農林水産物・食品の輸出拡大を後押しする食産業の海外展開ガイドライン

経緯

2021年の農林水産物・食品の輸出額は1兆2382億円となり、過去最高額を更新しました。
日本産の農林水産物・食品が、「輸出」を経て多くの海外の消費者のもとに届くようになっている今日ですが、今後は海外市場との結びつきを強めるに従い、輸出に留まらず現地に生産・販売拠点等を設け、現地で事業を行う「海外展開」へのステップアップしていくことも、事業者の重要な選択肢の一つとなります。

そこで、海外展開を今後進めていく事業者がスムーズに、また、極力手戻りや失敗をしない形で活動することをサポートすることを目的として『農林水産物・食品の輸出拡大を後押しする食産業の海外展開ガイドライン』を策定しました。

農林水産物・食品の輸出拡大を後押しする海外展開ガイドラインについて

本ガイドラインでは、輸出を後押しする我が国農林水産・食品事業者の海外展開を支援するため、進出のパターンやステップごとのリスク・リターンを示すとともに、典型的な注意点と海外展開のベストプラクティスについて整理したほか、代表的な契約ひな形をとりまとめました。

海外展開ガイドライン

〇概要版

海外展開の概要、注意点とポイントを分かりやすくまとめています。
これから海外展開を検討する方向けに、全体を理解していただく目的で作成しています。

〇詳細版

海外展開を進めるにあたってのパターンやポイントごとに分け、過去に海外展開をした企業の事例を中心にそれぞれの観点での注意点等をまとめています。
既に海外展開を取り組んでいる方、詳しく知りたい方向けに作成しています。 巻末には、契約に関する条項のひな形も掲載しています。

分割版1（表紙、目次、1章～3章）（PDF：2,376KB）
分割版2（4章）（PDF:1,466KB）

支援事業や支援実施機関のまとめも一覧として記載しているので、ぜひ状況に応じて活用ください。

説明会の開催

本ガイドラインの公表に合わせて、2021年3月10日（木曜日）にオンライン説明会を開催しました。
説明会の動画は、グローバル・フードバリューチェーン（GFVC）推進官民協議会のメンバーサイトにて公開中です。
メンバーサイトにログインするには、GFVC推進官民協議会の登録が必要です。
こちらより登録ください。