オーガニック野菜を通じて自然と人をつなげ、すべての人々に幸せと健康をとどけたい
ビオ・ラビッツ株式会社(京丹後市)
2020年4月に法人化したビオ・ラビッツ株式会社(旧:梅本農場)は、自然豊かな京丹後市で20年近くにわたり有機農業に取り組まれています。
大切にしていることは「オーガニック野菜を通じて自然と人をつなげて、すべての人々に幸せと健康を届ける」こと。子供たちに自然とつながることの大切さや地元の食を伝えるため、食育活動にも取り組まれています。
現在、同社では自社で生産した有機野菜を用いて加工品の製造やカフェも運営されています。
(取材:2022年5月)
ビオ・ラビッツ株式会社
代表取締役梅本修さん
有機農業をはじめたきっかけ
有機農業を始めたきっかけは、子どもたちに安心・安全な地元野菜を食べてほしいとの想いを持たれたためです。
現在、京丹後市内の学校給食における地元食材の割合を高めていくことを目標に、地域の生産者や行政関係者と連携し、地産地消・食育に取り組まれています。
栽培ほ場での定植作業
植物本来の力を引き出す土づくり
落葉や刈草などの自然のものを使って土づくりを行い、野菜を育てられています。
また、余分な肥料は与えず、植物本来の力を引き出すことで病気にも負けない野菜を育てているとのこと。
栽培品目はニンジン、京野菜、ダイコン、カブラ、ゴボウ、ネギ、サツマイモなど100種類以上の野菜を1年を通じて栽培されておられます。
ビオ・ラビッツ株式会社のみなさん
オーガニックがより身近で楽しいものに
ビオ・ラビッツ株式会社では、オーガニックがより身近で楽しいものになるように、日々仕事に取り組まれています。
また、一般の消費者の方向けに、野菜の栽培を体験できる体験畑や畑ツアーも企画し、多くの方にその魅力を伝えておられます。
Organic Cafe てんとうむしばたけ
Organic Cafe てんとうむしばたけ
同社が運営する「Organic Cafe てんとうむしばたけ」では、自社栽培の新鮮な有機野菜を使った料理を提供しておられます。
専属シェフの料理は素材の味を最大限に引き出し、旬の野菜をおいしく味わえます。
店内に並ぶ旬の有機野菜
カフェ店内では、旬の有機野菜のほかに、フランス生まれのお惣菜ケーキ「ケーク・サレ」や有機野菜と相性が良い「いわし醤油」等のたくさんの加工品も購入することができ、来客者からも好評です。
砂糖を使わずに、有機野菜の甘みが感じるケーキ「ケーク・サレ」
てんとうむしばたけビオ・ラビッツ株式会社
https://tentoumushi-batake.com/
みどりの食料システム戦略
https://www.maff.go.jp/kinki/keikaku/senryaku/210825.html
お問合せ先
京都府拠点
担当者:総括班
電話:075-414-9015