エコ住宅部会

「エコ住宅部会」って??

復興住宅をはじめ、今後建設される住宅やリフォームする住宅について、環境保全の立場から県産材を使用した木造住宅の普及ならびに環境配慮型の仕様、またライフラインが途絶えたときのエネルギー確保の視点を取り入れた住宅の建設を促進するために活動します。この仕様・理念を、小型模型やパネル・冊子にし、展示・配布活動することで、分かりやすい告知活動を進めます。 また戸別の住宅にとどまらず、地域単位で効率の良いエネルギーシステムの調査活動も進めます。

具体的にどんなことをしているの??

1.例会の開催

年3~4回程度、定期的に例会を開催し、学習会も交えながらメンバー間の情報交換と部会活動の方針や方法を検討します。建築関係者やエネルギーに詳しい有識者を中心に、環境保全の立場から県産材を使用した木造住宅の普及ならびに環境配慮型の仕様、またライフラインが途絶えたときのエネルギー確保の視点を取り入れた住宅の建設を促進するための活動を考えています。

2.セミナー・見学会の開催

県産材を使用した木造住宅の普及ならびに省エネルギー・環境配慮型で、災害時のエネルギー確保の視点を取り入れた住宅の建設を促進するため、専門家・有識者にを講師に招いてセミナー・見学会を行っています。

3.推奨モデルの模型・パネル掲示、小冊子の配布・告知活動

自宅を建設・リフォームする人に対し、災害時のエネルギー確保や再生可能エネルギー等の視点、県産材を使用した木造住宅の建設の意義、ならびに環境配慮型住宅の良さをわかりやすくまとめた小冊子の配布・説明をし、建設の際に参考にしてもらいます。

小冊子「杜に住まうエコな家。~宮城県産材を使った木造住宅のススメ~」

宮城の自然がはぐくんだ木材や地球環境に配慮した住宅を増やしたいと思い作成しました。これから住宅を建てる方にぜひ読んでいただきたいです!

①森林は成長過程で二酸化炭素を光合成により吸収し、幹や枝などに炭素として貯蔵し、地球温暖化防止の大きな力となります。木材として需要が高まれば森林の整備が進み、森林の機能である洪水・渇水の防止、水源の確保、野生生物の住処の確保などにつながります。宮城県産材を積極的に使いましょう。

②最新の省エネ設備・機器や再生可能エネルギーなどを導入し、化石燃料によるエネルギー消費量を減らす工夫をしましょう。

③ガスボンベやLPG燃料電池など緊急時や災害時のエネルギーの確保を事前に行い、備えましょう。

④太陽光や風力、木質バイオマス(薪ストーブ、ペレットストーブなど)などを備え、ライフラインが途絶えても電源や熱源として活用しましょう。

  • 作成:公益財団法人 みやぎ・環境とくらし・ネットワーク(MELON)MELON版復興住宅検討委員会
  • 発行日:2014年3月7日
  • 作成支援:宮城県建築住宅センター「平成25年度災害復興活動支援事業」

※無料配布しております。ご希望の方はMELON事務局までお問い合わせください。
全ページのダウンロードはこちら

4.情報の開示

「県産材を使用した環境に優しい住宅」の情報や見学会・セミナーなどの開催情報をWEBサイトなどで告知します。

5.地域のエネルギー効率を高めるための調査・研究

地域のエネルギー効率を高めるために、効率の良いエネルギーシステム(スマートグリット)の調査・研究を行います。

6.行政との連携

みやぎ復興住宅整備推進会議の構成員として、行政や関係団体との連携の可能性を追求します。

7.他団体との連携

同じ目的を持った団体・企業・行政・有識者などとの協働によって、県産材を使用した地球環境に優しい住宅の普及に努めます。そのための調査・研究・実験・検証・広報活動を行います。

これまでの活動報告

過去の活動についてはこちら(旧サイトをご参照ください。)
https://www.melon.or.jp/contents/3.11/house.html