主な活動 | 日本マリン事業協会とは | 一般社団法人 日本マリン事業協会
主な活動
●普及振興
- 「ボートショー」
毎年恒例のジャパンインターナショナルボートショーは令和3年4月で60回目の開催となりました。平成19年からパシフィコ横浜を主会場とし、モーターボート、ヨット、PWC(水上オートバイ)、カヌー、マリンエンジン、航海計器、マリン用品などの展示のほか、マリーナの紹介、免許の案内などを行っています。また、平成24年からは、横浜ベイサイドマリーナにおいて大型ボート、ヨットのフローティング展示を加えた2会場で開催しております。
また、各支部においても地域ボートショー(又はフェスタ)を展開しており、年間で全国最大13ヶ所の開催実績があります。
- 「ボートゲームフィッシング」
ルアーを使ったボートフィッシングの普及・浸透を目指し、各支部主体でボートゲームフィッシングを開催しています。
- 「マリンカーニバル」
マリンファンづくりを目的として、海辺のショッピングセンターを基地とした体験型プログラム満載のマリンカーニバルを実施し、マリン関係の情報発信、乗船機会の提供などを行っています。 平成27年から開催し、東京の豊洲地区及び神戸の垂水地区で開催実績があります。
- 「海マジ!」
若者のマリンレジャー参加を促進するため、19、20歳対象に、無料でマリン体験を提供するキャンペーン「海マジ!」を平成30年度から開始しています。
- 「ボーティングJAPAN」
マリンレジャー人口の拡大を目指すため、平成27年2月に、ボートに興味を持った人から、ファミリーでボートライフをもっと楽しみたいと考えている人まで、全ての人が利活用できる、ユーザー視点に立ったボーティング総合情報Webサイト「ボーティングJAPAN」を開設しました。
●環境への対応
- FRP廃船リサイクルシステムの運営
簡単に廃棄しにくいFRP船のリサイクルシステムを、平成17年に環境省から広域認定を受け、実施しています。平成30年度末までに8千隻を超える廃船をリサイクル処理しました。
- マリンエンジンの排気ガス低減業界自主規制
船外機、水上オートバイ(PWC)、ジェットボート等のガソリンエンジンの排気ガス中の炭化水素(HC)と窒素化合物(NOx)の目標を定め、低減させる自主的活動です。
- 水上オートバイ(PWC)のサウンド低減自主規制
すでに目標値の75dB(=ISO14509による測定法)以下を達成しています。
●安全への取組
- 機関故障による海難事故の削減対策
海難事故の3分の1が機関故障や点検不足によるものです。人為的な海難事故を減らすため、ボートの共通取説や発航前検査チェックリストをホームページに掲載したり、点検項目のチラシを配布して、安全啓発に努めています。
- ミニボートの安全対策
免許や検査が要らないミニボートの利用者に、ガイドブック「ミニボートの基礎知識」や小冊子「ミニボートの安全ハンドブック」の配布や安全セミナーをおこない安全啓発に努めています、また、ミニボートについての建造ガイドラインとして「ミニボート技術基準」を作成し、ボートメーカーや輸入業者にその遵守を奨励しています。
- マリン製品回収業界自主制度
量産されるボートやマリンエンジン、機器についての回収制度(リコール)として、「マリン製品回収業界自主制度」を運用しています。
- プレジャーボート、PWC賠償保険の加入促進キャンペーンの実施
- ライフジャケット着用キャンペーンの展開
●国際化への対応
- ICOMIA(各国のマリン工業会の国際組織)に加入し、情報収集及び国際的共通課題への対応を図っています。
- 国際標準 ISO/TC188(レクリエーションボートの国際標準規格)の制定に参加しています。
- 新興国を中心に、海外市場の情報取得を行っています。また、中国・上海ボートショーに出展実績があります。
●各種データの収集、案内
- 日本国内マリン産業の出荷データーを収集し、「舟艇工業の現状」としてまとめ毎年発行しています。
●プレジャーボート製品相談室
- プレジャーボート利用者の製造物責任(PL)案件や品質クレーム問題などについての相談窓口を開設し、利用者からの相談をお受けしています。
●広報活動
- マリンレジャーの地位の向上及び普及のため、マスコミ等への業界の現状、当会の活動内容等について広報活動を行っています。
- 会員向けとして、電子情報「MINT」を提供しています。
- ホームページにより当会の活動、最新情報などを一般に向けて発信するとともに、その内容について適時更新するようにしています。
●日本ボート・オブ・ザ・イヤー
- 国内で販売されるボートの中から、年間を通じてもっとも優秀なボートを選定する活動の事務局として、業界の発展に寄与しています。