450年守り継がれた「芋谷の棚田」 今年も田植えが行われました:近畿農政局
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450年守り継がれた「芋谷の棚田」 今年も田植えが行われました



芋谷の棚田

【芋谷の棚田】

橋本市柱本地区の「芋谷の棚田」は、約450年前に開拓されてから今日まで守り継がれてきた棚田で、令和元年12月に指定棚田地域に指定、令和4年2月に「つなぐ棚田遺産」に認定されました。
この棚田を保全するため、柱本地域棚田協議会(以下、協議会)を中心に、地域住民と都市住民が協働して休耕田の再生、子どもの農業体験などの活動が取り組まれています。


【田植え風景】

令和4年6月9日、「芋谷の棚田」で地元柱本小学校の5年生児童と柱本幼稚園の園児、約30名が田植え体験をしました。
子どもたちは、はだしになって田んぼに入ると、はじめて経験する土の感触に思わず声を上げていました。




田んぼに入って地元の農業者の方から田植えのやり方を教えてもらうときの顔は真剣そのもの。
児童たちは、最初は慣れない手つきでしたが、すぐにコツをつかみ、お互いに声を掛け合いながら手際よく田植えをしていました。



 


園児たちは、田んぼに入るのも歩くのも一苦労。ひざまで入ってしまう子、しりもちをついてしまう子もいましたが、最後まで誰も泣かずに田植えができました。
泥んこになった足を川で洗っていると
「あ、おさかな」、「かにもいる!」園児たちの元気な声。これも貴重な自然体験です。



【今日の記念に・地域の方々と】


協議会の方から、「皆さんが田植え体験をするために、大勢の方が準備作業に携わっています。支援してくれている人への感謝の気持ちを忘れないでください」とのお話がありました。
田植え体験を通して、子どもたちが地域の方々に感謝する気持ち、生まれ育ったふるさとへの愛着を深められた一日でした。

お問合せ先

近畿農政局和歌山県拠点

ダイヤルイン:073-436-3831
FAX番号:073-436-0914