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健康保険証の新規発行は12月1日まで 疑問や不安を解消してマイナ保険証を使ってみよう!
12月2日から現行の健康保険証は新たに発行されなくなり、マイナンバーカードを健康保険証として利用すること(マイナ保険証)を基本とする仕組みに移行します。
12月を目前とする今、マイナ保険証の利用について寄せられる疑問や不安の声に応えます。
北條俊一
保険局 医療介護連携政策課 係長
※10月24日から実施した新聞広告
マイナ保険証に関する5つのQ&A
Q マイナ保険証への移行で、12月2日からどのように変わるのでしょうか?
A 12月2日から現行の健康保険証は新たに発行されなくなり、マイナ保険証を基本とする仕組みに移行しますが、国民の皆さまがこれまでどおり保険診療を受けていただけることには変わりありません。ご安心ください。
現行の健康保険証は、有効期限まで最大1年間、利用できますし、まだマイナ保険証をお持ちでない方には、申請不要で資格確認書をお届けします。
また、来年7月までに新たに後期高齢者になった方には、マイナ保険証をお持ちの方も含めて全員に資格確認書をお届けします。
さらに、ご高齢の方や障害をお持ちの方など、マイナ保険証での受診が困難な方には、保険者に申請いただくことで、資格確認書をお届けします。
Q 医療機関などでマイナ保険証が「使えなかった場合」は10割負担?
A マイナ保険証が何かの事情で使えなかった場合でも、医療費が10割負担になることはありません。マイナポータルの資格情報画面や保存したPDFをマイナンバーカードとあわせて提示することや、該当の医療機関・薬局での過去の受診歴による確認などによって、適切な自己負担割合(3割等)のもと保険診療を受けていただくことができます。
Q マイナンバーカードの健康保険証利用登録の有無は自分で確認できますか?またどうすれば利用登録できますか?
A マイナ保険証の利用登録は、マイナポータルのログイン後のトップ画面で確認できます。マイナポータルにログインし、ホームの「登録状況の確認」欄の「確認」ボタンを押し、「健康保険証」の設定を確認します。登録が完了していれば「登録済」と表示され、登録が完了していない場合は「登録状況が確認できませんでした」と表示されます。
登録が完了していない場合も、そのままマイナポータルで利用登録が可能です。ほかにも、医療機関や薬局の受付にある顔認証付きカードリーダーやセブン銀行のATMでも利用登録を行うことができます。
Q マイナンバーカードの安全性は?
A マイナンバーカードは顔写真付きのため、第三者が容易になりすまし、悪用することは困難です。
また、マイナンバーカードのICチップには、税や年金などのプライバシー性の高い個人情報は記録されていません。
紛失・盗難の場合にも、マイナンバー総合フリーダイヤル:0120-95-0178に連絡いただくことで、24時間365日いつでもマイナンバーカードの一時利用停止ができますし、不正に情報を読み出そうとするとICチップが壊れる仕組みになっています。
そのため、日頃から安心してマイナンバーカードを持ち歩いて、マイナ保険証としてご利用ください。
Q 昨年春に報道されたマイナ保険証の別人への紐付けが新たに生じないような対策は取っていますか?
A 今年4月までに、すべての登録済みデータ(1.6億件)について、住民基本台帳の情報との照合を行い、不一致があったものについて、保険者などによる必要な確認作業を行いました。また、新規の紐付け誤りを防止するため、今年5月から、新規加入者の登録データについて、住民基本台帳の情報との照合を行うチェックシステムの仕組みを導入しました。
これらの取組によって、国民の皆さまに安心してマイナ保険証をご利用いただける環境が整ったと考えています。
日頃から、ぜひマイナ保険証をご利用ください。
出典: 広報誌『厚生労働』2024年11月号 発行・発売: (株)日本医療企画(外部サイト) 編集協力 : 厚生労働省 |