鹿児島の写真館(鹿児島県拠点の活動)
「みどりの食料システム戦略推進鹿児島連絡協議会」流通分科会を開催しました(令和6年3月12日)
みどりの食料システム戦略推進鹿児島連絡協議会(事務局:鹿児島県拠点)は、3月12日、流通分科会を開催し、本年1月26日から1月28日(一部、2月1日)に実施した「環境にやさしい農産物の一斉販売」の成果と課題の検証等を行うため意見交換を行いました。意見交換では、一斉販売の取組において、生産者、卸売業者、小売業者との間で流通面での新たな繋がりができたことや生産者が対面販売を行ったことで消費者と交流ができ有機野菜等の購入につながったことなどの成果を確認しました。
また、対象農産物の拡充やPR資材の充実、消費者への周知不足、アンケート調査方法の見直しなどの課題が明らかになりました。
今回明らかになった課題等の対応策を検討して、令和6年度も引き続き「環境にやさしい農産物の一斉販売」の実施に向けて取り組むことを確認しました。
(「みどりの食料システム戦略推進の鹿児島県内の取組」については、こちらをご覧ください。)
挨拶する池上地方参事官
意見交換の様子
参加者による発言の様子
「環境にやさしい農産物の一斉販売」を実施しました(令和6年1月26日~28日、2月1日)
みどりの食料システム戦略推進鹿児島連絡協議会(事務局:鹿児島県拠点)は、令和6年1月26日~28日の3日間(一部店舗では2月1日)、協議会構成員の6小売事業者11店舗において、有機、IPM栽培、K-GAP認証(かごしまの農林水産物認証制度)農産物などの環境にやさしい農産物を一斉に販売する取組を実施しました。環境に配慮して生産された農産物は、一部の関心がある消費者の購入にとどまっていることから、県内各小売事業者の垣根を越え期間を決めて一斉販売することにより、多くの消費者の目に触れる機会を作り、環境に配慮して生産された農産物の生産拡大に繋げると同時に、地球環境問題を考えるきっかけとすることを目的として行ったものです。
各店舗では、生産者による対面販売や独自ののぼり旗、チラシ、ホームページでのPRに取り組まれていました。
注:取組の詳細については、後日、当ホームページに掲載します。
九州農政局のInstagramでも紹介しています。
独自にみどり戦略ののぼり旗を作成し
取組をPR、生産者による対面販売
(山形屋ストア AMU WE店)
生産者による対面販売
(イオンモール鹿児島店)
生産状況動画を店頭で常時放映
(ニシムタ 谷山店)
ホームページで一斉販売の開催をPR
生産者による対面販売
(生協コープかごしま 国分店)
JAあいら有機部会作成ののぼり旗でPR
(Aコープ 国分店)
独自の一斉販売チラシを作成するとともに
ホームページでも一斉販売の開催をPR
(地球畑 荒田店)
生産と消費をつなぐ交流「有機農産物試食会」に参加しました(令和5年12月19日)
みどりの食料システム戦略推進鹿児島連絡協議会(事務局:鹿児島県拠点)は、12月19日、湧水町が開催した有機農産物(有機じゃがいも)試食会に参加しました。この取組は、湧水町が有機農業者(園山 秀圀氏)の協力のもと、9月14日の植え付け体験に続いて、12月18日の収穫、19日の試食会までを、湧水町立上場小学校の児童14名に対して行ったものです。
児童たちは、じゃがバターやポテトチップスの調理を体験し、その後、試食をしました。また、園山氏から提供のあった有機にんじんもジュースにして試飲しました。参加した児童からは、農業体験のお礼と「にんじんは苦手だが、有機にんじんのジュースはおいしかった」「有機じゃがいももおいしかった」などの感想がありました。
なお、湧水町内の小・中学校は、この日が「食育の日」ということで有機農産物を使った給食を提供しており、メインは「肉じゃが」だったそうです。
有機農業について児童に説明する湧水町職員
調理の様子(1)
調理の様子(2)
完成したじゃがバター
試食の様子(1)
試食の様子(2)
高病原性鳥インフルエンザ防疫対応に関する農林水産大臣感謝状を出水市に交付しました(令和5年12月18日)
鹿児島県出水市では、令和4年11月から12月において高病原性鳥インフルエンザが発生した際に、鹿児島県からの発生農場での殺処分等の防疫措置の協力要請への対応に加えて、出水市独自の取組として、極めて広範囲な地域において公道での面的消毒を実施し、地域における本病のまん延防止に貢献されました。この功績を讃えるとともに、感謝の意を表して、農林水産大臣感謝状が交付されることになり、12月18日に鹿児島県拠点池上地方参事官から椎木出水市長に交付しました。
池上地方参事官から交付
感謝状を手にする椎木出水市長(右)
生産と消費をつなぐ交流「環境にやさしい農産物を利用した料理教室」を開催しました(令和5年11月25日)
みどりの食料システム戦略推進鹿児島連絡協議会(事務局:鹿児島県拠点)は、令和5年11月25日、鹿児島県栄養士会(当協議会構成員)との共催で「環境にやさしい農産物を利用した料理教室」を、かごしま県民交流センター調理実習室で開催しました。「みどりの食料システム戦略」において、有機農産物をはじめとする環境にやさしい農業の普及・拡大を推進するためには、消費者の理解を得つつ、有機農業によって生産された農産物の消費拡大を図っていくことが極めて重要です。
このため、一般消費者を対象とした料理教室を開催し、環境に配慮して生産された農産物の魅力を伝えることで、有機農産物等に対する理解促進及び消費拡大を促すことを目的に開催しました。
参加した消費者の方からは、「普段は有機野菜を使っていないので、とても良い機会でした。」「今日の野菜は、オーガニックという感じで新鮮な味がした。」といった意見をいただきました。
(「みどりの食料システム戦略推進の鹿児島県内の取組」については、こちらをご覧ください。)
使用する有機農産物の説明風景
使用する有機農産物等
調理の様子
調理の様子(最後の盛り付け)
完成した料理
試食会の様子「美味しかったです!」
「オーガニックフェスタかごしま2023」に参加し、みどりの食料システム戦略のPRを行いました(令和5年11月25~26日)
令和5年11月25~26日、鹿児島ウォーターフロントパークで「オーガニックフェスタかごしま2023」(主催:オーガニックフェスタかごしま実行委員会)が開催され、当県拠点も鹿児島県のブースにおいて、「みどりの食料システム戦略」をPRするため消費者向けチラシを配布しました。また、令和6年1月26日から1月28日まで実施予定の「環境にやさしい農産物(有機農産物・IPM栽培農産物・K-GAP認証農産物 等)の一斉販売」のPRチラシも併せて配布しました。
両日とも晴天に恵まれて多数の来場者で賑わい、用意したチラシはすべて配布し、農林水産省が取り組む「みどりの食料システム戦略」をPRすることができました。
ブースを訪れた方は、全国の有機農業の取組面積が10年間で37%増加していることや、鹿児島県の有機JASほ場面積が全国第2位であることに驚かれていました。また、化学肥料や化学農薬の使用を減らす取組に興味を持ち、IPM栽培やたい肥についてスタッフに説明を求めたりしていました。
鹿児島県拠点では、今後もあらゆる機会を通じて、「みどりの食料システム戦略」の推進に努めてまいります。
(「みどりの食料システム戦略推進の鹿児島県内の取組」については、こちらをご覧ください。)
会場入り口(奥に桜島を望む)
鹿児島県経営技術課ブース
鹿児島県経営技術課ブース
「かごしまのIPM」イメージキャラクター
有機農業の説明を受ける来場者
みどりの食料システム戦略関係
パネル・パンフレット
アンケートに回答する親子
パネル・パンフレットを閲覧する来場者
九州米粉食品普及推進協議会鹿児島部会が「第4回美山CRAFT WEEK2023」に出展しました(令和5年11月4日)
九州米粉食品普及推進協議会鹿児島部会(事務局:鹿児島県拠点)は、令和5年11月4日、日置市東市来町美山地区で開催された「第4回美山CRAFT WEEK2023」に出展し、登り窯米粉パン工房、米粉食品の販売、パネル展示、チラシ配布等を実施しました。米粉パンは、城山ホテル鹿児島のパンシェフ監修のもと、神村学園の生徒と窯元(15代沈壽官)の協力で、米粉100%のオリジナルパンを400年窯で焼き上げました。合計750個を5回に分けて焼き上げ、焼きたてを順次販売しましたが、瞬く間に売り切れ、残念ながら、購入できない人も続出するほどの大人気でした。
その他、米粉を使用したレシピ等のチラシ配布、米粉に関するパネル展示、米粉食品(会員菓子店)の販売を実施し、一般消費者等へ米粉に対する理解を深めていただく一日となりました。
【米粉パンの製造・販売】
神村学園の生徒による生地づくり
窯入れ
登り窯の火入れ
焼き上げ(約200度で25分)・窯出し
焼き型(陶器)からトレーへ取り出し
袋詰め
米粉パンの販売
米粉パン購入に並ぶ行列
米粉パンのポップ
【米粉食品の販売・パネル展示・チラシ配布】
米粉食品の販売
パネル展示・チラシ配布
米粉を使用したレシピ等のチラシ
「みどりの食料システム戦略推進鹿児島連絡協議会」情報交換会を開催しました(令和5年10月24日)
鹿児島県拠点は、10月24日に「みどりの食料システム戦略推進鹿児島連絡協議会」の情報交換会を開催しました。情報交換会の全体会では、事務局から活動報告及びみどりの食料システム戦略関連予算概算要求の説明を行った後、JA鹿児島県中央会営農サポートセンターの担当者から「JAグループ鹿児島における取組について」、鹿児島県農政部経営技術課の担当者から「鹿児島県の取組」の情報提供を行っていただきました。
その後、消費、流通、生産に分かれて分科会を実施し、消費分科会では「環境にやさしい農産物を利用した料理教室の開催」、流通分科会では「小売事業者による環境にやさしい農産物の一斉販売」、生産分科会では「みどりの食料システム戦略関連予算の活用等」をテーマに、活発な意見交換が行われました。
みどりの食料システム戦略推進鹿児島連絡協議会では、各分科会でのご意見などを踏まえて、今後、環境にやさしい農産物を多くの方に知ってもらうために料理教室や一斉販売など具体的な取組に繋げてまいります。
(「みどりの食料システム戦略推進の鹿児島県内の取組」については、こちらをご覧ください。)
挨拶する池上地方参事官
情報提供するJA県中央会桐原主幹
情報提供する県経営技術課下沖主幹
分科会で挨拶する菅谷地方参事官
流通分科会の様子
消費分科会の様子
→これまでの鹿児島県拠点の取組を見る
お問合せ先
鹿児島県拠点地方参事官室電話:099-222-5840(代表)