農業農村整備における生態系調査

平成13年に土地改良法改正が改正され、土地改良事業の施行に当たって原則として、「環境との調和への配慮」を行うこととなり、これと関連して、政令、省令及び関係通知において、実効性のある手続等が規定されいます。

1 農業農村整備事業に係る生物の生息状況調査

国営土地改良事業等の調査計画及び設計施工に際して実施している生物の生息状況調査を地域別、生物種別に取りまとめました。

農業用水路や田んぼなどの豊かな生態系は、田んぼで米づくりが営まれることによって成り立っています。
農林水産省では、田んぼのまわりに住んでいる生きものの現状を明らかにするため、環境省と連携して、平成13年から21年に全国で「田んぼの生きもの調査」を実施しました。

田んぼの生きもの調査は、国の農業農村整備事業関係機関をはじめ、都道府県や市町村、土地改良区や地元農家、さらには小学校や地域住民の皆さんの参加を得て実施しています。調査に当たっては、田んぼの生きもの調査の調査マニュアルに基づいて実施しています。

「田んぼの生きもの調査2009」調査マニュアルの構成

記載項目	主な記載内容
1.調査概要(PDF : 375KB)	調査目的、調査区分、調査手順
2.調査前の準備(PDF : 1,074KB)	調査地点の選定、調査地点数、調査道具の確認など
3.野外調査の作成(PDF : 1,481KB)	環境調査、生きもの調査【魚・水生昆虫編】、生きもの調査【カエル編】など
4.添付書類の作成(PDF : 804KB)	調査簿の作成、調査写真データの作成など
5.添付書類1(PDF : 1,227KB),添付書類2(PDF : 1,226KB)	調査票、間違いやすい種、田んぼとその近くにいる魚など
田んぼの生きもの調査2009調査票・写真表(WORD : 701KB)

お問合せ先

農村振興局整備部設計課計画調整室

担当者：環境計画班
代表：03-3502-8111（内線5515）
ダイヤルイン：03-3502-4167

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