吉田経済産業大臣政務官がメキシコ合衆国、ペルー共和国に出張しました

2024年8月19日

吉田経済産業大臣政務官は、8月13日（火曜日）から8月16日（金曜日）にかけて、メキシコ合衆国及びペルー共和国を訪問しました。ペルーではAPEC（アジア太平洋経済協力）エネルギー大臣会合へ出席し、参加閣僚等と意見交換するとともに、メキシコでは現地進出日系企業関係者等と意見交換を行いました。

ペルー共和国出張

日程：令和6年8月15日（木曜日）、16日（金曜日）
参加国等：APECメンバーエコノミー（国・地域）

APECエネルギー大臣会合では、（1）APEC地域のエネルギー移行の促進、（2）水素開発のための水素政策ガイダンス、（3）エネルギーアクセスの重要性の3点を中心に議論がなされました。
吉田経済産業大臣政務官は、各エコノミーの事情に応じた多様な道筋によるエネルギー移行及びイノベーション促進が重要であること等について発言しました。
また、日本のネットゼロ実現に向けた最近の取組として、水素素社会推進法や二酸化炭素の貯留事業に関する法律等による取組を紹介し、我が国の技術・知見等を共有しながらAPEC地域における水素の供給・利用促進等に貢献していく旨発言しました。その後、APEC水素開発のための水素政策ガイダンスが報告され、出席エコノミーより支持されました。
会議終了後、共同声明が発出されました。

APECエネルギー大臣会合の機会を捉えて、吉田経済産業大臣政務官は、マレーシアのファディラ副首相、ベトナムのグエン商工省副大臣、ペルーのムーチョエネルギー鉱業大臣、カナダのロジエ天然資源省次官補、シンガポールのロー文化・地域・青年省大臣との間で、意見交換を行いました。

8月15日（木曜日）、マレーシアのファディラ副首相と会談し、日本が主導するアジアゼロエミッション共同体（AZEC）での連携強化、CCSや水素分野における二国間エネルギー協力について意見交換しました。

8月15日（木曜日）、ベトナムのグエン商工省副大臣と会談し、日本が主導するアジアゼロエミッション共同体（AZEC）での連携強化や、エネルギー移行分野での二国間協力を進めていく方針で一致しました。

8月16日（金曜日）、ペルーのムーチョエネルギー鉱業大臣と会談し、今次エネルギー大臣会合を議長として主導し、9年ぶりにエネルギー大臣会合共同声明が採択できたことに感謝を述べるとともに、エネルギー移行分野での協力や鉱業分野での対話などを進めていく方針で一致しました。

8月16日（金曜日）、カナダのロジエ天然資源省次官補と会談し、政策対話の推進、水素アンモニア、LNG、CCUS、重要鉱物、原子力など各種エネルギー分野での二国間協力につき意見交換を行いました。

8月16日（金曜日）、シンガポールのロー文化・地域・青年省大臣と立ち話を行い、APECにおけるエネルギー分野での協力の重要性などについて意見交換を行いました。

日程：令和6年8月13日（火曜日）、14日（水曜日）メキシコ日本商工会議所及び現地進出日系企業関係者との間で、今後の日メキシコ経済関係強化に向けた期待やメキシコにおけるビジネス環境の課題等について意見交換しました。また、日墨協会関係者と面談し、二国間の関係強化に向けて意見交換しました。