審査協力について
植物品種の保護に係る審査協力に関する協力覚書への署名について
1.概要
日本の種苗や農産物の輸出拡大には、我が国で開発された植物品種の知的財産が海外において保護されることが不可欠です。植物の新品種の保護に関する国際条約(UPOV(注)条約)に基づき、UPOV加盟国が審査を行う際には、他国での審査結果を活用できることとなっています。 農林水産省は、日本の植物品種の海外における品種登録を促進するため、平成28年3月からこれまでの間に、日本からの品種登録出願件数の多いオーストラリア、ブラジル、ニュージーランド、スイス、ベトナム、EU、ロシア、ケニア、メキシコ、イスラエル、オランダ、トルコ、カナダ、ペルー、シンガポール、米国、コロンビアとの間で、日本における品種登録審査結果を当該国の審査当局に出願されている当該品種の審査のために無償で提供することに合意し、植物品種の保護に係る審査協力に関する協力覚書への署名を行いました。今後、当該国における審査期間の短縮による知的財産権保護の早期化、審査料の低減により、早期の海外展開が実現し、日本の種苗や農産物の輸出増加につながることが期待されます。 注 UPOV(ユポフ): INTERNATIONAL UNION FOR THE PROTECTION OF NEW VARIETIES OF PLANTS
2.植物品種に係わる審査に関する協力覚書(仮訳)日本の種苗や農産物の輸出拡大には、我が国で開発された植物品種の知的財産が海外において保護されることが不可欠です。植物の新品種の保護に関する国際条約(UPOV(注)条約)に基づき、UPOV加盟国が審査を行う際には、他国での審査結果を活用できることとなっています。 農林水産省は、日本の植物品種の海外における品種登録を促進するため、平成28年3月からこれまでの間に、日本からの品種登録出願件数の多いオーストラリア、ブラジル、ニュージーランド、スイス、ベトナム、EU、ロシア、ケニア、メキシコ、イスラエル、オランダ、トルコ、カナダ、ペルー、シンガポール、米国、コロンビアとの間で、日本における品種登録審査結果を当該国の審査当局に出願されている当該品種の審査のために無償で提供することに合意し、植物品種の保護に係る審査協力に関する協力覚書への署名を行いました。今後、当該国における審査期間の短縮による知的財産権保護の早期化、審査料の低減により、早期の海外展開が実現し、日本の種苗や農産物の輸出増加につながることが期待されます。 注 UPOV(ユポフ): INTERNATIONAL UNION FOR THE PROTECTION OF NEW VARIETIES OF PLANTS
- オーストラリア(PDF : 85KB)
- ブラジル(PDF : 76KB)
- ニュージランド(PDF : 75KB)
- スイス(PDF : 73KB)
- ベトナム(PDF : 73KB)
- EU(PDF : 73KB)
- ロシア(PDF : 74KB)
- ケニア(PDF : 73KB)
- メキシコ(PDF : 74KB)
- イスラエル(PDF : 74KB)
- オランダ(PDF : 74KB)
- トルコ(PDF : 132KB)
- カナダ(PDF : 132KB)
- ペルー(PDF : 130KB)
- シンガポール(PDF : 71KB)
- 米国(PDF : 142KB)
- コロンビア(PDF : 107KB)
お問合せ先
輸出・国際局知的財産課種苗室
代表:03-3502-8111