フェアプライスプロジェクト
- 2025年2月7日
- 「ファーマーズ&キッズフェスタ2025」に出展します。
- 2024年11月1日
- ショートドラマ「フェアプライス会議~2. メーカーの試行錯誤~」を公開しました。
- 2024年11月1日
- ショートドラマ「フェアプライス会議 ~1. 決まらない価格のゆくえ~」を公開しました。
- 2024年3月15日
- 生産者インタビュー動画(養豚)を公開しました。
- 2024年3月15日
- 生産者インタビュー動画(納豆)を公開しました。
- 2023年11月9日
- 学べるアニメを公開しました。
- 2023年10月3日
- 体験学習レポート動画を公開しました。
- 2023年8月18日
- 生産者インタビュー動画(もやし)を公開しました。
- 2023年8月18日
- 生産者インタビュー動画(牛乳)を公開しました。
- 2023年8月18日
- 生産者インタビュー動画(卵)を公開しました。
- 2023年8月15日
- 生産者インタビュー動画(豆腐)を公開しました。
- 2023年8月15日
- 生産者インタビュー動画(茶)を公開しました。
- 2023年8月15日
- 生産者インタビュー動画(野菜)を公開しました。
- 2023年8月15日
- 生産者インタビュー動画(肉用牛)を公開しました。
- 2023年8月8日
- 品目詳細ページを公開しました。
- 2023年7月25日
- サイト公開しました。
![売る人にも、買う人にも、育てる人にも。フェアでいい値を、考える。](img/copy.png)
誰かが汗をかいて育て、
誰かが汗をかいて運び、
誰かが汗をかいて売る。
たくさんの人たちの汗のリレーでつないできた
安くて、良質で、おいしい「日本の食」。
けれど、国際情勢や長期的な円安に加え、
環境への配慮、働き方の見直し、後継者問題など、
さまざまな要因によって、
いま、「日本の食」の未来が問われています。
なるべく安い方がいい。
けれど、そればかりでは、
作る人や育てる人の暮らしが立ち行かない。
よりおいしく、より良質な日本の「食」を
子どもたちの未来につないでいくために。
売る人にも、買う人にも、育てる人にも。
フェアでいい値を考える。
※動画はYouTubeに外部リンクします
※動画はYouTubeに外部リンクします
- 生産サイドと消費者の間を繋ぐ食品スーパーを舞台に、食品の価格を決めることの難しさを描いたショートドラマを制作しました。 持続可能な食料供給について考えるきっかけになれば幸いです。 なお、このドラマには、趣旨をわかりやすく伝えるため、実態とは異なる表現・演出が含まれております。
※動画はYouTubeに外部リンクします
品目ごとの現状を知る
-
- 牛乳・乳製品
- 乳牛一頭が一日あたりに食べる飼料の量は50~60kg(青草の場合)。
酪農家さんが生乳(牛乳乳製品の原料)を搾るためにはたくさんの飼料が必要です。この飼料の原料は海外からの輸入に多くを依存しており、円安やウクライナ情勢の影響などで価格が大きく値上がりしています。
また牛舎の空調機器や、搾乳機などの機械を動かすための電気代、燃料代も同じ理由で上がっています。畜産に携わる方々の努力により、上昇した生産コストを最大限抑える努力を続けていますが、生乳の生産コストがとても高くなっている中で、コスト削減努力は限界に近付いており、これまでどおりの価格で販売をつづけると、採算があわないことから酪農家とそのまわりの加工や販売に携わる人たちの生活が立ち行かなくなってしまいます。これからも、わたしたちの食卓においしくて良質な牛乳や、牛乳を原料とするチーズやヨーグルトなど乳製品を届けてもらうためには、需要等を考慮しつつ、上昇した生産コストを適正に販売価格に反映し、その価格を引き上げることについて御理解いただきたいと思います。
-
- 卵
- 卵は60年前からほとんど価格が変わっていなかったため、「物価の優等生」と呼ばれていました。しかし、今ニワトリを育てるために必要な飼料の価格が大きく値上がりしています。なぜなら、日本ではニワトリの飼料の多くを海外からの輸入に頼っており、今、円安やウクライナ情勢の影響などで、輸入飼料の価格が上がっているからです。
また養鶏場でのニワトリの飼育や鶏卵の選別やパック詰めに使う機械を動かすための電気代や燃料代も同じ理由で上がっています。畜産に携わる方々の努力により、上昇した生産コストを最大限抑える努力を続けていますが、卵の生産コストがとても高くなっている中で、コスト削減努力は限界に近付いており、これまでどおりの価格で販売をつづけると、採算があわないことから、養鶏場の経営者たちやそのまわりの加工や販売に携わる人たちの生活が立ち行かなくなってしまいます。これからも、わたしたちの食卓においしくて良質な卵を届けてもらうためには、需要等を考慮しつつ、上昇した生産コストを適正に販売価格に反映し、その価格を引き上げることについて御理解いただきたいと思います。
-
- 野菜
- ダイコン、ニンジン、トマト、ジャガイモなどの野菜を育てるには肥料が必要です。ロシアやベラルーシは、肥料原料(塩化加里)の主要な産出国ですが、ウクライナ情勢によってその供給が滞り、昨年度、肥料原料の国際価格が上昇しました。
またビニールハウスの温度管理のためのエネルギーや産地から消費地までの輸送費用の高騰などが重なっているため、これまでどおりの価格で販売をつづけると、野菜の生産者とそのまわりの人たちの生活が立ち行かなくなり、国産野菜の供給を続けることが困難になります。これからも、わたしたちの食卓に安定的に国産野菜を届けてもらうために、野菜の価格設定について考える必要があるのではないでしょうか。
-
- お肉
- 牛や豚、ニワトリなどの家畜を育てるには、たくさんの飼料(エサ)を与えなければなりません。日本ではその飼料の多くを、海外から輸入しています。今、円安やウクライナ情勢の影響などで、輸入飼料の価格が大きく値上がりしています。また家畜の飼育や加工に使う機械を動かすための電気代や燃料代も同じ理由で上がっています。畜産に携わる方々の努力により、上昇した生産コストを最大限抑える努力を続けていますが、肉の生産コストがとても高くなっている中で、コスト削減努力は限界に近付いており、これまでどおりの価格で販売をつづけると、採算があわないことから畜産農家とそのまわりの加工や販売などに携わる人たちの生活が立ち行かなくなってしまいます。これからも、わたしたちの食卓においしくて良質な牛肉や豚肉、鶏肉を届けてもらうためには、需要等を考慮しつつ、上昇した生産コストを適正に販売価格に反映し、その価格を引き上げることについて御理解いただきたいと思います。
-
- お茶
- 美味しく品質の良いお茶を生産するには、よい肥料を使う必要があります。また、摘んだお茶はすぐに蒸したり乾燥させたりすることが必要ですが、これには多くの燃料が使われます。
しかし、円安やウクライナ情勢などの影響で、こうした生産資材の価格が上昇し、お茶づくりに必要なコストが増えています。
また、特に機械作業が困難な中山間地域では、茶摘みは非常に労力のかかる作業で、生産者の高齢化もあり、人手不足となっています。
こうした中、生産者の皆さんは、生産作業を効率化するため、さまざまな工夫を重ねることで経営課題を乗り越えようとしています。これからも、良質なお茶を届けてもらうためには、わたしたちが作り手の皆さんの頑張りや想いに応え、買っておいしくいただくことが大事です。お茶のおいしさや安らぎを次の世代にも伝えていくため、まずは今日の一杯から始めてみませんか。
-
- 大豆加工品
- 豆腐のほとんどは大豆でできています。しかし、日本の豆腐は、原料である大豆の約8割を海外から輸入しています。新型コロナウイルス感染症による世界的な物流の停滞、ウクライナ情勢などが引き金となり国際市場での大豆の取引価格は急速に上昇。2020年当時と比べると約1.7倍に上がっています。また、燃料費や電気料金、容器や包装等の資材費なども値上がりしています。これまでどおりの価格で販売をつづけると、豆腐の生産者とそのまわりの人たちの生活が立ち行かなくなってしまいます。これからも、わたしたちの食卓においしくて良質な豆腐を届けてもらうためには、上昇した生産コストを適正に販売価格に反映し、その価格を引き上げることについて御理解いただきたいと思います。
-
- パン
- パンの主要原料である小麦の約8割以上を輸入に頼っている日本。しかし、小麦の買付価格は、ウクライナ侵略を受けて急騰した後、下落傾向で推移していますが、依然として高い水準となっています。さらに、パンを作るために必要な油脂類、砂糖、卵、乳製品などの原材料価格、電気やガスなどのエネルギーコストや物流費も上昇しています。パンメーカーでは生産効率を良くする取組や輸送コストを抑える取組などを行っていますが、これまでどおりの品質のパンを従来の価格で提供することが困難な状況になっています。これからも、わたしたちがおいしいパンを食べ続けるためには、パンの価格を適正な価格に改定する必要があります。
-
- お菓子
- ビスケットやチョコレートなどのお菓子については、近年、その生産に必要な小麦や砂糖、乳製品、油脂類などの原材料価格のほか、エネルギーコスト、人件費などが上昇しています。これに加えて、近年、特に原料油脂の一つであるパーム油やチョコレートの原料であるカカオなどでは、サステナビリティへの対応が求められています。私たちの食生活を豊かに彩るお菓子を、これからも美味しく頂くためには、世界的な環境問題や貧困問題など、様々な社会課題に配慮した取組に対して、相応の対価を負担することも重要となっています。
1.チラシ
特設サイトをPRするチラシ(A4サイズ)です。
店頭などで消費者の皆様に対して
お知らせする際にご利用ください。
【表】
![チラシ表](img/pr01.png)
【裏】
![チラシ裏](img/pr02.png)
2.ロゴマーク
フェアプライスプロジェクトの趣旨に賛同し、適正な価格形成による持続可能な食料供給の実現に向けた理解と共感を深めることを狙いとした広報活動を行う皆様にロゴマークをお使いいただけます。
ロゴマーク使用規程を確認の上、届出を提出してください。
【パターン1】
![フェアプライスプロジェクトロゴ ①](img/FPP_LOGO_manual_0616fix_CMYK-18.png)
【パターン2】
![フェアプライスプロジェクトロゴ②](img/FPP_LOGO_manual_0616fix_CMYK-19.png)
【パターン3】
![フェアプライスプロジェクトロゴ③](img/FPP_LOGO_manual_0616fix_CMYK-20.png)
【パターン4】
![フェアプライスプロジェクトロゴ④](img/FPP_LOGO_manual_0616fix_CMYK-21.png)
【パターン5】
![フェアプライスプロジェクトロゴ⑤](img/FPP_LOGO_manual_0616fix_CMYK-22.png)
- 当サイト「フェアプライスプロジェクト」は令和4年度円滑な価格転嫁に向けた消費者理解醸成対策委託事業のうち広報事業で作成したものです。
お問合せ先
大臣官房 新事業・食品産業部企画グループ
代表:03-3502-8111(内線4136)
ダイヤルイン:03-3502-5742