2024年01月22日
株式会社商船三井(社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は、「世界最高水準の安全品質の追求」を掲げてまいりましたが、この度改めて当社グループの安全に関する考え方・枠組みを示す「商船三井グループ 安全ビジョン(←クリック頂くと資料をご覧頂けます)」(以下「安全ビジョン」)を策定しました。海運業の安全品質を深度化していくことに加え、非海運業を含む事業領域拡大に応じたリスク管理の強化・一体化をグループで進めます。
安全ビジョンは、経営計画「BLUE ACTION 2035」にてサステナビリティ課題の一つに掲げている「Safety & Value」を支え、当社グループの価値観・行動規範である「MOL CHARTS」の「S(Safety)」を強化するものです。安全ビジョンの策定をもって、当社グループが特定する5つのサステナビリティ課題に対応する全てのビジョンが揃いました。
安全は当社グループの絶対的な使命であり、社会インフラ企業として事業領域を拡大し、新たな挑戦を行う上での根幹となります。安全ビジョンのもと安定的なサービスの提供を通じて、責任ある社会インフラ企業として信頼され続けることを目指します。
安全ビジョンは、安全目標・あるべき姿を示す屋根部分と、アクション(安全施策・安全基盤)を示す柱・基礎部分で構成されます。「Leading in Safety」をキャッチフレーズとし、当社グループの各社がそれぞれの事業分野において業界の安全水準をけん引していくという思いを込めています。
現行の安全運航KPI「4ゼロ」(重大海難事故、油濁による海洋汚染、労災死亡事故、重大貨物事故を0件とする)に加えて、アクションプランの成果を測るため、安全目標に対するKPI・我々のあるべき姿に対するKPIを以下のように設定しました。
当社グループは、安全ビジョンを通じて、社会インフラ事業の責任ある担い手として人々の毎日の“あたりまえ”を支え続けます。
商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、グループビジョンの実現を通じて社会と共に持続的な発展を目指すための重要課題として「サステナビリティ課題 (マテリアリティ)」を特定しています。