鎌田醤油株式会社(香川県)「世界中の食卓に笑顔をお届けする」
令和5年度取組事例
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事業者の概要
- 所在地:香川県坂出市本町1-6-35
- 代表者:代表取締役社長 鎌田 武雄
- 主な品目:だし醤油、低塩だし醤油、にんにくだし醤油
- 主な輸出先国・地域:米国、中国、韓国
- 事業概要:1789年創業、1941年会社設立。1965年に「だし醤油」を開発。伝統を受け継ぎながらも、時代の変化に合わせて常に求められる味を追求している。近年は海外への販路拡大のため輸出業にも積極的に取り組んでいる。
輸出の取組内容
- 2001年、日本食の魅力・伝統的な食文化を諸外国に発信するため、北米への輸出を開始。現在は、米国、中国、台湾、ベトナムなど20カ国・地域にだし醤油、低塩だし醤油、にんにくだし醤油などを輸出。米国、オーストラリアに現地法人を設置。
- 諸外国のニーズに対応するため、ISO9001、HACCP、FDA認証を取得。
- 米国での通信販売や越境ECを活用し、海外の消費者への直接販売も実施。また、容器は地球環境に配慮した紙パックを採用。
取組経緯
- 当社の商品を求める海外赴任した通販顧客の声に応じて輸出を検討。
- 2001年、カマダ・カナダを開設し現地での通信販売を開始。
- 2005年、カナダからアメリカに拠点を移し(カマダ・カナダ閉設)カマダ・アメリカを開設。
課題と対応方法
- 輸出先国への規制対応
輸出国ごとに規制が異なるため、輸出先国の規制対応に時間を要するが、食品安全マネジメントシステムの国際認証(FSSC22000)を令和7年までに取得予定。 - 品質保持への対応
容器に採用している紙パックは、賞味期限は十分長いものの、海上輸送が主な輸送方法で納品までに時間を要すため、製造後速やかに出荷・輸出。
実績
- 輸出額
2021年度:5,800万円、2022年度:4,700万円、2023年度:5,400万円 - 輸出国・地域割合
米国:53%、中国:11%、韓国:10%
今後の事業展開
- 輸出先国それぞれのニーズに対応できる商品の開発を進めてゆく。
- 現地での試食販売や催事を増やし、海外でのカマダ商品の認知度を拡大させる。
- インドネシアなどイスラム市場への輸出を念頭に置き、令和6年度中にハラール認証を取得できるよう取り組む。
印刷用
鎌田醤油株式会社(香川県)「世界中の食卓に笑顔をお届けする」(PDF : 459KB)
お問合せ先
経営・事業支援部 輸出促進課
代表:086-224-4511(内線2668,2159)
ダイヤルイン:086-224-9415