長崎の農政の動き(あぜみち写真館)
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お米を使ったレシピの開発にチャレンジ! (活水女子大学「みどりの食料システム勉強会」実践編)(令和6年3月27日)
長崎市の活水女子大学健康生活学部食生活健康学科の3年生3名が、1月に実施した「みどりの食料システム勉強会」を踏まえ、その実践の場として、「お米を使ったレシピ開発」にチャレンジしました。
学生さん達はお米を使ったレシピを考案するために、材料や分量を工夫したり調整したりしながら、何度も試行錯誤を繰り返して、当日の発表に臨まれたようです。
当日のレシピは、「手抜キンパ」、「お米プリン」、「チョコっとお米バー」、「お米せんべい」の4品でした。「手抜キンパ」は、本場韓国では筒状の巻きものが定番ですが、巻く手間を省いて簡単に作れるよう工夫し、おにぎりにしていました。「お米プリン」は、炊いたご飯を米粒が残るくらいに潰したものと滑らかにしたものの2層にする工夫をし、食感は通常のプリンやババロアとは異なり、お米特有のもちっとした食感で、「今すぐ、お店に出せる」出来栄えでした。今後はいろいろなトッピングを考えてみたいとのことでしたので、新メニューが今から楽しみです。次に、「チョコっとお米バー」は、お米のアルファ化(糊化)を利用した一品でした。浸水したお米を一旦ザルに上げ、30分程乾燥させてからフライパンで炒ったことによって、嚙みごたえとパリパリのクランチ感あるチョコバーに仕上がりました。最後に、「お米せんべい」は、3種類の味があり、中でも「塩昆布と紅生姜」の組み合わせは彩りも良く、お好み焼き風の味として楽しめました。
先生方からは、レシピ考案に関わられる中で、お米の特性についてあらためて勉強する機会になったとのお言葉をいただきました。また、勉強会をきっかけとして、学生達の会話の中で、消費の仕方についての話題が増えたとのことです。
今回チャレンジしていただいた学生さんは卒業後、栄養士としてのご活躍を予定されているようです。このたびのお米・ごはん食を題材とした学びを通じて、益々飛躍されることを期待しております。
なお、当大学との取組は次年度も創意工夫しながら、さらに展開していくこととしています。
「かたらんね!ながさき農業女子2024」の開催(令和6年2月8日)
長崎県拠点は、女性の地域での活躍の促進や女子農業者の交流を目的に、農業女子交流会「かたらんね!ながさき農業女子2024」をみらい長崎ココウォークで開催しました。
本交流会では、女子農業者17名に参加いただき、ランチミーティングを挟んだワークショップを行いました。
まず、長崎県拠点と長崎県から女性活躍推進の取組状況や長崎県の女性農業者への支援を紹介しました。
ランチミーティングでは、株式会社ベース陣野代表プロデュースの諫美豚のキーマカレーとカッサータに舌鼓を打ちながら情報交換を行いました。
ワークショップでは、「ながさき食べる通信」の森田編集長を交え、和やかな雰囲気で参加者同士の話合いを行いました。
テーマ地域での女性登用の推進では、「男性の意識改革」や「家族の理解」が必要など、社会的な課題に関する意見がありました。テーマチャレンジしたいことでは、「人材派遣会社を作りたい」、「規格外農産物を販売したい」、「農業女子グループを作りたい」などの発表がありました。
交流会後のアンケートでは、「いろんな人とつながりができた」、「同じ悩みや思いをもって頑張っている方に会えて、さらにやる気がでた」、「次回も楽しみにしています」などの感想が寄せられました。
県拠点では、今後も交流会等を通じて、長崎県内の農業女子の活動を支援していきます。
環境にやさしい農業で地域振興 ~オーガニックビレッジ宣言に向けて~ (令和6年1月18日)
雲仙市のオーガニック農産物の直売所を利用する生産者と関係機関で意見交換を行いました。
有機農業に取組む生産者が抱える課題や要望を共有し、参加者全員で課題解決につなげていくことを目的としました。
意見交換の実施に当たり、県拠点から「みどりの食料システム戦略関係予算及び取組状況」の説明、島原振興局から「みどり認定について」、雲仙市から「オーガニックビレッジ宣言に向けて」の情報提供をしました。
生産者等から
・直売所に出荷するようになってから、自分が望む価格設定ができ、経営的にも安定するようになった。
・直売所では、消費者と会話ができるなど、直接消費者の反応がわかり、農業にやりがいを感じている。
・直売所は、地元の有機栽培農産物の販売先として開設した。このような直売所を増やし、有機農産物を身近に感じる
ことや消費者と会話する機会が増えることで、環境に配慮した農業や有機栽培農産物への消費者理解が進むと考える。
などのご意見等をいただきました。
雲仙市のオーガニックビレッジ宣言に向けて、生産者をはじめ関係機関が一体となって有機農業の拡大を推進するため、今後も地域での意見交換を継続していきます。
みどりの食料システム勉強会 ~主食で体感 ! 「調達」から「消費」まで~ (令和6年1月17日)
1月17日に、長崎市の活水女子大学健康生活学部食生活健康学科の3年生32名を対象とした「みどりの食料システム勉強会」を開催しました。今後、教育、食育、食ビジネス等の分野で就業・活躍が見込まれるZ世代の大学生が、「みどりの食料システム戦略(以下、「みどり戦略」という。)」を正しく理解し、その価値を伝えられる人材となることによって、社会的波及を図ることを目的としました。
今回は、食料システムの「調達」から「生産」、「加工・流通」の各段階における関係者が一堂に会し、大学生が日本人の主食であるお米・ごはん食を題材とした学びを通じて、一消費者として「消費」について考えるきっかけとしました。
第一部は、「学習及び情報交換」の場として、当県拠点からは、「みどり戦略」や新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」の動画により取組の主旨を紹介し、その後、農業者から農業の様々な役割、JAから環境に配慮した営農指導、全農パールライス株式会社から安心・安全の取組など、それぞれの食料システムを紹介しました。
第二部では、「100年後も健康であり続けるために今の私たちにできること~持続可能な消費について考える~」をテーマとして、グループワークを行いました。学生の発表では「地産地消」や「食品ロス」などのキーワードが多く見られました。また、農業体験活動をやってきた世代には新たにグランピング等での活動を取り入れたらどうかなどの提案もありました。先生方からは、「意見が大変発想豊かであった。明日からでもできることを私自身も含めて一緒にやっていきましょう。」などと講評がありました。また、当大学では、本日の勉強会を踏まえた「実践活動」として、「お米を使ったレシピの考案」を本年度中に行う予定です。
長崎県拠点では、今回の取組をブラッシュアップして、来年度も当大学と継続して取り組み、また他大学へも活動を広げ、幅広く横展開を図っていくこととしています。
令和5年11月20日 農業大学校における「みどりの食料システム戦略」周知の取組
長崎県拠点は、11月20日から30日の間、将来を担う若い世代に「みどりの食料システム戦略」を周知するため、長崎県立農業大学校においてパネルを展示しました。
アンケート結果では、約8割の生徒から本施策に関する取り組みに興味を持ったと回答がありました。将来、環境に配慮した農業に取り組むことを期待します。
令和5年9月11日~ 農業系高等学校における「みどりの食料システム戦略」周知の取組
長崎県拠点は、将来を担う若い世代に「みどりの食料システム戦略」を周知するため、県内の農業系高等学校5校において本施策に関するパネルを展示します。
なお、展示にあたっては、各農業高校のほか、県教育庁をはじめ県の関係機関にご協力いただきました。
<島原農業高等学校>
9月11日から2週間、生徒の皆さんに少しでも環境に配慮した農業に関心を持っていただけるよう取り組んでいます。
また、学校からの要望により、スマート農業に関する資料を併せて展示しました。
<諫早農業高等学校>
9月25日から2週間、将来を担う生徒の皆さんに環境への負荷を低減する取り組みについて知っていただけるよう展示を行いました。
アンケート結果では、今後「食品ロスの削減」や「食品リサイクル」に取り組みたいとの意見がありました。
<大村城南高等学校>
10月10日から2週間、将来を担う生徒の皆さんに「みどりの食料システム戦略」を知っていただけるよう展示を行いました。
たくさんの生徒からアンケートの回答があり、展示内容についてほとんどの方から「理解できた」と回答がありました。また、自分たちが取り組めることとして、「食品ロスの削減」への意見が多数ありました。
<北松農業高等学校>
10月23日から2週間、展示を行いました。
先生から、「みどりの食料システム戦略」のパネルは文字も大きく見やすいので、生徒もわかりやすいと感想をいただきました。今後、先生や生徒の皆さんの感想や意見を参考にしながら、パネルの内容を工夫していきたいと思います。
<西彼農業高等学校>
11月6日から2週間、「みどりの食料システム戦略」のパネル展示を行いました。
展示期間中の11月12日に、同校で農業文化祭が開催され、一般の方から「農業でもSDGsのような取組をしているとは知らなかった。」との感想をいただきました。
令和5年10月7日 消費者と産地をつなぐ交流「収穫体験事業(稲刈り)」を取材
10月7日、松浦市今福町で、ララコープ主催の「収穫体験事業(稲刈り)」が行われました。
今回の体験事業では、安全・安心で環境にやさしく、食と農が連携した取り組みとして、消費者と生産者の交流を深めました。
参加者は、鎌の使い方など稲刈りの指導を受け、楽しそうに約1時間の稲刈り体験をしていました。また、「子供に田植えから稲刈りまでを体験させたい」、外国人の参加者は「日本の米作りに興味があり参加した」など話してくれました。
長崎県拠点は、今後もララコープと連携し「環境にやさしい農業」を応援していきます。
令和5年9月15日 役立っています!私たちの災害用備蓄食料
長崎県拠点は、備蓄の役割を終えた災害用備蓄食料をフードバンク活動団体へ提供しました。
フードバンク団体の活動前日、9月15日(金曜日)の午後、長崎市内会場における小分け袋詰作業のため、長崎市や生活協同組合、長崎県栄養士会、県内企業など、同プロジェクトに参画する団体から約40名のボランティアが集まり、当県拠点からも2名の職員がお手伝いで参加しました。
「子どもは国の宝であり、健やかに社会に送り出すことは私たち大人の責務です。」との同プロジェクトの志とともに、今回は100世帯へ提供され、これまでには2,000世帯を超える方々に食料を無償配布されています。
長崎県拠点においては、引き続き、食品アクセス確保につながるさまざまな取組を応援して参ります。
令和5年7月18日 ながさき農業委員会女性ネットワークとの意見交換
長崎県拠点は、ながさき農業委員会女性ネットワークの役員の方々に対して、「食料・農業・農村基本法」の検証・見直しや「みどりの食料システム戦略」等について説明し、農業委員会への女性の参画状況や地域農業の現状について、意見交換を行いました。
役員の複数名が農業委員歴4期目としてご活躍されており、「農業委員を担ったことで、現地を回りながら地域や農地のことを学べたことがよかった。」、「中山間地においては、農地が点在すること等の理由から集積が困難な状況があるが、今後もできる限り集積を進めていきたい。」などのご意見をいただき、地域農業の発展のために真剣に取り組まれる姿勢がひしひしと伝わってきました。
地域においては、「生涯、農業者だ。」との強い思いの高齢農家が存在する一方で、後継者不足のため将来に危機感を持たれる声もあり、農業委員として、今後も活躍が期待されるところです。長崎県拠点においては、今後もさまざまな課題解決に向けて協力していくこととしています。
令和5年5月17日 フードドライブ活動団体(長崎ひまわりプロジェクト)との意見交換
長崎県拠点は、女性団体「長崎ひまわりプロジェクト」に対して、主要な農林水産施策及び「みどりの食料システム戦略」等について説明を行い、食料・農業・農村基本法の検証・見直しに向けた意見交換を行いました。
昨今、物価が高騰する中、農産物価格の仕組みについて消費者目線で「見える化」していくこと、関連省庁と連携して学校の教育課程の中で有機農業や価格形成の仕組みなどを教育していくこと、有機農産物等の環境に配慮した農産物を消費者に選択してもらうためにはテレビ広告等で積極的に国民に語りかけていくことが必要であると意見をいただきました。
今後は、大学で食や栄養に関する学科で学んでいるZ世代の学生達と交流し、各施策への関心や理解を深めていただく機会を広げることとしています。
令和5年2月7日 長崎県農林部長との意見交換
長崎県拠点は、長崎県が策定した「第3期ながさき農林業・農山村活性化計画」の基本理念である「若者から『選ばれる』、魅力ある農林業・暮らしやすい農山村の実現を目指します。」の実現に向けて長崎県を後押しすることとしており、長崎県拠点が行う農業者・関係機関等との意見交換で得た農家等の生の声を長崎県農林部に共有していただくため、長崎県農林部長との意見交換を行いました。
新規就農の現状や有機農業の推進など農政の課題について情報交換を行い、引き続き長崎県農業の発展のため連携していくことを確認しました。
令和4年11月15日 株式会社日本政策金融公庫長崎支店との交流会
長崎県拠点は、農林漁業者等に対する円滑な資金の提供や経営支援などにより、国内の農林漁業の発展を支える役割を担う株式会社日本政策金融公庫長崎支店の業務について農林水産省職員として知識や理解を深め、今後の農林水産行政の円滑な遂行に資することを目的として交流会を開催しました。
交流会は、池山地方参事官の挨拶に始まり、双方から組織及び事業・業務の概要を説明した後、情報交換を行いました。
令和4年10月19日 「令和4年度 長崎県拠点女性農業者意見交換会(座談会)」(松浦市)
長崎県内の「農業女子プロジェクト」メンバー8名のうち4名が、「アジフライの聖地」でPRしている松浦市に集まり、座談会を開催しました。
長崎市内の県拠点で行ったこれまでの2回とは違い、今回は要望を受け、メンバーの方のコーヒー店をお借りして開催しました。
新たに加わった方を含め、それぞれの自己紹介、全国のメンバーとの交流・経験談などを話した後、昼食となりました。
午後からは、SNS(LINEグループ)を活用した農作物等の直売方法などの情報交換を行っていくなどの意見交換の後、メンバーの夫でシードアドバイザーの方から、野菜種子等の説明と参加者からの種子に関する質問に応えていただく相談会を行いました。
相談会では、余った種子の保存方法、コート種子、売れている品種などについての質問がありました。
長崎県内といっても各居住地が離れていて、作っている作物も異なるため、なかなかメンバー全員が一同に会することが難しい状況ですが、今後も機会をみて座談会を続けて行くこととしています。
※「農業女子プロジェクト」とは、女性農業者と企業・教育機関と連携した取組により、農業で活躍する女性の姿を社会全体に広く発信することなどを目的として、農林水産省が平成25年にスタートさせたものです。
令和4年9月30日 令和5年度農林水産予算概算要求WEB説明会(長崎県下全域)
長崎県拠点は、各市町・各JA・県各振興局向けに令和5年度農林水産予算概算要求についてのWEB説明会を開催しました。
長崎県農林部の協力を受けて、県庁会議室からWebex会議システムを使用し、予算概算要求の重要事項や新規項目などのポイントを中心に説明しました。
今後、関係機関からの質問や個別説明の要請に対応していくこととしています。
令和4年9月13日 水稲ドローン防除を見学(諫早市)
(株)Wishingの水稲ドローン防除を、池山地方参事官が見学させていただき、ドローンの機体や活用の諸課題について、意見交換を行いました。
自社の水田のほか、近隣農家の作業受託も行っており、今後は、水稲防除だけでなく、広い面積で栽培している野菜の防除も行うそうです。
令和4年7月8日 「県北地域の鳥獣被害防止等の情報交換会」(佐世保市)
県北地域における農作物被害や有害鳥獣の処分方法等の現状や課題を地域で共有し、鳥獣被害防止対策やジビエ利用を推進するため、佐世保市、平戸市、松浦市の各市から、市担当者、猟友会、ジビエ処理加工業者(平戸ファクトリー、ヘルシー・BOAR)、県庁及び県北振興局担当者、九州農政局農村振興部及び長崎県拠点が一同に顔を合せ、情報交換会を行いました。
意見交換では、イノシシの捕獲状況は、1年おきの波があり(表年、裏年)、今年は表年のはずだが、今のところ昨年並みであること。農作物被害は減っていないこと。捕獲を担う猟友会の高齢化もあり、イノシシの埋却処分は大変苦労していること。ジビエとして品質を維持するためには、猟友会との連携が重要で、捕獲から放血処理、処分場までの運送時間などを考慮する必要があること。ジビエ処理加工後の残渣については、産業廃棄物としての処理が求められることなど、各地域・各立場の苦労や課題を共有しました。
農政局からは全国の事業等の活用事例を紹介し、各種事業の利用を呼びかけるとともに、それぞれの立場の課題を共有することで、今後の鳥獣被害防止対策の連携や、ジビエへの活用を確認しました。
令和4年5月11日 佐護ヤマネコ稲作研究会との意見交換(対馬市)
佐護ヤマネコ稲作研究会からツシマヤマネコと共生する稲作の取組の説明を受けた後、県、市を交えて、稲作における化学農薬と化学肥料の低減に取り組む際の課題について意見交換を行いました。
研究会では、佐護地区の水田において、「環境配慮」、「生きもの共生策」、「資源循環」、「研究と普及啓発」などを取り組んだ「佐護ツシマヤマネコ米」を作っています。ふるさと納税のほか、神戸のどうぶつ王国(動物園)のレストランなどでも使用されています。
このほか、田んぼオーナー制度にも取り組まれていますが、これらの取組が直接消費者へのアピールができていないことが課題であることから、九州農政局として消費者団体への紹介を行っていくこととしています。
令和4年3月26日 スマート農業及び環境保全型農業・有機農業に関する現地調査(南島原市、雲仙市、諫早市)
3月26日 金子農林水産大臣は、スマート農業及び環境保全型農業・有機農業の取組の現地視察、農業者等との車座対話のため、長崎県に出張しました。→大臣の動き(本省)へリンク
令和4年1月26日 「令和3年度 長崎県拠点女性農業者意見交換会(座談会)」(長崎市)
長崎県内の「農業女子プロジェクト」メンバー7名のうち4名と、長崎県担当者を交えた座談会を開催しました。
当初は令和3年9月に予定していたものの、8月の大雨や新型コロナ感染症対策の影響により、この日に延期、リモートでの開催となりました。
この「農業女子プロジェクト」とは、女性農業者と企業・教育機関と連携した取組により、農業で活躍する女性の姿を社会全体に広く発信することなどを目的として、農林水産省が平成25年にスタートさせたものです。
長崎県担当者より女性農業者への支援について説明の後、子育て、トイレや更衣室など、農作業を行ううえで女性が悩んでいる作業環境、今後の活動の方向性について、意見交換を行いました。
今後は、直接顔を合わせた交流やSNSの活用、そしてメンバーを増やすための声かけなどしていくこととしました。
令和3年10月28日 令和3年度九州農政局農山漁村男女共同参画セミナー
令和3年10月28日(木曜日)に九州農政局による「令和3年度九州農政局農山漁村男女共同参画セミナー」が開催され、長崎県内からも発表がありました。→九州農政局農政の動き(局)へリンク
令和3年9月9日 葉梨農林副大臣が長崎県の現地調査(波佐見町、佐世保市、西海市)
令和3年9月9日(木曜日)に葉梨農林水産副大臣が長崎県内で令和3年8月の大雨による災害の現地調査と意見交換会を行いました。→九州農政局農政の動き(局)へリンク
令和3年7月26日 みかん園でのドローン防除(長与町)
西彼杵郡長与町で、令和3年度スマート農業実証プロジェクトのひとつ「JA長崎せいひ ことのうみ柑橘部会」による、みかん園でのドローン防除(農薬散布)の実証が行われました。
今回は、みかんへの病害予防の防除効果を調査するための薬剤を、ドローンを高度2mを保ちながら散布しました。みかん園は傾斜があり、技術が必要で操作が難しいマニュアルモードで行いましたが、今後は、園地の位置・高度情報を計測したオートモードでの散布も計画されています。
令和3年3月1日 「令和2年度 長崎県拠点女性農業者意見交換会(座談会)」(長崎市)
長崎県内の「農業女子プロジェクト」メンバー7名のうち3名と、長崎県担当者を交えた座談会を、長崎県拠点で開催しました。
この「農業女子プロジェクト」とは、女性農業者と企業・教育機関と連携した取組により、農業で活躍する女性の姿を社会全体に広く発信することなどを目的として、農林水産省が平成25年にスタートさせたものです。
長崎県担当者より女性農業者への支援について説明の後、女性農業者の現状、農業の魅力、今後の課題について、活発な意見交換を行いました。
今後は、参加できなかったメンバーを含めた座談会を行い、交流をしていくことを確認しました。
引き続き、九州農政局主催による、九州各県の農業女子プロジェクトメンバーを含む女性農業者とリモートで各県拠点をつないだ意見交換会に参加し、各地域の活動について情報交換を行いました。
「農業女子プロジェクトに参加しませんか?」農業女子プロジェクトについて詳しくはこちら。
令和3年2月8日 「農事組合法人ひらど新鮮市場」に対する総合化事業計画に係る認定書の交付(平戸市)
令和3年1月29日付けで総合化事業計画に係る認定を受けた「農事組合法人ひらど新鮮市場」組合長坂野博司氏に対して、令和3年2月8日、平戸市の平戸市未来創造館において、関係者立会いのもと白井地方参事官から認定書を交付した。
事業の内容は、「直営のレストランを開設し、平戸市の生産者がつくる食材をふんだんに使用したメニューを提供することで、青果として販売できない規格外品も活用しつつ、食材の魅力を余すことなくお客様に伝え、新規顧客を獲得して、生産者所得の向上、新規雇用、ひいては平戸市の農業や漁業の後継者育成につなげ、組合員の確保および地域活性化を目指す。」
農山漁村の6次産業化について詳しくはこちら。
令和2年12月15日 「夢見る’農業女子’応援プロジェクトin九州(長崎)」(諫早市)
農業女子プロジェクトの一環として、(株)ヰセキ九州と県による「令和2年度 夢ある’農業女子’応援プロジェクトin九州(長崎)」が、諫早市の長崎県農林技術開発センター(オリエンテーション~座学)と長崎県農業大学校(実習)で行われ、長崎県内の女性農業者16名のほか関係機関を含めた30名以上が参加しました。
午前の座学では、県の女性支援状況、農業記録をパソコン・スマホから入力できるソフトの使い方、トラクターや刈払機等の農業機械の安全な使い方・整備の仕方などの説明などを学びました。
午後の実習では、農業女子プロジェクトで開発された農機(白地にピンクのロゴ等が入った小型トラクターや、エンジンをかけやすくなった刈払機、エンジン式並の作業時間となった電動刈払機など)のほか、GPS搭載の直進アシスト付き大型トラクター(本来はスマート農業実演用)も持ち込まれ、参加者はそれぞれ操作の体験と実習を行いました。
農業女子プロジェクトホームページでの紹介はこちら。
令和2年7月28日 令和2年度第1回九州スマート農業技術情報連絡会議及び長崎県拠点意見交換会(長崎市)
スマート農業加速化実証プロジェクト代表者を集めた九州農政局主催による「令和2年度第1回九州スマート農業技術情報連絡会議」がWEB方式で開催され、引き続いて長崎県拠点による意見交換会を実施しました。
令和元年度スマート農業技術の開発・実証プロジェクトに採択された、佐世保みかんの「スマートみかん生産コンソーシアム」から、1年間の取組の状況等や新型コロナウィルス感染症等による事業進捗への影響についてご発言頂き、その後、それぞれのプロジェクトコンソーシアムから進捗状況や課題等について説明があり、意見交換が行われました。
【参加団体】 スマートみかん生産コンソーシアム(佐世保市)
島原雲仙ブロッコリー生産スマート農業実証コンソーシアム(雲仙市)
長崎びわ生産コンソーシアム(長崎市)
南島原スマート農業推進コンソーシアム(南島原市)
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九州全域を結んだ連絡会議(Web会議) | 県内コンソーシアムによる意見交換会(長崎県拠点) |
令和2年7月1日 ラジコン草刈機実演会(北松浦郡佐々町)
佐々町野寄地区(溜池の法面)において、佐々町スマート農業推進協議会主催によるラジコン草刈機実演会が開催されました。
エンジン・電動モーターのハイブリッド仕様のラジコン草刈機と、ハンドルと本体が長いアームで繋がった斜面草刈機を使い、機械の解説と実演が行われました。
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ラジコン草刈機 | 斜面草刈機 | 説明の様子 |
令和2年6月12日 スマート田植機実演会(北松浦郡佐々町)
佐々町大新田(西九州道佐々インターチェンジ隣接の水田)において、佐々町スマート農業推進協議会主催による「スマート田植機実演試験会」が開催されました。
直進のみのアシスト仕様と旋回を含めたオート田植機の2台を使い、田植機の解説と実演が行われました。
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直進アシスト田植機 | オート田植機 | (左)通常の田植機と (右)直進アシスト 田植機の比較 |
令和2年3月31日 令和2年度「スマート農業実証プロジェクト」公表
令和元年12月26日に農林水産省及び農研機構が公募を開始した令和2年度の「スマート農業実証プロジェクト」の採択について、令和2年3月31日に公表がされました。
長崎県内では、次の3つの実証課題が採択されています。
今後は2年間の実証を通じ、生産者参画のもと、実際の生産現場の栽培体系の中に先端技術を導入し、スマート農業の実証を行います。
1.島原雲仙ブロッコリー生産スマート農業実証コンソーシアム(代表機関:島原雲仙農業協同組合(雲仙市))
「中山間地におけるブロッコリーの生産から出荷をつなぐスマート農業システム」
2.南島原スマート農業推進コンソーシアム(代表機関:南島原市(南島原市))
「スマート農業技術の活用によるアスパラガス生産体系の確立」
3.長崎びわ生産コンソーシアム(代表機関:長崎県農林技術開発センター(長崎市))
「びわの品質を保証する生産から出荷までのスマート農業技術の実証と農福連携の推進」
詳しくは、農研機構のホームページ(リンク先はこちら)をご参照ください。
〈参考〉令和元年度「スマート農業実証プロジェクト」
スマートみかん生産コンソーシアム(佐世保市)
「温州みかんの生産から出荷をデータ駆動でつなぐスマート農業技術一貫体系の実証」
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令和元年10月15日~16日 有害鳥獣の地域資源活用に向けた交流会(長崎市)
九州農政局長崎県拠点では、長崎県と共催で「有害鳥獣の地域資源活用に向けた交流会及び研修会~野生鳥獣を”捕る”から”活かす”へ」を開催しました。(ジビエ処理事業者と主催者をあわせ、総数44名が参加。)
1日目の交流会(情報共有と交流のきっかけづくり)では、(株)一成の木之下一成社長による基調講演、九州農政局農村振興部農村環境課から支援事業等、長崎県から鳥獣被害の現状と対策、 HACCPについて情報提供、そして、ジビエ処理事業者2施設とジビエ肉を使うレストランからそれぞれの取組について発表いただいた後に、意見交換を実施しました。
意見交換では、ジビエ肉の味や安全性等について、活発な議論が行われました。(会場:長崎市岩川町 長崎地方合同庁舎)
2日目の研修会(現地視察とHACCP研修)では、ジビエ処理加工施設への HACCP導入を推進するため、長崎市内の処理加工施設において、施設概要等説明後、施設内を視察しながら、設備等の紹介と必要な HACCPの対応について注意点等を学びました。(会場:長崎市四杖町「あぐりの丘 夢ファーム」)
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1日目_交流会 | 2日目_施設見学 | 2日目_研修会 |
平成31年3月以前については、九州のあぜみち写真館へ(九州農政局)
お問合せ先
長崎県拠点
地方参事官室
電話(095)845-7121