フォトレポートギャラリー
(株)ホンダトレーディング様と連携した「みどり戦略」に関する真壁高校への出前授業
日時:2024年10月29日(火曜日)午前10時30分から
場所:茨城県立真壁高等学校 稲荷原農場(桜川市)
・茨城県拠点では、昨年12月に続き(株)ホンダトレーディング様と連携し、真壁高校 農業・環境緑地科の生徒(2年生18名)を対象に、「みどり戦略」や職業としての農業の魅力、農業の可能性について、講義を通して学び、農業への関心を更に高めてもらうため出前授業を開催しました。
今回は昨年12月の出前授業で実施した芝燻炭の畑施用を8区画(体積比0%、5%、10%、20%)に分けて、すき込み、パン用小麦(ユメシホウ)の種をまいて、収穫した圃場の土壌分析結果や生育状況・収穫量について講評しました。
今回の取組においては、試験期間が短かったこと、バイオ炭の混合量が0%、5%、10%、20%の狭い範囲の設定だったこともあり、バイオ炭の施用量が小麦の生育や収穫量にはほとんど差がなかったものの、土壌の保水性や保肥性が向上するなどの結果になりました。
また、講義では「見える化」や「Jークレジット」などの環境負荷低減の取組紹介のほか、バイオ炭や日本の温室効果ガス排出量などに関するクイズを行い、生徒の興味を引き出すなど楽しく授業を行いました。
ICT給水機使い勝手聴き取り会に参加
日時:2024年10月17日(木曜日)
場所:茨城県立農業大学校(茨城町) 午前10時30分から
茨城県立水戸農業高等学校(那珂市) 午後1時35分から
・関東農政局那珂川沿岸農業水利事業所が茨城県立農業大学校及び茨城県立水戸農業高等学校において「ICT給水機使い勝手聴き取り会」を給水機メーカーの担当者を交えて開催し、当拠点も参加しました。
今回は、米の収穫を終えたこの時期に、あらためてICT給水機の使い勝手について聴き取り、利点や要望が生徒から出された他、新規就農した際には是非使いたいといった発言もあり、スマート農業の推進に向けた取組の成果を感じました。
茨城県拠点からは、J-クレジット制度・環境負荷低減の取組の「見える化」等についての説明を行いました。
今回参加された生徒の中から、みどりの食料システム戦略通の担い手が多く輩出されることを期待します。
笠間市における栗のブランド化についての意見交換
日時:2024年10月11日(金曜日)
場所:JA常陸 友部花卉センター(栗選果場) 午前10時から
笠間栗ファクトリー株式会社 午前11時20分から
笠間市役所 午後1時30分から
・日本一の栗の生産量を誇る茨城県において、笠間市は先進的な栗の加工や販売を行う代表的な栗の産地です。
茨城県拠点では、職員研修の一環として、笠間市の栗に関わる機関を訪れ意見交換を行いました。
1.JA常陸の栗の選果場では、冷蔵施設で薬剤を使用しない冷蔵殺虫の仕組みや、生産者が品種別に出荷した栗を選果し、出荷基準をクリアした高品質なものを出荷するまでの行程、2.道の駅に隣接した笠間栗ファクトリー(株)では、「笠間の栗」を使用した製品(ペースト・甘露煮・渋皮煮など)の製造技術や販売戦略、3.笠間市役所では、笠間市産業経済部農政課、笠間地域農業改良普及センター、JA常陸笠間営農経済センターと「笠間の栗」のブランド認証制度、生産・加工・販売支援、輸出を含めた販路拡大、品種別・サイズ別への選別やコールドチェーン(低温物流)の徹底など、ブランド化の取組みや産地の課題について、意見交換を行い理解を深めることができました。
茨城県拠点としても、引き続き持続的な産地づくりの推進に向けて支援して参ります。
(参考URL)
笠間の栗 笠間市公式ホームページ(kasama.lg.jp)
笠間栗ファクトリー 笠間の栗(kasama-kuri-factory.com)
笠間の栗 笠間地区 JA常陸の特産品(ja-hitachi.jp)
「みどり戦略学生チャレンジ」の参加校への取組取材に参加
日時:2024年9月13日(金曜日)午後3時00分から
場所:茨城県立水戸農業高等学校(那珂市)
・「みどり戦略学生チャレンジ」※参加校の茨城県立水戸農業高等学校及び茨城県立海洋高等学校の皆さんへの取組取材に参加しました。
水戸農業高校及び海洋高校では、農業高校と水産高校との学校横断的な協働による循環型農水産業の構築の取組を行っています。具体的には、水戸農業高校で栽培した大豆から製造した味噌と、海洋高校で茨城県産マサバを加工し、サバの味噌煮を作ります。さらに、海洋高校海洋食品科の海洋食品加工実習で出るサバの加工残滓(頭・内臓)を米ぬかと混ぜて魚粉にしたものを、水戸農業高校農業科での大豆の栽培時に肥料として使用することで、「循環型農水産業の構築」となります。
当日は、お互いをよく知るという目的で、海洋高校の生徒が水戸農業高校の学校見学を行うとともに、3グループに分かれてディスカッションを行いました。ディスカッションの後、みどり戦略学生チャレンジ関東ブロック大会事務局及び関東農政局食ミラプロジェクトより、「みどり戦略学生チャレンジ」の概要について説明し、取組状況や課題、今後の目標や抱負について取材を行いました。
今後、両校は水戸市で開催される「シン・いばらきメシ総選挙2024」に出店し、サバの味噌煮の試食会を行い、官能試験としてデータを取り品質向上を図ることとしています。
シン・いばらきメシ総選挙2024~市町村対抗いばらき最強グルメ決定戦~ (pref.ibaraki.jp)
*「みどり戦略学生チャレンジ」とは、「みどりの食料システム戦略」の実現に向けて、将来を担う若い世代の環境に配慮した取組を促すため、農業大学校や農業高校を含む大学生や高校生等の個人・グループが「みどりの食料システム戦略」に基づいた活動を実践する機会として「みどり戦略学生チャレンジ(全国版)」を開催するものです。
令和6年度みどり戦略学生チャレンジ関東ブロック大会:関東農政局 (maff.go.jp)
大子町認定農業者協議会勉強会
日時:2024年9月3日(火曜日)午後2時から
場所:大子町営研修センター
・茨城県拠点では、大子町での認定農業者協議会勉強会に講師として招かれ、「食料・農業・農村基本法の改正のポイント」「食料供給困難事態対策法」「クロスコンプライアンス」について説明しました。
大子町は、茨城県の最北西部に位置した中山間地域で、農業は米を中心に、町の地域振興作物である奥久慈のお茶、こんにゃく、りんごなどのほか、県のブランド牛である常陸牛の肥育素牛の産地として知られています。
参加者から、平時からの食料確保の重要性や食料自給率の目標の検証方法、農業知識を深めるための教育の必要性に加えて、基盤整備が進んでいない、農地の集約が困難、高齢化や担い手不足による耕作放棄地の拡大などの中山間地域で抱える要望や課題について、活発な意見が出されるなど有意義な意見交換が行われました。
関東農政局茨城県拠点・日本政策金融公庫水戸支店・茨城県農業共済組合連合会との合同会議
日時:2024年8月28日(水曜日)午前10時00分から
場所:茨城県農業共済組合連合会
・関係機関の連携強化を図る目的で、茨城県拠点・公庫水戸支店・農業共済組合連合会の合同会議を開催しました。
公庫水戸支店からは、令和5年度までの融資実積やその傾向についての分析、令和6年度の重点取組事項に関する説明がありました。
農業共済組合連合会からは、収入保険の加入状況及び加入推進に向けた取組について説明があり、当拠点からは、食料・農業・農村基本法改正のポイントや環境負荷低減のクロスコンプライアンス等について説明を行いました。
公庫の経営資源マッチングや共済の収入保険の加入推進の課題等について、要望や提案がなされ、活発な意見交換がなされました。引き続き、茨城県農業の支援に連携して取り組んでいきます。
ICT給水機使い勝手聴き取り会に参加
日時:2024年7月29日(月曜日)午後1時00分から
場所:茨城県立農業大学校(茨城町)
日時:2024年8月1日(木曜日)午前9時00分から
場所:茨城県立水戸農業高等学校(那珂市)
・関東農政局那珂川沿岸農業水利事業所が茨城県立農業大学校及び茨城県立水戸農業高等学校において「ICT給水機使い勝手聴き取り会」を給水機メーカーの担当者を交えて開催し、当拠点も参加しました。
茨城県立農業大学校では、石山地方参事官が、この機会を利用し、参加した未来の農業担い手に向けて「みどりの食料システム戦略の概要」について説明を行いました。生徒からは、水管理システムの利便性と省力化の感想や新規就農に関する悩みなどが出されました。
また、水戸農業高等学校では、聴き取り会終了後にICT給水機に関心のある関係機関等を対象とした「ICT給水機展示会」が開催され、参加者からは、ICT給水機設置に係る経費、通信費、設置方法等に関し熱心な質問が出されました。
J-クレジット制度の最新動向と活用に向けた連携会議及び勉強会を開催
〇連携会議
日時:2024年7月11日(木曜日)午前10時から
場所:茨城県農業総合センター(笠間市)
〇勉強会
日時:2024年7月16日(火曜日)午後1時30分から
場所:筑西市合同庁舎(筑西市)
日時:2024年7月18日(木曜日)午後6時30分から
場所:土浦合同庁舎(土浦市・WEB参加)
「J-クレジット制度の最新動向と活用に向けた連携会議及び勉強会(2地区で開催)」を茨城県と連携して開催しました。
連携会議では当拠点の永井総括農政推進官が講師を務め「J-クレジット制度の概要」についての説明を行うとともに、J-クレジット・プロバイダー(J-クレジット制度の支援事業者)も情報提供を行い、関係機関が連携して本制度の活用を推進する目的で開催されました。
また、勉強会は筑西地区と土浦地区の2地区で行われ大規模農業者も参加して開催されました。
連携会議同様「J-クレジット制度」「プロバイダーの支援」等について、本制度への参画を後押しし活用していただくため情報提供を行いました。
参加者からは「バイオ炭の農地施用」「J-クレジットの申請方法」「中干し延長の確認方法」など、本制度の参画に向けた積極的な質問が出されました。
茨城県農業機械化協会総会の研修会で基本法等改正のポイントを説明
日時:2024年7月12日(金曜日)午後4時から
場所:ホテル・ザ・ウエストヒルズ・水戸
研修会には、農機具商業協同組合、全農茨城県本部、茨城県立農業大学校、茨城県の関係者の方々が参加し石山地方参事官が講師を務め、「食料・農業・農村基本法」や「食料供給困難事態対策法」「スマート農業技術活用促進法」について、基本法の改正に至った経緯、新たな基本理念、食料安全保障リスクに備えた新たな法律と罰則報道の誤解、スマート農業の実用化などポイントを説明しました。
参加者からは、今後の基本計画で決める食料自給率目標の検証は重要であることや、食料安全保障を確保するための様々な支援措置と農林水産予算の拡充要望など活発なご意見が出されました。
今後も食料安定供給確保のために、生産・加工・流通・小売・消費の「食料システム」を関係者一体となって取り組むことが重要であり、これら農業施策の推進に向けてご理解ご協力ご支持いただけますよう努めていきます。
(参考URL)
食料・農業・農村基本法改正法等に関する地方説明会について:農林水産省 (maff.go.jp)
食料供給困難事態対策法について:農林水産省 (maff.go.jp)
スマート農業技術活用促進法について:農林水産省 (maff.go.jp)
地域振興に取り組む商社との意見交換
日時:2024年6月14日(金曜日)午後1時30分から
場所:八千代町役場庁舎内 「株式会社はなまるBASE」
茨城県八千代町では、町が100%出資、野村勇町長を代表取締役とした地域商社「株式会社はなまるBASE」を設立。令和6年4月から事業を開始したことから、設立に至った経緯や事業内容について意見交換を行いました。
八千代町は、ふるさと納税による寄附の実績が、令和2年度の14,953件から、令和5年度では163,542件と大きく増え、寄附額は22億8千万円に上ります。
町では、さらに八千代町の存在や数々の特産品を知ってもらい、地域の活性化につなげていくこと、また、少子・高齢化や人口減少等による町の衰退化を防ぐこと、といった課題に対し、「スピード感をもって地域活性化に取り組むため、地域商社を作ろう」との発想のもと、株式会社を設立。
役場庁舎内の一室を間借りし、役員・社員合わせて5人でスタートしました。今後、主たる事業として、(1)町からのふるさと納税事業の受託、(2)農業の6次産業化推進、(3)農産物等の輸出、(4)人材育成、(5)英会話教室などを行いながら、町の活性化を目指しています。
茨城県拠点としても、農業の6次産業化の推進や、GFPと連携を図り輸出促進の取組を行っていきます。
茨城県稲作共進会で最優秀賞と農林水産大臣賞に選ばれた農業者との意見交換
日時:2024年6月10日(月曜日)午後1時30分から
場所:笠間市大和田農園
令和5年度茨城県稲作共進会で最優秀賞を受賞するとともに農林水産大臣賞にも選ばれた大和田農園(笠間市)を訪問して意見交換を行いました。
稲作農家を代々継承しながら、県認定の特別栽培米の生産に取り組み、病害虫の適期防除・生育に合わせた肥培管理による食味向上など積極的に取り組んでいるほか、色彩選別機による選別を徹底し、令和5年産米は全量1等の実績を残すなど良品質米の生産を実現しています。
5代目の慶一さんは、ドローンを活用した農作業の省力化に取り組んでおり、今後はスマート農業や規模拡大にチャレンジしたいと先を見据えていました。また、奥様も農園を支えるためトラクター技能講習を受けるなど、今後の活躍が増々期待されます。
(参考URL)
【大和田農園ホームページ】 (ohwada-nouen.com)
【大和田農園Facebook】
【大和田農園 Iinstagram】
報道関係者向け先進的な園芸施設の視察及び意見交換
日時:2024年6月6日(木曜日) 午前10時30分・午後1時30分から
場所:午前 (株)ハイテクファーム ・ 午後 (株)一農
関東農政局茨城県拠点では、報道関係者の皆様に対し、農業に関する理解や関心を高めていただき、報道する機会が増えることにより、国民への理解醸成を図る取組として、「先進的な園芸施設の視察及び意見交換」を開催し報道機関6社が参加しました。
午前は、(株)美浦ハイテクファームにおいて、太陽光利用型大型ガラスハウスの植物工場で土壌栽培に比べて保水性が高く、栄養を失うことがなく、病気の発生も少ないと言われているロックウール(人造鉱物繊維)を使用したパプリカの水耕栽培施設、午後は、(株)一農において、大型ハウス施設で溶液上に設置されたハイドロゲル膜と呼ばれる特殊フィルムの上で作物を栽培するアイメック農法技術によるトマト栽培をそれぞれ視察し、意見交換を行いました。
参加した報道機関からは、パプリカの国産、輸入の割合や国産トマトの価格の状況、施設の特徴や栽培方法等について熱心な質問が出され有意義な意見交換となりました。
今後も報道機関との連携による農政や農業現場の情報発信を図って行きます。
(参考URL)
【茨城新聞】クロスアイ (ibarakinews.jp)
LuckyFM 茨城放送 ニュース
LuckyFM「いばらきの、生産者さんこんにちは」
第76回茨城県食糧集荷協同組合通常総会
日時:2024年5月27日(月曜日)午後3時~
場所:ホテル・ザ・ウエストヒルズ・水戸
茨城県食糧集荷協同組合の通常総会に石山地方参事官が出席し、米をめぐる状況について、人口減少や食の多様化による需要量が毎年10万トンづつ減少していることや、直近の作付意向調査では飼料用米から主食用米へ回帰する動きがみられる。今ここで主食用米が増えてしまうと、また米価が下がってしまうことから「今が大事な時期」と捉えて、麦・大豆・輸出用米や飼料用米等への作付転換など、需給と価格の安定のために需要に応じた米の生産・販売の推進に向けて関係者一丸となって取り組む必要があることを強調しました。また、将来にわたって、食料の安定供給が持続するためには、農業生産基盤の確保が重要なことや、環境に配慮した取組は「未来の子供たちのためにも」大切なことから、引き続きのご理解とご協力をお願いする旨、挨拶しました。
スマート農業実践学習ICT 給水機に係る講習会
日時:2024年5月20日(月曜日)午後1時00分から
場所:茨城県立農業大学校
日時:2024年5月27日(月曜日)午後1時30分から
場所:茨城県立水戸農業高等学校
農業分野では、担い手の減少・高齢化の進行等により労働力不足が深刻な問題となっているなか、地域の担い手の負担軽減に向けたスマート農業推進の取組として、関東農政局那珂川沿岸農業水利事業所との間で締結した「スマート農業の普及・実践的教育のための実証圃場の設置・運用に関する協定書」に基づき茨城県立農業大学校及び茨城県立水戸農業高等学校において開催された「ICT給水機に係る講習会」に参加しました。
講習会は、給水機メーカーの担当者が講師を務め、茨城県立農業大学校では1年生及び2年生を対象に、茨城県立水戸農業高等学校では3年生の生徒を対象にパソコンやスマートフォンで水田の給水を管理できる圃場水管理システムや農業経営課題の解決をサポートするサービス支援システムの講義を行いました。
生徒からは、システム導入に係る経費や他社製品との比較、今後の展望などについて質問が出され、スマート技術の理解を深めました。
自衛隊茨城地方協力本部の災害対策説明会
日時:2024年5月23日(木曜日)
場所:自衛隊茨城地方協力本部
自衛隊茨城地方協力本部主催による大規模災害における「自衛隊指揮所」の対応説明会が、近隣の国の行政機関を参集し開催され、当拠点の石山地方参事官をはじめ職員が出席しました。
自衛隊から、発災時の活動説明や今年1月の能登半島地震への派遣活動について動画映像による紹介があり、自衛隊災害派遣の必要性や重要性について理解を深めました。
終了後は、栗秋本部長と意見交換を行い、災害情報の共有と発災に備えたブッシュ型支援や避難者支援など農政局拠点とも相互協力し連携することを確認しました。
(参考URL)
陸上自衛隊:災害派遣の仕組み (mod.go.jp)
即応予備自衛官の活動状況 (youtube.com)
【災害派遣活動】令和6年能登半島地震 輸送艦「おおすみ」災害派遣活動 (youtube.com)
【令和6年能登半島地震】先端輸送隊による物資輸送等 (youtube.com)
令和6年能登半島地震に係る農林水産関係の被害・対応状況(令和6年5月28日14時00分現在)(maff.go.jp)
米粉入り食パンを使用した料理教室
日時:2024年5月20日(月曜日)午前10時30分から
場所:JAグループ茨城「クオリテLab」
関東農政局茨城県拠点では、米粉及び茨城県産食材の利用拡大に向けた取組として、JA茨城県中央会、いばらきコープ及びフジパンと連携して「米粉入り食パンを使用した料理教室」を開催しました。
料理教室では、いばらきコープの会員様等9名が参加して、米粉入り食パンや茨城県産の食材を使用した「米粉入り食パンでもっちりお好み焼き」「トマトのポタージュ」「いちごのティラミス」の3品を作り、全員で楽しく、おいしくいただきました。
参加者からは、「米粉入り食パンを使ったお好み焼きは、日頃食べるお好み焼きと比べてモチモチ食感が楽しめてとてもおいしかった」「米粉入り食パンを使ったティラミスは、スポンジケーキを作る手間が省けて簡単に作ることができた」「簡単なので自宅で子供たちとつくりたい」などの感想をいただきました。
今後とも、この連携を継続して「新たな米の需要」や「茨城をたべよう」を推進していきます。
(参考URL)
米粉入り食パンを使用したレシピ(PDF)
米粉の食パン料理教室【クオリテLab】 - YouTube
農林水産省関東農政局食ミラプロジェクト Instagram
茨城県農林水産部【公式】Instagram
JAグループ茨城【公式】Instagram
いばらきコープ生活協同組合 - Facebook
いばらきコープ生活協同組合Facebook(写真)
お米からパンができるって本当ですか?→『フジパングループ本社 株式会社桃枝さん』 (youtube.com)
【茨城新聞】クロスアイ(ibarakinews.jp)
米粉の利用促進、茨城県産農産物のPR 情報発信(関東農政局HP)
小美玉市食生活改善推進協議会総会研修会
日時:2024年4月26日(金曜日)午前10時45分から
場所:小美玉市四季健康館
小美玉市食生活改善推進協議会総会の研修会において、当拠点の石山地方参事官が講演を行いました。
研修会は、小美玉市食生活改善推進協議会の会員約80名が参加し、環境に優しく持続可能な生産から消費を実現する「みどりの食料システム戦略」の講演及び食から日本を考える「ニッポンフードシフト」の動画を視聴していただきました。
会員の皆様からは、「地球温暖化の原因となっている温室効果ガスのことや環境に優しい農業や食への取組みの大切さなど良く理解できた。」「協議会で実施している地産地消や食品ロス削減の取組みが、みどり戦略と同じ方向を向いていることを確認でき大変勇気づけられた。」「引き続き協議会のスローガンである“私達の健康は私達の手でつくる”を実践していきたい。」との言葉をいただきました。
(参考URL)
みどり戦略(16ページ) (maff.go.jp)
みどりの食料システム戦略PR動画(maff.go.jp)
NIPPON FOOD SHIFTとは? | 食から日本を考える。 (maff.go.jp)
米粉について | 米粉タイムズ (komeko-times.jp)
農特集「毎日たまご」農林水産省広報誌affあふ2404-4月号 (maff.go.jp)
農林水産省ビジョン・ステートメント (maff.go.jp)
茨城県食生活改善推進員協議会について/茨城県 (pref.ibaraki.jp)
JAの経営所得安定対策等新任担当者向け研修会
日時:2024年4月24日(水曜日)午後1時30分から
場所:JA茨城県中央会
JA茨城県中央会が県内各JAの経営所得安定対策等新任担当者向けWEB研修会を開催し、当拠点の浅川総括農政業務管理官及び倉持行政専門員が講師を務めました。
主食用米の消費量が毎年10万㌧程減少し続けている現状において、需要に応じた米の生産・販売が非常に重要であることを説明しました。
また、農業の経営安定のために、経営所得安定対策の3つの柱であるゲタ対策・ナラシ対策・水田活用の直接支払交付金の推進を積極的に行っていただくようお願いをしました。
特定家畜伝染病発生時の対応学習会
日時:2024年4月23日(火曜日)午前10時30分から
場所:関東農政局茨城県拠点
関東農政局茨城県拠点では特定家畜伝染病発生に備えるため、当拠点職員向けに特定家畜伝染病発生時の学習会を開催しました。
学習会では、高病原性鳥インフルエンザや豚熱の発生状況及び防疫措置、特定家畜伝染病発生時に拠点が行う対応等について学習するとともに、防疫作業時を想定した防護服の着脱演習を行いました。
家畜衛生に関する情報(農林水産省へリンク)
自衛隊茨城地方協力本部長との意見交換
日時:2024年3月25日(月曜日)午後4時から
場所:関東農政局茨城県拠点
自衛隊茨城地方協力本部の栗秋本部長と当拠点の石山地方参事官が茨城農業の現状や災害等に関する意見交換を行いました。特に、鳥インフルエンザ及び災害の発生に備えて連絡体制や発生した際の支援について、茨城県や農政局拠点とも相互協力し連携することを確認しました。
茨城地方協力本部(防衛省・自衛隊へリンク)
鳥インフルエンザに関する情報(農林水産省へリンク)
茨城県拠点内勉強会の開催
日時:2024年3月6日(水曜日)午前10時から
場所:関東農政局茨城県拠点 別館3階大会議室(Teams併用)
当拠点の伊藤行政専門員を講師に、加工・業務用野菜をめぐる現状について勉強会を開催し、地方参事官室職員及び消費・安全担当職員約30名が参加しました。
単身世帯や共働き世帯の増加など社会構造やライフスタイルの変化に伴い、カット野菜やキット野菜などの加工野菜は、直近10年間で約2倍、特にサラダは3倍強に増加するなど、加工・業務用野菜の需要が拡大していること。それに伴い、野菜の流通構造が量販店向けも含めて大きく変化している現状について、具体的な実例をもって理解を深めました。
スマート農業実証プロジェクト畑作技術検討会
日時:2024年3月5日(火曜日)午後1時10分から
場所:神崎ふれあいプラザ文化ホール
関東農政局茨城県拠点では、人口減に伴う農業者の急減が見込まれる中で、スマート農業の実用化を加速するための取り組みとして、農研機構中日本農業研究センター主催のスマート農業実証プロジェクト畑作技術検討会に出席しました。
検討会では、スマート農業実証プロジェクトの中から、畑作に関連した課題について、取り組みの成果報告、技術導入や普及に向けての展開方法についての質疑・意見交換が行われ、技術の普及や有効活用に向けての検討が行われました。
交通安全講習会及び安全運転適性診断の実施
日時:2024年2月28日(水曜日)午前11時・午後1時から
場所:茨城県拠点 別館3階会議室・茨城県拠点敷地内
茨城県拠点では、職員が出張等で官用車を運転する機会が多く、また交通用具による通勤者が約7割を占めています。
このような中、当拠点では重大な事故等は発生していないものの、県内では交通死亡事故の急増に伴い、交通事故防止の意識を高め、交通ルールの遵守・交通マナーの実践を図り、交通事故防止に努めることを目的に、水戸警察署交通課による交通安全の講話及び茨城県交通安全協会による出前式安全運転適性診断を実施しました。
これからも安全運転に心掛けたいと思います。
(参考)配付されたチラシ
飲酒運転根絶について/茨城県警察 (pref.ibaraki.jp)
危険!許しません、あおり運転!/茨城県警察 (pref.ibaraki.jp)
令和5年度 茨城県稲作・そば共進会表彰式
日時:2024年2月21日(水曜日)午後1時30分から
場所:ホテル・ザ・ウエストヒルズ水戸(水戸市)
「令和5年度 茨城県稲作・そば共進会表彰式」において、稲作で茨城県笠間市の大和田農園(大和田慶一さん)、そばで同市の吹野健司さんが最優秀賞を受賞しました。
特別賞で農林水産大臣賞を受賞した大和田農園は、水稲栽培においてドローンを使った省力化や病害虫の適期防除、色彩選別機の活用により全量1等米で出荷する取組が評価されました。また、吹野さんは耕作放棄地対策として15年前からソバを導入し、麦や大豆の連作障害を改善するため輪作体系を組み、ソバの面積を拡大し、10a当たり162kgの高い収量を実現した取組が評価され、茨城県農林振興公社の藍原理事長から賞状が手渡されました。
石山地方参事官より受賞者へ、米・そばの安定生産・省力化・低コスト技術の導入・高品質で付加価値向上の取り組みにおいて、これまで多くのご苦労があり、ご努力を続けられたことへの敬意や、今後とも経験を生かした取組を継続していただきたい旨の挨拶をしました。
主催:茨城県・(公社)茨城県農林振興公社
後援:農林水産省関東農政局、茨城県農産物検査協議会
(参考)
大和田農園ホームぺージ
稲作・そば共進会 公益社団法人 茨城県農林振興公社ホームぺージ
いばらきオーガニック推進ネットワーク 令和5年度第2回意見交換会
日時:2024年2月16日(金曜日)午後2時から
場所:茨城県庁 17階(農林水産部会議室2)
茨城県主催の「いばらきオーガニック推進ネットワーク 令和5年度第2回意見交換会」にオブザーバーとして出席し、みどり戦略の取組、令和6年度農林水産関係予算概算決定の説明動画(限定配信YouTube)、関東農政局みどり戦略勉強会、食料・農業・農村基本法の改正の方向性、新たな環境負荷低減の取組の(見える化)等級ラベル表示について紹介しました。
一般社団法人 日本オーガニック検査員協会より「有機農業をめぐる世界及び日本の動向」や、茨城県より「茨城県の有機農業推進施策の令和5年度実施状況」、茨城県農業総合センターより「有機農業技術推進チームの取組状況」について説明があり、その後活発な意見交換が行われました。
(参考)茨城県では「いばらきオーガニック推進ネットワーク」を設置して、有機農産物の生産方法や販路、価格、需要などに関する情報交換を行い、相互理解促進の場を形成し、需要と生産を増加させるために、関係機関と連携しながら有機農業の取組を拡大しているところです。
「総合化事業計画」の認定証交付(株式会社照沼)
日時:2024年2月15日(木曜日)午後1時30分から
場所:ほしいも神社(ひたちなか市)
関東農政局茨城県拠点では、「総合化事業計画」を認定された(株)照沼の社長佐々木貴史氏に対し、太平洋を望む「ほしいも神社」において、農林水産大臣名の認定証交付を行いました。
(株)照沼では、「有機ほしいも」の生産・流通が少ないことに注目し、自ら栽培、生産するため数年前から、有機JAS認証の生産行程管理者(有機農産物及び有機加工品)となり準備を進めておりました。
また、みどりの食料システム戦略として有機農産物の拡大が国の方針として示されたこともあり、「有機さつまいも」栽培面積を現在の12aから20haまで拡大を予定しており、輸出も視野に入れて取り組んでいます。
引き続き、当拠点として農林水産物の付加価値を高め、農林漁業者の所得向上を目指す取り組みをサポートして行きます。
「総合化事業計画」の認定証交付(株式会社照沼)(PDF : 184KB)
総合化事業計画の概要「株式会社照沼」.pdf (maff.go.jp)
ほしいも神社 - 堀出神社 (horide-hachiman.com)
第6回環境保全型農業推進研究会
日時:2024年2月13日(火曜日)午後1時30分から
場所:茨城県JA会館 2階第 5会議室
関東農政局茨城県拠点では、JA茨城県中央会主催の第6回環境保全型農業推進研究会に出席して、持続可能な食料システム構築に向けた「みどりの食料システム戦略」関連予算の説明を行いました。
研究会には、県内各JAの「みどりの食料システム戦略」の担当者・JAグループ茨城の関係者や茨城県が参加し、JAグループ茨城における「みどりの食料システム戦略」への対応の在り方について、積極的な協議を行いました。
第19回茨城県農産物鑑定大会
日時:2024年1月16日(火曜日)午後2時から
場所:JAグループ茨城教育センター研修室(水戸市)
第19回茨城県農産物鑑定大会の表彰式に出席しました。表彰式では、茨城県農産物検査協議会事務局から鑑定結果の講評及び結果発表、上位入賞者への賞状・記念品授与が行われました。
石山参事官は、農林水産省において、農産物の規格・検査について検討や見直しを行ってきたことを説明し、茨城県産米や農産物の信用度の維持・向上のためにも、鑑定技術を鍛えていただき、公正かつ誠実な検査を行っていただくようお願いをしました。
「みどり戦略」の消費者への理解醸成を目的としたJA常陸女性部との意見交換
日時:2024年1月11日(木曜日)午前11時50分から
場所:JA常陸本店(常陸太田市)
関東農政局茨城県拠点では、「みどりの食料システム戦略」の幅広い理解の浸透と着実な推進のため、JA常陸女性部役員会に出席して本戦略の取組みについて説明し、意見交換を行いました。
意見交換には、各地区の部長・副部長17名の他、JA常陸秋山組合長及び事務局を含め25名の方々が参加しました。JA常陸秋山組合長からは、JA常陸の有機農業の取組みを紹介していただき、意見交換では、吉村部長をはじめ参加者からエリートツリーの現状や食品ロスの削減などの活発な発言があり、同戦略の取組みについて理解を深めました。
各年別リンク
2023年フォトレポートギャラリー2022年フォトレポートギャラリー
2021年フォトレポートギャラリー
2020年フォトレポートギャラリー