担当:農林水産省
青果物卸売市場調査結果(令和5年年間計及び月別)
ー 野菜の卸売数量は3%減少、卸売価額は1%増加 果実の卸売数量は5%減少、卸売価額は1%増加 ー
調査結果の概要
1.野菜
(1)卸売数量及び卸売価額(全国)
令和5年の青果物卸売市場における野菜の卸売数量は854万tで、前年に比べ3%減少した。これは、キャベツ、かぼちゃ等の卸売数量が減少したことによる。
卸売価額は2兆197億円で、前年に比べ1%増加した。これは、きゅうり、ピーマン等の卸売価額が増加したことによる。
注釈
- 卸売数量とは、青果物卸売市場で取引された数量である。
- 卸売価額とは、青果物卸売市場における取扱金額である。
- 卸売価格とは、卸売価額を卸売数量で除して算出した1kg当たりの平均価格である。
- 卸売価額、卸売価格といった金額に関する事項は、消費税を含んでいる。
(2)輸入野菜(中央卸売市場)
中央卸売市場の青果物卸売市場における輸入野菜(注)の卸売数量は6万8千tで、前年に比べ27%減少した。これは、かぼちゃ、たまねぎ等の卸売数量が減少したことによる。
卸売価額は274億円で、前年に比べ2%減少した。これは、たまねぎ、アスパラガス等の卸売価額が減少したことによる。
注:輸入野菜については、中央卸売市場の合計値である。
2.果実
果実の卸売数量は257万tで、前年に比べ5%減少した。これは、日本なし、かき等の卸売数量が減少したことによる。
卸売価額は1兆921億円で、前年に比べ1%増加した。これは、みかん、ぶどう等の卸売価額が増加したことによる。
累年データ
野菜及び果実の卸売数量・卸売価額・卸売価格の推移(全国)
資料:農林水産省統計部『青果物卸売市場調査報告』(以下同じ。)
お問合せ先
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