千葉県における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認(国内6例目)及び「農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部」の持ち回り開催について:農林水産省
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千葉県における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認(国内6例目)及び「農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部」の持ち回り開催について

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令和3年12月5日
農林水産省

本日、千葉県市川市の宮内庁新浜鴨場において、家畜伝染病である高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認(今シーズン国内6例目)されました。
これを受け、農林水産省は、「農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部」を持ち回りで開催し、今後の対応方針について決定します。

1.農場の概要

農場所在地:千葉県市川市
飼養状況:約340羽

2.経緯

(1)昨日(12月4日(土曜日))、千葉県は、同県市川市の宮内庁新浜鴨場から、あひる(あいがも)の死亡やふらつき症状が見られる旨の通報を受け、立入検査を実施。
(2)同日、当該あひる(あいがも)について鳥インフルエンザの簡易検査を実施し陽性であることが判明。
(3)本日(12月5日(日曜日))、当該あひる(あいがも)について遺伝子検査を実施した結果、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることを確認。

3.今後の対応方針

総理指示及び「高病原性鳥インフルエンザ及び低病原性鳥インフルエンザに関する特定家畜伝染病防疫指針」等に基づき、以下の措置について万全を期します。

1.(1)当該農場の飼養家きんの殺処分及び焼埋却、
(2)農場から半径3km以内の区域について移動制限区域の設定、
(3)半径3kmから10km以内の区域について搬出制限区域の設定等
   必要な防疫措置を迅速かつ的確に実施。
2.防疫措置に関し、千葉県及び宮内庁と緊密な連携を図る。
3.必要に応じて、食料・農業・農村政策審議会 家畜衛生部会 家きん疾病小委員会を開催し、防疫対策に必要な技術的助言を得る。
4.「疫学調査チーム」を派遣。
5.全都道府県に対し、改めて注意喚起し、本病の早期発見及び早期通報並びに飼養衛生管理の徹底を指導。
6.関係府省庁と十分連携を図りつつ、生産者、消費者、流通業者等への正確な情報の提供に努める。

4.農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部

日時:令和3年12月5日(日曜日)(持ち回り開催)

5.その他

(1)我が国の現状において、鶏肉や鶏卵等を食べることにより、ヒトが鳥インフルエンザウイルスに感染する可能性はないと考えております。
https://www.fsc.go.jp/sonota/tori/tori_infl_ah7n9.html(外部リンク)
(2)現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあること、プライバシーを侵害しかねないことから、厳に慎むよう御協力をお願いいたします。 
特に、ヘリコプターやドローンを使用しての取材は防疫作業の妨げとなるため、厳に慎むようお願いいたします。
(3)今後とも、迅速で正確な情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者は根拠のない噂などにより混乱することがないよう、御協力をお願いいたします。

お問合せ先

消費・安全局動物衛生課

担当者:星野、金子
代表:03-3502-8111(内線4582)
ダイヤルイン:03-3502-8292