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令和3年度 厚生労働行政モニター会議 議事要旨
会議の概要
日時
開催方法
出席者
厚生労働省 5名
子ども家庭局家庭福祉課虐待防止対策推進室 内尾補佐、後藤係員
医薬・生活衛生局血液対策課 菅原補佐、牛坊係長
大臣官房総務課広報室 石黒補佐
議題
2.献血
議事要旨
1.ヤングケアラー
(厚生労働省から、ヤングケアラーの実態に関する調査研究結果や、支援に関する取り組みについて説明。)
【モニターから出た主な意見】
・ヤングケアラーという言葉の認知度を上げていく取り組みは重要だと思うが、それとともにヤングケアラーが助けを求めたいときにどこに相談に行ったらいいのかを周知するための取り組みも必要だと思う。
・インターネット環境を持っていない家庭のケアラーに届くようなアイデアも採り入れてもらえたらと思う。
・私は一人親なのでワンオペで育児をしている状態であり、簡単な家事を子どもにお願いしていたり、3人いる子どものうち1人が難病のため、私が面倒を見切れないときは他の兄弟に面倒を見てもらったりしている。どこまでが「子どものお手伝い」で、どこから「ヤングケアラー」なのか、線引きは各家庭の価値観で違ってくると思うが、うちのケースはヤングケアラーに当てはまるのかも知れないと初めて気がついた。
・ホームページに載せるなど受け身の取り組みではなく、ニュースメディアなどに売り込むとか、SNS発信など、積極的な取り組みをやってみたらよいのではないかと思う。
・子どもに対する周知についても、高校・大学生に対するものと、小学生に対するものでは広報のやり方を分けて考えるべきではないかということ、子どもだけではなく、大人に対して「ここまでのことを子どもにさせていたら問題なので、こういう支援がありますよ」ということを広報することが必要なのではないかと思う。
・対象によって広報の仕方を分けることが必要だと思った。特に小学生は自分から発信するということが難しいので、学校と連携することが考えられないか。アンケートなどで家庭の状況を把握する、先生方に子どもの様子を聞くなど、うまく学校と連携した取り組みができたらいいと思う。
・対象によって広報の仕方を変えることについては私も大賛成で、展開の仕方として、例えばブログにイラストを載せるといった形で、視覚的に説明してあったら小さな子どもにも分かりやすく、相談してみようかなという気持ちにもなると思う。文字ばかりだと大人でもなかなか読む気にならない。
2.献血
【モニターから出た主な意見】
・字が多いので若い方に読んでいただけるか疑問がある。献血することで自分にとってどんなメリット・恩恵があるかを伝えられたらよいと思う。
・パンフレットを見たときに、全体的に地味な印象を受ける。有名人に登場していただいてアピールしていただくことを考えたらよいのではないか。
・「献血ってどれだけ足りないんだろう」ということをアピールされたらよいと思った。それから、何歳からできるかということは書いてあるが、何歳までできるかということも知りたいと思った。今は(全血献血に対して)成分献血というものがあるということだが、普通の献血とどう違うのか。高校3年生を対象にしているのであれば、学校でもできるということは言えないのか。
・自分自身は輸血で助けていただいた経験があるので、献血については本当に必要なものだと思っているが、献血については未だに古いイメージ(献血バスでないとできないとか)のままなので、献血は安全・安心ですといったことや、カフェのようなおしゃれな献血ルームなど、もう少し体験談や、メリットの部分をアピールすれば、若い人はちょっとしたきっかけでやってみようという気持ちになると思う。