(株)SAWAYAMA FARM 澤山あずささん×中川農場 中川泰一さんによるトークイベント:北海道農政事務所
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(株)SAWAYAMA FARM 澤山あずささん×中川農場 中川泰一さんによるトークイベント

   令和6年4月16日、帯広市内のオーガニックベース ラフティーで、(株)SAWAYAMA FARM(清水町)の澤山あずささんと中川農場(音更町)の中川泰一さんによる有機農業をテーマにしたトークイベントが開催されました。
   本イベントは、SNSを通じて参加者を募り、十勝管内外から生産者や消費者約25名が参加されました。
   澤山さんは、「世界規模で起こっている飢餓や食の課題を何とかしたい。」との強い思いから、農協職員を経た後に、有機農業に取り組んでいる澤山家(社長が5代目)に嫁ぎ、農場の一角で自然栽培を担当し、約60品目の作物を栽培しています。現在、全農地38haのうち20haで有機農業に取り組んでいます。
   中川さんは、20代で地元である音更町を一度離れましたが、「人の役に立ちたい。衣食住の『食』であれば、自分も貢献できるかもしれない。」との思いから、親元に就農。オーガニックの本を読み漁り、現在、55haの規模で有機農業を営んでいます。
   澤山さんからは、「畑仕事がとにかく大好き。自然環境に恵まれており、私はここ(畑)に全てが詰まっていると思っている。再現性があり、一気に有機農業にシフトする可能性があるのは、ここ十勝である。」と話がありました。
   中川さんからは、「北海道の地域柄、1年1作という中で、思ったら即行動に移す。決められたやり方はない。就農当初は、農業を通じて『食』の面を重要視していたが、今は『人の心(精神)』に訴えかけることも重要視しており、自分自身を高めることに繋がっている。」と話がありました。
   参加者から、「両農場で農業を体験してみたい。」、「緑肥を使った有効的な農法を教えてほしい。」など様々な質問・要望が挙がり、終始、和やかな雰囲気の中で、「再現性の高い農業、地球に優しい暮らしを考えていこう。」との話で締めくくられました。


撮影データ

◯撮影年月日:令和6年4月16日(火曜日)
◯撮影場所:帯広市(オーガニックベース ラフティー)


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(株)SAWAYAMA FARM(清水町) 澤山あずささん

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中川農場(音更町) 中川泰一さん

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トークイベントの様子

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