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包丁の基礎知識

名博メーハクのオリジナル包丁「伊勢国村正」
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包丁には、「三徳包丁」、「牛刀」、「洋出刃包丁」など、様々な種類があります。名古屋刀剣博物館・名古屋刀剣ワールド(名博メーハク)のオンラインショップ「名古屋刀剣ワールド オンラインミュージアムショップ」では、オリジナル包丁「伊勢国村正」(いせのくにむらまさ/いせこくむらまさ)を購入することができます。耐久力、切れ味、使いやすさは、まさに小型の日本刀。名古屋刀剣ワールド オンラインミュージアムショップで購入できるオリジナル包丁の伊勢国村正と、伊勢国村正の名称由来となった刀工「村正」(むらまさ)についてご紹介します。
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ネット通販サイトでは、博物館内のミュージアムショップで取り扱う包丁が購入できます。

刀剣ワールド財団の商標「伊勢国村正」

「伊勢国村正」の商標登録証

「伊勢国村正」の商標登録証

「伊勢国村正」(いせのくにむらまさ/いせこくむらまさ)は、「東建コーポレーション株式会社」(愛知県名古屋市)の登録商標です。

名称は、伊勢国桑名(現在の三重県桑名市)で活躍した刀工村正」(むらまさ)の切れ味抜群であったことに由来しています。

名古屋刀剣ワールド オンラインミュージアムショップ」では、伊勢国村正の刻印が施されたオリジナル包丁を販売。

「三徳包丁」や「牛刀」、「洋出刃包丁」、「ペティナイフ」など、用途に合わせてお選びいただけます。

名古屋刀剣ワールド オンラインミュージアムショップでしか買えないオリジナル包丁

伊勢国村正/三徳包丁/180mm

三徳包丁とは、肉、魚、野菜の「3つの用途」(3徳)に対応した包丁のこと。一般に「包丁」と言えば三徳包丁を指します。

伊勢国村正/三徳包丁/180mm
伊勢国村正/三徳包丁/180mm

伊勢国村正の刻印が入れられた本製品は、切れ味の持続性や研ぎやすさに優れた包丁です。どのような食材でも、力を入れずにスパッと切ることができるため、料理の時間を楽しくさせます。

刃の材質は、モリブデンとバナジウムの入ったハイカーボンの高級ステンレス(13クローム)「モリブデン鋼」。モリブデン鋼は、通常のステンレスよりも丈夫で切れ味が持続しやすいのが特徴。柄は、水が染み込みにくくなっているため、汚れや雑菌がたまりにくいです。

伊勢国村正/牛刀/180mm

牛刀とは、西洋包丁のこと。塊の肉を小さく切るのに向いた包丁で、三徳包丁より刃が長く、幅が狭いのが特徴です。また、肉以外にも野菜を細かく切ることができるため、「万能包丁」という別名でも知られています。

伊勢国村正/牛刀/180mm
伊勢国村正/牛刀/180mm

伊勢国村正の刻印が入れられた本製品は、名博メーハクオリジナル包丁。プロも愛用する切れ味が自慢で、こまめに研ぎ石を使ってメンテナンスをすれば半永久的に切れ味が保てます。刃が食材に滑らかに入るため、食材の繊維細胞を壊すことなく切ることが可能。プロからも高い評価を得る本製品は、家庭用、または贈答用などにもおすすめです。

伊勢国村正/洋出刃包丁/165mm

洋出刃包丁とは、西洋で出刃包丁の代わりの用途で使われる包丁のこと。その形状は牛刀とほとんど同じですが、牛刀と異なり厚みがあるのが特徴です。包丁に負荷がかかる硬い食材をはじめ、様々な食材の下処理に使用することができます。

伊勢国村正/洋出刃包丁/165mm
伊勢国村正/洋出刃包丁/165mm

伊勢国村正の刻印が入れられた本製品は、プロや業務用包丁を製造している専門メーカー品。切れ味が冴え、錆びにくいのが特徴。刃の材質は、モリブデンとバナジウムの入ったハイカーボンの高級ステンレス(13クローム)モリブデン鋼。ハイレベルの技術を駆使した理想の洋出刃包丁です。

伊勢国村正/ペティナイフ/120mm

ペティナイフとは、刃渡りが9~15cmほどの小型洋包丁のこと。一般的な「果物ナイフ」のように野菜や果物の皮を剥いたり、フルーツを切ったり、小回りの利く包丁として活躍します。

伊勢国村正/ペティナイフ/120mm
伊勢国村正/ペティナイフ/120mm

伊勢国村正の刻印が入れられた本製品は、鋭い切れ味を誇る万能ペティナイフ。プチトマトのような丸くて小さな食材でも、すいすいと切ることができます。手が小さい方でも使いやすいため、贈答用にも最適です。

伊勢国桑名の刀工「村正」

国内外で抜群の知名度を誇る刀工

村正は、伊勢国桑名で活躍した刀工です。

初代は「千子村正」(せんごむらまさ)と言い、切れ味に優れた実戦用の刀剣を多く作刀しました。

村正の日本刀は、2代目関白「豊臣秀次」、江戸幕府初代将軍「徳川家康」、初代内閣総理大臣「伊藤博文」など、歴史的にも有名な人物から愛されたことで知られています。そして、村正の知名度が広まった一番の理由として挙げられるのは、徳川将軍家に災いをもたらしたという「妖刀村正伝説」です。

妖刀村正伝説は、徳川家康自身や、徳川将軍家で起きた事件、事故に村正の刀剣が関与していたという逸話がもととなっています。後世には、「所有者やその周辺に災いをもたらし、人を斬るまで災いは終わらない」などの尾ひれが付いて、さらに広く知られるようになりました。

徳川家に仕える家臣のなかには、将軍家に遠慮して(なかご:刀身のなかでもに収める部位)に切られた村正のを意図的に消したり、刀剣そのものを破棄したりする者もいたと言われています。

しかし、実際には徳川将軍家が村正を忌避していたという事実はありません。村正がかかわったと言われる事件や事故を記した書物は、その多くが偽書や創作物です。また、徳川家康は子孫のために村正の刀剣を遺していることが確認されているため、「将軍家から忌避された妖刀」と言うには、根拠があまりに薄いと言えます。

なお、村正は妖刀と呼ばれる以前から、偽物が多く出回るほど高い人気がありました。村正の作は、実用刀であるため本来は美術的な価値は高くないと言われていますが、現代でも村正の愛刀家は世界中に存在します。

様々な刃物製品を扱う刃物商「株式会社井戸正」

刃物の名産地・岐阜県関市の刃物商

株式会社井戸正」(かぶしきがいしゃいどしょう)は、1940年(昭和15年)に創業された、家庭用包丁や各種ポケットナイフ、事務用はさみ、爪切りなど、様々な刃物関連の日用品を取り扱う老舗の刃物商。

なかでも包丁は切れ味、デザイン、機能性に優れ、プロからも愛用されています。過去には刃物の街として知られるドイツ・ゾーリンゲンへ渡り、刃物市場を視察。刃物業界では初めて、ゾーリンゲンの刃物を日本へ直輸入し、国内における刃物製品の発展・普及に貢献しました。

日本刀や武将関連のグッズなら「名古屋刀剣ワールド オンラインミュージアムショップ」

名古屋刀剣ワールド オンラインミュージアムショップではこの他にも、実用向きの品物からジョークグッズまで、購買意欲をくすぐる刀剣や武将関連のオリジナル商品を多数販売。

自分用、お土産用、贈答用など、様々な場面に対応した最適なひと品が見つかります。

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