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殺虫剤

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トレボン乳剤

トレボン乳剤

特長

●水稲、野菜、樹木類など幅広い作物で使用できます。 ●チョウ目幼虫、コナジラミ、アブラムシなどのカメムシ目、コウチュウ目など、様々な害虫に効果があります。

※基本情報は横にスクロールすることができます。

有効成分
  • エトフェンプロックス(化管法第1種)・・・20.0%
その他化管法該当成分
  • キシレン(化管法第1種) ・・・33% エチルベンゼン(化管法第1種)・・・45%
性状
  • 淡黄色澄明可乳化油状液体
毒性
  • 普通物※
有効年限
  • 5年
危険物
  • 第4類第2石油類 非水溶性液体
包装
  • 100ml×60、500ml×20

※普通物:「毒物及び劇物取締法」(厚生労働省)に基づく、特定毒物、毒物、劇物の指定を受けない物質を示す。

適用表

※適用表の中でスクロールすることができます。

※印刷は適用表PDF又は製品要覧からお願いします。

2024年04月24日現在の内容です。

作物名 適用場所 適用病害虫名 希釈倍数 使用液量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 エトフェンプロックスを含む農薬の総使用回数
- コブノメイガ 1000倍 60~150㍑/10a 収穫14日前まで 3回以内 散布 3回以内
ツマグロヨコバイ
ウンカ類
イネドロオイムシ
イナゴ類
1000~2000倍
カメムシ類
イネミズゾウムシ
2000倍
ウンカ類 300~600倍 25㍑/10a
ツマグロヨコバイ
イネミズゾウムシ
イネドロオイムシ
300倍
カメムシ類 600倍
麦類 - ヒメトビウンカ
アブラムシ類
2000倍 60~150㍑/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 2回以内
きび - アカスジカスミカメ 1000倍 100~300㍑/10a 収穫14日前まで 3回以内 散布 3回以内
あわ - アワヨトウ
アワノメイガ
1000倍 100~300㍑/10a 収穫14日前まで 3回以内 散布 3回以内
とうもろこし - アワノメイガ
アワヨトウ
ツマジロクサヨトウ
1000倍 100~300㍑/10a 収穫7日前まで 4回以内 散布 4回以内
飼料用とうもろこし(子実) - アワノメイガ
アワヨトウ
ツマジロクサヨトウ
1000倍 100~300㍑/10a 収穫7日前まで 4回以内 散布 4回以内
かんきつ - コアオハナムグリ
ケシキスイ類
1000倍 200~700㍑/10a 収穫前日まで 3回以内 散布 3回以内
ミカンハモグリガ 1000~2000倍
チャノキイロアザミウマ 2000倍
マンゴー - チャノキイロアザミウマ 1000倍 200~700㍑/10a 収穫7日前まで 3回以内 散布 3回以内
ブロッコリー - アオムシ 1000~2000倍 100~300㍑/10a 収穫前日まで 3回以内 散布 3回以内
キャベツ - アオムシ
コナガ
ヨトウムシ
アブラムシ類
1000~2000倍 100~300㍑/10a 収穫3日前まで 3回以内 散布 3回以内
はくさい - アオムシ
コナガ
ヨトウムシ
アブラムシ類
1000~2000倍 100~300㍑/10a 収穫7日前まで 3回以内 散布 3回以内
だいこん - アオムシ
コナガ
ヨトウムシ
アブラムシ類
1000~2000倍 100~300㍑/10a 収穫21日前まで 3回以内 散布 3回以内
ねぎ - シロイチモジヨトウ 1000倍 100~300㍑/10a 収穫21日前まで 2回以内 散布 2回以内
レタス - アブラムシ類 1000倍 100~300㍑/10a 収穫14日前まで 3回以内 散布 3回以内
すいか - アブラムシ類
コナジラミ類
ハスモンヨトウ
ヨトウムシ
1000倍 100~300㍑/10a 収穫3日前まで 3回以内 散布 3回以内
きゅうり - アブラムシ類
コナジラミ類
1000倍 100~300㍑/10a 収穫前日まで 3回以内 散布 3回以内
メロン - アブラムシ類
コナジラミ類
1000倍 100~300㍑/10a 収穫3日前まで 4回以内 散布 4回以内
にがうり - アブラムシ類
コナジラミ類
ヨトウムシ類
カメムシ類
ウリノメイガ
1000倍 100~300㍑/10a 収穫前日まで 3回以内 散布 3回以内
かぼちゃ - コナジラミ類
ウリハムシ
1000倍 100~300㍑/10a 収穫前日まで 3回以内 散布 3回以内
なす - アブラムシ類 1000~2000倍 100~300㍑/10a 収穫前日まで 3回以内 散布 3回以内
コナジラミ類 1000倍
トマト - コナジラミ類 1000倍 100~300㍑/10a 収穫前日まで 2回以内 散布 2回以内
ピーマン - アブラムシ類 1000倍 100~300㍑/10a 収穫前日まで 3回以内 散布 3回以内
オクラ - アブラムシ類
カメムシ類
1000倍 100~300㍑/10a 収穫前日まで 3回以内 散布 3回以内
さやえんどう - シロイチモジヨトウ
ヨトウムシ
ウラナミシジミ
1000倍 100~300㍑/10a 収穫前日まで 2回以内 散布 2回以内
実えんどう - シロイチモジヨトウ
ヨトウムシ
ウラナミシジミ
1000倍 100~300㍑/10a 収穫前日まで 2回以内 散布 2回以内
さやいんげん - ワタアブラムシ
ウラナミシジミ
マメノメイガ
1000倍 100~300㍑/10a 収穫前日まで 2回以内 散布 2回以内
えだまめ - マメシンクイガ
シロイチモジマダラメイガ
ダイズサヤタマバエ
カメムシ類
フタスジヒメハムシ
ウコンノメイガ
ツメクサガ
1000倍 100~300㍑/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 2回以内
ハスモンヨトウ 1000~2000倍
未成熟ささげ - アブラムシ類 1000倍 100~300㍑/10a 収穫前日まで 2回以内 散布 2回以内
ばれいしょ - アブラムシ類 1000倍 100~300㍑/10a 収穫7日前まで 3回以内 散布 3回以内
かんしょ - ナカジロシタバ
アブラムシ類
ハスモンヨトウ
1000倍 100~300㍑/10a 収穫7日前まで 3回以内 散布 3回以内
さといも - ハスモンヨトウ 1000倍 100~300㍑/10a 収穫14日前まで 3回以内 散布 3回以内
さといも(葉柄) - ハスモンヨトウ 1000倍 100~300㍑/10a 収穫7日前まで 3回以内 散布 3回以内
やまのいも - アブラムシ類
ヤマノイモコガ
ハスモンヨトウ
1000倍 100~300㍑/10a 収穫14日前まで 3回以内 散布 3回以内
やまのいも(むかご) - アブラムシ類
ヤマノイモコガ
ハスモンヨトウ
1000倍 100~300㍑/10a 収穫14日前まで 3回以内 散布 3回以内
豆類(種実、ただし、だいず、あずきを除く) - マメシンクイガ
アブラムシ類
シロイチモジマダラメイガ
ダイズサヤタマバエ
カメムシ類
フタスジヒメハムシ
ハスモンヨトウ
ウラナミシジミ
アズキノメイガ
1000倍 100~300㍑/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 2回以内
だいず - マメシンクイガ
アブラムシ類
シロイチモジマダラメイガ
ダイズサヤタマバエ
カメムシ類
フタスジヒメハムシ
ハスモンヨトウ
ウラナミシジミ
アズキノメイガ
ウコンノメイガ
ツメクサガ
1000倍 100~300㍑/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 2回以内
あずき - マメシンクイガ
アブラムシ類
シロイチモジマダラメイガ
ダイズサヤタマバエ
カメムシ類
フタスジヒメハムシ
ハスモンヨトウ
ウラナミシジミ
ノメイガ類
1000倍 100~300㍑/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 2回以内
ほうきぎ - ホウキギツツミノガ 1000倍 100~300㍑/10a 収穫30日前まで 2回以内 散布 2回以内
しょうが - ハスモンヨトウ 1000倍 100~300㍑/10a 収穫7日前まで 3回以内 散布 3回以内
葉しょうが - ハスモンヨトウ 1000倍 100~300㍑/10a 収穫7日前まで 3回以内 散布 3回以内
てんさい - ヨトウムシ 1000~2000倍 100~300㍑/10a 収穫14日前まで 3回以内 散布 3回以内
せんきゅう - ウリハムシモドキ 1000倍 100~300㍑/10a 収穫14日前まで 3回以内 散布 3回以内
モロヘイヤ - アザミウマ類 1000倍 100~300㍑/10a 収穫14日前まで 1回 散布 1回
あしたば - アブラムシ類 2000倍 100~300㍑/10a 収穫14日前まで 3回以内 散布 3回以内
ふき - コナジラミ類
フキノメイガ
ヨトウムシ
1000倍 100~300㍑/10a 収穫14日前まで 3回以内 散布 3回以内
うど - アブラムシ類 1000倍 100~300㍑/10a 根株養成期 但し、収穫45日前まで 2回以内 散布 2回以内
みつば - アブラムシ類 1000倍 100~300㍑/10a 収穫21日前まで 但し、伏せ込み栽培は伏せ込み前まで 2回以内 散布 2回以内
食用ぎく - アブラムシ類 2000倍 100~300㍑/10a 収穫3日前まで 2回以内 散布 2回以内
じゅんさい じゅんさい田 マダラミズメイガ
ジュンサイハムシ
1000倍 100~150㍑/10a 収穫前日まで 2回以内 散布 2回以内
せり 水田 アブラムシ類 1000倍 100~150㍑/10a 収穫30日前まで 2回以内 散布 2回以内
せり(水耕栽培) ガラス室等の施設 アブラムシ類 1000倍 100~150㍑/10a 収穫30日前まで 2回以内 散布 2回以内
みずいも 水田 オキナワイナゴモドキ 1000倍 100~150㍑/10a 収穫14日前まで 3回以内 散布 3回以内
- チャノホソガ
チャノミドリヒメヨコバイ
チャノキイロアザミウマ
2000倍 200~400㍑/10a 摘採21日前まで 2回以内 散布 2回以内
たばこ - タバコガ
ヨトウムシ
2000倍 25~180㍑/10a 収穫10日前まで 2回以内 散布 2回以内
アブラムシ類
タバコノミハムシ
1000~2000倍
おうぎ - ウリハムシモドキ 1000倍 100~300㍑/10a 収穫45日前まで 4回以内(1年間に2回以内) 散布 4回以内(1年間に2回以内)
とうき - キアゲハ 1000倍 100~300㍑/10a 幼虫発生期 6回以内 散布 6回以内
採種用とうき - キアゲハ 1000倍 100~300㍑/10a 幼虫発生期 12回以内(1年間に6回以内) 散布 12回以内(1年間に6回以内)
樹木類(つつじ類、ポインセチア、ソテツを除く) - ケムシ類
シャクトリムシ類
4000倍 100~700㍑/10a 幼虫発生期 6回以内 散布 6回以内
オビカレハ 2000倍
つつじ類 - ケムシ類
シャクトリムシ類
4000倍 100~700㍑/10a 幼虫発生期 6回以内 散布 6回以内
オビカレハ 2000倍
ツツジグンバイ -
ポインセチア - ケムシ類
シャクトリムシ類
4000倍 100~700㍑/10a 幼虫発生期 6回以内 散布 6回以内
オビカレハ 2000倍
コナジラミ類 1000倍 -
ソテツ - ケムシ類
シャクトリムシ類
4000倍 100~700㍑/10a 幼虫発生期 6回以内 散布 6回以内
オビカレハ 2000倍
クロマダラソテツシジミ 2000~4000倍
宿根かすみそう - シロイチモジヨトウ 1000倍 100~300㍑/10a - 6回以内 散布 6回以内
ヨトウムシ 2000倍
りんどう - ヒラズハナアザミウマ 2000倍 100~300㍑/10a - 6回以内 散布 6回以内
きく - アブラムシ類 2000倍 100~300㍑/10a 発生初期 6回以内 散布 6回以内
カーネーション - アブラムシ類 2000倍 100~300㍑/10a 発生初期 6回以内 散布 6回以内
ゆり - アブラムシ類 2000倍 100~300㍑/10a - 6回以内 散布 6回以内
トルコギキョウ - ハスモンヨトウ 1000倍 100~300㍑/10a - 6回以内 散布 6回以内
水田作物、畑作物(休耕田) ヨシ、オギ、ススキ、セイタカアワダチソウ等の多年生雑草が優占している休耕田 カメムシ類 2000倍 60~150㍑/10a - 3回以内 散布 3回以内

は有効成分を含む農薬の総使用回数を示すものです。

使用上の注意事項

(1)使用量に合わせ薬液を調製し、使いきること。 (2)蚕に対して長期間毒性があるので、近くに桑園がある場合には絶対に桑葉にかからないようにすること。 (3)散布器具、作業衣等は桑用と必ず区別すること。 (4)ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意すること。 1)ミツバチ等の巣箱及びその周辺に飛散するおそれがある場合には使用しないこと。 2)関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めること。 (5)本剤のかんきつ、茶での散布は、場合によりハダニ類がふえることがあるので注意すること。 (6)ねぎのシロイチモジヨトウの防除に使用する場合は、食入前の若令幼虫期に散布すること。 (7)きくのアブラムシ類への使用にあたっては、一部地域のワタアブラムシでは効果が劣ることがあるので使用をさけること。 (8)採種用とうきに使用する場合は、根部及び葉を収穫せず、種子の収穫に限ること。 (9)水耕栽培に使用する場合、本剤を使用した施設からの廃液をかんがい水路、排水路、河川等には絶対に流さず、適切に処理すること。 (10)本剤を本田の水稲に対して希釈倍数300~600倍で散布する場合は、所定量を均一に散布できる乗用型の速度連動式地上液剤少量散布装置を使用すること。 (11)本剤は自動車等の塗装面に散布液がかかると変色するおそれがあるので、散布液がかからないよう注意すること。 (12)本剤の使用に当っては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意すること。とくに適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

人畜に有毒な農薬については、その旨及び解毒方法

(1)誤飲などのないよう注意すること。誤って飲み込んだ場合には吐かせないで、直ちに医師の手当を受けさせること。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けること。 (2)本剤は眼に対して強い刺激性があるので、散布液調製時には保護眼鏡を着用して薬剤が眼に入らないよう注意すること。眼に入った場合には直ちに十分に水洗し、眼科医の手当を受けること。 (3)原液は皮膚に対して刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意すること。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とすこと。 (4)使用の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。 (5)作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをすること。 (6)街路、公園等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払うこと。

水産動植物に有毒な農薬については、その旨

(1)水産動植物(甲殻類、冷水魚)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用すること。養殖池等周辺での使用はさけること。なお、比較的低濃度でも魚が平衡失調を起こすおそれがあるので、十分注意すること。 (2)散布後は水管理に注意すること。 (3)使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきること。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。

引火し、爆発し、又は皮膚を害する等の危険のある農薬については、その旨

危険物第四類第二石油類に属するので、火気には十分注意すること。

貯蔵上の注意事項

火気をさけ、直射日光が当らない低温な場所に密栓して保管すること。