役立つデータ分析（分析レポート）

農林水産統計データ等を活用し、農林水産省における政策の企画・立案や検証に役立つ分析業務に取り組んでいます。令和5年度においては、食料・農業・農村基本法の検証等今後の農林水産政策について行われている議論を踏まえたテーマ等を設定し、テーマに応じた適切な手法を用いた分析を実施しています。

● 令和5年度

経営
ー農業における女性活躍に関する特徴把握分析ー

女性活躍に関する意識・意向調査を実施し、その結果を用いて、女性農業者の就農のきっかけ別、農業経営等への関わり方別の特徴及び女性が農業経営に参画している農業経営体の特徴を把握するための分析を行いました。

令和4年度に実施した「農泊実施による効果・満足度分析」のうち「農泊事業の農家売上金額への影響に関する分析」について、新たな条件等を設定した上で、追加的な分析を行いました。

多面的機能支払交付金について、実施状況に基づく市町村単位のカバー率と農林業センサスを中心とした関連データを組み合わせて可視化することにより、効果分析を行うとともに、農業集落単位の小地域データの地図イメージを作成しました。

有機農業・有機食品に関する消費者意識調査・分析業務で把握した消費者の有機農業・有機食品に関する認知や関心、購入の意向等について、地域や年代ごとの特徴を比較参照できるよう、Tableauによる可視化を行いました。

国産チーズの消費拡大に関する意識・意向調査を実施し、その結果を用いて、消費者の特徴や需要及び国産チーズの製造者における課題や改善点、今後の意向等について、分析を行いました。

農地整備事業について、「地域の農業を見て・知って・活かすDB」に掲載している農業集落単位のデータと当該事業の実施状況を組み合わせたパネルデータを用い、事業効果を推定する分析を行いました。

農業労働環境の改善に関する意識・意向調査を実施し、その結果を用いて、労働環境の改善に向けた課題や取組に関する考え方等の分析を行いました。

令和5年度農業支援サービスに関する意識・意向調査を用いて、その回答状況により回答者をグループに分け、利用者グループの特徴、サービスの特徴について分析を行いました。

● 令和4年度

令和4年度農業支援サービスに関する意識・意向調査を用いて、その回答状況により回答者をグループに分け、利用者グループの特徴、サービスの特徴及び考えられるアプローチについて分析を行いました。

2020年農林業センサスの調査結果において、前回調査と比べて林業経営体に該当する者の数が大きく減少していることから、林業経営体に該当しなくなった者の動向等を把握するため、分析を行いました。

高性能林業機械の保有状況について、これまで蓄積してきたデータを更に活用するため、Tableauによる可視化を行いました。

農業分野の地球温暖化緩和策に関する意識・意向調査のデータ等を用いて、地球温暖化対策の検討のため、農業者の堆肥の施用に関する都道府県別分析等を行いました。

生産者及び流通加工業者の食品トレーサビリティに関する意識・意向調査のデータを用いて、特に取組率が低い流通加工業者の内部トレーサビリティの取組状況や取組向上のためのアプローチについて分析を行いました。

農泊を推進するため、携帯端末の位置情報やSNSの投稿データ等をはじめとしたビッグデータを活用し、農泊実施による効果分析、農泊の満足度分析等を行いました。

お問合せ先

大臣官房統計部統計企画管理官

担当者：統計データ分析支援チーム
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