更新日:令和6年7月29日
地域の話題
自動給水・施肥システムを導入してメロン栽培を行っている組織を取材しました。(七尾市)令和6年7月12日
七尾市内で約29ha の水田を経営している農事組合法人アグリ飯川では、水稲育苗後のハウスを有効活用するために、JA 全農が開発した養液栽培システム「うぃずOne(ワン)」を導入し、2021年から毎年春と秋の2回、ハウス1棟を利用してアールスメロン栽培に取り組んでいます。「うぃずOne」は作物の生育状況に合わせて必要な量の水や肥料を自動で与えることができるシステムで、根元部分の土にチューブを差して給水・施肥を行うため、失敗が少なく管理も楽になるとのことです。担当の天池さんは、「メロンは非常にデリケートな植物で、気候にも影響されやすいため、水分と肥料の調整が難しい。このシステムを利用して試行錯誤を繰り返しながら、安定した栽培にもっていきたい。」と、屈託のない笑顔で話しました。収穫したメロンは主に地域のイベントや直売所で販売されており、地域での知名度や評判も年々高まっているため、販売先をさらに拡大していきたいと意欲を燃やしていました。
メロン栽培の様子
養液栽培システム「うぃずOne」
収穫間近のアールスメロン
アグリ飯川メロン担当の天池俊彦氏
能登半島地震を乗り越えて・・・奥能登での「能登すいか」栽培を取材しました。(珠洲市)令和6年7月4日
JAのと すいか部会では、今年の元日に起きた能登半島地震により、生産者の畑が約2メートル陥没したり、複数のひび割れが発生したりするなどの甚大な被害を受けました。このような状況の中、懸命な復旧・復興活動により、何とか昨年並みにすいかの苗を定植することが出来ました。道上すいか部会長は「震災を受けても頑張っている能登すいかの産地を多くの方に知っていただきたい。また、地域の特産品として今後もすいか栽培を継続し、是非とも若い世代に継いでいってもらいたい」と力強く話されていました。なお、本年の出荷は7月下旬~8月中旬まで行われる予定です。
すいか畑を背景に意見交換
一面に広がるすいか畑
ライ麦を敷き藁にして栽培
大きく生育し出荷を待つ「能登すいか」
米粉100%で作るベーグル店を取材しました。(輪島市)令和5年8月1日 被災により休業中
輪島市で稲作農家を営む山下氏が、7月7日に同市大野町城兼地区に米粉ベーグル専門店「こめとわとベーグル」を開業されたことを知り取材しました。店名の由来は、米(米粉)に永遠(とわ)をかけて「こめとわ」。さらに、輪島の「わ」、ベーグルの輪っかの「わ」もかけられており「輪島からお米を中心としてベーグルのように輪になって、いろんな人とつながっていけるように」という思いから名付けられたそうです。県内で「米粉ベーグル」として販売されている商品の多くに、小麦粉が使用されている現状を知り、「米粉だけで作りたい」と試行錯誤の結果、小麦粉や卵を一切使用しないベーグルが完成。自家栽培したお米「能登ひかり」を店内で製粉して作る米粉100%ベーグルは小麦や卵アレルギーの方にも喜んでいただけると、笑顔で話されていました。種類は「プレーン」や「しそ」の他に「Wチョコ」など約9種類あり、素材のおいしさと米粉特有のモチモチとした食感が特徴です。また、お店では米粉の製造・販売も行っており、今後は「奥能登の稲作農家を守るため、農家が協力し稲作が継続できる仕組みを考えていきたい」と語っていました。
こめとわとベーグル店の外観
米粉100%ベーグル
日本海を一望できるイートインスペース
山下さん夫妻
(株)HARUSAの圃場に出向きました。(能登町)令和5年7月7日
能登町赤崎地区の畑で野菜生産に取り組む(株)HARUSAの坂本氏に、営農の現状と今後の展望等をお聞きしました。
同社は、野菜等の生産から加工、卸売業までを取り組むAKIO VEGETABLEファームグループの農業生産・管理部門を担っています。生産する主品目は、じゃがいも、さつまいも、ブロッコリー、かぼちゃ、白ねぎ、とうもろこし。このうち、「かぼちゃ」や「さつまいも」の一部は、グループ企業で食品加工を担う(株)畑のシェフにて一口大のサイズにカットし、冷凍したものを石川県産と表示して販売しています。また、「じゃがいも」は、品種「とうや」で大手量販店と契約栽培をしています。
今後の販売戦略として、坂本氏は「能登地域の野菜の価値を高めたい。将来的には赤崎地区に直売所を併設して観光客を誘致したい。」とおっしゃっていました。
じゃがいも収穫の様子
作業主体は雇われた地元住民
さつまいも畑の様子
(株)HARUSA坂本氏
いちごの収穫を取材しました。(金沢市)令和4年12月8日
河北潟で農業を行っている株式会社アグリ・トラストを訪問し、いちごの収穫の様子を取材しました。株式会社アグリ・トラストは、いちごをメインにハウス栽培しており、「紅ほっぺ」と「かおり野」の2品種を11月~6月まで収穫しているほか、露地でもさといも、かぶなどの栽培を行っています。今後、いちごの観光農園にも取り組んでみたいとおっしゃっていました。また、農福連携にも取り組んでおり、津幡町の福祉施設から5人、さらに農繁期には、白山市の就労継続支援事業所から3~5人を受け入れています。
ハウス内の様子
いちごの収穫の様子(滝本取締役社長)
赤く色づいた収穫前のいちご
NPO法人みんなの畑の会から情報収集を行いました。(金沢市)令和4年8月29日
NPO法人みんなの畑の会は、金沢市四十万地区で、後継者不足によって荒廃が進む田畑、竹林、里山の環境保護とそこの資源の有効活用に取り組む団体です。具体的な取組は、伐採した竹の有効活用を目的に、風雪にも強く、安価に製作できる農業用ハウスとして「竹ドーム」等を考案し、製作マニュアル付きで全国普及を目指しています。また、地域の耕作放棄された田畑を市民農園「みんなの畑」として開園し、子どもから大人までが集う交流の場にするとともに、地域の自然を使った様々な体験イベントにも取り組んでいます。
左:竹ハウス右:竹ドーム
市民農園「みんなの畑」
取組を説明する西田代表
伐採竹を使った手作りの竹テラス
打木赤皮甘栗かぼちゃの出荷が始まりました。(金沢市)令和4年6月14日
打木赤皮甘栗かぼちゃは、石川県の伝統野菜である加賀野菜のひとつです。ねっとりとした食感と強い甘みが特徴で朱色の皮が料理の彩りとしても重宝されています。JA金沢市砂丘地集出荷場に集荷され、形や色味、傷の有無を確認して選別し、箱詰めして県内や関東、大阪市場に出荷されます。JA金沢市の打木赤皮甘栗かぼちゃ部会に所属する株式会社金沢アグリプライドでは、ハウスで9a、露地で15aを栽培しており、ハウス栽培は6月上旬から、露地栽培は7月上旬から出荷を始め、8月上旬まで続きます。
ハウス内の様子
収穫する菓子田さん
集出荷場での選別作業
出荷されるかぼちゃ
映画「種をまく旅人」の舞台(農)Oneさんを取材しました。(金沢市)令和3年11月2日
農事組合法人Oneさんは、金沢市才田町の圃場でれんこんを栽培しており、10月~3月まで収穫作業が行われています。Oneさんのれんこんは、農薬や化学肥料を使用せず、れんこんの残渣等を肥料として用いる方法で栽培されています。収穫されたれんこんのほとんどを、商品名「金澤美人れんこん」として県外に出荷しており、味や香りがしっかりしていると好評で、今後さらに販路を広げ、知名度アップを図っていきたいとおっしゃっていました。
収穫の様子
収穫されたれんこん
れんこんの選果作業
金澤美人れんこんロゴ
有機農業による自然との共生「白山麓渡津・蛍の里」(白山市)令和3年7月1日
白山市渡津(わたづ)地区で、蛍が生存できる水田環境を守るため、有機栽培や一部完全無農薬栽培を実践しているおおた農場の水田では、6月下旬から7月上旬の蛍の最盛期に、水田1枚に最高200匹の蛍が飛び交います。大田さんは、「管理が難しい部分もあるが、蛍が生息する水田で獲れた安全なお米を、安心して食べてもらいたいと思っており、SDGsの取組として今後も有機農業を続けていきたい。」と語っていました。蛍の里では、毎年6月25日~6月末頃(夜8時前後)、蛍が最も多く見ることができます。(写真3は大田氏提供。4はおおた農場のHPより許可を得て抜粋)
1.おおた農場の大田さん
2.有機農法による水田
3.水田に飛び交う蛍
4.「蛍の里」に生息する蛍
金沢すいかの出荷が全国に向けて始まりました。(金沢市)令和3年6月16日
金沢すいか(大玉スイカ)は、金沢市農産物ブランド協会が「金沢そだち」として認証している農産物品目の一つで、JA金沢市砂丘地集出荷場に集荷され、サイズ・等級別に箱詰めして全国に向けて出荷されます。生産農家は20~40代の若い世代が多く、より美味しいスイカを目指し、栽培に取り組んでいます。水はけが良く、昼夜の寒暖差が大きい砂地で栽培されるため、シャリっとした食感や糖度が高いのが特徴。JA金沢市西瓜部会の山森部会長は「今年も最高においしく仕上がった。暑い夏を、スイカを食べて元気になってほしい。」と話す。出荷は、6月中旬から7月下旬まで行われる。
生育を確認する山森さん
集荷された金沢すいか
サイズ・等級別に選別
出荷される3Lサイズ
加賀太きゅうりが収穫シーズンを迎えています。(金沢市)令和3年4月26日
加賀太きゅうりは、石川県の伝統野菜である加賀野菜のひとつで、やわらかくて日持ちが良く、煮物や浅漬けにしたり、カレーにいれてもおいしいそうです。加賀太きゅうりの旬は5月上旬で、4月から6月にかけて県内外に出荷がされています。JA金沢市の加賀太きゅうり部会会長である中林圭吾さんは30aを栽培しており、今年の生育はおおむね順調とのことです。
旬の加賀太きゅうり
収穫する中林さん
出荷される加賀太きゅうり
JA金沢市集出荷場
「源助だいこん」の収穫が行われています。(金沢市)令和2年10月28日
「源助だいこん」は、石川県の伝統野菜である加賀野菜のひとつで、ずんぐりとした円筒形、柔らかさとみずみずしさが特長です。金沢市の安原地区では農家20軒が4.1haを栽培しており、10月下旬から2月上旬にかけて県内外に出荷がされています。JA金沢市の打木(うつき)源助だいこん部部長である松本充明さんは40aを栽培しており、今年の生育は「おおむね順調」とのことで、例年並みの出荷を見込んでいます。
収穫する松本さん
だいこん畑の様子
ずんぐりした形のだいこん
専用の箱に詰めて出荷
ホールクロップサイレージ用稲の刈り取りが行われています。(白山市)令和2年8月11日
白山市福留町の水田では、コントラクター((株)有機センター白山)の職員により、ホールクロップサイレージ(WCS=稲発酵粗飼料)用稲の刈り取りが行われています。稲の実と茎葉を同時に刈り取ってロール状にし、ラップ材でラッピングします。これを乳酸菌により発酵させることで、牛の飼料となります。今年は梅雨が長く続いたため、例年より収穫が遅れており、晴れ間を見ながら作業が進められています。
ホールクロップ収穫機による刈り取り
ホールクロップ収穫機による整形
ラッピングマシン
2種類の機械で効率良く作業が行われます
「奥山田の棚田」のもち米収穫祭が開催されました。(津幡町)令和2年2月12日
令和2年2月12日(水曜日)、津幡町九折(つづらおり)地区において「奥山田の棚田」のもち米収穫祭が開催され、棚田で穫れたもち米を使った餅つき会が行われました。石川県拠点は「奥山田の棚田を元気にする会」の構成員等と棚田保全活動について意見交換を行いました。
棚田耕作者や地主との意見交換の様子
(左:平地方参事官)
餅つきの様子
つきあがった餅を丸める地元の女性たち
イグサの植え付けが始まりました。(小松市)令和元年10月21日
県内唯一のイグサ栽培農家で、畳表の製織と販売も行っている小松市白江町の宮本農産でイグサの植え付けが行われました。
通常、イグサは暖かい地方で栽培されており、小松市が栽培の北限とされています。冬期、雪の下で育つイグサは全国でも「小松イ草」だけで、北陸の厳しい寒さに耐えることで硬くて丈夫なイグサに育ちます。刈取りは翌年の7月中旬に行われ、10~3月にかけて「小松畳表」に織り上げられます。
苗床で育った苗
植え付け前の苗
水稲用田植機を一部改良したイグサの植え付け機
植え付け作業の様子
「クボタほくりく夢農業2019」が開催されました。(白山市)令和元年10月9日~11日
令和元年10月9日(水曜日)~11日(金曜日)、白山市において「クボタほくりく夢農業2019」が開催され、先端技術を活用した「スマート農業」の実演会が実施されました。
実演会では、農業用ドローンや直進キープ機能付き田植機等のデモンストレーションが行われました。
北陸農政局Webサイト(スマート農業に関する情報)
https://www.maff.go.jp/hokuriku/seisan/smart_agri.html
農業用ドローン
直進キープ機能付き田植機
ラジコン草刈機
自動運転機能付きコンバイン
そばの花が満開です。(白山市)令和元年9月19日
白山市鳥越地区の水田では、そばの花が満開です。
同地区では、平成8年度から生産調整の奨励品目として取り組んでおり、毎年11月には「新そばまつり」を開催しています。
北陸農政局Webサイト(そばに関する情報)
https://www.maff.go.jp/hokuriku/seisan/engei/tokusan201710.html
満開のそば畑(令和元年9月19日撮影)
そばの花
WCS(稲発酵粗飼料)用稲の刈り取りが行われています。(白山市)令和元年8月8日
白山市の水田ではWCS(注)用稲の刈り取りが行われています。
刈り取った稲は、予乾した後ロール状にし、その後、畜舎に運びラッピングをします。
注:WCS(ホールクロップサイレージ)とは、稲の実と茎葉を同時に収穫し、発酵させた牛の飼料です。
WCS用稲の刈り取り風景
ロールになったWCS用稲
集められたWCS用稲のロール
トラックに積んで畜舎に運搬
河北潟干拓地ひまわり村が開村しました。(津幡町)令和元年7月25日
7月25日(木曜日)、河北潟干拓地ひまわり村の開村式が行われました。
今年も高く背を伸ばした35万本のひまわりが咲き始めています。
中ではひまわりの巨大迷路を楽しむことができます。
ひまわり村出入り口
ひまわり畑
咲き誇るひまわり
ひまわり村迷路のスタート地点
蓮の花が咲いています。(河北潟干拓地)令和元年7月25日
河北潟干拓地のれんこん畑では蓮の花が咲いています。
ここで栽培されるれんこんは「加賀れんこん」として加賀野菜に認定されています。
収穫は8月下旬から行われる予定です。
加賀れんこん畑
蓮の花
六条大麦の刈り取りが始まりました。令和元年5月
石川県内において六条大麦の刈り取りが始まりました。
今年は好天が続いたため生育が順調で、平年より1週間ほど早いそうです。
六条大麦
刈り取り風景(能美市)
フレコンに張り込む様子
フレコンに張り込む様子
今年もたけのこの収穫シーズンがやってきました。(金沢市)平成31年4月
金沢市富樫地区では加賀野菜のひとつである「たけのこ」の収穫が4月中旬から始まりました。
北陸農政局Webサイト(園芸特産作物に関する情報:平成28年4月たけのこ)
https://www.maff.go.jp/hokuriku/seisan/engei/tokusan201604.html
手入れされている竹林
地表から顔を出すたけのこ
収穫されたたけのこ
専用の鍬を使用
銀杏が収穫シーズンを迎えています。(能登町)平成30年10月23日
能登町の松本農園(松本 光雄代表)では、4.2haの畑に植えられた約1,000本のイチョウの葉が色づき始めるとともに、銀杏が収穫シーズンを迎えています。
収穫した銀杏は、機械で果肉を取り除き、天日乾燥した後、選別し出荷します。
イチョウ畑
収穫された銀杏
イチョウの実(銀杏)
天日干しされた銀杏
石川県立翠星高等学校にて「GLOBALG.A.P」認証公開審査が行われました。(白山市)平成30年9月10日
平成30年9月10日(月曜日)石川県立翠星高等学校において、米の「GLOBALG.A.P」認証公開審査(現地審査(農場等)及び書類審査)が行われました。
審査機関であるSGSジャパン株式会社 横井認証マネージャーは、水稲のほ場や高校敷地内にある農薬や農機具等の整理整頓状況を確認し、その後、生徒が作成した栽培記録や各種点検記録を元に先生や生徒に質問しながら、書類審査を行いました。
保管物の保管状態を確認する様子
農薬保管庫の標識
整理整頓されている様子
公開審査の様子
河北潟干拓地ひまわり村が開村しました。(津幡町)平成30年7月
河北潟干拓地ひまわり村(2.3ha)が、7月31日(火曜日)に開村しました。
5月23日(水曜日)に種まきをしたひまわり約35万本が、開花となりました。
ひまわり村の中には迷路が造られ、迷路遊びができるようになっています。
開村したひまわり村
ひまわり畑
石川県森林組合連合会金沢木材共販所にて行われたセリ市の様子。(金沢市)平成30年7月11日
石川県森林組合連合会金沢木材共販所において、木材のセリ市が開催されました。当日は、主にスギをはじめ能登ヒバ等がセリにかけられました。
セリ市の様子
セリにかかる木材(スギ)
GAP普及推進講演会が開催されました。(白山市)平成30年6月25日
白山市が主催する「GAP普及推進講演会」が白山市民交流センターで開催され、農業者をはじめ関係機関の方々が多数参加しました。講師のJGAP上級指導員 佐久間 輝仁氏(S&Sサーティフィケーション株式会社)より、GAPに取り組む意義等について講演が行われ、GAP認証取得は、農場管理の善し悪しを「見える化」するもので、取得後は、販売に生かしてほしいと説明がありました。
講演を行うS&Sサーティフィケーション株式会社
佐久間氏
説明を熱心に聴く参加者
平成30年産六条大麦の刈り取りが始まりました。平成30年6月
石川県内において六条大麦の刈り取りが、6月上旬から始まりました。
石川県産六条大麦は、主に麦ご飯(精麦)用、麦茶用として出荷されます。
黄金色に輝く六条大麦
六条大麦の刈り取り風景(川北町)
梨の花が満開です。(加賀市)平成30年4月
加賀市奥谷町の農事組合法人奥谷梨生産組合(おくのやなしせいさんくみあい)では、昭和50年に加賀市奥谷地区の国有林払い下げを受け、開発地31.5haで梨を栽培しています。4月中旬頃は、梨の花が満開です。
北陸農政局Webサイト(今月の園芸特産作物:平成28年8月日本なし)
https://www.maff.go.jp/hokuriku/seisan/engei/tokusan201608.html
梨畑の風景(平成30年4月16日撮影)
梨の花(平成30年4月16日撮影)
エアリーフローラ(石川県オリジナルのフリージア)の出荷が最盛期です。(野々市市)平成30年3月
エアリーフローラは、石川県が育成したフリージアの新品種で、現在10色(10品種)が栽培されています。鮮やかなレッド、イエローから中間色のパープル、ピンク等があり、花形も一重、半八重、八重とそれぞれ花を咲かせ、甘い爽やかな香りが楽しめます。野々市市の花き農家、北佳浩さんの園芸ハウスでは、早朝から収穫作業が行われ、3月中にすべてのエアリーフローラの出荷を予定しています。
ハウスで収穫作業中の北佳浩さん
ふくらみかけたつぼみの状態が収穫時期
箱詰めされ、関東、関西等に出荷されます
エアリーレッド、エアリーイエロー
エアリーパープル、エアリーピーチ
自然栽培等を体験するモニターツアーが開催されました。(羽咋市)平成30年3月9~10日
JAはくいは、農泊推進の一環として、首都圏等からSNS等で情報発信力がある12名の方を招き、農薬や肥料を使わない自然栽培等を体験するモニターツアーを開催しました。一行は、JAはくいが運営する「のと里山農業塾」を訪れ、担当者から自然栽培の取組について説明を受けた後、ビニールハウス内で自然栽培農産物の収穫等の体験をしました。その後、羽咋市内で自然栽培農産物やジビエを使った料理の試食、神子原(みこはら)地区の棚田等を視察しました。
自然栽培について説明を受ける参加者
のと里山農業塾ほ場
ビニールハウス内
自然栽培のカラーニンジンを収穫する様子
「ジェトロ食品輸出商談会in北陸2018」が開催されました。(金沢市)平成30年2月23日
日本貿易振興機構(ジェトロ)金沢貿易情報センターが主催する、「ジェトロ食品輸出商談会in北陸2018」が、ホテル日航金沢において開催され、日本産食材の輸入に強い関心をもつ海外バイヤー(カナダ、イスラエル、中国、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、オーストラリア)と、海外販路開拓に意欲のある石川、富山、福井及び岐阜県の食品関連の事業者による商談が行われました。事業者の皆さんは、自社商品を海外バイヤーに手に取ってもらい熱心に売り込んでいました。
ジェトロ食品輸出商談会会場
自社商品を説明している様子
海外バイヤー(ベトナム)と商談の様子
海外バイヤー(イスラエル)と商談の様子
「 "農"を活かした地域づくり・まちづくりセミナー」が開催されました。(金沢市)平成29年12月13日
金沢の農業女子力向上委員会が主催する「"農"を活かした地域づくり・まちづくりセミナー」が金沢海みらい図書館で行われました。第1部の基調講演では、まちづくりの専門家として活躍されている(株) 玄 の政所利子(まんどころ としこ)代表取締役より、6次産業化で成功している全国の事例が紹介され、地域の課題解決には、女性の元気、センスが鍵を握っていること、地域再生には、地域ブランドを創り出し、他地域と差別化させること、等が重要であると説明がありました。その後の第2部は、金沢市の25名の女性農業者の参加による「おしゃべりカフェ2017 2nd」が開催され、5つのグループごとに、女性農業者の抱えている課題について話し合い、課題解決に向けての取組を決定し、その取組を通して女性が活躍できる金沢農業を目指すことを決議しました。
注:「金沢の農業女子力向上委員会」は、平成29年に、女性の視点が活かされる農業を目指すために金沢市が中心となり発足しました。
第1部の基調講演の様子
全国の6次産業化の事例を紹介している政所代表
第2部の「おしゃべりカフェ2017 2nd」の様子
金沢市の女性農業者の皆さん
「能登志賀ころ柿」の出荷が始まりました。(志賀町)平成29年11月25日
石川県志賀町において、今年の「能登志賀ころ柿」の出荷が11月25日(土曜日)から始まりました。志賀町特産の干し柿専用種の「最勝柿」を使用し、伝統の製法により製造しています。商品は箱詰めされ、主にお正月の贈答品として県内を中心に関西や関東にも出回り、今年も昨年並の3万5千箱が出荷される予定。
また、今年からは、生果で一ヶ月貯蔵する方法が確立され、加工期間の幅が広がったことから、2月の「春節」向けとして台湾、香港等への輸出拡大を目指すそうです。
なお、「能登志賀ころ柿」は平成28年に地理的表示(GI)保護制度に登録されています。
竿にぶらさげ乾燥させている様子
乾燥が進み縮んできている様子
水分や肉質を均質に整えるため「手もみ」をしている様子
「能登志賀ころ柿」の製品検査の様子
「金沢の農業女子力向上委員会」は、富山県砺波市内で視察研修を行いました。(金沢市)平成29年11月21日
冬晴れのなか、「金沢の農業女子力向上委員会」は、富山県砺波市で女性が活躍している団体、企業を訪問しました。最初に「となみの農産物生産グループ協議会」、その後、「農家レストラン 大門(おおかど)」、「農事組合法人 権正寺(ごんしょうじ)営農組合女性部 美・ラーレ」、「農園カフェ 農工房長者」を訪れ、各代表者の方から、学校給食への食材提供、切り花生産、6次産業化等への女性参画の取組のお話を伺いました。18名の参加者の方々は、自分の日々の仕事に取り入れるところがないか熱心に聞き入っており、女性農業者の視点を活かした新たな取組への参考になったようです。
注:「金沢の農業女子力向上委員会」は、平成29年に、女性の視点が活かされる農業を目指すために金沢市が中心となり発足しました。
学校給食に野菜等の提供を行っている
「となみの農産物生産グループ協議会」の加工施設内
となみ野に古くから伝わる伝承料理を提供する
「農家レストラン 大門」の店内
チューリップの切り花生産等を行っている
「権正寺営農組合女性部 美・ラ-レ」のハウス内
桃の規格外等を使用し特色ある商品を開発・提供している
「農園カフェ 農工房長者」の店内
「伝統建築が残る自然いっぱいの村で農作業体験!」が開催されました。(加賀市)平成29年8月28日
加賀市山中温泉大土町は、加賀市最奥の集落であり、現在も赤瓦の古民家が10戸残る独特な集落景観をもっています。住人の二枚田氏が、自然豊かに残る里山や伝統的な家屋を守るため、棚田や畑を再生活用し、子供の自然体験活動や、若者の交流イベントを企画しています。平成27年からは、国際ワークキャンプ団体NICEと連携し、「週末ワークキャンプ(※)」を開催しており、これまで23カ国の海外の方を含む300人以上の若者が参加し、農作業体験等を行っています。リピーターの方も多いそうです。今回は、6名の方が参加され、皆さん、大土町の風景に魅了されながら、額に汗を流していました。
(※)地元の人たちと地域のために週末の数日間行う「合宿型のボランティア」
大土町の風景(赤瓦の古民家)
昔ながらの家屋内の様子と二枚田昇氏
今回のワークキャンプに参加したパキスタンの方を含む
6名の若者達
在来種のキュウリの棚を片付けている様子
「かなざわファーマーズLadyおしゃべりカフェ2017」が開催されました。(金沢市)平成29年7月25日、平成29年8月1日
「かなざわファーマーズLadyおしゃべりカフェ2017」が、JA金沢市本店(平成29年7月25日)と金沢市農業センター(平成29年8月1日)の2ヶ所で、計55名が参加し開催されました。主催者の金沢の農業女子力向上委員会から女性農業者の現状や地域ブランディングのメリット等について説明が行われた後、参加者から自己紹介を兼ねて、現状の思いについて話がありました。金沢の農業女子力向上委員会は、今後も、生産現場に女性農業者の意見が届くよう取組を進めていくそうです。
注:「かなざわファーマーズLadyおしゃべりカフェ2017」は平成29年に、女性の視点が活かされる農業を目指すために金沢市が中心となり発足した「金沢の農業女子力向上委員会」が主催しました。
JA金沢市本店での案内版(平成29年7月25日)
JA金沢市本店での様子(平成29年7月25日)
金沢市農業センターでの様子(平成29年8月1日)
楽しく参加する女性農業者(平成29年8月1日)
お問合せ先
石川県拠点
〒921-8031 金沢市野町3丁目1番23号 金沢野町庁舎
ダイヤルイン:076-241-3154
FAX:076-244-2465