エコツーリズムの推進について:関東農政局
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エコツーリズムの推進について

1.エコツーリズムとは

エコツーリズムとは、地域ぐるみで自然環境や歴史文化など、地域固有の魅力を観光客に伝えることにより、その価値や大切さが理解され、保全につながっていくことを目指していく仕組みです。近年、環境問題への関心が高まる一方で、観光による自然への悪影響(踏み荒らし、ゴミ散乱等)が生じる事例も見られます。このような状況を踏まえ、「エコツーリズム推進法」(平成19年法律第105号)においては、地域の自然環境の保全に配慮しつつ、地域の創意工夫を生かした「エコツーリズム」を推進するに当たり、以下の4つの具体的な推進方策を定め、エコツーリズムを通じた自然環境の保全、観光振興、地域振興、環境教育の推進を図っています。
(1)政府による基本方針の策定
(2)地域の関係者による推進協議会の設置
(3)地域のエコツーリズム推進方策の策定
(4)地域の自然観光資源の保全


観光客に地域の資源を伝えることによって、地域の住民も自分たちの資源の価値を再認識し、地域の観光のオリジナリティが高まり、活性化させるだけでなく、地域のこのような一連の取り組みによって地域社会そのものが活性化されていくと考えられます。

・エコツーリズムの詳細(環境省Webページより)

2.エコツーリズム推進に基づく全体構想の認定

エコツーリズムに取り組む団体は、全体構想を作成し、主務大臣(環境大臣、国土交通大臣、農林水産大臣、文部科学大臣)にその構想の認定を申請できます。全体構想が認定されると国は広報に努めるとともに、各種許認可で配慮します。また、市町村は、保護を図るべき特定自然観光資源を指定し、汚損・損傷等の禁止、利用者の数の制限等を定めることができます。

管内におけるエコツーリズム推進認定団体

全体構想の第1号として、管内では、平成21年に埼玉県飯能市の取組が認定されたほか、これまで6団体の全体構想が認定されています。

・エコツーリズム推進法で全体構想が認定された団体(環境省Webページより)

平成21年年9月8日認定  飯能市エコツーリズム推進協議会(埼玉県飯能市)

平成24年6月29日認定  谷川岳エコツーリズム推進協議会(群馬県みなかみ町)

平成28年1月28日認定  小笠原エコツーリズム推進協議会(東京都小笠原村)

平成30年4月6日認定  檜原村エコツーリズ推進協議会(東京都檜原村)

平成30年9月10日認定  赤城山エコツーリズム推進協議会(群馬県前橋市)

令和4年5月26日認定  軽井沢町エコツーリズム推進協議会(長野県軽井沢町)

令和5年9月1日認定  神津島エコツーリズム推進協議会(東京都神津島村)

お問合せ先

農村振興部都市農村交流課

担当者:農泊担当
代表:048-600-0600(内線3405、3414)