プレスリリース
日米農業統計専門家による定期対話(第2回)の結果概要について
令和6年9月10日(火曜日)、農林水産省は米国農務省と「第2回日米の農業統計専門家による定期対話」(局長級会合)を開催し、両国の農業統計について情報交換を行うとともに、今後の両国間の連携について議論しました。
1.開催日時及び場所
(1)日程:令和6年9月10日(火曜日)10時から16時まで
(2)場所:農林水産省大臣官房統計部第1会議室
2.参加者
日本側
農林水産省大臣官房統計部長 深水 秀介 他
米国側
農務省農業統計局長 Joseph Parsons 他
3.結果のポイント
(1)統計調査員の確保・指導や、調査の実施・集計・分析の体制など両国の農業統計調査をめぐる諸情勢、AI・行政記録情報の活用など調査の効率化と統計品質向上のための新たな調査手法の導入状況や将来の方向性等について、互いに取組を紹介し、活発な意見交換を行った。
(2)両国ともに、今次会合についても前回同様両国の農業統計の品質の確保・向上や調査の効率化等の観点から大いに有益であったとの認識を共有し、対話の継続が両国にとって有益である旨確認した。
(3)次回会合は来年米国で行うこととし、日程等については今後調整することとした。また、両国連携による途上国での農業統計支援の実現に向け、検討を継続することとした。
(4)9月12日(木曜日)には、日本の統計調査や生産現場の実態把握を目的として、東北農政局管内において、水稲の作況及び作付面積の実測調査の状況を視察し熱心な意見交換を行うとともに、震災跡地で果樹生産と収穫体験型観光農園を行っているJRフルーツパーク仙台あらはまを視察し、日本の農業現場への理解を深めた。
両国の農業統計に関する情報交換の様子
東北農政局管内での水稲の作況の実測調査に関する意見交換の様子
収穫体験型観光農園視察の様子
お問合せ先
大臣官房統計部統計企画管理官
担当者:保坂、村井、井田、甘中、池田
代表:03-3502-8111(内線3586)
ダイヤルイン:03-3502-8092