農村型地域運営組織(農村RMO):九州農政局
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農村型地域運営組織(農村RMO)

農村RMOの始動  支援情報  リンク 

農村RMO(Region Management Organization)とは...

   地域運営組織(RMO)とは、地域の暮らしを守るため、地域で暮らす人々が中心となって形成され、地域内の様々な関係主体が参加する協議組織が定めた地域経営の指針に基づき、地域課題の解決に向けた取組を持続的に実践する組織のことです。
 

   Region(地域)の「R」、Management(運営)の「M」、Organization(組織)の「O」の頭文字をとって「RMO」と呼び、そのうち農村を対象とし、
複数集落による集落協定や、農業法人等の農業を母体とした組織が
自治会や町内会、社会福祉協議会等の、地域の多様な関係者と連携して協議会を設立し
 農用地の保全     地域資源の活用     生活支援   の3つの事業に取り組む組織
を、農村型地域運営組織「農村RMO」と呼びます。
 

農村RMOの始動

▶ 農村RMO形成のメリット

農村RMO設立に向けて動き出すためには、まず地域の現状を把握し、何が課題なのか、課題解決にはどのような取り組みが必要なのか、確認しなければなりません。
その際、農業者だけでなく、非農業者を含めた、地域に暮らす多様な人たちで意見を出し合って話し合い、将来像をイメージしましょう。

では、農村RMOを設立するとどのようなメリットがあるのでしょう?
 
 

 農村RMOの立ち上げについて

地域住民で話し合い、将来像のイメージができたら、いよいよ農村RMO設立に向けての取組みが始まりますが、設立に向けて次の3点を意識しましょう。
 
1.課題意識の共有
多様な人たちと課題や将来像を共有し、当事者意識を持ちながら取り組む。
2.地域運営に必要な人材の育成
情報や意識の共有のため、地域に幅広く顔が利く人材や地域運営のリーダーとなる人材を育成する。
3.運営資金の確保
設立後、永続的に運営するために、運営資金を確保できる仕組みを構築する。
 

支援情報

 農山漁村振興交付金(中山間地農業推進対策)

人口減少や条件不利性等の厳しい状況下にある中山間地において、地域別農業振興計画に基づき、地域の資源や地域特性を生かした、収益力向上や販売力強化等に関する取組、複数の集落の機能を補完する農村RMOの形成、デジタル技術の導入・定着を推進する取組を支援します。

 令和5年度農村RMO推進フォーラム(九州農政局)

農村RMOの普及啓発及び、都道府県、市町村、農村RMOの活動に取り組む関係者、興味をお持ちの一般の方々を対象として、令和4年度から開催しています。
令和5年度は、組織の立ち上げ・体制づくり時の課題や工夫、苦労等について情報共有を図ることをコンセプトに、フォーラムを開催しました。


▶ 農村型地域運営組織(農村RMO)形成の手引き

農村RMOの概要や、形成のステップ、課題に対する対応等をまとめた「活動のステップ」、地域づくりを支えてきたキーパーソンへのインタビューをもとに、組織の形成から活動の継続までを追った「農村地域づくり事例集」、農村地域に移住して地域づくりに取り組む方々の声を紹介した「移住者の声」等、これからの地域づくりに向けたヒントを載せた手引書です。

 各府省の関連施策

農村RMOの形成に向けて、各府省が実施している各種制度を紹介しています。
さまざまな制度を活用し、関係者が一体となって取り組みましょう。


リンク

お問合せ先

農村振興部 農村計画課

担当者:古賀、上村、新宮、甲斐
代表:096-211-9111(内線4613、4622、4611、4626)