2021年 農林水産施策の現場
- 関東農政局山梨県拠点 地方参事官室では、山梨県内で活動している農業者・農業団体・生産法人と日々意見交換を行い農林水産行政に反映しています。
ここでは地方参事官室で訪問した先進的農業、新規就農者やその支援等行っている団体など、山梨県内で活躍する農業関係者等を紹介します。 - 【目次】
関東農政局長及び同次長現地視察「山梨県果樹試験場」
ディスカバー農山漁村(むら)の宝認定証授与式 鈴木美樹 「ちかはぎ 空の家」
農業者との意見交換 「みずがきベジタブル」
農業者との意見交換 「わくわく観光村。」
農林水産大臣感謝状手交 「農業経営統計調査等のご協力者」
山梨県農政部 「みどりの食料システム戦略」WEB会議
「農業者との意見交換 「富士山アグリファーム」
6次産業事業認定証交付式 「八ヶ岳オーガニックヴィンヤード」
6次産業事業認定証交付式 「株式会社小笠原ファーム」
山梨県内で活躍する女性農業者 のホームページを作りました
2021年フォトレポートギャラリー
関東農政局長及び同次長現地視察 日時:2021年12月23日 場所:山梨県山梨市
左 山梨県幹部 中央 大角関東農政局長及び野原次長 右 宮﨑地方参事官
関東農政局長及び同次長は、山梨県果樹試験場にて、山梨県が推進している4パーミル・イニシアチブについて視察を行いました。
4パーミル・イニシアチブとは、果樹で発生する剪定枝を炭にして土壌に炭素を貯留することや草生栽培による果樹園の下草由来の炭素の蓄積し、温室効果ガスの一つである二酸化炭素の排出を抑制する取組です。
詳細は山梨県のホームページをご覧ください。
ディスカバー農山漁村(むら)の宝認定証授与式 鈴木美樹「 ちかはぎ 空の家」 日時:2021年12月21日 場所:山梨県市川三郷町
令和3年度関東農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」個人部門における優良な事例として選定された、鈴木美樹さん 「ちかはぎ 空の家」を訪問し、選定証を授与と意見交換を行いました。
左 宮﨑地方参事官 右から2番目鈴木美樹さん
ちかはぎ空の家 収穫体験の畑からの風景
鈴木美樹さんは「ちかはぎ 空の家」として山梨県西八代郡市川三郷町で農家民宿を営んでします。
農泊を中心として、農薬を使わないで栽培した野菜の収穫体験や、町特産物のとうもろこし「甘々娘(かんかんむすめ)」の畑で野菜ソムリエの先生と連携したプランを企画する他、はんこ日本一の町で「落款(らっかん、はんこの一種)」作り体験等を楽しんで頂いたり、室内の壁には町特産品の西島和紙を使い、地域の良さを取り入れたおもてなしをしています。
農業者との意見交換 「みずがきベジタブル」 日時:2021年12月1日 場所:山梨県北杜市
「みずがきベジタブル」を訪問し、新規就農支援活動について意見交換を行いました。
左 山梨県拠点職員 右 みずがきベジタブル 新規就農者窓口 渡部さん
「みずがきベジタブル」は、北杜市須玉町で農業を営むグループです。
農薬や化学肥料に頼らないで野菜や米を生産しながら、農業研修をおこない新規就農サポート事業を行っています。
これまで新規就農者として、元地域おこし協力隊員3名が新規就農した実績があり現在1名が研修中です。また来年度から2名研修予定です。
農業者との意見交換 「わくわく観光村。」 日時:2021年12月1日 場所:山梨県山梨市
「わくわく観光村。」を訪問し、新規就農支援活動について意見交換を行いました。左 山梨県拠点職員 右 わくわく観光村。大澤さん
「わくわく観光村。」では、5人の園主が集結し、「さくらんぼ狩り」を中心としたテーマパークを展開すると同時に、新規就農希望者の受け入れを行っています。
新規就農者は1週間毎に5人の園主を巡りながら研修を受けます。
研修は、おうとう・もも・ブドウなど山梨を代表する果樹の栽培技術や観光農園での接客対応など多岐にわたって行われます。
これまで研修を通じて新たな山梨の果樹栽培の担い手を育成した結果、親元就農者を含め10名以上の新規就農者の実績があります。
農業経営統計調査 農林水産大臣感謝状手交 日時:2021年10月29日
農業経営統計調査等に永年ご協力頂いた4名の方に対し、農林水産大臣からの感謝状が授与されました。
ぶどう栽培農家 間瀬信仁さん
桃栽培農家 青柳和光さん
なす栽培農家 土屋さん夫妻
酪農家 小林茂樹さん
永年統計調査にご協力頂いた4名に、宮﨑地方参事官が感謝状を手交しました。
詳細は、「統計の日」ページをご覧ください。
「みどりの食料システム戦略」WEB説明会議 日時:2021年7月20日 場所:山梨県甲府市
山梨県農政部幹部への「みどりの食料システム戦略」Web説明会(関東農政局との共催)を開催しました。WEBで関東農政局堺田次長から戦略の概要説明を行い、戦略に対して活発な意見交換が行われました。
農業者との意見交換 「富士山アグリファーム」日時:2021年6月30日 場所:山梨県富士吉田市
「富士山アグリファーム」を訪問し、地域特産物に向けた取組について意見交換を行いました。左 山梨県拠点 宮﨑地方参事官 中央 富士アグリファーム 代表取締役 渡辺さん 右 都留信用組合職員
いちご 富士夏媛(ふじなつき)
「富士山アグリファーム」は、2020年地元のブランド野菜を作る事を目的に、農業とは直接関係がなかった地元企業6社が出資し設立しました。
現在は、野菜栽培を通じて地元の雇用を増やすなど地域に根ざした活動の一環として、富士の麓で冷涼な気候を利用した、夏秋いちごを栽培(収穫期は5月中下旬~11月頃まで)しています。
栽培されたいちごは「富士夏媛(ふじなつき)」(一粒約40g)と名付け、富士吉田市の特産品として販売されています。
6次産業化事業認定証交付式 日時:2021年4月15日 場所:山梨県北杜市
「八ヶ岳オーガニックヴィンヤード株式会社」を訪問し6次産業化事業認定証の手交を行いました。左 山梨県拠点 宮﨑地方参事官 右 八ヶ岳オーガニックヴィンヤード 代表取締役社長 高橋さん
「八ヶ岳オーガニックヴィンヤード株式会社」では、醸造用ぶどう種の「シャルドネ」「メルロ」「ゲヴェルツトラミネール」「シュナンブラン」「プティマンサン」などから、北杜市の気候にあった品種を選定しワインを醸造に向け取り組んでいます。
同社の「環境再生型農業により生産された原料を用いた高品質なワイン醸造・販売事業」が、6次産業化・地産地消法に基づく総合化事業計画として認定され、宮﨑地方参事官から髙橋社長に認定証を手交しました。
6次産業化事業認定証交付式 日時:2021年4月15日 場所:山梨県北杜市
「株式会社小笠原ファーム」を訪問し6次産業化事業認定証の手交を行いました。左 小笠原ファーム 代表取締役社長 小笠原さん 右 山梨県拠点 宮﨑地方参事官
「株式会社小笠原ファーム」では「ぶどう」「桃」「西洋梨」の生産を行っています。
同社の「環境保全型農業により生産した山梨県産の原料による果実酒の開発及び販売」が、6次産業化・地産地消法に基づく総合化事業計画として認定され、宮﨑地方参事官から小笠原社長に認定証を手交しました。
同社の「環境保全型農業により生産した山梨県産の原料による果実酒の開発及び販売」が、6次産業化・地産地消法に基づく総合化事業計画として認定され、宮﨑地方参事官から小笠原社長に認定証を手交しました。
「山梨県内で活躍する女性農業者」のページを作成しました 日時:2021年3月1日
新たな担い手として活躍する女性農業者等や山梨農業の魅力を社会に広く伝える女性農業者グループを紹介するページを作成しました。詳細は、「山梨県内で活躍する女性農業者」のページをご覧ください。