若手からすると正直とても気持ちが楽です(笑)。それから、任されるという部分に関しては、やりがいに直結する部分だと思います。任される側からすると、いつも「何をしてほしいか」という目的の部分を共有していただけるので、どういう目的でその作業が任されているのか自分の中でゴール設定が明確にできますし、そこに向かっていく中で困ったことや聞きたいことが出てくればはっきりと聞けるのでありがたいですね。
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なるほどね。「これをやってください」と仕事をお願いすることは実はすごく簡単だけど、あまりその人のためにはならないと思うんだよね。だからいつも「こういうことをやりたいから、やってみて」という伝え方を意識しているし、手法やアプローチはその人に任せているんだよね。自分で考えてやってみることで、自分の仕事として捉えられるし、達成感も出てくると思うからね。 技術的な部分のフォローは周りがいくらでもできるし、私は中途入社だったけど当時の上司の方に同じようにしてもらっていたから、私もみんなの「やりたい!」という気持ちを尊重したいんだよね。上司と部下の数だけ、いろいろな関係が存在すると思うけど、「上司も頼らせてもらうし、部下もきちんと意見を言う」みたいなオープンな関係がマイナビの良さかなって思うな。
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僕の場合、全くの未経験からのスタートでしたが、たくさんサポートしていただきながら、いくつもの挑戦を繰り返して今につながっていると思うので、上司の方や先輩方がチャレンジを見守ってくれているという安心感はとても大きかったと思います。今は部署も大きくなり、毎年何十人という規模で新卒社員が入っていて、僕もいずれ教えたり、見守る立場になっていくと思うので、後輩のチャレンジを応援できるような先輩になっていきたいと思います。
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M.Tくんは周りからの信頼も厚いし、リーダー気質だと思うから、これからも活躍を期待しているよ。慕われるということは誰にでもできることじゃなく、その人の才能だと思うから、自信を持って頑張っていってください。