国際水準GAPのデジタル化
国際水準GAPの取組で得られるデータをデジタル化することで、データ活用の幅が広がります!
「我が国における国際水準GAPの推進方策」(令和4年3月8日付け農林水産省生産局長通知)では、「データは紙媒体で記録するのではなく、デジタル化することで活用の幅が広がることから、国際水準GAPの推進に合わせてデータのデジタル化と活用を進める」とし、「今後、農業者が国際水準GAPの取組データを簡易に記録・活用できるよう、国際水準GAPガイドラインに基づく取組内容を標準化しスマートフォンのアプリなどのGAPの取組データの記録・管理ツールへの導入及び利用拡大を図る」としています。本方策を受けて、農林水産省では、農業者等が「国際水準GAPガイドライン」を実践するためには、具体的に何に取り組めばよいのかを明らかにすることを目的に、本ガイドラインの取組事項の別に「具体的な取組項目」及び「標準的な帳票等の例」、また、「農業者の取組の紹介フォーマット」を作成しました。
国際水準GAPを実施したい農業者やGAPの指導者、また、国際水準GAPに対応した営農管理ソフトウェアの開発を進めるソフトウェア開発の専門家の皆さまにご参照いただけましたら幸いです。
「具体的な取組項目」は、国際水準GAPに取り組みたい農業者に向けて、国際水準GAPガイドラインの各取組事項の記載内容を実現するため、各取組事項の別に、その考え方を含めて、取り組むべき具体的な事柄を数行程度に整理したもの。
【ご参考】国際水準GAPガイドラインはこちら
「標準的な帳票等の例」は、農業者による取組事項の実践に係る記録・保存様式(帳票)に加えて、国際水準GAPに取り組む農場が従業員、来訪者、取引先にその取組、手順、規制を周知し国際水準GAPの営農を着実に行うために必要な書類の様式例。
「農業者の取組紹介フォーマット」は、国際水準GAPに取り組む農業者が、その取組内容の特徴とともにSDGsにも貢献していることを実需者に紹介するためのシート。
お問合せ先
農産局農業環境対策課
担当者:GAP推進グループ
代表:03-3502-8111(内線4852)
ダイヤルイン:03-6744‐7188