令和元年度ワンヘルス連携シンポジウム

ヒトと動物の共通感染症をテーマに、2020年２月８日、東京国際フォーラムでワンヘルスに関する連携シンポジウムを開催しました。

感染症の分野において、動物からヒトへ伝播する感染症（動物由来感染症）は、ヒトにおける感染症のうち半数以上を占めると推定されています。
動物由来感染症対策には、研究機関や臨床現場の垣根を越えて、医療、獣医療分野などの関係者が分野横断的に連携する「ワンヘルス・アプローチ」の取組が重要であるとの認識が世界的に高まっています。

こうした観点から、医療、獣医療分野の専門家であるシンポジストの方々から、ダニ媒介感染症と予防対策をテーマに講演いただきました。

抄録（プログラム、略歴、講演概要）［1.1MB］
重症熱性血小板減少症候群（SFTS）の現状（医療編）　西條 政幸 先生［4.8MB］
重症熱性血小板減少症候群（SFTS）の現状（動物編）　前田 健 先生［1.4MB］ 
ダニ媒介脳炎：日本に潜在する感染のリスクと課題　好井 健太朗 先生［2.3MB］
臨床現場におけるダニ媒介感染症対策　忽那 賢志 先生［14.2MB］
SFTSウイルス感染経験後の院内感染対策　奥山 寛子 先生［1.9MB］
※ 掲載許可をいただいた講演のみ掲載しています。

• One Healthに関する連携シンポジウム－ダニ媒介感染症と予防対策－　講演：西條政幸　国立感染症研究所ウイルス第一部長
• One Health 連携シンポジウム－ダニ媒介感染症と予防対策－　講演：忽那賢志　国立国際医療研究センター 国際感染症センター 国際感染症対策室 医長
• One Health 連携シンポジウム－ダニ媒介感染症と予防対策－　講演：奥山寛子　宮崎県小動物臨床

※ 掲載許可をいただいた講演のみ掲載しています。