サステナブルファイナンス
サステナビリティボンドの発行
明治ホールディングス(株)は、国内市場において公募形式によるサステナビリティボンド※1(第10回無担保社債)を2021年4月に発行しました。
当社は、グループ理念に掲げる「食と健康」のプロフェッショナルとして、事業活動やサステナビリティ活動を通じ、世界の人々が笑顔で健康な毎日を過ごせる未来社会の実現を目指して、新たな価値創造に取り組んでいます。また「明治グループ2026ビジョン」において掲げた重点方針の一つである「社会課題への貢献」を実現するための具体策として「明治グループサステナビリティ2026ビジョン」を策定し、様々な取り組みを進めています。
さらに2020年12月には、2050年に向けた長期環境ビジョン「Meiji Green Engagement for 2050」を策定しました。「気候変動」「水資源」「資源循環」「汚染防止」の4つの活動ドメインにおいて、さまざまなステークホルダーと連携しながら、社員が自発的に活動し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
これらビジョンの実現に向けた活動に必要な資金について、2021年1月に策定したフレームワークに基づき、サステナブルファイナンスを積極的に活用し社会課題解決への貢献を一層進めてまいります。
明治グループサステナビリティ2026ビジョンについて詳しくはこちら 明治グループ長期環境ビジョン・環境マネジメントについて詳しくはこちら名称 | 明治ホールディングス株式会社第10回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(サステナビリティボンド) |
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発行年限 | 5年 |
発行額 | 100億円 |
利率 | 0.05% |
発行日 | 2021年4月23日(金) |
資金使途 |
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取得格付 | AA-(日本格付研究所) |
主幹事証券会社 | みずほ証券株式会社、大和証券株式会社 |
ストラクチャリング・エージェント※2 | みずほ証券株式会社 |
フレームワークと適格性に関する第三者評価
当社は、サステナビリティボンドの発行に先立ち、サステナブルファイナンスの実行に向けたフレームワークを策定しました。また、策定にあたっては、第三者機関である日本格付研究所(JCR)から「サステナビリティファイナンス・フレームワーク評価」において最上位である「SU1(F)」の評価を取得しました。
サステナビリティボンド レポーティング
調達資金の全額が適格プロジェクトに充当されるまでの期間、資金充当状況レポーティングおよびインパクト・レポーティングを年次で開示します。
テーマ | 適格プロジェクト | 充当金額 (億円) |
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持続可能な調達活動 | 明治サステナブルカカオ豆調達 | 14.7 |
環境との調和 | 国内および海外における工場の省エネ化・創エネ化(※) | 3.6 |
国内および海外における水資源の確保・保護 | 7.5 | |
環境に配慮した商品パッケージ(プラスチック・紙)への転換 | 4.3 | |
こころとからだの健康に貢献 | 乳幼児栄養への取り組みに係る設備投資・研究開発等(一般粉ミルクおよび特殊ミルク) | 22.9 |
感染症対策に係る研究開発および設備投資 | 4.3 | |
合計 | 57.3 |
テーマ | 適格プロジェクト | 充当金額 (億円) |
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持続可能な調達活動 | 明治サステナブルカカオ豆調達 | 14.2 |
環境との調和 | 国内および海外における工場の省エネ化・創エネ化(※) | 9.8 |
国内および海外における水資源の確保・保護 | 0.7 | |
環境に配慮した商品パッケージ(プラスチック・紙)への転換 | 4.6 | |
こころとからだの健康に貢献 | 乳幼児栄養への取り組みに係る設備投資・研究開発等(一般粉ミルクおよび特殊ミルク) | 27.2 |
感染症対策に係る研究開発および設備投資 | 0.3 | |
合計 | 56.8 |
適格プロジェクト | インパクト・レポーティング | |||||
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アウトプット (プロジェクトの進捗・結果) |
アウトカム (課題解決に伴う効果) |
インパクト (アウトカムから発現する効果) |
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2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | ||||
明治サステナブルカカオ豆調達 |
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42% | 62% | 62% |
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国内および海外における工場の省エネ化・創エネ化 |
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1,329t-CO2 | 3,709t-CO2 (2021-2022年度実績) |
7,625t-CO2 (2021-2023年度実績) |
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1,669t-CO2 | 2,358t-CO2 (2021-2022年度実績) |
3,014t-CO2 (2021-2023年度実績) |
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446台 | 565台 (2021-2022年度実績) |
717台※ (2021-2023年度実績) |
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国内および海外における水資源の確保・保護 |
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8.4% (2017年度比) |
13.3% (2022年度実績) |
15.7% (2023年度実績) |
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環境に配慮した商品パッケージ(プラスチック・紙)への転換 |
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13% (2020年度実績) |
16% (2021年度実績) |
18.3% (2022年度実績) |
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乳幼児栄養への取り組みに係る設備投資・研究開発等(一般粉ミルクおよび特殊ミルク) |
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13億円 | 23.6億円 | 8.5億円※1 | |||
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9.9億円 | 3.6億円 | 2.6億円※1 | |||
感染症対策に係る研究開発および設備投資 |
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第Ⅰ相試験中(海外) | 第Ⅱ相臨床試験準備中 | 第Ⅱ相臨床試験準備中 |
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このレポーティングが当社のサステナビリティファイナンス・フレームワークに適合しているかを評価するためのレビューを、日本格付研究所(JCR)より取得しています。