―JR北海道問題を受けて―
JR北海道では、度重なる車両トラブルに加え、平成25年9月19日の函館線大沼駅構内における貨物列車脱線事故を契機として判明した、整備基準値を超える軌道変位の放置、検査データの改ざんの発覚等、鉄道事業者としてはあってはならない異常な事態が続きました。
国土交通省では、JR北海道の問題点を洗い出し、抜本的な対策を講じるために、3回に渡る特別保安監査を実施し、「JR北海道の安全確保のために講ずべき措置―JR北海道の再生へ―」をとりまとめました。今後も輸送の安全確保に向けた取り組みの実効性を確保するため、引き続き指導・監督を行って参ります。
○軌道の保守管理に係る緊急点検について(2013年9月21日)
○軌道の整備基準値の緊急点検について(2013年9月25日)
○軌道の保守管理に係る緊急点検結果について(2013年10月4日)
第1回特別保安監査関係(2013年9月21日~28日)
○JR北海道に対する特別保安監査の実施について(2013年9月21日)
○JR北海道に対する特別保安監査期間の延長等について(2013年9月23日)
○JR北海道に対する特別保安監査員の増員等について(2013年9月24日)
○JR北海道に対する特別保安監査期間の延長について(2013年9月27日)
第2回特別保安監査関係(2013年10月9日~12日)
○JR北海道に対する特別保安監査の実施について(2013年10月8日)
第3回特別保安監査関係(2013年11月14日~2014年1月20日)
○JR北海道に対する特別保安監査の実施について(2013年11月14日)
○JR北海道に対する特別保安監査期間の延長について(2013年11月17日)
○保安監査の結果による当面の改善指示について(2013年10月4日)
○保安監査の結果による当面の改善指示について(その2)(2013年10月25日)
○保安監査の結果による当面の改善指示について(その3)(2013年11月29日)
○「JR北海道の安全確保のために講ずべき措置―JR北海道の再生へ―」の公表について(2014年1月21日)
○JR北海道に対する不利益処分に係る通知等について(2014年1月21日)
○JR北海道に対する輸送の安全に関する事業改善命令及び事業の適切かつ健全な運営に関する監督命令について(2014年1月24日)
○JR北海道に対する安全統括管理者の解任命令発出について(2014年2月4日)
○JR北海道の職員による虚偽の報告・検査の妨害についての刑事告発について(2014年2月10日)
○JR北海道の運転士に対する動力車操縦者運転免許の取消について(2014年2月10日)