獣医療関係者・獣医学生の皆様へ
更新日:令和6年11月19日
薬剤耐性菌に係るリスクを低減する上で、獣医師の果たす役割は非常に重要なものとなっています。
このページでは、抗菌剤の責任ある慎重使用の徹底に関する基本的な事項をまとめています。
ガイドブックや動画を御活用いただけますと幸いです。
1 ガイドブック等
抗菌剤を使用する際の「責任ある慎重使用」の徹底に関する基本的な考え方を公表しています。
畜産物生産における動物用抗菌性物質製剤の慎重使用に関する基本的な考え方について(PDF:301KB)(平成25年12月24日)
また、抗菌剤の適正使用・慎重使用に関する基本的な考え方をガイドブックや手引き等の形で発信しています。
獣医師全体向け
産業動物獣医師向け
牛乳房炎抗菌剤治療ガイドブック
第1.1版(全体版)
(PDF : 5,830KB)
【分割版】
その1(PDF : 1,864KB)
その2(PDF : 1,912KB)
その3(PDF : 1,608KB)
その4(PDF : 690KB)
愛玩動物獣医師向け
愛玩動物における
抗菌薬の慎重使用の手引き-2020-
(PDF : 3,726KB)
【分割版】
愛玩動物における
抗菌薬の慎重使用の手引き-2020-
(表紙~p15)(PDF : 1,244KB)
愛玩動物における
抗菌薬の慎重使用の手引き-2020-
(p16~p31)(PDF : 1,264KB)
愛玩動物における
抗菌薬の慎重使用の手引き-2020-
(p32~裏表紙)(PDF : 1,973KB)
【動物用抗菌薬一覧の更新分はこちら】
(2023年11月時点)(PDF:637KB)
2 関連動画
2-1 薬剤耐性(AMR)対策の動画について
薬剤耐性対策を推進するためには、生産現場では抗菌剤を慎重に使用することが重要です。農林水産省では、慎重使用を推進するために、獣医師の皆様に向けた薬剤耐性対策のポイント、抗菌剤の慎重使用の考え方、薬剤耐性菌について調べる試験(薬剤感受性試験)について紹介する動画を作成しました。業務の参考に、また研修会の教材として、幅広く活用してください。
<平成29年生産資材安全確保対策委託事業(薬剤耐性関連研修教材作成事業)により作成>
検討委員(50音順)
伊藤貢有限会社あかばね動物クリニック取締役
加藤敏英酪農学園大学獣医学群獣医学類教授
澤田拓士日本獣医生命科学大学名誉教授
(1)薬剤耐性(AMR)対策~獣医師、生産者が知っておくべきこと~
(2)薬剤耐性対策抗菌剤は慎重使用を!
- 分割版「A. 家畜への抗菌剤の責任ある慎重使用」(外部リンク)
- 分割版「B. 畜産現場における抗菌剤の使用実態(豚農場における調査結果)」(外部リンク)
- 分割版「C. 抗菌剤使用の際の留意事項(牛呼吸器病の治療の場合)」(外部リンク)
(3)現場で行う検査(薬剤感受性試験)
- 分割版「A. 薬剤感受性試験の種類」(外部リンク)
- 分割版「B. ディスク法の手技及び判定方法」(外部リンク)
- 分割版「C. 微量液体希釈法の手技及び判定方法」(外部リンク)
- 分割版「D. 寒天平板希釈法の手技及び判定方法」(外部リンク)
(参考)薬剤感受性ディスク・薬剤感受性試験について、もっと知りたい方はこちらをご覧ください。
2-2 学生向け薬剤耐性(AMR)対策普及啓発動画
獣医学生の皆さまに向けて薬剤耐性普及啓発活動の一環として動画を公開しています。
もちろん獣医学生以外の方もご覧いただけます。
薬剤耐性の基礎から耐性のメカニズム、農林水産省の取り組みまで全部学べます。
動画の冒頭には薬剤耐性についてのクイズもありますので、ぜひ挑戦してみてください。
また、薬剤耐性に関する基礎知識をまとめた動画もありますので、参考にご覧ください。
お問合せ先
消費・安全局畜水産安全管理課
担当者:薬剤耐性対策班、飼料安全基準班
代表:03-3502-8111(内線4532)
ダイヤルイン:03-6744-2103