【完璧なフィットの見つけ方】
タイツが第二の皮膚のように体にぴったりとフィットするのに対し、クラシックなクライミングパンツは脚と生地の間に少し余裕も持たせています。そのため、クライミングのスタイルが動的か静的かに関係なく、自由な動きを楽しめます。さらに、突起した岩やクラックに引っかかることもほとんどありません。

パンツを試着するときのヒント
クライミングパンツは、伸縮性があり、形状を維持しながらも できるだけ自由に動けるものでなければなりません。試着するときは、実際のクライミング中にする動きを試して、自分の要求にピッタリに合うかどうかを確認しよう。

試してみてほしい動きをいくつか紹介します
* 足を開いて立つ
* 長いランジ
* 足を持ち上げて椅子やテーブルの上に乗せる

Point 1：ヒップとウエスト
締め付けるようなきついウエストバンドは、クライミングの楽しみを台無しにしてしまいます。そのため、クライミングパンツは特にヒップが、少し高めでゆったりとした作りで、自由で快適に動けるようになっています。クライミングパンツを選ぶ際には、ドローストリングやベルクロ クロージャーなど、調節可能なウエストバンドが付いているデザインを選びましょう。これにより、あなたの体形にぴったりフィットするように調整できます。

Point 2：クロッチ周り
補強された股の部分は、最大限の動きやすさを実現し、ハーネスのレッグループによる擦れから保護します。

Point 3：ポケット
ハーネスを締めた状態でもフロントポケットに手が届くのが理想。ジッパーは必須ではありませんが、鍵や携帯電話、スナックなどを入れておくのに役立ちます。特にオーバーハングの岩を登っている時には助かります。

Point 3：裾
どんなパンツを選ぶにせよ、裾にはドローストリングやゴムバンド、またはスナップが付いていて、いつでも裾まわりを調節できる必要があります。これにより、足の動きをしっかりと確認し、困難なスポットでも正確に登りやすくなります。また、裾が邪魔になって視界を遮ることもありません。どんなに寒く凍てつく状況でも、新たな高みへの挑戦はやめられない？ 大丈夫、補強された裾とアイゼンに対するプロテクションがあれば、クライミングパンツが長い間忠実な相棒となるでしょう。

ヒント
クライミングパンツを購入する際には、ボタンの緩みやハトメなどに欠陥がないか注意して、トラブルが起きないようにしましょう。全力でのクライミング中に思い通りに動けない、なんて事になってしまわないように。

【適切な素材の選択】
クライミングパンツやショーツは、伸縮性があり、丈夫で耐久性のあるものが望ましいです。スパンデックスのような伸縮性のある生地は、自由な動きを可能にし、膝やヒップの補強部分はパンツの寿命を延ばします。さらに、ある程度の通気性も必須です。これにより、タフなクライミングルートに挑んでいるときに体がオーバーヒートするのを防ぎます。

マムートでは、製品を作る際にさまざまな高品質の生地を使用しています。私たちのクライミングパンツは通常、ビスコースとポリエステルの混合素材で作られており、これは綿のように柔らかく、同時にスパンデックスのように伸縮性があります。ポリアミドとスパンデックスの組み合わせは非常に軽量で、あなたのクライミングのパフォーマンスを次のレベルに引き上げることができます。主にアルパインクライミングをする場合は、ソフトシェル素材のパンツをお勧めします。これらは防風性や撥水性があり、軽量で速乾性に優れます。さらに、折りたたんでしまえばバックパックの中でほとんどスペースを取りません。風や天候に関わらずアウトドアを楽しみたい人には最適な選択です！

サスティナビリティを重視： 私たちは素材選びに細心の注意を払い、持続可能な方法で調達された木材繊維から作られたリサイクル・ポリアミドとビスコースを使用しています。また、工場では公正で安全な労働条件を推進しています。（フェア・ウェアのシールにもご注目ください。）有害物質を含まない持続可能な方法で製造されたテキスタイルは、ブルーサイン・シールで識別できます。



【マムート クライミングパンツ】
女性用、男性用ともに、完璧なフィット感を保証するクライミングパンツを幅広く取り揃えています。股下と脚の部分の生地の特殊なカッティングによって、あらゆる動きに対応。次のセッションはこれまでで最高のものになるでしょう。

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インドアクライミングやボルダリング、スポーツクライミングをする女性には、ぴったりとフィットするクライミングタイツが人気です。伸縮性のある裾とハイウエストのカットは、快適に動くための十分なスペースを確保すると同時に、ずれたり滑ったりすることがありません。

ヒント
タイツを購入する際は伸縮性が重要になりますが、同時に透けないことも確認してください。そうすれば、自信を持って目の前のクライミングに集中できます。



【クライミングパンツ、それともクライミングショーツ？】
気温が高くなるほど、クライマーはショーツを選ぶ頻度が高くなります。利点は明らかで、登るときやビレイするときの空気循環が良くなり、アプローチが快適になるからです。ただし、岩を登るときには、足のプロテクションがとても少ないことを忘れないでください。引っ掻き傷や擦り傷は、指のチョークと同じくらいに つきものなのです。そのため、ツアーを終えた後、これらの小さなケガに対処できるように、クライミング バックパックには必ず応急処置キットを入れておいてください。

【ボルダリング、スポーツクライミング、アルパインクライミング：それぞれ どのパンツが適しているのでしょう？】
クライミングの種類によって、あるいは屋内か屋外かによって、パンツの選び方は大きく変わります。ボルダリングが好きなら、動きの自由度が高いクライミング・パンツがおすすめ。アルパインクライミングをすることが多いなら、より丈夫で保温性のあるパンツを選ぶべきでしょう。

ボルダリング & スポーツクライミング
敏捷性がカギとなります。バットポジション（両手をついて、両足を壁につける）でも、ジャンプでも、大開脚でも、ぴったりフィットした伸縮性のあるクライミングパンツなら、どんな体勢になっても自由に動けます。

アルパインクライミング
屋外でのクライミングは非常に過酷なものなので、ギアもそれに耐えられるものでなければなりません。耐摩耗性素材を使用したクライミングパンツは、荒れた岩場や天候、クライミングロープに対して十分なプロテクションがあります。それと同時に、軽量で通気性があり、万が一、雨に降られたときのために速乾性も必須です。長時間のクライミング・セッションを計画しているなら、当然クライミングパンツには保温性も備えていなければなりません。だからアルパインクライマーは、防風性、撥水性がある素材のパンツを使用するのです。

【クライミングパンツのお手入れ】
山では昔ながらの手作業が良いのかもしれませんが、自宅ではほとんどのクライミングパンツは洗濯機で洗えます。ただし、専用の洗剤を使用し、柔軟剤は伸縮性や通気性を損なう可能性があるので絶対に避けてください。人類であろうと衣類であろうと、新鮮な空気に勝るものはありません。したがって、クライミングパンツは自然乾燥させるのがベストです！



【その他必要なクライミング用品】
完璧なクライミング体験には、適切なクライミングパンツだけでは不十分です。どんなクライミングをするのかにより必要な装備は少しずつ異なりますが、絶対に欠かせないものが二つあります。優れたクライミングシューズとチョークバッグです。

もしロープクライミングが好きなら、適切なクライミングロープは、ハーネスやビレイデバイスと同じ様に重要です。岩壁を征服するつもりなら、クイックドロー、カラビナ、スリング、そして落石から身を守るためのヘルメットが必要です。