あなたの取組を日本中、世界中に発信しませんか? -サステナアワード2023-
「サステナアワード2023伝えたい日本の”サステナブル”」受賞作品農林水産大臣賞、環境大臣賞、消費者庁長官賞、AgVenture Lab賞、脱炭素賞、生物多様性保全賞、地域資源循環賞、支え合い賞、優秀賞の受賞作品をご紹介します。受賞作品ダイジェスト動画
【受賞者】コープデリ生活協同組合連合会 |
「あふの環(わ)2030プロジェクト」では、食や農林水産業に関わるサステナブルな取組動画を令和5年8月1日(月曜日)から11月30日(木曜日)まで募集します。(消費者庁、農林水産省、環境省連携)。
*「あふの環2030プロジェクト~食と農林水産業のサステナビリティを考える~」は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の2030年までの達成を目指し、持続可能な生産消費を広めるための活動を推進するプロジェクトです(農林水産省、消費者庁、環境省連携)。
募集は終了しました。表彰式は令和6年2月1日(木曜日)に開催しました。
1.サステナアワードとは
食や農林水産業に関わるサステナブルな消費、環境との調和、脱炭素、生物多様性、資源循環など、サステナブルな生産やサービス・商品を扱う地域・生産者・事業者の取組に関する動画作品を募集します。
優秀な作品を表彰し、あふの環プロジェクトホームページや省公式YouTubeチャンネル(maffchannel)で紹介するとともに、農林水産省、消費者庁、環境省の様々なイベント等で発信するほか、特に優秀な作品は、英語版を作成の上、国際会議の場などを通じて国外にも広く発信します。以下の募集内容を参照の上、奮って御応募ください。
主催:あふの環2030プロジェクト~食と農林水産業のサステナビリティを考える~
(農林水産省、消費者庁、環境省)
共催:一般社団法人 AgVenture Lab
アワード事務局:農林水産省みどりの食料システム戦略グループ地球環境対策室
(協力:消費者庁、環境省)
昨年度の受賞作品はこちら。(外部リンク)
2.募集内容(募集は締め切りました)
応募テーマ
食や農林水産業に関する、持続可能な消費、環境との調和、脱炭素、生物多様性、資源循環などのサステナブルな取組(とめよう温暖化、まもろういきもの、まもろう水、へらそうごみ、みんなで支え合おう、まもろう土に関連するもの)
応募資格
食と農林水産業のサステナビリティに関心のある団体。企業、学校、NPO、自治体、地域コミュニティなど、プロ、アマ、年齢等は問いません(個人は除く・未成年は保護者等の了解を得た上で応募すること)。
応募条件
(ア)最長3分30 秒の動画を応募してください。
(イ)YouTube対応のファイル形式としてください(.mp4を推奨)。
(ウ)ビデオカメラやスマートフォンで撮影の実写、アニメーション、CG、各種動画編集ソフトの使用等は問いません。
(エ)作品は、1団体3点まで応募できます。
応募方法
企業や事業者、団体等のYouTube チャンネルで動画を公開し、応募フォームよりお送りください。
公開方法は限定公開でも可能です。
応募フォームはこちら(外部リンク)
簡単な「動画作成の手引き」も作成いたしましたので、ご参照下さい。(PDF : 1,347KB)
応募を迷っている方、動画制作のアドバイスを知りたい方へ:
農林水産省職員YouTuberの白石が出演した、サステナアワード応募に向けた動画制作のアドバイスや評価ポイントの解説に関するオンラインセミナーのアーカイブ動画を公開しています。
ご覧になりたい方は、こちら(外部リンク)からお申し込みください。
応募期間
令和5年8月1日(月曜日)~令和5年11月30日(木曜日)
募集は終了しました。
フライヤーはこちら(PDF : 1,366KB)
3.審査方法
食と農林水産業のサステナビリティに関する学識経験や知見等を有する委員で構成する審査委員会を設置し、審査のポイント等に基づいて審査します。また、後述の注意事項への適合性について、アワード事務局で確認を行います。
審査委員
秋葉 芳江氏(公立大学法人長野県立大学大学院 ソーシャル・イノベーション研究科教授)
末吉 里花氏(一般社団法人エシカル協会代表理事)
古田 菜穂子氏(furuta & associates 代表 / 公立大学法人兵庫県立大学大学院 緑環境景観マネジメント研究科特任教授)
石川 淳哉氏(ソーシャルグッドプロデューサー)
審査のポイント
(ア)食や農林水産業に関するサステナブルな取組を表現している作品であること(必須)
(イ)異なる価値観を排除するものではないこと(必須)
(ウ)社会的課題の解決につながる取組であること(社会変容性)
(エ)人や地域のつながりを生み出す取組であること(つながり)
(オ)地域の特徴や強みを活かした取組であること(地域性)
(カ)革新性や独創性のある取組であること(革新性)
(キ)内容がわかりやすく、実践する際の参考となる取組であること(わかりやすさ・汎用性)
(ク)動画としてのクオリティが高く、国内外に伝わる作品であること(伝達性)
4.表彰について
表彰区分
- 農林水産大臣賞、環境大臣賞、消費者庁長官賞など。
表彰式
日時:令和6年2月1日開催
場所:AgVenture Lab(アグベンチャーラボ)
東京都千代田区大手町1丁目6-1 大手町ビルヂング 9階
※ サステナアワードにおける「サステナブルな取組」の考え方
食と農林水産業のサステナビリティに関する6つの項目について、
〇少なくとも1つは考慮し、残りの項目に大きな影響を及ぼさないもの
〇商品の場合、その内容について、企業HP等で情報が確認できること(認証やタグから確認できるものでも可)
5.注意事項
応募していただく動画の著作権者は、動画の URL が記載された応募フォームをアワード事務局(農林水産省、協力:消費者庁、環境省)に送信することをもって、当該動画の著作権等に関する以下の事項に同意したものとみなします。
応募動画の著作権は応募者に帰属する。ただし、事務局、事務局協力主体及び事務局の許可した団体は、応募者の許諾を要することなく、応募動画を公開、編集及び利用することができる。
作品自体や作品に使用される素材(画像、音楽等)は、応募者自らが創作して著作権を有しているか、使用素材の著作権者からの許諾(国外での使用も含む)を受けたものに限る。
出演者(個人を容易に特定し得る通行人も含む)には、撮影の承諾を得るか、個人を特定できないよう配慮した上で応募しなければならない。未成年者が映っている場合には、それぞれの親権者又は保護者から承諾を得なければならない。
万一、第三者から著作権、肖像権等の権利侵害、損害賠償などの主張がなされた場合は、事務局及び事務局協力主体は一切の責任を負わないものとする。
他のコンテストに応募した作品も応募可能とする。なお、過去のサステナアワードの入賞者も応募可能だが、入賞作品の再応募は不可とする。ただし、過去に入賞した取組について、入賞時と比べて新たな内容又は付加的な事由が存在する場合(取組の継続を含む)には、前回の応募時の内容を含めて再応募可。
公序良俗に反する内容、政治目的、宗教勧誘、特定の商品の広告目的などの宣伝又は勧誘を意図する内容の作品と事務局が判断した場合は、審査の対象外とする。
入賞後であっても、虚偽の事実や不正が存在すると事務局が判断した場合は、入賞を取り消す。
入賞作品、入賞者の氏名(団体名)については、報道機関に発表するほか、農林水産省ホームページ等で公開する。
昨年度「サステナアワード2022」受賞者の声
賞の名称 | 受賞者・【作品名】 | コメント | 委員のコメント |
農林水産大臣賞 | 熊本県・O2ファーム 【『ランドスケープ農業』を目指して】 作品動画はこちら (外部リンク) |
この度は栄えある賞をいただき関係者の皆様に大変感謝しています。地元紙での受賞報道や、友人知人、関係者からの祝福の連絡をいただきました。動画で提唱した「ランドスケープ農業」という新しいカテゴリーが広がるきっかけを、今回のサステナアワードを通じていただいたと実感しています。 今回の動画は就農から20年続けてきた農業の想いをまとめようと思い作成し、応募しました。私たちのような規模も大きくない稲作・畜産農家が、南阿蘇のランドスケープを守っているという活動に対して、農林水産大臣賞という賞をいただけたことはとても励みになります。 美しい南阿蘇の景観で子育てをする中で、自分たちがいま幸せを感じているだけでなく、次の世代にも景観と農業をつなげていきたいと強く感じています。農業で使用するエネルギーを再生可能なものにしたり、多様な生物が息づく農地をつくったりしながら、これからも未来に美しいランドスケープをつなげていきたいと思います。 |
小規模農家だからこそ、全国の農家の参考になる取組だと感じています。特に、20年前から続くサステナブルな農業の取組を描いたこと、お米と酪農を組み合わせることで循環型の農業を実現していること、そしてサステナブルな取組が最終的に地域の景観を守り続けることに貢献していることが素晴らしいと感じています。 20年という活動期間には、大変なこともたくさんあったのではないかと思います。ぜひ受賞を、地域や周囲の方々と取組の素晴らしさを再認識するきっかけにしていただければと思います。 |
環境大臣賞 | 鹿児島県・南種子町有機農業推進協議会、(有)かごしま有機生産組合 【南種子町のリサイクル】 作品動画はこちら (外部リンク) |
環境大臣賞という輝かしい賞をいただき、誠にありがとうございました。受賞後は町内外からさまざまな反響があり、動画に出演いただいた方々も一緒に喜びを味わいました。 今回の動画は、南種子町で以前より取り組んでいる「生ごみのリサイクルの視覚化」というテーマで企画しました。テロップ等を読みやすくしたバージョンの動画は、町内8つの小中学校にて開催された「有機給食会」でも放映しました。地域内の多様なステークホルダーを巻き込んだ、全国にも自慢できる循環モデルを目指して、今後も取組を進めていきます。 南種子町では令和3年12月20日に、有限会社かごしま有機生産組合と相互の連携を図ることを目的として包括連携協定を締結したほか、翌年からは地域おこし協力隊を2名有機農業隊員として配属し、有機農業の普及と生産に取り組んでいます。 この受賞をきっかけとした南種子町の躍進に、皆様今後もご注目ください。 |
<石川 淳哉 委員> コレクティブインパクトの時代に、自治体や協議会、家庭、子供たちの給食も含めて、多くのステークホルダーが関わって生ごみを減らしているというのは本当に素晴らしいと思いました。 最近、「燃えるゴミ」を「燃やすしかないゴミ」と言い換える自治体も増えていると聞きますが、依然として生ごみは含まれており、お金をかけて燃焼しています。南種子町から生ごみをゼロにして、同じ動きが日本中に広がれば、生ごみを燃やす予算を、子育てや防災など他の予算に割り当てることもできる。そういった新しい希望の始まりが南種子町なのだと期待しており、ぜひ現地にも勉強しに伺いたいと楽しみにしています。 |
消費者庁長官賞 | 長野県・松川町ゆうき給食とどけ隊 【ゆうきの里を育てよう】 作品動画はこちら (外部リンク) |
消費者庁長官賞を受賞し、大きな反響を得てとてもうれしく感じています。受賞については、地元紙の1面で報じてもらったほか、地元のケーブルテレビでも特集を組んでもらい、有機給食の取組がより多くの人に知っていただけるきっかけになったと実感しています。 最初は、農家の高齢化に伴う遊休農地の増加を解決するためにはどうしたらよいかを考えたことがきっかけでした。せっかくの良い農地を活かそうと有機農業を始めることになり、令和2年から「松川町ゆうき給食とどけ隊」の活動を開始しました。 今後も、土にも生き物にも優しい農業を通じて環境を守り、将来を担う子供たちに安心でおいしい野菜やお米を届けたいと考えています。そして、この取組を長野県全体、ひいては日本全国に広げるために「ゆうき給食とどけ隊」の仲間を増やしながら活動を続けていきたいと思います。 |
<古田 菜穂子 委員> 消費者庁長官賞にふさわしく、作るだけでなく使う段階まで考えている点が素晴らし取組だと感じています。また、毎年目標を明確に設定して、着実に一歩一歩達成していっている取組み方も大変優れていると評価しています。そして持続可能な農業が、地域の子供たち、文化・風土にもつながっている取組であることが映像からしっかり伝わってきました。 こういった未来につながる希望のある取組が全国に広がることを期待しています。 |
AgVentureLab賞 | 埼玉県・株式会社OKUTA 【有機農業転換支援「こめまめプロジェクト」】 作品動画はこちら (外部リンク) |
この度は「AgVenture Lab賞」を頂きありがとうございます。様々な方面から沢山のお祝いのコメントを頂きました。これまで続けてきた活動が改めて評価頂けると、モチベーションにも繋がります。関係者皆さんと一緒に喜びを分かち合い、これからも継続して取り組んでいきたいと思います。 リフォーム会社が地域の有機米を買い支える取組「こめまめプロジェクト」は、すでに活動開始から13年以上が経過しました。この取組は周辺の地域にも横展開されてきています。 今回の応募にあたっては、地域の高校生とコラボレーションして動画を製作しました。サステナアワードがきっかけとなって取組の輪が更に広がり、高校生にも地域のことを知っていただく機会になりました。新たなご縁を大切にすると共に、ますます地域の活性や環境保全を盛り上げていきたいです。 |
<末吉 里花 委員> 民間企業が核となって地域支援型農業を13年間も継続的に取り組んでいる点が素晴らしい取組だと審査委員一同感じました。また農家と民間企業の橋渡し役としてNPOも一緒に活動しており、様々な人々を巻き込んで推進するCSA(地域支援型農業)の先進的な事例として、全国にも広がるのではないかという可能性を示してもらいました。 地元の高校生が動画を作成した点も素晴らしく、サステナブルな環がどんどんと広がっていくよう、これからも活動を応援しています。 |
お問合せ先
大臣官房環境バイオマス政策課地球環境対策室
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