WHY MOL? 商船三井(MOL)が選ばれる理由
商船三井(MOL)グループは、140年以上にわたって資源・エネルギー・原材料・製品などさまざまな物資を安全・安定的に輸送し、世界中の人々の暮らしと産業を支えてまいりました。社会に必要不可欠なライフラインとしての役割を担い、積み重ねた海上輸送分野での経験や培ってきたノウハウ・技術力を活かして世界のあらゆる動向・変化に適応しながら常に前進し、これからも顧客・パートナーに選ばれる会社であり続けます。
MOL IN NUMBERS
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新たな時代に向かって
挑戦し続ける
商船三井 (MOL) が創業されてから140年以上の歴史の中で、当社は世界情勢の変化・混乱や大規模な経済危機を幾度も乗り越えながら海上輸送を通じて世界経済の発展を支え、世界最大級の総合海運企業として成長を遂げてきました。その原動力は、絶え間なく受け継がれてきた基幹産業としての強い使命感と飽くなきチャレンジ精神です。商船三井グループは、海を起点に世界を支え、世界経済の発展や環境問題をはじめとする様々な社会課題の解決により、持続可能な社会の実現に貢献します。
安全運航支援センター(Safety Operation Supporting Center)
安全運航支援センター(Safety Operation Supporting Center)
あくなき挑戦
激動の時代を超えて
1884年の大阪商船設立にはじまる当社は、日本の対外貿易の発展を支える礎として成長を遂げ、戦後には日本の復興と経済発展に歩調を合わせて船隊の整備を進めました。2000年代に入ってからは、安全運航も一層追求し、海気象や保安関連など航海上のリスク情報をリアルタイムに把握して対策を講じるなど、継続的に安全品質の向上に取り組んでいます。また、重油に比べると環境負荷が小さいLNG燃料の普及に積極的に取り組むなど、常に時代のニーズにもいち早く対応し、新たな付加価値を生み出すことで、事業領域の拡大を果たしてきました。
ウインドチャレンジャー
ウインドチャレンジャー
持続可能な社会のために
「今」できること
世界は常に変化し、環境問題への対応は喫緊の課題となっています。海運は「GHG排出ゼロ」の目標に向け、燃料生産~輸送~船上使用までのプロセス全体と、そのライフサイクル排出量を考慮して削減目標達成に向け取り組んでいく必要があります。船の運航のために使用されている化石燃料をクリーン代替燃料へ転換していくことや、省エネ技術と組み合わせることによって、GHG排出削減を着実に進めます。当社の開発した「ウインドチャレンジャー」は、船の推進補助装置として帆を設置してクリーンなエネルギーである風力を推進力に変換することにより、代替燃料や既存の省エネ技術に“足し算”で効果をもたらします。
地球の未来のために
今後さらなる成長が見込まれる海洋事業や低・脱炭素事業にも当社の持つ「技術力」を生かして積極的に取り組んでいます。例えば、洋上風力発電設備のメンテナンス作業支援に特化した専用船「Service Operation Vessel (SOV) 事業」へはアジア企業として初めて参入し、洋上風力発電のバリューチェーン全体に対し持てる知見・リソースを最大限に発揮し貢献しています。
また、自社を含むバリューチェーン内のGHG排出削減はもちろんのこと、大気中のCO₂を除去・貯留することを指すネガティブ・エミッションの普及拡大にもすでに取り組み始めています。
これからも新たな時代のニーズに応える事業領域を開拓し、人材とノウハウの蓄積・展開を一層強化して、未来の世界の発展と地球環境の保全に寄与していきます。
たゆまぬ挑戦と変革
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- 1890
- 日本初の鋼製商船
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- 1924
- 日本初の
ディーゼル機関搭載の外航貨物船
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- 1965
- 日本初のRO/RO方式の自動車専用荷役装置を備えた自動車船
- 2004
- ダイビルを連結子会社化
- 2007
- 安全運航支援センター (SOSC) を本社内に設置
- 2010
- FPSO事業へ参画
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- 2017
- アジア船社初のFSRU
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- 2018
- 世界初の砕氷LNG船、
フィリピンに自営商船大学を設置
- 2020
- 世界最大級LNG燃料供給船竣工
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- 2022
- ウインドチャレンジャー
(硬翼帆式風力推進装置)搭載船
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- 2023
- LNG燃料フェリー
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- 2024
- LNG燃料自動車船
グローバルなネットワーク
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日本を含むアジア圏を中心に世界40カ国超の地域に拠点(※)を有しています。それぞれの拠点では、円滑な海上輸送、ターミナルでの荷役、最終目的地までのロジスティクスはもとより、地域特有のプロジェクト、大小様々な突発的事象へのタイムリーな現地サポート等、各地における多くの業界のニーズに応える最適なソリューションを提供しています。また、当社グループのグローバルネットワークを活かして世界中のパートナーと積極的に協業することで、輸送事業のみならず新規事業においてもきめ細かいサービスを提供しています。
※当社出資50%超の子会社。一部関連会社を含む
- 日本(東京)
- 中国(北京)
- 台湾(台北)
- 香港(香港)
- 韓国(ソウル)
- ベトナム(ホーチミン)
- ミャンマー(ヤンゴン)
- タイ(バンコク)
- マレーシア(クアラルンプール)
- インドネシア(ジャカルタ)
- シンガポール(シンガポール)
- フィリピン(マニラ)
- オーストラリア(シドニー)
- ニュージーランド(オークランド)
- オランダ(ロッテルダム)
- イギリス(ロンドン)
- ベルギー(ブリュッセル)
- フランス(パリ)
- ロシア(モスクワ)
- ポーランド(ヴロツワフ)
- ドイツ(ハンブルグ)
- チェコ(プルゼニ)
- イタリア(ミラノ)
- デンマーク(コペンハーゲン)
- トルコ(イスタンブール)
- アルジェリア(アルジェ)
- ガーナ(アクラ)
- カタール(ドーハ)
- UAE(ドゥバイ)
- オマーン(マスカット)
- ケニア(ナイロビ)
- 南アフリカ(ダーバン)
- モザンビーク(マプート)
- インド(デリー)
- スリランカ(コロンボ)
- カナダ(トロント)
- アメリカ(ニュージャージー)
- メキシコ(メキシコシティ)
- ブラジル(サンパウロ)
- チリ(サンチャゴ)
- コロンビア(ボゴタ)
- パナマ(パナマシティ)
世界最大級の船隊規模・
多種多様な船型
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衣食住に必要な製品やエネルギー、産業に必要な原材料の多くは「商船」によって運ばれています。当社は石油・鉄鉱石・自動車などそれぞれの貨物に最適な「専用船」を擁する世界最大規模の船隊により、世界中で様々な業界の輸送ニーズに応えている「総合輸送グループ」です。また、大型船化による輸送の効率化のみならず、輸送需要や航路・港湾などの求めに応じた最適船型の開発・提供により、お客様にとってベストな輸送ソリューションを実現します。