報道関係者 各位
令和6年7月26日(金)
照会先
健康・生活衛生局 食品監視安全課
室長 飯塚 渉
室長補佐 吉原 尚喜
(電話代表) 03(5253)1111
(内線2477、4241)
(電話直通) 03(3595)2337
小林製薬株式会社からの報告に係る不備について
記
本年4月5日までに、小林製薬株式会社から報告を受けていた、同社製の紅麹を含む食品に係る自主点検の結果について、点検対象の製造業者の製品に係る自主回収届出を受理した地方自治体から厚生労働省に照会があり、厚生労働省から小林製薬に確認を求めたところ、同社からの報告に係る不備があったことが判明しました。
この自主点検に当たっては、厚生労働省から小林製薬に対し、報告対象の基準として、「①小林製薬の3製品に使用された紅麹と同じ小林製薬社製の原材料を用いて製造され、かつ、上記3製品と同等量100 mg/1製品)以上の紅麹を1日あたりに摂取する製品」、「②過去3年間で医師からの当該製品による健康被害が1件以上報告された製品」の2つを示していましたが、小林製薬からは、報告に係る不備事案として、製造のみで販売を行っていない社(5社)を厚生労働省への報告対象から除外していたとの報告がありました。
厚生労働省としては、小林製薬からの報告を受けて、直ちに地方自治体と協力し、小林製薬から示された5社に関する安全情報(紅麹1日あたり摂取量、特定ロットの使用可能性、現在の流通状況)に関する調査を実施しており、その内容については、別紙のとおりです。
小林製薬に対しては、自主点検の結果について早急に再確認し、遅くとも7月31日までに結果を報告するよう指示しています。
なお、特定ロットの使用可能性がある2製品については、各社において服用の中止を要請するとともに、自主回収が行われているところです。
お手元に製品がある場合は、各社の回収の案内に沿ってご対応ください。
・別紙[79KB]