バックパックの理想的な重量を知ることはとても大事です。重いバックパックで背中が痛みだし脚も疲れてくると、どんなに楽しいハイキングでも苦痛になってしまいます。このSTORYでは、日帰りのハイキングや泊まりがけのトレッキングツアーにおいての適切な重量の判断方法と、無駄な重さを減らすヒントを紹介します。
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バックパックの適切な総重量を知る
ハイキング用バックパックの理想的な重量とはどれくらいなのでしょうか?経験豊富なハイカー達を参考にすると、日帰りのハイキングでは、バックパックの重量は体重の10%を超えないようにし、泊まりがけのトレッキングツアーでは体重の20%を超えないようにしています。例えば、あなたの体重が70キロなら、日帰りは7キロを超えず、ツアーでは14キロを超えないようにします。但し、この目安はスタートポイントとしては優れていますが、実際誰にでも当てはまるわけではありません。例えば、高身長でも力がない人は、低身長で力がある人よりも重いバックパックを背負うのは大変かもしれません。
そのため、バックパックの理想的な重量を決めるためには、このセオリーに従うだけではなく、さらに詳しく検討する必要があります。体重や体力以外にも、検討が必要な要素がいくつかあります。
適切な総重量を検討するための4つの要素
①旅の期間と内容
旅が長くなればなるほど、より多くの水、食料、衣類、ハイキングギアが必要になり、必要なアイテムが増えます。また、山小屋に泊まるか、キャンプをするかでも変わってきます。後者の場合は、テント、マット、寝袋の重量も加えて考慮する必要があります。
②天候
深い雪の上を歩き、凍てつくような冷たい突風に立ち向かうときには、当然ながら快適な気温のハイキングの時に比べ、ずっと暖かい衣類が必要になります。厚手の着替えや手袋、ビーニー、ヘッドバンド、寒さを防ぐジャケットやベストなど、冬期のハイキングは、多くの重量が追加されます。
③装備の年式
信頼できる古いバックパックには多くの思い出が詰まっているかもしれないですが、最新のモデルに比べてかなり重い可能性があります。寝袋やテントのようなかさばる装備も同様です。
④準備と経験
ハイキングは事前の準備が非常に大切です。どんな事が起こるのかわかっていないと、必要以上の荷物を詰め込んでしまう可能性があります。それを防止するためにも、予定しているルートでどんな状況があり得るかを事前に調べておきましょう。ただ、仮に余分な装備を持って行ってしまったとしても、自分を責める必要はありません。すべての経験がパッキングの上達に役立つのです。
ハイキング用バックパックの理想的な重量とはどれくらいなのでしょうか?経験豊富なハイカー達を参考にすると、日帰りのハイキングでは、バックパックの重量は体重の10%を超えないようにし、泊まりがけのトレッキングツアーでは体重の20%を超えないようにしています。例えば、あなたの体重が70キロなら、日帰りは7キロを超えず、ツアーでは14キロを超えないようにします。但し、この目安はスタートポイントとしては優れていますが、実際誰にでも当てはまるわけではありません。例えば、高身長でも力がない人は、低身長で力がある人よりも重いバックパックを背負うのは大変かもしれません。
そのため、バックパックの理想的な重量を決めるためには、このセオリーに従うだけではなく、さらに詳しく検討する必要があります。体重や体力以外にも、検討が必要な要素がいくつかあります。
適切な総重量を検討するための4つの要素
①旅の期間と内容
旅が長くなればなるほど、より多くの水、食料、衣類、ハイキングギアが必要になり、必要なアイテムが増えます。また、山小屋に泊まるか、キャンプをするかでも変わってきます。後者の場合は、テント、マット、寝袋の重量も加えて考慮する必要があります。
②天候
深い雪の上を歩き、凍てつくような冷たい突風に立ち向かうときには、当然ながら快適な気温のハイキングの時に比べ、ずっと暖かい衣類が必要になります。厚手の着替えや手袋、ビーニー、ヘッドバンド、寒さを防ぐジャケットやベストなど、冬期のハイキングは、多くの重量が追加されます。
③装備の年式
信頼できる古いバックパックには多くの思い出が詰まっているかもしれないですが、最新のモデルに比べてかなり重い可能性があります。寝袋やテントのようなかさばる装備も同様です。
④準備と経験
ハイキングは事前の準備が非常に大切です。どんな事が起こるのかわかっていないと、必要以上の荷物を詰め込んでしまう可能性があります。それを防止するためにも、予定しているルートでどんな状況があり得るかを事前に調べておきましょう。ただ、仮に余分な装備を持って行ってしまったとしても、自分を責める必要はありません。すべての経験がパッキングの上達に役立つのです。
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バックパックの総重量を調整する
肩の負担を減らすことで、歩行が快適になり、動きを自由にし、持久力を向上させ、より速く広い距離を進むことができるようになります。特に挑戦的なルートに臨む際には大切な事です。
数日にわたるハイキングやトレッキングツアーでは、総重量とベースウェイトの2種類の計測が重要です。「ベースウェイト」とは、水や食料、ライターやマッチなどの消費されるアイテムを除いたバックパックの重量を指します。旅の途中で消費アイテムは徐々に減り、バックパックは軽くなりますが、ベースウェイトは変わりません。数日間の山行では、ベースウェイト13キロ未満が理想的とされています。9キロ以下はライトウェイトバックパッキング、4.5キロ未満はウルトラライトバックパッキングと呼ばれます。バックパックの重量を減らす際は、まずベースウェイトの調節から始めるのが理想的です。
ハイキング用バックパックの総重量を減らす 7のヒント
①本質にこだわる
ハイキングの必需品トップ10をまとめたパッキングリストを使い、自分に厳しい決断をしましょう。同時に、あまり切り詰めすぎて、ハイキング旅行の楽しみを台無しにしないようにすることも大切です。例えば、お気に入りの電子書籍やカードゲームがないと生きていけないと確信しているのであれば、それは持って行きましょう。
②着替えは最小限に
特に冬場の着替えは肩に余分な負担をかけます。確かに毎日着替えたくなりますが、実際にはその必要はありません。それよりも、一日中着用することができる多機能なハイキングウェアを選び、余分な着替えは無くしましょう。その際、軽量なだけでなく、不快な臭いを抑え、速乾性に優れ、体温調節もしてくれるメリノウールのウェアは非常におすすめです。
③装備の重量を測る
バックパックに入れる前に、それぞれのアイテムの重量を測りましょう。スウェットからエナジーバーまで、各アイテムの重量を知っておくと、総重量を把握しやすくなります。選択に悩んだときは、軽い方を選ぶと良いです。たかが1g、されど1gということを覚えておきましょう。
④より軽い装備に投資する
アウトドア用品の世界は絶えず進化しています。そして新しい技術はすべて軽量化に注力しています。定期的にハイキングに出かけるなら、高品質で軽量なギアに投資するのはとても良い考えです。特に野外で寝泊まりする場合、バックパックの総重量に最も影響を与える3つのアイテム“寝袋・テント・バックパック”を軽量なものに買い替えることを検討してみてください。
⑤食事の計画を立てる
ベースウェイトが軽いことは素晴らしいことですが、食料、スナック、飲料水の量も同じようにバックパック全体の重量に影響します。だからこそ、綿密な計画が不可欠となります。1日に必要な食料の量を考慮し、水分が少なく、栄養価の高い軽量なものを選ぶようにしましょう。通常大体1人1日あたり1キロの食料を背負う必要がありますが、ドライフードやエナジーフードにこだわれば、重量を当初の数分の一に減らすことも可能です。飲料水に関しては、通常ハイキング2時間ごとに1リットルが必要です。そのため、長いツアーに参加する場合は、重量がすぐに膨れ上がってしまいます。そこで、1日分の全て水を持ち歩くのを避けるため、ルート上に水場があるかどうかを事前に確認しておきましょう。
⑥必要な量だけ持っていく
洗面用具なども必要な量だけ持っていくことで重量を大幅に減らすことができます。特に歯磨き粉、シャンプー、日焼け止めは、小さくて再利用可能な容器に簡単に詰め替えることができるため、スペースも節約できます。
⑦経験から学ぶ
初めての本格的なハイキングで荷物を詰め込みすぎてしまうことは、大した間違いではなく、むしろ全く普通のことです。これを経験として活かし、毎回、旅の後にバックパックの中身を見直すことが大切です。どのアイテムが役立ち、どのアイテムが使われなかったかを考えることで、次の冒険に向けて装備を調整し、完璧なパッキングリストに一歩ずつ近づいていきます。
肩の負担を減らすことで、歩行が快適になり、動きを自由にし、持久力を向上させ、より速く広い距離を進むことができるようになります。特に挑戦的なルートに臨む際には大切な事です。
数日にわたるハイキングやトレッキングツアーでは、総重量とベースウェイトの2種類の計測が重要です。「ベースウェイト」とは、水や食料、ライターやマッチなどの消費されるアイテムを除いたバックパックの重量を指します。旅の途中で消費アイテムは徐々に減り、バックパックは軽くなりますが、ベースウェイトは変わりません。数日間の山行では、ベースウェイト13キロ未満が理想的とされています。9キロ以下はライトウェイトバックパッキング、4.5キロ未満はウルトラライトバックパッキングと呼ばれます。バックパックの重量を減らす際は、まずベースウェイトの調節から始めるのが理想的です。
ハイキング用バックパックの総重量を減らす 7のヒント
①本質にこだわる
ハイキングの必需品トップ10をまとめたパッキングリストを使い、自分に厳しい決断をしましょう。同時に、あまり切り詰めすぎて、ハイキング旅行の楽しみを台無しにしないようにすることも大切です。例えば、お気に入りの電子書籍やカードゲームがないと生きていけないと確信しているのであれば、それは持って行きましょう。
②着替えは最小限に
特に冬場の着替えは肩に余分な負担をかけます。確かに毎日着替えたくなりますが、実際にはその必要はありません。それよりも、一日中着用することができる多機能なハイキングウェアを選び、余分な着替えは無くしましょう。その際、軽量なだけでなく、不快な臭いを抑え、速乾性に優れ、体温調節もしてくれるメリノウールのウェアは非常におすすめです。
③装備の重量を測る
バックパックに入れる前に、それぞれのアイテムの重量を測りましょう。スウェットからエナジーバーまで、各アイテムの重量を知っておくと、総重量を把握しやすくなります。選択に悩んだときは、軽い方を選ぶと良いです。たかが1g、されど1gということを覚えておきましょう。
④より軽い装備に投資する
アウトドア用品の世界は絶えず進化しています。そして新しい技術はすべて軽量化に注力しています。定期的にハイキングに出かけるなら、高品質で軽量なギアに投資するのはとても良い考えです。特に野外で寝泊まりする場合、バックパックの総重量に最も影響を与える3つのアイテム“寝袋・テント・バックパック”を軽量なものに買い替えることを検討してみてください。
⑤食事の計画を立てる
ベースウェイトが軽いことは素晴らしいことですが、食料、スナック、飲料水の量も同じようにバックパック全体の重量に影響します。だからこそ、綿密な計画が不可欠となります。1日に必要な食料の量を考慮し、水分が少なく、栄養価の高い軽量なものを選ぶようにしましょう。通常大体1人1日あたり1キロの食料を背負う必要がありますが、ドライフードやエナジーフードにこだわれば、重量を当初の数分の一に減らすことも可能です。飲料水に関しては、通常ハイキング2時間ごとに1リットルが必要です。そのため、長いツアーに参加する場合は、重量がすぐに膨れ上がってしまいます。そこで、1日分の全て水を持ち歩くのを避けるため、ルート上に水場があるかどうかを事前に確認しておきましょう。
⑥必要な量だけ持っていく
洗面用具なども必要な量だけ持っていくことで重量を大幅に減らすことができます。特に歯磨き粉、シャンプー、日焼け止めは、小さくて再利用可能な容器に簡単に詰め替えることができるため、スペースも節約できます。
⑦経験から学ぶ
初めての本格的なハイキングで荷物を詰め込みすぎてしまうことは、大した間違いではなく、むしろ全く普通のことです。これを経験として活かし、毎回、旅の後にバックパックの中身を見直すことが大切です。どのアイテムが役立ち、どのアイテムが使われなかったかを考えることで、次の冒険に向けて装備を調整し、完璧なパッキングリストに一歩ずつ近づいていきます。
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適切なバックパックの選び方
ベースウェイトと総重量についてはお分かりいただけたと思います。次は、そのアイテムを入れる完璧なバックパックを選ぶ必要があります。新しいバックパックを選ぶときは、すべての装備を収納できる十分な容量のあるものを選びましょう。サイズが合わないバックパックにすべてを詰め込むのは手間がかかるし、荷物があふれて膨らんだバックパックは持ち運びが大変です。さらに、装備を側面に縛りつけるとバランスが悪くなる可能性があります。
バックパックの容量は旅の計画によって決まります。数日間のテント泊用のバックパックには、日帰りハイキング用よりも多くのアイテムを収納する必要があります。マムートでは、容量が調整可能なバックパックを多数取り揃えており、さまざまな種類の登山や旅に対応しています。下に、バックパックを決めるのに役立つ基本的な情報が入ったリストを作成しました。
どのバックパックのサイズがどんな山行に最適なのかの参考にしてみてください。
【日帰りハイキング】
総重量:3-6 kg
容量:12-15 L
おすすめアイテム:Lithium 15 / Trion 15
【山小屋宿泊のトレッキングツアー】
総重量:6-12 kg
容量:20-30 L
おすすめアイテム:Lithium 20 / Ducan 24 / Trion 28
【キャンプ泊のトレッキングツアー】
総重量:10-18 kg
容量:30-50 L
おすすめアイテム:Lithium 40 / Trion 50 / Ducan Spine 50-60
バックパックの正しい詰め方
バックパックを快適に背負うために大切なのは、軽さだけではありません。安定性と完璧な重量配分も同じくらい、あるいはそれ以上に重要となります。無造作に何でもかんでもバックパックに詰め込んでしまうと、背中にフィットせず、バランスを崩しやすくなります。したがって、パッキングの際にはシステムに従うことが大切です。最も良い方法としては、持ち物をあまり使わないもの、あまり使わない重いもの、頻繁に使用するもの、すぐに取り出したいものの4カテゴリーに分けるやり方です。
カテゴリー別バックパック内配置
①バックパックの下部
長時間の休憩時や、宿泊を伴う山行で夜間にだけ必要になる大きな荷物を下部に入れましょう。これには着替えや夜用の重ね着、寝具などが含まれます。これらの柔らかくボリュームのあるものを入れることで、背面のバックパック内部に衝撃吸収システムを実質的に作りだします。マムートの数ある大容量モデルのようなフロントジッパー付きのバックパックなら、すべての荷物に素早く簡単にアクセスが可能なため、下部に入れたものも簡単に取り出すことが可能です。
②バックパックの中央部
食材や調理器具など、ハイキング中にたまにしか取り出すことがない重い荷物を収納するのに適した場所です。これらのアイテムを中央に配置することで、重心が安定し、重量を下方に向けられます。一般的なセオリーとしては、重心が体から離れすぎないよう、重いものは常に背中の近くに置くべきと言われています。
③バックパックの上部
ハイキング中に頻繁に必要となる重要なアイテムを収納する場所です。レインジャケット、救急箱、スナック、水などがそれにあたります。
④アクセスしやすいポケット
GPS、サングラス、虫除け、スナック、水筒など、すぐに取り出したいアイテムは、バックパック外側のポケットやホルダーに入れましょう。鍵、身分証明書、現金などの貴重品は、安全なジッパー付きポケットに入れておくのがおすすめです。
⑤ループと固定ポイント
トレッキングポール、アイスアックス、アイゼンなどのアイテムをバックパックの外側に固定する装備です。マムートの全てのハイキング用バックパックには、特殊なループ(デイジーチェーン)や留め具など、必要な機能が備わっています。とはいえ、枝に引っかかったり、岩で傷ついたり、バランスを崩したりする可能性もあるので、サイドに取り付けるアイテムの数は最小限に抑えるのがベストです。
マムートでは、効果的に荷重分散するためのさまざまな機能を備えたバックパックを多数ご用意しています。特におすすめなのは、Trion SpineやDucan Spineのような、特許取得済みの Active Spine Technologyを搭載したバックパックです。この新技術により、バックパックが自然な歩行の動きに積極的に追随します。一体型金属フレームによる効果的な荷重伝達は、背負う時に必要な安定性をもたらしますし、解剖学的に形成されたパッド入りのヒップストラップとショルダーストラップは、背負い心地を向上させます。チェストストラップも荷重の分散に役立ちます。さらに、男性用と女性用それぞれの体型に合わせて特別にデザインされたハイキングバックパックをご用意しております。
MENバックパック
WOMENバックパック
さまざまな調整機能により、マムートのバックパックは体に完璧にフィットし、重量を均等に分散します。
最後のアドバイス
今回のヒントやコツを念頭にパッキングを行えば、荷物を軽くするのが少し楽になると思います。
でも、まだベテランハイカーには経験値が足りないという方は、さまざまなアウトドアフリークの体験談が満載のSTORYをぜひご覧ください。たくさんのインスピレーションと、あなたの冒険に役立つヒントがたくさん詰まっています。もちろん、既にベテランハイカーの方たちにもおすすめです。
ベースウェイトと総重量についてはお分かりいただけたと思います。次は、そのアイテムを入れる完璧なバックパックを選ぶ必要があります。新しいバックパックを選ぶときは、すべての装備を収納できる十分な容量のあるものを選びましょう。サイズが合わないバックパックにすべてを詰め込むのは手間がかかるし、荷物があふれて膨らんだバックパックは持ち運びが大変です。さらに、装備を側面に縛りつけるとバランスが悪くなる可能性があります。
バックパックの容量は旅の計画によって決まります。数日間のテント泊用のバックパックには、日帰りハイキング用よりも多くのアイテムを収納する必要があります。マムートでは、容量が調整可能なバックパックを多数取り揃えており、さまざまな種類の登山や旅に対応しています。下に、バックパックを決めるのに役立つ基本的な情報が入ったリストを作成しました。
どのバックパックのサイズがどんな山行に最適なのかの参考にしてみてください。
【日帰りハイキング】
総重量:3-6 kg
容量:12-15 L
おすすめアイテム:Lithium 15 / Trion 15
【山小屋宿泊のトレッキングツアー】
総重量:6-12 kg
容量:20-30 L
おすすめアイテム:Lithium 20 / Ducan 24 / Trion 28
【キャンプ泊のトレッキングツアー】
総重量:10-18 kg
容量:30-50 L
おすすめアイテム:Lithium 40 / Trion 50 / Ducan Spine 50-60
バックパックの正しい詰め方
バックパックを快適に背負うために大切なのは、軽さだけではありません。安定性と完璧な重量配分も同じくらい、あるいはそれ以上に重要となります。無造作に何でもかんでもバックパックに詰め込んでしまうと、背中にフィットせず、バランスを崩しやすくなります。したがって、パッキングの際にはシステムに従うことが大切です。最も良い方法としては、持ち物をあまり使わないもの、あまり使わない重いもの、頻繁に使用するもの、すぐに取り出したいものの4カテゴリーに分けるやり方です。
カテゴリー別バックパック内配置
①バックパックの下部
長時間の休憩時や、宿泊を伴う山行で夜間にだけ必要になる大きな荷物を下部に入れましょう。これには着替えや夜用の重ね着、寝具などが含まれます。これらの柔らかくボリュームのあるものを入れることで、背面のバックパック内部に衝撃吸収システムを実質的に作りだします。マムートの数ある大容量モデルのようなフロントジッパー付きのバックパックなら、すべての荷物に素早く簡単にアクセスが可能なため、下部に入れたものも簡単に取り出すことが可能です。
②バックパックの中央部
食材や調理器具など、ハイキング中にたまにしか取り出すことがない重い荷物を収納するのに適した場所です。これらのアイテムを中央に配置することで、重心が安定し、重量を下方に向けられます。一般的なセオリーとしては、重心が体から離れすぎないよう、重いものは常に背中の近くに置くべきと言われています。
③バックパックの上部
ハイキング中に頻繁に必要となる重要なアイテムを収納する場所です。レインジャケット、救急箱、スナック、水などがそれにあたります。
④アクセスしやすいポケット
GPS、サングラス、虫除け、スナック、水筒など、すぐに取り出したいアイテムは、バックパック外側のポケットやホルダーに入れましょう。鍵、身分証明書、現金などの貴重品は、安全なジッパー付きポケットに入れておくのがおすすめです。
⑤ループと固定ポイント
トレッキングポール、アイスアックス、アイゼンなどのアイテムをバックパックの外側に固定する装備です。マムートの全てのハイキング用バックパックには、特殊なループ(デイジーチェーン)や留め具など、必要な機能が備わっています。とはいえ、枝に引っかかったり、岩で傷ついたり、バランスを崩したりする可能性もあるので、サイドに取り付けるアイテムの数は最小限に抑えるのがベストです。
マムートでは、効果的に荷重分散するためのさまざまな機能を備えたバックパックを多数ご用意しています。特におすすめなのは、Trion SpineやDucan Spineのような、特許取得済みの Active Spine Technologyを搭載したバックパックです。この新技術により、バックパックが自然な歩行の動きに積極的に追随します。一体型金属フレームによる効果的な荷重伝達は、背負う時に必要な安定性をもたらしますし、解剖学的に形成されたパッド入りのヒップストラップとショルダーストラップは、背負い心地を向上させます。チェストストラップも荷重の分散に役立ちます。さらに、男性用と女性用それぞれの体型に合わせて特別にデザインされたハイキングバックパックをご用意しております。
MENバックパック
WOMENバックパック
さまざまな調整機能により、マムートのバックパックは体に完璧にフィットし、重量を均等に分散します。
最後のアドバイス
今回のヒントやコツを念頭にパッキングを行えば、荷物を軽くするのが少し楽になると思います。
でも、まだベテランハイカーには経験値が足りないという方は、さまざまなアウトドアフリークの体験談が満載のSTORYをぜひご覧ください。たくさんのインスピレーションと、あなたの冒険に役立つヒントがたくさん詰まっています。もちろん、既にベテランハイカーの方たちにもおすすめです。