「ホッとな地域の話題」一覧
〈令和6年10月11日掲載〉
〇「食べる・たいせつフェスティバル2024」で「みどりの食料システム戦略」と「みえるらべる」をPRしました!
北海道農政事務所旭川地域拠点は、令和6年10月5日(土曜日)に旭川市の道北アークス大雪アリーナで開催された「食べる・たいせつフェスティバル2024」(主催:コープさっぽろ)に参加し「みどりの食料システム戦略」と「みえるらべる」をPRしました。
「食べる・たいせつフェスティバル2024」は、食べ物や健康、くらし、環境などをテーマとし、体験を通して「学ぶ」ことを目的とした食育イベントで、延べ5千人が来場しました。
当拠点のブースでは、「令和2年度 農作業安全ポスターデザインコンテスト 農林水産大臣賞」をはじめ、多数のポスターコンクールで入賞を果たしている苫前町の酪農家 伊藤沙智さんにご提供いただいたイラストを活用し、飛び出すカードづくりの体験を行いました。
参加した子どもたちには、「てまえどり」、「地産地消」、「ごはんを残さない」の3つのテーマから自分の目標を決め、「みどりの食料システム戦略」を学びながらカードを作成してもらいました。
また、保護者へは「みどりの食料システム戦略」と「みえるらべる」について説明し、農林水産省が推進している環境負荷低減の取組を紹介しました。
最後に参加賞の缶バッジとしおりを渡すと子どもたちは大喜びし、記憶に残る体験を実施できたのではないかと感じています。
【「みどりの食料システム戦略」PR展示】
【飛び出すカード】
【飛び出すカードづくり1】
【飛び出すカードづくり2】
【缶バッチとしおり】
【「みえるらべる」を説明する職員】
【アンケートの様子】
〈令和6年7月4日掲載〉
〇「まちなかキャンパス2024」で「みどりの食料システム戦略」と「みえるらべる」をPRしました!
北海道農政事務所旭川地域拠点は、多くの皆様に「みどりの食料システム戦略」と「みえるらべる※」を知ってもらうため、令和6年6月22日(土曜日)と23日(日曜日)の2日間、「まちなかキャンパス2024」に参加しました。
「まちなかキャンパス2024」は、デザイン・SDGs・まちづくりに対する高い意識を持った人材を街ぐるみで育成することを目標としたイベントで、市内の高校や大学をはじめ、一般企業等が子ども向けに環境やSDGsなどに関するワークショップを出展し、2日間で延べ6万9,000人が来場しました。
当拠点のブースでは、「令和2年度 農作業安全ポスターデザインコンテスト 農林水産大臣賞」をはじめ、多数のポスターコンクールで入賞を果たしている苫前町の酪農家 伊藤沙智さんに提供いただいたイラストを活用し、飛び出すカードづくり体験や缶バッジ、しおり配布などを通じて、来場した子どもたちに「みどりの食料システム戦略」をPRしました。
また、子どもたちの保護者には「みどりの食料システム戦略」と「みえるらべる」について説明後、アンケートを実施した結果「みえるらべる」が表示された農産物を購入したいという回答が全体の9割以上を占め、環境負荷低減の取り組みに関心のある方が多いことがわかりました。
子どもたちは飛び出すカードが完成した時に満面の笑みを浮かべており、楽しみながら学んでいただけたと感じています。
※持続可能な食料システムを構築するため、生産者の環境負荷低減の取組を評価し、星の数で分かりやすく伝えるラベル。「見る」と「選べる」の合体語。
【PRの様子】
【「みどりの食料システム戦略」説明動画】
【飛び出す絵本】
【飛び出すカード】
【飛び出すカードづくり1】
【飛び出すカードづくり2】
【しおりと缶バッチ】
【まちなかキャンパス2024の様子】
〈令和6年2月27日掲載〉
〇北海道における「みどり法」のグループ認定第一号!(JA新すながわ特別栽培米生産組合)
JA新すながわ特別栽培米生産組合(構成員68名)は、令和6年1月10日に「みどり法」の認定※を受け、北海道における農業者グループ認定の第一号となりました!
同組合では環境負荷低減の取組みとして、慣行栽培と比較して化学肥料・化学農薬の使用量を5割以上削減しています。加えて高品質・良食味の取組みとして、「JA新すながわゆめぴりか憲章」のタンパク基準である6.8%以下よりさらに厳しい6.5%以下を目指して生産しています。
また、環境保全型農業に向けて、収穫後に残った稲わらをすき込み、次の年に向けた土づくりを行っています。
秋すき込みを行うことで、稲わらや稲株が堆肥化し、地力の向上に繋がっています。さらに、春すき込みに比べメタンガスの発生を削減することもでき、みどりの食料システム戦略に則った取組みとなっています。
グループ認定を受け、同組合の笹木組合長は 「これまでの活動が認められたという実感があり、これを維持していかなければならないとの思いである。今後の営業活動においてのアピールになればと考えている。」
また、「組合員の中には、特別栽培と慣行栽培の両方を行っている者もいるため、各々の特別栽培の割合を増やすとともに、地域で新たに特別栽培に取り組む人を取り込むことによって、面積拡大に繋げたい。」と今後の意気込みを話してくださいました。
※「みどり法」の認定:みどりの食料システム法は、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立を目指す「みどりの食料システム戦略」の実現に向けた法制度で令和4年に制定・施行されました。 農林漁業者は、環境負荷の低減に取り組む5年間の事業計画を作成し、都道府県知事の認定を受けることができます。
<参考>
JA新すながわ https://jashinsunagawa.or.jp/(外部リンク)
ゆめぴりかの里 https://jashinsunagawa.or.jp/yumepirikanosato/(外部リンク)
【苗育成調査】
【生育調査】
【収穫後の稲わらの秋すき込み】
【吉永北海道農政事務次長がみどり戦略の実現に向けて講演しました。】
【JA新すながわ特別栽培米生産組合員】
〈令和5年11月28日掲載〉
〇中川町の酪農家丸藤英介・紗織夫妻が、令和5年度(第62回)農林水産祭の内閣総理大臣賞「畜産部門」を受賞!!
令和5年11月23日に東京・原宿の明治神宮会館で、農林水産省と公益財団法人日本農林漁業振興会が共催する「農林水産祭」の表彰式が行われ、第9回全国自給飼料生産コンクールで農林水産大臣賞を受賞した中川町の丸藤英介・紗織夫妻が「畜産部門」で内閣総理大臣賞を受賞しました。
今回の受賞にあたり、持続性の高い酪農経営、牧草の高品質化・有機酪農への取組、女性の活躍についてお話を伺いました。(PDF : 318KB)
▲詳しくは、こちらをクリック !
【内閣総理大臣賞授賞式】
【丸藤夫妻の写真】
【放牧親牛】
【丸藤牧場】
【フリーストール牛舎】
【春、6~19ヶ月齢育成牛の電牧馴致】
【牧道】
【放牧育成】
【木陰で休む搾乳牛たち】
〈令和5年9月8日掲載〉
〇「北の恵み 食べマルシェ2023」に出展します!
北海道農政事務所旭川地域拠点では、多くの皆様に「みどりの食料システム戦略」を知っていただくため、2023年9月16日(土曜日)~18日(月曜日)の3日間、「北の恵み 食べマルシェ2023」にPRブースを出展します!
▼詳しくは、こちらをクリック !
〈令和5年8月25日掲載〉
〇ホクレン豊富地域家畜市場を取材
肉用子牛価格(特にホルスタイン子牛オス)は、令和4年中ごろに下落し、その後も低下傾向で推移していましたが、最近は回復基調にあるなか、旭川地域拠点では、北海道最北の家畜市場である 豊富町のホクレン豊富地域家畜市場を訪問し、せりの様子を取材しました。
ホクレンの地域家畜市場は7か所(豊富のほかに、北見地区、根室地区、釧路地区、十勝地区、 南北海道、中央地域)あり、主に牛と馬が、乳牛市場、肉牛市場、馬市場及び一般市場(乳牛、肉牛、 馬を幅広く取引)で取引されています。
豊富地域家畜市場では、乳牛市場と一般市場が開催され、同市場がある宗谷だけにとどまらず留萌・上川 ・空知・オホーツクから家畜が集荷され、遠くは九州、沖縄をはじめ日本各地の購買者に買われます。取材した日(7月11日)は一般市場の開催日で、各管内のJA 職員(委託集荷)や購買者およそ30名程度で、10時30分から1時間ほど、ホルスタイン子牛をはじめホルスタイン廃用牛等の機械せり(購買者が価格を手元のボタンを押すことによって、自動的にせり落とし人が決定。)が行われました。令和4年度の同市場の取扱実績額は、先行きが見えない酪農業界の不安感から約34億円と令和3年度比で約64%に落ち込みましたが、令和5年7月のホルスタイン子牛オスの平均価格は58,836円と、令和4年9月の5,857円から回復基調にあり、市場関係者からは
「特にホルスタイン子牛オスについては昨年の夏に大暴落となったが、現在は出回り頭数逼迫感への警戒もあり相場は回復している。酪農情勢が厳しい中、情勢の変化には今後も注視していかなければならない。」
との声が聞かれました。
ホクレン家畜市場(価格動向や市場開催日など)について詳しく知りたい方は、 ホクレン家畜 市場情報 (https://www.kachiku.hokuren.or.jp/) をご覧ください。
【豊富地域家畜市場(一般市場)の様子】
【トラックから誘導される子牛、説明を受ける森岡参事官】
【待機場でせりを待つ子牛】
【市場上部にあるモニターには、入場する牛の情報が表示されます】
【取引は無事終わりました】
【市場敷地内に入退場するすべての車両は、入口で消毒されます】
〈令和5年8月16日掲載〉
〇AIカメラで玉ねぎを選別(JAふらの)
JAふらのでは老朽化が進んでいた3つの玉葱選別施設を1か所に集約して処理量400t/日の選別施設を新設し、令和5年から稼働しました。
新たな玉葱選別施設は従来の人の手に頼っていた選別に代わってAIカメラによる画像解析で選別を行います。玉ねぎを回転させながら3台のカメラで外観を12面計測し、さらに近赤外線を使用した内部品質センサーで腐敗球の選別を行い品質の向上を図っています。
AIカメラ等による選別の後にハンガー方式のグリップアームで1玉ずつ丁寧に搬送され箱詰めされます。グリップアームには重量測定機能があり1玉重量を正確に把握することにより、箱詰めされた玉ねぎの「参考入り玉数」をラベルに表記することにより、新しい販売戦略をたてることが可能となりました。
JAふらのでは地域の基幹品目である玉ねぎの品質と選果作業効率の向上、施設運営費の削減により農家所得の増大を目指しています。
参考:JAふらのホームページ>特産物のご紹介>玉ねぎ https://www.ja-furano.or.jp/products/onion/
YouTube JAふらのチャンネル「【新設】JAふらの玉葱選別施設 https://youtu.be/7ZG_Mvt3x6A
【黒い箱がAIカメラユニット】
【ハンガー方式のグリップアームで玉ねぎを搬送】
【規格ごとに箱詰め】
【参考入数が表示されたラベル】
〈令和5年8月1日掲載〉
〇六次産業化・地産地消法に基づく総合化事業計画の認定事業者「ジェラートショップ gelatrip(ジェラトリップ)」
上富良野町にある水色のホルスタインとトラクターが目印のジェラートショップ「gelatrip(ジェラトリップ)」では、自社直営「びえい牧場」のジャージーミルクを100%使用したミルク本来の味わいの美味しいジェラートが楽しめます。
同社は、令和2年9月に、六次産業化・地産地消法に基づく総合化事業計画の認定を受け、食料産業・6次産業化交付金を活用して施設整備を行いました。
ジェラートは7から12種類が日替わりで販売されています。その日にしか出会えないジェラートをご賞味ください。
参考:gelatrip(ジェラトリップ)のホームページ https://gelatrip.com/
【びえい牧場ジャージーミルク】
【水色のホルスタインとトラクター】
【ベンチに座って食べることができます】
【牛乳乳製品を食事に取り入れることで、笑顔になってほしいというメッセージを込めています。】
「牛乳でスマイルプロジェクト」を詳しく知りたい方は、
こちらをクリック ⇒ 「牛乳でスマイルプロジェクト」:農林水産省 (maff.go.jp)
〈令和5年6月6日掲載〉
〇田植えが始まりました。
5月中旬頃から旭川地域拠点管内の各地で田植えが始まりました。この季節になると管内のあちらこちらで、田植機が活躍している風景が見られます。まずビニールハウスで大切に育てた苗を苗床からはがします。苗は、はがしやすくするために事前に根切りをするためのネットが敷かれています。はがした苗は、トラックに積み込んで水田まで運び、田植機が畦(あぜ)に到着したタイミングで機械にセットします。田植えと同時に肥料も散布していきます。田植え後は、水の張った水田に緑の苗が映え、美しい風景が広がります。
【苗を苗床からはがします】
【苗をトラックへ積み込む様子】
【苗を田植機にセットします】
【田植えの様子1】
【田植えの様子2】
【田植え後の水田】
〈令和5年4月28日掲載〉
〇今年もお米の種まきが始まりました。
全国有数の水田地帯である旭川地域拠点管内では、北海道の水稲作付面積の約60%を占めています。今年も春を迎え、水稲農家では種まき作業が本格化し、米づくりの1年が始まりました。
種となるお米「種もみ」は、発芽をそろえるため、水を十分に含ませます(浸種)。その後、加温により発芽(催芽)させ、播種前に脱水機にかけた上で、水気が取れるくらいに乾燥させます。種まきは、播種機で床土、種もみ、覆土の順に育苗箱にまいていきます。
育苗箱をビニールハウスに並べるのは、自動育苗箱並べ機を使います。この機械を使うと腰をかがめず作業ができ、手作業に比べて負担が軽減できます。散水も機械が行い、こちらも省力化が図られています。これからビニールハウスの中で大切に育てられ、田植えは5月20日頃を予定しています。
【浸水】
【水気を取っている種もみ】
【播種機】
【覆土を播種機に投入】
【自動育苗箱並べ機】
【散水機】
〈令和5年3月17日掲載〉
〇チーズを「いつもの食材」に『ジャパチーズ旭川』
【ジャパチーズ旭川】
【カットボードチーズ盛】
旭川市内平和通買い物公園にあるナチュラルチーズ専門店「株式会社ジャパチーズ」では、旭川市内の「加藤牧場」の新鮮でおいしい生乳を使い8種類のチーズを生産しています。 代表の長尾英次さんは、 「チーズなどの乳製品は、ほとんど糖分を含まない低GI※食品で、糖尿病が気になる世代や、普段の食事で不足しがちなカルシウムを補うことができるので成長期の子供や骨粗鬆症が気になる年配の方にお薦めです。塩分は高いので取りすぎは注意が必要です。 チーズは高尚な食べ物ではありません。もちろん希少性を売りにした嗜好品もあるけれど、世界中の日常食です。チーズは奥が深い、でも僕が追求したいのは日本人の食べやすさ。本格的な製法のナチュラルチーズを家庭の食卓に、日常的な食事に取り入れて欲しい。」 と国産チーズへの思いを語っています。お店には、手に取りやすいポピュラーでリーズナブルなチーズが並んでいますのでご賞味ください。
【長尾さんご夫妻店舗の前で】
【作業中の長尾さん】
おすすめのお召し上がり方をお聞きしました。
豆腐のように刻んでお味噌汁の具に。
チェダーチーズの厚揚げはさみ焼き。
モッツァレラをゆず胡椒としょうゆを付けてお刺身風に。
鍋の〆雑炊に散らして余熱で仕上げてリゾット風に。
(種類別:ナチュラルチーズは熱を加えると美味しく溶けます)
GI(グリセミックインデックス:食後の血糖値の上がり方を示す指標)
ジャパチーズ旭川のホームページ:https://japacheese.com/
【モッツァレラの味噌汁】
【チェダーの厚揚げはさみ焼き】
【シイタケステーキジャパチーズかけ】
【モッツァレラ蜂蜜ナッツスゥイーツ仕立て】
【炙りチェダー】
【牛乳乳製品を食事に取り入れることで、笑顔になってほしいというメッセージを込めています。】
「牛乳でスマイルプロジェクト」を詳しく知りたい方は、
こちらをクリック ⇒ 「牛乳でスマイルプロジェクト」:農林水産省 (maff.go.jp)
〈令和5年1月31日掲載〉
〇ジャパンチーズアワード2022グランプリ『フロマージュ・ド・美瑛夏ミルク』
~牛乳の消費拡大にご協力ください!~
【放牧場の搾乳牛の様子】手前中央の牛がフランスコンテ地方で多く飼養されるモンベリアード種
上川総合振興局管内美瑛町南部に位置する美瑛放牧酪農場(株式会社美瑛ファーム)では、モンベリアード種、ジャージー種、ブラウンスイス種、ホルスタイン種の4種の牛を通年完全放牧で飼養しています。
乳質の異なる4種の生乳をブレンドすることにより、安定して最適な品質の乳製品の加工を可能にしています。
昨年行われたジャパンチーズアワード2022においてグランプリを獲得した同社の「フロマージュ・ド・美瑛 夏ミルク」は、チーズ開発者の小熊章子さんが、フランス留学で学んだ製法を取り入れ、「美瑛の風土」を最大限に活かした本格ハードチーズです。
【フロマージュ・ド・美瑛 熟成の様子】
【チーズ製造する製造者の小熊さん】
夏の牧場で搾られた生乳を使って作られたチーズは、黄色味が強く香り豊かで爽やかな美瑛の丘を吹き抜ける風を感じる一品、プラント長の越智勇太さんは「まずそのまま調理せずに食べて、チーズのありのままの味を多くの人に楽しんで欲しいです」と話されました。
美瑛放牧酪農場の乳製品は、同社直売所や町内のみやげ物店で購入できるほか、同ホームページ内のオンラインショップでも購入できます。是非、カートに入れることをお薦めします。
株式会社美瑛ファームホームページ:biei-farm.co.jp
【直売所店内】
【直売所の奥に広がる放牧場】
【直売所で販売している乳製品】
左手前から時計回りにフロマージュ・ド・美瑛 夏ミルク、ラクレット・ド・美瑛、バター、フロマージュ・ド・美瑛 冬ミルク
【牛乳乳製品を食事に取り入れることで、笑顔になってほしいというメッセージを込めています。】
「牛乳でスマイルプロジェクト」を詳しく知りたい方は、
こちらをクリック ⇒ 「牛乳でスマイルプロジェクト」:農林水産省 (maff.go.jp)
〈令和4年12月19日掲載〉
〇『今年の冬も モ~1杯』~牛乳の消費拡大にご協力ください!~
毎年、年末年始は、冬休みで学校給食がないうえ、お正月にはあまり家庭で牛乳を飲まないため、牛乳の消費量が極めて低水準となり、生乳需給が緩和する時期となります。
本年もコロナ禍による業務用需要の停滞により、生産される生乳が乳製品工場の能力を一時的にオーバーし、生産段階では、搾った生乳の廃棄が懸念されています。
このようなことがおこらないよう、旭川地域拠点では、旭川市内の関係する機関と連携し、令和4年12月19日~23日の間、旭川合同庁舎1階アトリウムホールにおいて、牛乳消費啓発ポスター展示や動画の放映、牛乳を使用したレシピの配布などで牛乳消費拡大を呼びかけています。
また、旭川合同庁舎に入居している官署の職員のみなさまや、旭川商工会議所、コープさっぽろ旭川地区本部、旭川市役所のみなさまにも声掛けし、牛乳の消費拡大にご協力をお願いしました。
酪農家の方が毎日生産する生乳を無駄にすることがないよう、『いつもよりもう1杯牛乳を多く飲む』、『乳製品を料理に使う』など、牛乳や乳製品の消費拡大にご協力をお願いいたします。
ご協力いただいた機関
ホクレン農業協同組合連合会 旭川支所
北海道農業協同組合中央会 旭川支所
北洋銀行 旭川中央支店
北海道上川総合振興局
【牛乳乳製品を食事に取り入れることで、笑顔になってほしいというメッセージを込めています。】
「牛乳でスマイルプロジェクト」を詳しく知りたい方は、こちらをクリック ⇒ 「牛乳でスマイルプロジェクト」:農林水産省 (maff.go.jp)
【パネルの展示】
【パネルの設置】
【パンフレット】
【動画でも呼びかけ】
【牛も呼びかけ】
【旭川中税務署長へ協力依頼】
【旭川開発建設部長へ協力依頼】
〈令和4年10月12日掲載〉
〇地域就労などで活躍する、日本最北の野球独立リーグ球団「士別サムライブレイズ」が北海道フロンティアリーグのチャンピオンシップで優勝!!
道北の士別市にある、日本最北の野球独立リーグ球団「士別サムライブレイズ」は、「地域の労働力不足解消」と「野球技能を高めたい選手のニーズ」を組み合わせた発想で球団を設立しており、球団選手は基本的に地域で就労している。
士別市の「あったかふぁーむ」で就労している選手にインタビューしたところ「農業は技術の修得に時間を要するため簡単にできる業種ではないが魅力のある職業。また、就労先の人が試合を見に来てくれることが増えた。チームの認知度アップにつなげていきたい」と話してくれました。
まだチームの知名度は低いが、監督は、元中日ドラゴンズ及び元近鉄バッファローズに在籍した「ラルフ・ブライアント」氏が就任している。
9月26日に、美唄市営球場で行われた、野球独立リーグフロンティアリーグ(HFL)のチャンピオンシップ(CS)で石狩レッドフェニックスを破って優勝し、HFLの初代王者となった。
9月30日から日本独立リーグ野球機構(IPBL)加入4リーグの各優勝チームが頂点を争うグランドチャンピオンシップ(GCS、熊本)にHFL代表として出場した。結果は優勝することはできなかったが、今年の経験を活かし、来年度以降の活躍を期待したい。
【場所】士別市多寄町「あったかふぁーむ」選果場及び「士別市ふどう野球場」
【あったかふぁーむ(士別市)での就労】
【選手へのインタビュー】
「ラルフ・ブライアント監督」
〈令和4年9月16日掲載〉
〇みどりの食料システム 北の恵み食べマルシェ2022 特設ページ
▼こちらをクリック !
〈令和4年8月24日掲載〉
〇「日本最北の水田」が遠別町にあります。
遠別は日本最北の米どころとして、良質な「もち米」が生産されています。遠別町の最北の水田は北緯44度に位置し、これより北部の地域での稲作は、ほとんどは自生種か陸稲で、水稲としては世界の中でも最北の1つと考えられています。
【場所】遠別町字清川114番地
【日本最北の水田<1>】
【日本最北の水田<2>】
〈令和4年8月3日掲載〉
〇【続編】「田んぼアート」~見頃を迎えた田んぼアート~
JAたいせつの「田んぼアート」が、真夏になり見頃を迎えています。
緑・黄・紫・赤・橙・白、6種の稲の葉色の違いを利用して描かれた「田んぼアート」が、水田のキャンバスに鮮やかな色彩の巨大な絵を浮かび上がらせています。
また、撮影当日は平日にも関わらず多くの人が訪れており、「田んぼアート」の関心の高さがうかがえます。
【場所】旭川市東鷹栖7線18号
【田んぼアート案内版と使用した稲のサンプル】
〈令和4年7月21日掲載〉
〇当麻町「でんすけすいか」の出荷が最盛期
JA当麻では、特産の「でんすけすいか」の出荷が最盛期を迎えています。
「でんすけすいか」は他のすいかとは異なり、皮が黒色のユニークなすいかで、平成元年に特許庁に商標登録されました。命名にあたっては、かつてユニークな演技で人気の高かった今は亡き喜劇俳優の大宮敏充さんの舞台名にあやかった、また、作付け開始当時は、水田の転作が始まり、稲の代わりに何かないものかと模索していた時でもあり、稲の代わりにすいかを植え「田を助ける」という「田助」としたとの二つの由来があります。
農家から集荷した「でんすけすいか」はJA当麻の選果場において、最新の機械を用いて重さ、糖度、空洞の大小等により等級を格付けし、「でんすけすいか」専用の箱に入れられ全国へ出荷されていきます。
【場所】当麻町そ菜研究会でんすけ部会長宅及びJA当麻野菜等集出荷場
【ビニールハウス内部の様子】
〈令和4年7月4日掲載〉
〇農村と都市を結ぶ「田んぼアート」
JAたいせつの東鷹栖集落は、6月28日、同JAが取り組んでいる農福連携の一環として、旭川市の社会福祉法人施設利用者と同JA女性部とともに、「田んぼアート」の法面(のりめん)の花壇にマリーゴールドの植えつけ作業を行いました。
作業は和気あいあいとした雰囲気で進み、用意した720本のマリーゴールドの苗は昼休みを挟んで3時間ほどで全て植えられました。なお、マリーゴールドは、黄色とオレンジの2色で、花が咲くと「田んぼアート」の文字が浮かび上がるように植えられています。
これから気温の上昇とともに生育が進み、田んぼアート、花壇とも7月中旬から8月中旬にかけて見頃になります。
【場所】旭川市東鷹栖7線18号
【6月28日現在の田んぼアートの様子】
〈令和4年6月16日掲載〉
〇農村と都市を結ぶ「田んぼアート」
JAたいせつ田んぼアート実行委員会では、「消費者の皆さんに農業・農村地域に興味・関心をもってもらうこと、生産者と消費者を結ぶ観光スポットの創造」を目的として「田んぼアート」に取り組んでおり、晴天に恵まれた6月10日、200人以上の参加者により田植えが行われました。
今年で17年目を迎える「田んぼアート」は、旭川市の市政100周年を記念し、「旭川市政100年~これからもこのまちで~」をテーマに、見ていただいた方に元気と感動を与えられるような「田んぼアート」を目指しています。
緑、黄、紫、赤、白、橙の6色の異なる葉の色の稲を使い、田んぼの中に今年の「テーマ」と旭川市のゆるキャラ「あさっぴー」や鷹栖町のゆるキャラの「あったかすくん」、旭川市のシンボルでもあり、北海道遺産に認定されている「旭橋」などを描いています。
これから気温の上昇とともに生育が進み、7月中旬から8月中旬にかけて見頃になります。
【場所】旭川市東鷹栖7線18号
【田植えが始まる前の水田】
〈令和4年6月1日掲載〉
〇透明なトマトジュース!?イナゾーファームの「有機トマトジュース クリア」
トマトジュースと言えば、真っ赤で濃厚。
そのイメージを大きく変えるトマトジュースが北海道北部の士別市にあります。
それは、農業生産法人イナゾーファームの「有機トマトジュース クリア」。
原料は中玉トマト品種「シンディースイート」だけ。トマトを吊して落ちた上澄みを何度も漉して、じっくり時間や手間暇をかけることで
黄金色のトマトジュースが生まれます。
味の感想は人それぞれで大きく異なり、甘み・うまみのどちらが強く感じるかも分かれます。中には「トマトジュースというよりワインのようだ。」という声もあり、飲んだ人ごとに新たな感想がでてきます。
有機トマトジュースの販売に係る業務全般を担当している
谷 江美さんは「『有機トマトジュース クリア』もワインと同じように農作物であるため、甘み・うまみ・酸味のバランスは収穫時期によって異なります。ワインのテロワール(作物を取り巻く自然環境要因)のようなものかもしれません。」と推測されています。
冷蔵庫でよく冷やすと酸味と甘みのバランスが良く感じられて、常温に近づくほど甘みが際立ちます。幅の広いグラスでゆっくり味わうと、ワインのように甘み・うまみ・酸味と香りを楽しめるのでオススメです。
お求めはイナゾーファームオンラインショップや士別市の道の駅
「羊のまち 侍・しべつ」で購入が可能です。
パッケージデザインのかわいい女の子は、豊かな農業・農村の可能性を信じ、都会に住む人々や、次の世代に未来をつないでいく気持ちを込めて生まれたそうです。是非、一度お手に取ってみてください。
イナゾーファーム公式HPはこちら
<令和4年5月30日 撮影地:イナゾーファーム>
【飲んだ瞬間、爽やかなうまみや甘み、
酸味が口いっぱいに広がります。】
資料提供:イナゾーファーム
【ジュースに使用されているトマトは、
有機JASを取得しています。】
資料提供:イナゾーファーム
【イナゾーファームの谷夫婦。
就農2年目にトマト栽培を始めました。】
資料提供:イナゾーファーム
〈令和4年1月13日掲載〉
〇牛乳で乾杯!~北洋銀行旭川中央支店と牛乳消費拡大に向けてタッグ!~
昨年末から年始にかけて、例年以上に生乳の需給が緩和し、廃棄が懸念されていたため、北洋銀行旭川中央支店では、酪農家の方が毎日生産する生乳を無駄にすることがないよう、来店者に向けて牛乳消費拡大の啓発ポスターや乳和食の推進のチラシなどを掲示する特設コーナーを、令和3年12月29日から中央支店内に設置する運びとなり、旭川地域拠点が協力いたしました。
新年を迎え、より一層の牛乳消費拡大を図るため、北洋銀行旭川中央支店 石川支店長と旭川地域拠点 石橋地方参事官による「牛乳で乾杯!」を行いました。現在、上川及び宗谷管内の北洋銀行11支店にポスター掲示などの牛乳消費拡大の取組の輪が拡大しており、旭川中央支店の特設コーナーは令和4年1月末まで開設されています。
HPをご覧の皆さまにおかれましても、いつもよりもう1杯牛乳を多く飲んだり、乳製品を料理に使うなど、牛乳や乳製品の消費拡大に引き続きご協力をお願いいたします。
(※新型コロナウイルス感染症予防のため、乾杯時以外はマスクを着用しています。)
農林水産省で始めた
「NEW(乳)プラスワンプロジェクト」はこちら
<令和4年1月6日 撮影地:北洋銀行旭川中央支店>
【「牛乳で乾杯!」@特設コーナー前】
(右:北洋銀行旭川中央支店 石川支店長
左:旭川地域拠点 石橋地方参事官)
【職員も、モ~1杯!牛乳を飲むときは腰に手を置く派?】
(右:北洋銀行旭川中央支店 大島調査役
左:旭川地域拠点 職員)
〈令和3年10月18日掲載〉
〇奈井江町の田んぼに「タンチョウ」が飛来!
「タンチョウ」と言えば、道東の釧路湿原をイメージされる方が多いと思います。1年を通して「タンチョウ」が過ごしている地域もありますが、北空知地域ではとても貴重な風景です。今日は思いがけず奈井江町の田んぼで華麗なダンスを踊る姿を見ることができました。お腹がすくと、親子3羽仲良く、田んぼの畦で、なにやら一生懸命ついばんでいました。いつまで滞在してくれるのかな?
<令和3年10月18日 撮影地:奈井江町茶志内沼周辺>
【羽を広げ、華麗なダンスを踊る「タンチョウ」】
【田んぼの真ん中で、ちょっと休憩】
【「お腹が空いたな~!」エサを探す様子】
〈令和3年10月8日掲載〉
〇トマトジュース「オオカミの桃」deリキュール「リコピナージュ」♪
北海道にはたくさんのトマトジュースブランドがありますが、鷹栖町の「オオカミの桃」は、一度聞いたら忘れられないネーミングと製造開始から35年という老舗で知名度が抜群。名前の由来は、トマトのラテン語の学名「リコペルシコン・エスカレンタム・ミル」(食べられる狼の桃)(※当時の学名。現在は「ソラヌム リコペルシコン」)からいただいたそうです。おいしさの秘密は、毎朝収穫する完熟トマトをその日のうちに加工するから。新鮮なおいしさがぎゅっと詰まっています。
そのトマトジュース「オオカミの桃」を使ったリキュール「リコピナージュ」が今年発売になりました。鷹栖町と旭川工業高等専門学校と(株)鷹栖町農業振興公社の共同開発で産み出された商品です。名前はトマトに含まれるリコピン+Age(年齢)から。オオカミの桃の果汁3%と色素「リコピン」が入った淡いピンク色のお酒です。
「なんだか懐かしい味~」「トマト入ってる?」「いくらでもいけそう~」などなど、試飲した感想は様々。話題の中心になること間違いなしです。
お勧めの飲み方は、ロック、水割り、ソーダ割り。近々「リコピナージュ」を使った新商品の誕生も予定されているとか。お求めは、遠くの方は鷹栖町ふるさと納税返礼品で。旭川方面にお越しの方は、鷹栖町・旭川市内のお店で。是非、一度手に取ってみて下さい。
【トマトジュースを使ったリキュール「リコピナージュ」】
資料提供:(株)鷹栖町農業振興公社
【ふるさと納税の返礼品に採用されています。】
資料提供:(株)鷹栖町農業振興公社
〈令和3年8月11日掲載〉
〇2年ぶりに彩りもどる「東鷹栖の田んぼアート」
旭川市東鷹栖の「田んぼアート」が2年ぶりに彩りを見せています。
田んぼアートは地域の基幹産業である農業を身近に感じてもらうため、地元農協青年部などで構成するJAたいせつ田んぼアート実行委員会が、2006年から始めた取組ですが、昨年は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、一般参加の田植えを中止し、絵柄をなくしたほか見晴台を封鎖していました。
本年の田んぼアートは、新型コロナウイルス感染対策のためイベントは行いませんが、「未来へつなぐ2021」と題して自治体キャラクターがバトンを渡す構図を「あかねあそび(橙)」「黄稲(黄)」「紫稲(紫)」「ゆきあそび(白)」「べにあそび(赤)」「ななつぼし(緑)」の6種類の稲で鮮やかに表現しています。
【田んぼアート全景】
資料提供:たいせつ農業協同組合
【駐車場には6色の稲のサンプルを展示】
〈令和3年7月6日掲載〉
〇幌加内高校商店会の本格そば店
幌加内高等学校では、幌加内町が作付面積と生産量日本一を誇る特産品である「そば」を入学生全員が必修科目として学んでいます。
科目「そば」では、全校生徒が卒業までに(一社)全麺協が主催する素人そば打ち段位制度の初段以上取得を目標に日々そば打ち練習に励みながら、栽培管理、加工、製造、調理、店舗運営まで一貫して幅広く学習します。
高校生が打つ本格そばは、例年9 月に開催される「幌加内町新そば祭り」に出店されると一番の長蛇の列になるほど人気ですが、コロナ禍で昨年に引き続き本年も開催中止となってしまいました。
そうした状況の中、本年唯一腕前を披露できるイベントである幌加内高校商店会(夏の市)が、令和3 年6 月26 日に新型コロナウイルス感染防止のため参加人数を制限して開催されました。花苗、トマト加工品、パンなどの販売ブースとともに手打ちそば処も出店し、待ちわびた町内の参加者は、幌高生が打った本格そばを堪能しました。
ゆで釜を担当した河部秀君(3年生)は、中学生の時から「そば打ち職人」を志し、令和2年度そば段位認定幌加内大会で、二段位の最優秀賞を取得した腕前です。
河部君は、そば店への就職を希望しており、「そばの魅力や美味しさを広めたい」と、熱い思いを胸に掲げ、勉学に励んでいます。
【本格的な日除けのれん】
【見事に切りそろえられたそば】
【ゆであげのタイミングをはかる】
【温・冷ともに500円で提供】
〈令和3年5月7日掲載〉
〇贈って・飾って応援!「花いっぱいプロジェクト2021」
旭川地域拠点では、コロナ禍で需要が減少している「花き」の消費拡大を応援するため、昨年に引き続き、職場に花を飾って楽しむ「花いっぱいプロジェクト」に取り組んでいます。
旭川合同庁舎エントランスには、旭川市内及び近郊のお花屋さんが道産花材を中心に工夫を凝らしたフラワーアレンジメントを週代わりで展示しており、来庁される皆様をお迎えしています。
外出自粛等により家庭で過ごす時間が長くなったことから、生活に安らぎや潤いを与えてくれる花きを飾ったり、贈ったりする機会を増やすことで、新しい生活様式に花きを取り入れてみませんか。
・ 展示期間:令和3年4月1日~令和4年3月末日
・ 展示場所:旭川合同庁舎 1階 エントランス(正面入口)
「花いっぱいプロジェクト2021」特設ページ(農林水産省へリンク)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kaki/flower/pjt2021/index.html
【令和3年4月の各種アレンジメント】
(4月5日~9日)
(4月12日~16日)
(4月19日~23日)
(4月26日~30日)
〈令和3年3月22日掲載〉
〇農家レストラン「農珈屋no-ca-ya」~本格スパイスカレーを提供するカフェ~
昨年の5月にスパイスカレーを提供する農家レストラン「農珈屋no-ca-ya 本店」が、旭山動物園近くの旭川市東旭川町上兵村にオープンしました。農珈屋を開店させたのは、米農家5代目で「(株)うけがわファームDEN-EN」の代表である請川幹恭(うけがわ みきやす)さんです。
請川代表は、「自分たちが作る美味しいお米を一人でも多くの方に食べてもらいたい」との思いから、スパイスカレーのお店をオープンしました。店内で振る舞われるカレーは、自社ファームで収穫されたお米と大豆を使っており、お薦めのカレーは三種類のルーをワンプレートに盛り付けた「三種盛りカリー」。代表が「最後にご飯とカレーをごちゃ混ぜにして食べるのが好き」なので、このメニューを開発したとのこと。
お店は、事務所として使っていた同ファーム内の建物を改修したもので、吹き抜けの開放的な空間から大雪山連峰を見渡すことができ、のどかな風景に心が癒されます。これから暖かくなり、どこかへドライブに出かけたくなる季節。コロナ感染対策も取られているので、お近くをお通りの際は、農家レストラン「農珈屋」に寄ってみてはいかがでしょうか。
〈農珈屋本店〉
旭川市東旭川町上兵村384番地
http://den-en.biz/nocaya/(外部リンク)
〈営業時間〉
11:00~19:30(LO19:00)
【三種盛りカリー】
【店内の様子】
【見つけやすい外観】
〈令和2年12月2日掲載〉
〇東川町酒造施設 落成式が行われました。
東川町内で建設が進められていた公設民営の酒造施設が完成し、11月7日(土曜日)に関係者を含めおよそ120名が出席し落成式が行われました。
式典は、松岡市郎東川町長の挨拶のあと、来賓の祝辞があり、運営委託契約締結式も執り行われました。
酒造施設の運営は、岐阜県中津川市から同町に移転した「三千櫻(みちざくら)酒造(山田耕司社長)」が担います。
三千櫻酒造は明治10年(1877年)創業で140年以上の歴史を持つ酒蔵で、社員の3家族6名が東川町に移住しました。
これから、この施設で東川町の水と酒米を使った日本酒造りが始まります。
上川管内5番目の日本酒の蔵に、乞うご期待!
【酒造施設の入口(店舗も併設)】
【酒造施設の外観】
【入口に掲げられた「三千櫻」酒造の看板】
〈令和2年10月27日掲載〉 (令和3年3月10日更新)
〇北海道に棚田!?地域のおすすめスポット 指定棚田地域
北海道内の指定棚田地域(注1)は、7市町13地域(令和3年2月25日現在)が指定され、そのうち、当拠点管内には6市町11地域の指定棚田(PDF : 82KB)があります。
棚田は、農産物の生産だけではなく、国土の保全、水源のかん養、良好な景観の形成など、多岐にわたる機能を有しています。
10月末には、農産物の収穫作業をほぼ終えますが、四季折々の風景と棚田とのコラボ写真はインスタ映え間違いなし!
お近くにお寄りの際は、指定棚田地域を巡ってみてはいかがでしょうか。(棚田を巡る際は、農家や地域に迷惑のかからないようにお願いいたします。)
黄金の稲穂が映える【東神楽棚田】
夕日に染まる【東鷹栖の棚田】
(注1) 指定棚田地域とは、市町村の区域内に勾配20分の1以上の一団の棚田が1ha以上あり、「棚田地域振興法」(令和元年8月16日施行)に基づき、認定された地域のことです。
〈令和2年9月14日掲載〉
〇「北の恵み 食べマルシェ2020 ONLINE」が開催されます!
「北の恵み 食べマルシェ」は、多彩で豊かな食の供給基地である北北海道の特色を全国に向けて広く発信していくことを目的とした食のイベントで、2010年から開催されています。
例年、9月の敬老の日を含む3日間を開催期間とし、多くの方々が楽しみとする北北海道を代表するグルメイベントとして定着してきましたが、2020年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、やむを得ずイベントの中止が決定されたところです。
しかし、「北の恵み 食べマルシェ」の中止を惜しむ声は多く、また、生産者や飲食店などの食関連事業者の皆様が大きな影響を受けておられことから、今年はインターネット上で「北の恵み 食べマルシェ 2020 ONLINE」として開催されることになりました。
北海道農政事務所は、農林水産業の発展に寄与するイベントとして第1回(2010年)開催から後援をしており、旭川市民を始め全国各地の方々にとってインターネットを通じて北北海道の食を堪能いただけるとともに、新たにお店を開拓する楽しみが得られる機会になると考えておりますので、多くの方々にご利用いただければ幸いです。
【開催期間】
2020年9月20日(日曜日)~10月20日(火曜日)※令和2年10月20日をもってイベントは終了しました。
【お問い合わせ先】
北の恵み 食べマルシェ2020 ONLINE運営事務局
電話番号: 0166-76-7341 ファクス番号: 0166-76-7342
〈令和2年9月3日掲載〉
〇コロナに負けるな!
道産酒米を使用した「日本酒」の地産地消を応援
現在、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で飲食店の利用者が減少し、イベントなどの中止も相まって、全国的に日本酒の消費が落ち込んでいます。
現在、北海道内の酒造好適米(酒米)の産地では、「吟風(ぎんぷう)」「彗星(すいせい)」「きたしずく」の3品種が栽培されていますが、日本酒の消費低迷の影響は、道内の酒米農家の継続的な生産に支障をきたすことが懸念されています。
旭川地域拠点管内は全国有数の米どころであり、道内の日本酒メーカー全12社のうち半数の6社が管内にあります。また、東川町では道内初の公設民営の酒蔵を建設中で、今年秋には岐阜県の日本酒メーカー「三千櫻酒造株式会社」が酒蔵運営を任され、同町に完全移転するので、さらに1社増える予定です。
北海道は、これから「収穫の秋」を迎えます。
日本酒は飲んでおいしいだけではなく、調味料として使うことができ、料理にコクやうまみを加える効果も期待できます。
道内の酒米生産者を応援するため、ご家庭などでも旬な農産物や海産物とともに日本酒を味わっていただき、また贈答品としてご利用いただくなど、道産酒米を使用した日本酒の消費回復にご協力いただければ幸いです。一日も早い新型コロナウイルスの収束を願っています。
▷ 拠点管内の酒造メーカー(PDF : 84KB)(令和3年3月1日時点)
〈拠点管内の酒造メーカー〉(外部リンク)
〇 国稀酒造株式会社(増毛町)
〇 金滴酒造株式会社(新十津川町)
〇 高砂酒造株式会社(旭川市)
〇 合同酒精株式会社 旭川工場(旭川市)
〇 男山株式会社(旭川市)
〇 上川大雪酒造株式会社(上川町)
〇 三千櫻酒造株式会社(東川町) ※2020年秋に岐阜県から完全移転
・お酒は20歳になってから ・飲酒運転は絶対にやめましょう
・飲酒は健康に留意し適量を ・妊娠中や授乳期の飲酒は控えましょう
〈令和2年7月28日掲載〉
〇WITHコロナ時代の取組
旭川地域拠点では、職場のコロナ対策として、毎日の検温、ドア・窓開放による換気、会話時のマスク着用、入室時の手指消毒や、すべての机の前と横に感染防止に効果があるとされている床から高さ140cmまで透明な農業用マルチによる仕切りを設置、官用車の手が触れる場所の消毒等、職員間の感染防止に努めています。
来客の皆様への感染防止対策として、ドアの近くに消毒液を配置、足下にテープを貼って明示し入室できるスペースを制限、打合せ用テーブルの消毒を一日数回実施しています。
また、多くの方に来て頂く説明会では、大きめの会場を用い、受付時の検温、消毒液を複数箇所配置し、座席間隔を前後左右1.5m以上確保するとともに、来場の皆様の動線ができるだけ混雑しないよう来場時と再入場時の入り口を分ける、質問を頂くときに使うマイクを使用の都度消毒する、退場時の混雑を避けるため、着席エリア毎に退出時間をずらす、万一感染者がいた場合に連絡が取れるよう、出席者の連絡先と着席した場所を記録するなど知恵を絞って実施しています。
説明会などのイベントにお越しの皆様や来庁される皆様に、気持ちよく過ごしてもらえるよう、これからも工夫を重ね、感染防止に努めて参ります。
【仕切りを設置した事務室内】
【一定の座席間隔を確保した会場】
お問合せ先
北海道農政事務所旭川地域拠点TEL:0166-30-9300
FAX:0166-30-9305