引用先:ソニー
ソニーのフラグシップ機α1の後継機モデル「α1 II」が発表されましたね。
日本の価格が99万円前後。タイはすでに値段が出てて224,990バーツ(日本円でちょうど100万円ぐらい)。タイで野鳥撮影してるとタイ人の7,8割は大抵ソニーのα1かα7 IV(女性とか若い子だとほぼ全員ソニーな感じ)というぐらいソニー機が人気なので、SNSでも野鳥撮影に行っても、話題の中心は「α1 II」という感じです。
僕がいつもハリオハチクイの撮影をしてる同じ場所から「α1 II」に600mm F4 GMで撮影されたハリオハチクイの写真が早速Facebookにアップされてました(タイのカメラショップのプロモーション用の撮影らしい)。
α1 IIに600mm F4 GM
引用先:ZoomCamera
『枝や葉っぱにAFが持っていかれる事もありますが、AF性能はα1より確実に向上してます』との事。
解像感はさすが600mm F4という感じだけど、ハリオハチクイの同じような飛翔シーン自体はα1やα7 IV、それ以外のカメラでも十分撮れると思う。僕が使ってるフジのX-T5でも手こずりはするけど撮れないわけじゃない。
X-T5にTamron 150-500mm F5-6.7で撮影
ただ上の写真はX-T5で頑張って頑張って何度もトライして瞬間的にAFが数コマ合ってくて撮れるという感じで(追従し続けるという事はまず無い)、ソニー機のような高い成功率の撮影は今のフジのカメラでは難しい。
もちろん慣れた場所なら成功率は上げられるけど、初めての場所とか初めて撮影する鳥、1回2回しかチャンスがない状況だったりでのソニーのカメラはほんと強くて、今までいろんな場所での撮影で何度となくソニー機には見せつけられてます。。
そんなソニーの最新フラグシップ機「α1 II」。写りの好みやメーカーの好みはあれど(僕はソニーの写りはそんなに好みではない)、ソニーのα1シリーズは野鳥撮影での飛翔撮影の最強マシンの一つだと僕は思ってます。
という事で、ここらかはそんなソニー「α1 II」と僕が愛用するフジフイルムのカメラをかこつけた話。
【α1 IIで新しく搭載された機能】
「α1 II」に新しく搭載された機能で『自動被写体検出』と、RAWでも撮れる『プリ撮影』機能があって、ネットやユーチューブ動画なんかのレビューでも話題になってたけど、自動被写体検出が初めて搭載されたカメラって去年発売されたフジフイルムのX-S20らしいですね。
<自動被写体検出>
カメラが自動で鳥だったり飛行機だったりを自分で被写体選択することなく自動で検出してくれる機能。X-S20で発表された時はそこまでこの機能が話題にはなってませんでしたね。僕もフジのイベントでX-S20の自動被写体検出を当時試しましたが「ふーん」って感じぐらいで、そこまで気にも留めてませんでした、、ただいちいち被写体の設定変えなくて良いし、考えてみたらすごい便利な機能なのかなと。
<プリ撮影>
シャッターボタンを押す前の瞬間をさかのぼって記録できる「プリ撮影」機能。フジだとX-E4の時代からすでに搭載されていて、RAWでの撮影も可能。当然僕が今使ってるX-T5にも搭載されていて、野鳥撮影だと枝からの急な飛び出しもさかのぼって飛び出す瞬間が写真に収められるので便利な機能ではある(ただX-T5だと電子シャッター歪みがあるので基本僕は使わないけど)。
連射性能なんかもフジのX-H2sなら40コマ/秒いけたりと(α1 IIは30コマ)、「α1 II」の機能を見てると結構フジのカメラも頑張ってるんだなと。しかもフジの場合はプリ撮影なんかの機能面だけで言えば、現行のフジのカメラのどれにでも入ってるので機能性は高いんじゃないかと思う。
ただそういった機能面が言うほど大きく評価されたり話題にならないのは、やっぱりその機能をフルで活用できるだけのAF性能がフジのカメラには備わってないからなんじゃないかと思う。逆に言えばAF性能さえしっかりすればフジのカメラもかなり良いカメラになるんじゃないかと思うけど。
そのAF性能てのがなかなかソニーのようにはいかない難しい技術なんでしょうね..
▼α1 IIスペシャルコンテンツ
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