朽木の管理釣り場の川魚は屈辱の味 - ミネムラ珈琲ブログ

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朽木の管理釣り場の川魚は屈辱の味

今年の初釣りでした。

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3時間の時間制限もあったのであんまり写真を取っていられなかったがいいところだった。とにかく魚がいるのが見える。ネットで掬ってもいいのでは?と思えるぐらい足元まで魚達が泳いでいる。

名前はわからないが、魚種の違いがわかるぐらいくっきり見える。投げたスプーンに魚の影が反応するのが少しわかる。

しばらく投げていると、足元近くの魚がスプーンにゆっくり近づいて食った。

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スプーンをひきあげる寸前だったし、底まで大きくもなかったのでので、食った瞬間すぐにそのまま引き上げた。

その後投げると風が強くて投げたタイミングでラインが吹き飛んでトラブってしまった。仕方ないのでスプーンは手で巻き取って回収。ラインは切るのをやむなしで回収した。

そのあとすぐにもう1匹、今度はもう少し大きかった。それも足元に近いところでかけた。ファイトがないのが残念。

そのあとしばらくやっていると、根掛ってしまう。幸いすぐ外れたが、あわてて回収すると、竿先のガイドにスプーンが思いっきりついてしまう。やべっと思ってベールを起こすと嫌な感じがした。

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悲しい。ロッドを折ったのははじめてだ。

諦めて道具は金を払って借りた。こういうのも管理釣り場の利点ではある。

その後、我々はまったく釣れなかった。人も減ってきた。管理釣り場にはエリアトラウトのプロ、という感じの人たちがいて、ロッドも何本か持っているし、謎の動作で釣りまくっていた。我々のように普段海にいる人間は、せいぜいアジング・メバリングロッドを代用で一本もっているだけ。キャリアが違った。周りをみていると、管理釣り場慣れしてないひとは釣れても1,2匹という状況だった。正直活性は低かったようだ。

諦めて足元をゆっくりと泳いでいく魚の目の前でルアーを落として観察したりする。たまに騙されてスイッチがはいり、狂ったように噛み付いてくるやつがいる。ただシングルフックのバーブレスだからか、なかなかフックできない。そうやって遊んでいると同僚2人は1匹ずつ釣った。

金魚すくいのよう」「これは釣りなのか」

そういう感じで嬉しさはなかった。

時間が終わる頃、ずっと鳴いていた鳶が水面の魚を鷲掴みにするのをみた。鳶すら釣っているのに我々ときたら…。

帰ろうとするとき、「正直食うには少ないな」とポロッと言ったら、哀れに思ったのか管理場のスタッフが「あ、いりますか?」と生簀にいた小さい魚を5匹ぐらいくれた。このおかげで食卓は充実したが、なにかを失った。

失ったものが多かったが、その後の食事は良い感じだった。17時に否応なく終了できるので、19時ごろには調理開始できる。ビールも飲める。魚たちはぬめりは強いもののくさみがなく、調理の効率としても悪くなかった。

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塩焼きというかカマ焼きに近い。

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かなりうまかった。

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小さいのは姿揚げ。

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こちらもうまかった。日頃当然のように魚をさばいて飯にありつけるのが12時を回っているので、あまりにも健康的な生活に感動した。のんびりと飲み食いしてしゃべっていても解散は10時台だった。