青果物卸売市場調査(令和5年年間計及び月別結果):農林水産省
このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー
更新日:令和6年8月30日
担当:農林水産省

青果物卸売市場調査結果(令和5年年間計及び月別)

ー 野菜の卸売数量は3%減少、卸売価額は1%増加  果実の卸売数量は5%減少、卸売価額は1%増加 ー

調査結果の概要

1.野菜
(1)卸売数量及び卸売価額(全国)
令和5年の青果物卸売市場における野菜の卸売数量は854万tで、前年に比べ3%減少した。これは、キャベツ、かぼちゃ等の卸売数量が減少したことによる。
卸売価額は2兆197億円で、前年に比べ1%増加した。これは、きゅうり、ピーマン等の卸売価額が増加したことによる。

図1 野菜の卸売数量及び卸売価額の推移(全国)

表1 主な野菜の卸売数量、卸売価額及び卸売価格(全国)(令和5年)

注釈

  • 卸売数量とは、青果物卸売市場で取引された数量である。
  • 卸売価額とは、青果物卸売市場における取扱金額である。
  • 卸売価格とは、卸売価額を卸売数量で除して算出した1kg当たりの平均価格である。
  • 卸売価額、卸売価格といった金額に関する事項は、消費税を含んでいる。

(2)輸入野菜(中央卸売市場)
中央卸売市場の青果物卸売市場における輸入野菜(注)の卸売数量は6万8千tで、前年に比べ27%減少した。これは、かぼちゃ、たまねぎ等の卸売数量が減少したことによる。
卸売価額は274億円で、前年に比べ2%減少した。これは、たまねぎ、アスパラガス等の卸売価額が減少したことによる。

注:輸入野菜については、中央卸売市場の合計値である。

表2 主な輸入野菜の卸売数量、卸売価額及び卸売価格(中央卸売市場)(令和5年)

2.果実
果実の卸売数量は257万tで、前年に比べ5%減少した。これは、日本なし、かき等の卸売数量が減少したことによる。
卸売価額は1兆921億円で、前年に比べ1%増加した。これは、みかん、ぶどう等の卸売価額が増加したことによる。

図2 果実の卸売数量及び卸売価額の推移


表3 主な果実の卸売数量、卸売価額及び卸売価格(全国)(令和5年)

累年データ

野菜及び果実の卸売数量・卸売価額・卸売価格の推移(全国)

野菜の卸売数量・卸売価額・卸売価格の推移(全国)
資料:農林水産省統計部『青果物卸売市場調査報告』(以下同じ。)

果実の卸売数量・卸売価額・卸売価格の推移(全国)

統計表〔e-Stat(産地別/市場別)〕

調査の概要

調査結果の主な利活用

  • 青果物の流通改善対策、価格安定対策等の各種施策に利用されている。

お問合せ先

大臣官房統計部生産流通消費統計課消費統計室

担当者:流通動向第1班
代表:03-3502-8111(内線3713)
ダイヤルイン:03-6744-2047