株式会社マイナビ（本社：東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員：土屋芳明）は、2025年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2025年卒 大学生活動実態調査（8月）」の結果を発表しました。
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【TOPICS】
◆2025年卒業予定の大学生・大学院生の内々定率は89.8％。3社以上の内々定をもつ学生は44.0％【図1、2】
◆入社予定先の企業から内定式の実施連絡を受けた学生は約8割。詳細が決まっている企業のうち、対面で実施予定は87.7％【図3、4】
◆内定式に向けた学生の不安は「他の内定者と仲良くなれるか（62.5％）」が最多。内定式で求めることとして「今後のスケジュールを教えてほしい」という声も【図5、6】
◆社会人になったら63.6％が資産形成のための投資に前向き。うち18.6％は「必ず行う」【図7】
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【調査概要】
◆2025年卒業予定の大学生・大学院生の内々定率は89.8％
3社以上の内々定をもつ学生は44.0％
25年卒学生の8月末時点での内々定率は89.8％（前年比5.9pt増）だった。また、学生一人当たりの内々定社数を見てみると「1社のみ」の学生は昨年とほぼ同値だったが、「2社」の学生が昨年よりも2.5pt減り「3社以上」の学生は昨年より2.7pt増え44.0％となった。【図1、2】
【図1】
【図2】
◆入社予定先の企業から内定式の実施連絡を受けた学生は約8割
詳細が決まっている企業のうち、対面で実施予定は87.7％
入社予定先企業をすでに決定している学生のうち、内定式実施の連絡を受けたのは79.0％※1だった。また、詳細な連絡を受けている学生のうち、対面形式の実施を予定していると答えた学生は87.7％であり、多くの企業が対面での内定式を予定していることがわかった。【図3、4】
※1：「実施形式など詳細について連絡を受けている」＋「実施することは決まっているが、詳細は未定という連絡がきた」の合計
【図3】
【図4】
◆内定式に向けた学生の不安は「他の内定者と仲良くなれるか（62.5％）」が最多
内定式で求めることとして「今後のスケジュールを教えてほしい」という声も
内定式に向けた不安は「他の内定者と仲良くなれるか（62.5％）」が最多で、「内定先の社員や役員とうまく話せるか（47.5％）」が続いた。また、内定式でやってほしいこととしては「入社前後のスケジュールを教えてほしい」「今後のスケジュールについて質問したい」という希望も挙がった。引っ越しなども想定した、新たな環境への不安からあらかじめスケジュールを把握し準備をしておきたいという気持ちがうかがえる。【図5、6】
【図5】
【図6】
◆社会人になったら63.6％が資産形成のための投資に前向き。うち18.6％は「必ず行う」
社会人になった際に資産形成のために投資を行うか聞いたところ、投資に前向きな回答が63.6％※2で、「すでに行っている」が13.3％だった。前向きな回答のうち、18.6％は「必ず行う」と回答し、投資への高い意欲が感じられる。前月調査※3の「社会人になったらお金を“かけなければいけない”と思うもの」では将来のための貯蓄（65.9％）が最多であり、貯蓄を含む資産形成への意識が浸透しているようだ。【図7】
※2：「お金に余裕ができたら行いたい」＋「社会人になったら検討する」＋「社会人になったら必ず行う予定である」の合計
※3：「2025年卒大学生活動実態調査（7月）」
【図7】
【調査担当者コメント】
今回の調査では直前に控える内定式について学生の声を聞きました。内定式でやってほしいことでは、内定者同士や社員とコミュニケーションを取れる場を求める声が多く挙がっていました。その他には今後のスケジュールや入社前後のスケジュールを教えてほしいという意見もあり、新しい環境へ飛び込む前に備えておきたいという学生の気持ちが反映されていました。内々定保有者の「保有社数」が示しているように、学生が複数の内々定をもっていることも珍しくありません。複数の内々定先を比較して入社先を選ぶ際に、学生は不安感の少ない企業を選ぶことも考えられます。そのため、入社前後に関する不安などはできる限り事前に解消することが、企業の対応としても重要になってくるでしょう。
キャリアリサーチラボ 研究員 中島 英里香
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【調査概要】「マイナビ 2025年卒 大学生活動実態調査 （8月）」
○調査期間／2024年8月25日(日)～8月31日(土)
○調査方法／マイナビ2025の会員に対するWEBアンケート
○調査対象／2025年3月卒業見込みの全国の大学生、大学院生
○調査機関／自社調べ
○有効回答数／2,141名（文系男子420名 文系女子778名 理系男子523名 理系女子420名）
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100％にならない場合があります。
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