食品企業の安全・信頼対策、標準化:農林水産省
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農林水産省

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食品企業の安全・信頼対策、標準化


農林水産省では、フードチェーンを通じた業種横断的課題である、食品安全、信頼確保、品質管理、コンプライアンスなどの企業行動の適正化や取組の促進及びこれらに関連する標準化の取組を推進しています。

1.食品事業者の5つの基本原則

食品業界、食品事業者の方々がコンプライアンス(法令遵守及び社会倫理に適合した行動)や消費者の信頼確保と向上に取り組むための「道しるべ」として、平成20年3月に「食品事業者の5つの基本原則」を策定しています。(平成28年1月に改訂) 

 2.HACCP、衛生・品質管理

HACCPとは、原材料の受入れから最終製品までの工程ごとに、微生物による汚染、金属の混入などの危害要因分析(HA : Hazard Analysis)をした上で、危害の防止につながる特に重要な工程(CCP : Critical Control Point)を継続的に監視・記録する工程管理システムです。

平成30年6月13日に改正食品衛生法が公布され、HACCPに沿った衛生管理が令和3年6月に完全義務化されました。農林水産省においては、食品等事業者が適切にHACCPに取り組めるよう、人材育成等を支援しています。

〇(参考)HACCP管理アプリ紹介カタログ
   食品事業者の皆様への参考情報として、現在販売されているHACCPに関する運用・管理アプリについて紹介いたします。

データ容量の関係で分割して掲載しております。

アプリの効果等を農林水産省が認定しているものではありません。各アプリの詳細については当該企業にお問い合わせください。

食品事業者の皆様へのHACCP導入・実施等を支援するデジタルツールを広く紹介いたします。
掲載のご希望がございましたら、新事業・食品産業部食品製造課原材料調達・品質管理改善室(Tel:03-3502-5743)まで御連絡ください。
(食品安全マネジメントシステム(HACCPや食品防御など)に関するツールに限ります。)

3.食品安全管理・信頼確保に関する取組の標準化について

フードチェーンのグローバル化が進展する中で、民間の取引条件として、HACCPを含む食品安全マネジメントの取組の規格の標準化が進んでいます。世界の状況を踏まえた国際的に通用する日本の食品安全管理の標準化を推進しています。

 4.食品安全管理に関する人材育成の推進 

食のグローバル化が急速に進展する中で、HACCPを含む食品安全管理の実施・向上と認証による確認が世界共通の課題となっています。食品安全・信頼性の向上と国際競争力を強化していくためには、食品安全管理の専門的な知識を有する食品企業の人材の確保と監査を行う人材の力量の向上が必要です。

農林水産省では、食品安全管理の知識を有する人材育成を推進しており、その一環として、食料産業界、大学・教育機関と農林水産省が連携し、標準的な食品安全管理に係る教育コースの検討を進めています。

また、食品安全管理や農業の持続可能な取組の国際標準化や規格・認証等について、大学等への出張講座を行っています。

 5.フード・コミュニケーション・プロジェクト(FCP) 

フード・コミュニケーション・プロジェクトは、食品事業者の意欲的な取組の活性化を通じて、消費者の「食」に対する「信頼」を向上させるため、農林水産省が提供するプラットホームの下に食品事業者や関連事業者が主体的に「協働」で活動するプロジェクトです。

お問合せ先

新事業・食品産業部食品製造課原材料調達・品質管理改善室

担当者:品質管理・信頼対策班
代表:03-3502-8111(内線4164)
ダイヤルイン:03-3502-5743

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