プレスリリース

J－クレジット制度登録簿システム等における情報の誤りについて

経済産業省、環境省及び農林水産省が運営するJ－クレジット制度において、クレジットの情報を管理する登録簿システムやホームページの情報に一部誤りが見つかりましたので、お知らせします。
今後、委託事業者において、本件に関する相談体制を構築することとしておりますが、農林水産省としても経済産業省及び環境省と連携して、このような事態が生じないよう、再発防止の徹底を図ってまいります。

1.概要

J－クレジット制度では、登録簿システムにおいてクレジットの創出・移転・使用などが逐次記録される仕組みになっておりますが、その実際の運営業務は、国（経済産業省及び環境省）から委託事業者（みずほリサーチ＆テクノロジーズ株式会社）に委託しております。
今般、J－クレジットを利用する事業者から委託事業者に対し、登録簿に記載されている情報に疑義が示されたことから、委託事業者が精査したところ、これまで認証された計1,113件のプロジェクトに基づいて創出された1,036万CO2トンのクレジットのうちの一部に、申請書類と登録簿等の情報に齟齬があることが見つかりました。

〈参考〉
Ｊ－クレジット制度について（外部リンク）

2.農林水産分野への影響

委託事業者からの聞き取りにより、本日時点で明らかにされている状況は以下のとおりです。

（農業分野の方法論に基づくクレジット）
データの誤りはなし
（森林分野の方法論に基づくクレジット）
クレジット認証番号の誤り
クレジットの過剰発行（2CO2トン）
J－クレジット制度のホームページにおけるクレジット認証量の過小表示

3.詳細情報

詳細情報については、経済産業省及び環境省のプレスリリースをご覧ください。

経済産業省プレスリリース（外部リンク）
環境省プレスリリース（外部リンク）