農薬コーナー
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安全な農産物を安定的に国民の皆様に供給することが農林水産省の最も重要な仕事です。農産物を安定的に供給するためには、農産物を生産する時に発生する病気により農作物が枯れたり、害虫に収穫物を食べられるなどの被害を防ぎ、生産量を確保する必要があります。我が国は温暖で湿潤な気象条件であり、病気や害虫が発生しやすいことから、国内で農産物を安定して生産するためには、必要な範囲で農薬を使用できるようにしておくことが重要であると考えています。
しかしながら、農薬の成分や使い方によっては人や魚などへの毒性を示すことがあります。このため、農林水産省は、農産物の安定した生産を確保すると同時に、農薬の使用が、農薬を使用する農家の皆様、生産された食品を食べる消費者の皆様の健康に悪影響を及ぼさないかどうかを科学的データに基づいて検討しています。また、農薬は野外で使用するため、環境中に放出された農薬が魚などに悪影響を及ぼさないかどうかも同様に検討しています。
実際に、どんな農薬をどんな作物にどんな使い方で使ってよいかの判断は、様々な試験によって得られた科学的データを評価して行っています。そして、農林水産省は、使用基準に従って使用すれば安全であると判断できる農薬だけ、農薬取締法に基づき登録を行っています。農薬取締法により、登録されていない農薬は使用できません。また、登録の際には「使用できる作物」や「使用できる時期」、「使用してよい量」などの「使用基準」を決めており、農薬が登録されていても使用基準以外の方法で使用してはいけません。このように、農薬取締法に基づく登録制度は、農薬の登録の際に、使用基準に従って使用した場合に安全であることを農林水産省が確認するシステムとなっています。
また、農薬は病気や害虫による被害を防ぐために使用するものですので、害虫が発生しない作物に殺虫剤を使用する必要はありません。そのため、農林水産省は、農家や消費者の皆様の安全を確保すると同時に、病気や害虫による被害を防ぐ必要がある作物に、必要な時期に農薬を使用できるようにすることが重要と考えています。
このコーナーでは、農薬の基礎知識や農林水産省が農薬を登録する際にどういったことを確認しているかなど、様々な情報をお知らせしています。
新着
- 令和5年度第1、第2及び第3四半期に提出された農薬使用計画書(ゴルフ場)のとりまとめ結果を掲載しました(令和6年4月1日)
- 令和4年度農薬の使用に伴う事故及び被害の発生状況について公表しました(令和6年1月31日)
- 国内産農産物における農薬の使用状況及び残留状況調査の結果について(令和4年度)公表しました(令和6年1月26日)
- 公表文献に関する情報募集についてを掲載しました。(令和5年11月1日)
- 英国の欧州連合(EU)離脱後のGLPの取扱いについて 相互承認に関する議定書の適用開始(PDF : 251KB)を掲載しました(令和5年10月10日)
- 審査報告書(ブロフラニリド及びピジフルメトフェン)を公表しました(令和3年4月1日)
- 農薬登録情報提供システム 【外部リンク】が新しくなりました(令和3年3月10日)
- 農薬に関するよくある質問を掲載しました(令和2年8月20日)
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