鳥取県拠点が携わった農林水産施策(会議、イベント等)や農山漁村の風景などを紹介しています。
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3月
新鮮な琴浦ブロッコリーをお届けします~JA鳥取中央琴浦ブロッコリー製氷機お披露目式~
撮影場所:鳥取県琴浦町 撮影日:令和5年3月31日
ボタン一つで投入される氷
フレーク状の氷で新鮮さをキープ
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令和5年3月31日、琴浦町釛のJA鳥取中央琴浦ブロッコリー選果場において「琴浦ブロッコリー製氷機」のお披露目式が執り行われました。
この製氷機は、令和3年度産地生産基盤パワーアップ事業を活用し整備されたものです。JA鳥取中央管内でブロッコリー生産が始まったのは、昭和40年代半ば。水田の転作作物として導入されたことがきっかけです。
現在、同JAではブロッコリーの生産面積拡大に力を入れています。中でも琴浦ブロッコリー生産部は、鳥取県内で初めて氷詰めでの出荷方式を採用するなど、生産をけん引するリーダー的な産地です。 製氷機の導入は、氷詰めの作業負担を大幅に軽減し、処理能力を向上させます。また、今まで以上に鮮度を保った状態で輸送できることは、品質の維持とブランド力の向上につながります。
JA鳥取中央琴浦ブロッコリー生産部部長寺岡昌一さんは「軽量作物のブロッコリーは、高齢化の進む生産者にとっても作りやすい。製氷機の導入は作業効率だけでなく、作業安全にもつながる。これからも生産部一丸となって、高品質のブロッコリーを生産していく。」と話されました。
【関連URL】(JA鳥取中央ホームページ) https://www.ja-tottorichuou.or.jp/
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2月
琴浦町議員がみどりの食料システム戦略研修会で知識を深める
撮影場所:鳥取県琴浦町 撮影日:令和5年2月15日
研修会場の様子
「みどりの食料システム戦略」を説明
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令和5年2月15日、鳥取県琴浦町本庁舎において、みどりの食料システム戦略の理解を深めることを目的として、琴浦町議会事務局主催による琴浦町議会議員研修会が開催されました。
研修は、都田地方参事官を講師に、「みどりの食料システム戦略について」~食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現~をテーマで講義が行われました。
出席議員からは、みどりの食料システム戦略の必要性への理解が深まったとの感想のほか、BUZZMAFF(ばずまふ)を有意義に拝見している。琴浦町の農業人口減少課題など、意見等も寄せられました。
最後に議長から、「分かりやすい説明で、みどりの食料システム戦略の知識を深めることができた」とお礼の挨拶で終了しました。
鳥取県拠点では、引き続き、様々なところで積極的に「みどりの食料システム戦略」の周知活動を行います。
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いま、ここにしかないジェラートで。笑顔の花を咲かせたい
撮影場所:鳥取県南部町 撮影日:令和5年2月2日
農山漁村(むら)の「宝」です
これからも歩み続けます
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令和5年2月2日、南部町役場において中国四国農政局鳥取県拠点は、中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」に選定された株式会社pcbへ選定証の授与を行いました。
自然豊かな南部町内で、平成30年に開業した小さなジェラート店パッチェリービー。笑顔あふれる女性スタッフ5名が、製造・販売しています。
代表の益村千代さんは、経営と育児を両立して来たこれまでを「一生懸命、ただがむしゃらにやってきた。一緒に頑張ってくれるスタッフがいたからやってこられた。」と振り返ります。
南部町にいるからこそ出来るジェラート作りの強みは、摘んだばかりの完熟いちごが一時間後にはソルベに姿を変えて、お客さまのもとへ提供出来ること。農産物の“旬”を活かした一期一会のジェラート作りがパッチェリービーの特徴です。
また、スタッフが生産者に「美味しかった!」というお客さまの喜びの声を直接伝えることで、「食」と「農」がつながり、地域の生産者の励みとなっています。
地域と農業とジェラートがつながっていく感動と、農業に関わるみんなの想いをジェラートに込めて。益村代表は「今後は、移動販売車を畑に横付けしジェラートを提供してみたい。そして、今までと変わらない想いでジェラート作りを続けていきたい。」と話されました。
【関連URL】(pacherryb_パッチェリービー) https://pacherryb.com/
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鳥取市内の金融機関に農林水産物・食品の輸出促進等を知ってもらう
撮影場所:鳥取県鳥取市 撮影日:令和5年2月2日
拡大次席会の様子
「農林水産物・食品の輸出促進」等について説明
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令和5年2月2日、(一社)鳥取県銀行協会拡大次席会が山陰合同銀行鳥取営業本部ビルで開催されました。中国四国農政局鳥取県拠点は、日本政策金融公庫鳥取支店と共に、輸出に取り組む事業者向け金融・税制の支援措置について説明を行いました。
この会は、毎月第一木曜日に(一社)鳥取県銀行協会が主催し、鳥取市内の金融機関の代表者を集めて開催されています。
出席者からは、農林水産物・食品の輸出額の目標達成に向けた取組についての質問・意見があり、輸出促進の周知と金融機関との関係構築の良い機会となりました。
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1月
中国四国農政局ディスカバー農山漁村(むら)の宝奨励賞の授与
撮影場所:鳥取県倉吉市 撮影日:令和5年1月23日
関係者が集い奨励賞を祝いました
米原部長を囲んでの意見交換
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令和5年1月23日、JA鳥取中央会議室において中国四国農政局鳥取県拠点は中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」奨励賞に選定した三朝神倉大豆生産部に対し、奨励賞の授与を行いました。
同生産部のメンバーは現在32名。三朝町内で生産振興している在来品種の「三朝神倉大豆」を特産品にする取組を展開しながら、栽培技術の確立と普及に努めています。
さらに、生産部、JA鳥取中央、鳥取県倉吉農業改良普及所、三朝町等でプロジェクトチームを結成、加工品開発を行い、納豆やどら焼き等を「神シリーズ」として商品化、販路拡大にも取り組んでいます。
「三朝神倉大豆を初めて食べたとき、大粒でやわらかくとても美味しいと感じ、こんな美味しい大豆を自分も作ってみたいと思った。」と、生産部部長の米原章太郎さんが生産を始めたきっかけを教えてくださいました。
また「農産物を生産することが里山の景観を守ることや集落の維持にもつながっている。これからも地域を想う仲間とともに、より高品質な三朝神倉大豆を作り続けたい。」と話されました。
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中海再生の取組に、ディスカバー農山漁村の宝奨励賞授与
撮影場所:鳥取県境港市 撮影日:令和5年1月20日
県、市の担当者を交え記念撮影
「海藻肥料」の説明を行う奥森理事長(写真左)
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中国四国農政局鳥取県拠点は、令和5年1月20日、境港市の元気亭において、中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」奨励賞に選定したNPO法人未来守(さきも)りネットワークに、奨励賞の授与を行いました。
NPO法人未来守りネットワークは、平成16年に水質悪化が進行した中海を再生させる目的で設立されました。現在は、中海再生プロジェクト「よみがえれ中海」をテーマに、アマモ場の再生、中海や宍道湖で異常繁殖した紅藻類「オゴノリ」等を刈り取り、「海藻肥料」として活用するなど循環型社会を目指し取り組まれています。「海藻肥料」を使用した「海藻米」は、境港市の学校給食にも採用されています。
また、日野町で「海藻米」を栽培する地区の子ども達を対象に、田植えや稲刈りのイベントを開催する等、食育活動にも取り組まれています。
奥森理事長から「未来の子ども達のため、地域の財産のため、国・県・市町村と連携し、海藻肥料を活用した循環型社会を目指した取組をどんどん広げていきたい。」と話されていました。
【関連URL】(NPO法人未来守りネットワーク) http://www.npo-sakimori.net/
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それぞれのカラーで地域を応援!田舎応援戦隊三徳レンジャー
撮影場所:鳥取県鳥取市 撮影日:令和5年1月16日
基地に招かれ意見交換
それぞれのカラーで農業の魅力を発信 (三徳レンジャー提供写真)
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令和5年1月16日、田舎応援戦隊三徳(みとく)レンジャーのメンバーと、みどりの食料システム戦略や活動等について意見交換を行いました。
三徳レンジャーは鳥取大学の学生で構成するボランティア団体で、高齢化が進む鳥取県三朝町三徳地区での農業ボランティアの際「休耕田を利用して学生の力でお米を作ってみないか」との声掛けがきっかけとなり、こだわりの米作りに挑戦しながら今年で14年目を迎えます。
学生が生産したお米は、その珍しさを付加価値の一つとして県内の道の駅や県内外のイベントで「三徳レンジャーのお米」として販売しています。また、SNSを活用した広報活動や地域のイベントにも積極的に参加し、地域活性化にも貢献しています。
「地域のみなさんに三徳レンジャーがいて良かったと思ってもらえる存在でありたい。」
赤・青・黄色など色とりどりのツナギを着用しての作業が定番。今では、地域の人たちに気軽に声を掛けてもらえるほど打ちとけているようです。
基地に集まり活き活きと活動を語る若い世代は、これからも自分たちのカラーで「楽しい農業」を発信していくとのことです。
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日南町食育推進協議会に、ディスカバー農山漁村の宝奨励賞授与
撮影場所:鳥取県日南町 撮影日:令和5年1月12日
会長の七瀬さんに奨励賞授与
日南町長を交え記念撮影
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令和5年1月12日、日南町役場において、中国四国農政局鳥取県拠点は、中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」奨励賞に選定した日南町食育推進協議会に対し、奨励賞の授与を行いました。
日南町食育推進協議会は、「作って食べることで郷土料理の良さをもう一度見直し、それを次世代に伝えて欲しい」との熱い願いから、「にちなんの邑(むら)の味」という小冊子を作成し、食育に活用しています。
また、地元の食材を知ってもらうために特産のピーマンを授業に取り入れたり、和食の良さを伝えるために「出汁」を味わってもらったり、工夫された取組を行っています。
さらに、郷土料理の作り方を、動画配信サイトで発信されています。
【関連リンク】 日南町の郷土料理冊子「にちなんの邑の味」を作成しました(外部サイト) 食育さんのちょっこしクッキング~長いもギューロール編~(youtubeチャンネル_外部サイト)
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12月
鳥取大学の学生にみどりの食料システム戦略を知ってもらう
撮影場所:鳥取県鳥取市 撮影日:令和4年12月22日
鳥取大学講義室にて
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令和4年12月22日、鳥取大学の1年生約200名に「みどりの食料システム戦略」や、「食料・農業・農村基本法見直し」、「農林水産省の組織や仕事の魅力」について、講義のコマをいただき説明を行いました。
「みどりの食料システム戦略」では、有機農産物の消費拡大に有効なアイデアや意見の提案募集を行い、学生の皆様から様々な提案・ご意見をいただきました。一番多かったのは、有機農業とは何かを知らない人が多いので、有機農業とは何かをしっかり知ってもらい、併せて、有機農業によって得られるメリットを理解してもらうことが大事であるとの意見でした。その他、農林水産省が過去に実施したアンケート調査結果を基にした提案等たくさんのアイデアをいただきました。
ご提案いただいた皆様ありがとうございました。
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温泉水育ちのいちごはいかが?
撮影場所:鳥取県鳥取市 撮影日:令和4年12月20日
温泉水を利用した温泉熱栽培
鳥取県オリジナル品種「とっておき」
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株式会社メイワファームHYBRIDでは、ICTと再生可能エネルギーを活用した「温泉いちご」の生産・販売を行っています。
当農園では、鳥取県オリジナル品種「とっておき」を栽培しており、鹿野温泉からパイプで引き込んだ温泉水を活用した温泉熱栽培により生育を促します。ボイラー等でハウス全体を暖める必要がないため、環境負荷の低減に貢献しています。
また、スマート農業の運営に必要な電気は、株式会社とっとり市民電力が提供する再生可能エネルギーを利用し、二酸化炭素排出量実質ゼロに向けて取組んでいます。
今の時期は主に、洋菓子店や和菓子店などに出荷しています。ファームマネージャーの坂本さんは「『温泉いちご』のブランド力を強化したい。また、温泉熱の取組が広がってほしい。」と話していました。
【関連リンク】 株式会社メイワファームHYBRID(外部サイト)
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鳥取県農業共済組合役員研修会
撮影場所:鳥取県三朝町 撮影日:令和4年12月16日
みどりの食料システム戦略について説明
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令和4年12月16日、鳥取県三朝町で役員・職員25名が参加して開催された「鳥取県農業共済組合役員研修会」において、「みどりの食料システム戦略」や「食料・農業・農村基本法見直し」について説明し、質疑応答を行いました。
参加者からは、「分かりやすく、理解が進んだ。」、「有機農業を広めてほしい。」、「梨の剪定した枝を炭化し、肥料にしている。鳥取県は果樹生産が盛んで原料も豊富にある。鳥取県全体で取り組めないだろうか。」、「中山間地を守っていくことが大切。」等の意見が寄せられました。
今後も、引き続き、様々な機会を利用して、積極的に「みどりの食料システム戦略」を進めて行きます。
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11月
“あなたの未来に種を蒔く”鳥取を耕す理由(わけ)を教えてin倉農
撮影場所:鳥取県倉吉市 撮影日:令和4年11月18日
鳥取を耕す理由(わけ)は心のなかに
講師と車座ディスカッション
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中国四国農政局鳥取県拠点は、鳥取県立倉吉農業高等学校と農業の理解の深化と就農のきっかけづくりに関するイベントを開催しました。イベントでは、鳥取県内の農畜産業に携わる4名を講師に招き、直接生徒に鳥取県農業の魅力や職業として農業を選んだ理由、農業の厳しさなどを伝え、意見交換し、生徒がグループごとに「鳥取を耕す理由(わけ)」について発表しました。
また、生徒へは、食と農のつながりを大切にする取組「ニッポンフードシフト」や環境に配慮した農業生産、持続可能な農業による食料システムを構築する「みどりの食料システム戦略」について、その重要性を伝え、これからの農業を考えるきっかけづくりとしました。
同校の竹内善一校長からは、コロナ禍により郊外活動などが制限される中で、今回鳥取県拠点と連携したこのイベントが実現し、生徒が将来のビジョンを深めるよい機会となった旨のコメントをいただきました。中国四国農政局鳥取県拠点は、今後も、鳥取県内で学ぶ農業高校生の可能性を広げる活動を継続していきます。
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日本一の甘柿「こおげ花御所柿」の選果作業始まる
撮影場所:鳥取県八頭町 撮影日:令和4年11月16日
選果作業の様子
たわわに実る「花御所柿」
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JA鳥取いなば管内では、9月下旬から鳥取県のオリジナル品種「輝太郎柿」を皮切りに、「西条柿」、「富有柿」とリレー出荷が行われています。同JA郡家柿選果場では、11月16日に最終の4番バッターとして200年以上前から八頭町(旧郡家(こおげ)町)で生産され、平成30年に地理的表示(GI)保護制度(注)に登録された「こおげ花御所柿」の選果場開所式が行われ、選果作業が始まりました。
「こおげ花御所柿」は約80戸の生産者が12ヘクタールを栽培し、初選果に先だって行われた査定会において、昨年より大玉で糖度も高く、甘く仕上がっていることが確認されました。
また、GIに登録されて4年目を迎え知名度も上がり、更なるブランド力のアップに向け、昨年からは最も優れた選りすぐりの柿を「極(きわみ)」として1箱2個入りで出荷されています。
これから12月中旬までの間に100トン、五千五百万円を目標に、日本一の甘柿として全国に出荷されます。
注:地理的表示(GI)保護制度とは、特定の産地と品質等の面で結び付きのある農林水産物・食品等の産品の名称(地理的表示)を知的財産として登録し保護する制度。
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11月11日は“ながいもの日”?毎年恒例!長芋・ねばりっこ初出荷・出発式
撮影場所:鳥取県北栄町 撮影日:令和4年11月11日
出荷に向けて次々と
くす玉・テープカットで祝いました
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令和4年11月11日、鳥取県北栄町のJA鳥取中央長芋集荷場において、長芋・ねばりっこ初出荷・出発式が開催されました。長芋の形状にちなみ、毎年11月11日に開催されています。
JA鳥取中央の栗原隆政代表理事組合長からは「今年は大きな災害もなく、順調に生育した。選果場プラント工事も完了し、品質の向上にも繋がっている。多くの皆様に食べていただきたい。」と挨拶があり、その後、参加者がテープカットとくす玉割り、祝砲で初出荷を祝い、長芋を満載したトラックが山陽、関西方面へと出発しました。
JA鳥取中央長芋生産部会によると、本年は89名の生産者が31.2ヘクタールで長芋・ねばりっこを栽培しており、前年販売額を上回る4.4億円を目指しているとのことです。
鳥取県中部、北栄町に広がる砂丘地帯で、明治時代から128年にわたり、途絶えることなく受け継がれてきた長芋栽培。先人が築き上げた歴史と尽力に報いるため、これからも長芋生産部会一丸となって安定的な出荷が出来る産地づくりに取り組んでいくこととしています。
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指導農業士と新規就農者に「みどりの食料システム戦略」を理解してもらう
撮影場所:鳥取県八頭町 撮影日:令和4年11月9日
研修会場の様子
「みどりの食料システム戦略」を説明
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令和4年11月9日、鳥取県八頭庁舎において、指導農業士と新規就農者を対象に、八頭地区農業士会と鳥取県東部農林事務所八頭事務所八頭農業改良普及所が主催する「令和4年度八頭地区農業士会新規就農者等合同研修会」が開催され、鳥取県拠点からも参加しました。
研修会では、税理士からインボイス制度について、鳥取県拠点からみどりの食料システム戦略について、東部農林事務所八頭事務所から肥料価格高騰対策事業について説明し、質疑応答が行われました。
参加者からは、「かみくだいた説明で、分かりやすかった。」、「ネットだけでは分からないことを直接聞くことができたので良かった。」等の感想が寄せられました。
鳥取県拠点では、引き続き、様々なところで積極的に「みどりの食料システム戦略」の周知活動を行います。
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海と砂丘とらっきょうの花!
撮影場所:鳥取県鳥取市 撮影日:令和4年11月9日
一面に広がる砂丘畑
らっきょうの花
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鳥取市福部町内の鳥取砂丘に隣接した砂丘畑で、平成28年3月に地理的表示(GI)保護制度(注)に登録された、「鳥取砂丘らっきょう、ふくべ砂丘らっきょう」の薄紫色の花が見ごろを迎え、海と砂丘とマッチした景観となっています。
福部らっきょう生産組合の会員60名で約113ヘクタールを栽培されており、9月の台風により一部で飛砂により芽が埋もれるなどの被害がありましたが、その後の作業等により、全体的に生育は順調とのことです。
今後も、生育状況に応じた適切な肥培管理により、来年5月下旬以降シャキシャキとした食感と色白な外観が好評ならっきょうが全国に届けられます。
なお、花の見ごろは、11月中旬頃までとなっています。
注:地理的表示(GI)保護制度とは、特定の産地と品質等の面で結び付きのある農林水産物・食品等の産品の名称(地理的表示)を知的財産として登録し保護する制度。
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10月
鳥取ならではのスタイルで、米粉による新しい食文化を!!
撮影場所:鳥取県鳥取市 撮影日:令和4年10月25日
試食会で取材を受ける参加者
米粉を使った新商品
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令和4年10月25日、パレットとっとり市民交流ホールにおいて、鳥取商工会議所6次産業開発特別委員会の商品開発試食会が開催され、鳥取県拠点もオブザーバーとして参加しました。
試食会では、産業支援機関による「米粉およびねばりっこ(*1)」の活用に関する研究報告会や県内事業者などによる米粉を使った麺・食パン・たこ焼き・シフォンケーキの試食を行い、その後、参加者による意見交換会が行われました。
参加者から「小麦粉の代わりではなく、米粉の特徴を活かした商品開発をしたい」、「米粉と鳥取県特産農産物を組み合わせ、鳥取ならではを前面に出すべきだ」など商品化に向けた活発な意見が出されました。
6次産業開発特別委員会は、新商品・メニュー開発、販路開拓を目指す目的で組織され、今年度は「米粉(米)活用推進プロジェクト」として、関係機関の連携会議及び新商品開発の支援に取り組まれています。
*1 ねばりっこは、鳥取県で生産されるナガイモ。形状は一般のナガイモより短く太く、肉は緻密で白く、粘り気が強い。鳥取県園芸試験場で開発育成された新品種です。
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秋の味覚「おいしい柿」を食卓に届けるため奮闘!!
撮影場所:鳥取県八頭町 撮影日:令和4年10月13日
輝太郎柿の目視選果
西条柿の目視選果
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JA鳥取いなば広域果実選果場では、秋の味覚「柿」の選果作業が行われています。
選果作業は、9月下旬から平成22年3月に品種登録された鳥取県のオリジナル品種「輝太郎柿」を皮切りに、「西条柿」、「富有柿」、GI(地理的表示保護制度)に登録されている「花御所柿」までリレー出荷が行われ、12月上旬まで続きます。
現在、「輝太郎柿」の選果が終盤となり、西条柿が最盛期を迎えています。おいしい柿を全国の食卓に届けようと、選果ラインに乗せる前の大事な目視選果を始め各工程毎に多くの皆さんが奮闘されています。
主に関西や山陽方面へ出荷されていますが、「輝太郎柿」はブランド確立に向け、JA全農鳥取県本部が主体となり関東方面への販売も行っています。
同果実選果場の岡本場長は、「台風による影響も心配されたが、大玉傾向で作柄も良好となっている。甘くておいしい柿を多くの方に味わってもらいたい」と話されていました。
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人と人とを紡ぐ伯州綿の収穫真っ最中!
撮影場所:鳥取県境港市 撮影日:令和4年10月7日
弓ヶ浜半島の伯州綿畑
たわわに実る真っ白いコットンボール
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境港市の伯州綿畑では、綿(わた)の収穫が9月から12月まで行われます。
伯州綿は、弓ヶ浜半島一体で江戸時代から栽培される国産在来種の綿です。オクラと同じアオイ科の植物で、7月中旬頃にオクラとそっくりの花が咲きます。落花後ひと月半で草丈70~100cmぐらいの枝の先に親指程度のかわいらしい真っ白いコットンボールが弾けている姿が見えます。
撮影した当日は、あいにく雨上がりだったため、コットンボールは少し水分を含んでスリムに見えますが、ひときわ白さが目立って見えました。
収穫した綿は、「弓ヶ浜絣」の原料として使用されるほか、同市に生まれた赤ちゃんへの「おくるみ」や100歳を迎えるご高齢者への「ひざかけ」に加工され、贈り物として使用されます。また、おくるみを受け取った親子は、次におくるみを受け取る親子のために種まきや収穫を体験する取組(ぬくもりの綿リレー)が行われています。
伝統の綿「伯州綿」は、遊休農地を活用して、地域おこし協力隊、伯州綿栽培サポーターや地域の人たちに大切に育てられ、地域の繋がり、人と人を紡いでいます。
【関連リンク】 伯州綿に関する情報はこちら (一財)境港市農業公社(外部サイト)
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続「青パパイヤ’22」倉吉農業高等学校の挑戦
撮影場所:鳥取県倉吉市 撮影日:令和4年10月4日
秋山農場長と生物科園芸コースの生徒
たわわに実った果実
大きく成長した青パパイヤ
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鳥取県立倉吉農業高等学校では、耕作放棄地対策として栽培が比較的簡単な青パパイヤに着目した栽培研究を継続し、今年で5年目となります。
令和4年9月の台風にも耐え、収穫期を迎えた青パパイヤのほ場を、10月4日に見せていただきました。
同校では、これまで高い技術が必要とされる青パパイヤの苗づくり、収穫した果実や葉などの活用法など、地域の生産者や加工業者等と連携し、実用化に向けた取組を推進してきました。 令和4年8月、これらの研究成果を日本学校農業クラブ中国ブロック大会で発表したところ、プロジェクト発表の「生産・流通・経営」分野で最優秀賞に選ばれ、10月に北陸3県を主会場として開催される全国大会では、7名の生徒が中国ブロック代表として研究発表を行います。
1年1作の青パパイヤ栽培。先輩方から引き継いだ失敗や成功、多くの成果を携えて、全国の舞台へと挑みます。
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9月
地元の酒米生産者を大切にし、こだわりの酒造りに挑む!
撮影場所:鳥取県若桜町 撮影日:令和4年9月27日
蔵を改装した趣のある部屋
太田代表取締役と地場産米醸造酒
宿場町に佇む太田酒造場
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令和4年9月27日、鳥取県拠点は若桜町の(有)太田酒造場太田代表取締役及び中島杜氏と意見交換を行いました。
太田酒造場は、明治42年に創業し、杜氏の高齢化等により平成4年から平成13年まで委託製造となったものの、平成14年から自社醸造を再開した会社です。
平成16年から酒米の自家栽培及び契約栽培を開始し、平成21年から酒米の全量を若桜町内で確保し、生産者・品種毎にタンクを分け、裏ラベルにはタンク毎に番号を記載して販売されています。
太田代表取締役は、「生産者を大切にし、地域活性化のためにも出来ることは行いたい。また、高齢化する生産者の後継者育成など課題も多いが、持続的に地場産の酒米で醸造できるよう取り組んで行きたい」と話されていました。
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さつまいもが収穫期を迎えています!
撮影場所:鳥取県米子市 撮影日:令和4年9月21日
耕作放棄地を再生したさつまいも畑
さつまいも収穫機で堀り上げ
立派なさつまいもを収穫しました
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実りの秋・食欲の秋を迎え、(株)シルクファーム(鳥取県米子市)のほ場では、さつまいもが収穫時期を迎え作業に大忙しです。
(株)シルクファームは、鳥取県西部の弓ヶ浜半島を中心に耕作放棄地再生とユニバーサル就労をテーマに事業展開しており、地域で増えていく耕作放棄地をさつまいも畑に再生させ、約15ヘクタールで「紅はるか」を主軸として生産し、香港へ輸出するほか国内の量販店に向け出荷しています。 担当者の話では、「輸出先の香港では、こぶりなさつまいも需要が高く、国内市場向けにはあまり出荷しないサイズを輸出に向けている。」とのことです。
また、グループ会社の(株)KOGANE(境港市)では、(株)シルクファームが生産したさつまいもをふんだんに使ったスイーツ等を製造し、地元の観光地で販売しています。
【関連リンク】 シルクファームホームページ(外部サイト)
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長粒米等を生産する法人及びらっきょう加工センターとの意見交換
撮影場所:鳥取県鳥取市及び八頭町 撮影日:令和4年9月15日
ほ場で説明を受ける山本局長
らっきょう加工センターの作業風景
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令和4年9月15日、山本中国四国農政局長は、八頭町で長粒米等を生産する(有)田中農場の田中代表取締役及び鳥取市のJA鳥取いなば福部らっきょう加工センターの岡垣センター長とそれぞれの取組状況について、活発な意見交換を行いました。
田中代表取締役からは、カレーと相性が良い水稲品種として鳥取県が育成し、平成29年12月に品種登録された長粒米「プリンセスかおり」は独自の販路開拓により、年々販売量が増えているとの話がありました。また、岡垣センター長からは、「シャキシャキ」とした歯ざわりの良いらっきょうをたくさんの人に味わってもらいたいとの希望を交え、GI(地理的表示保護制度)に登録されている「鳥取砂丘らっきょう・ふくべ砂丘らっきょう」の加工工程の説明を受けました。
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“台風11号の爪痕”白ねぎのほ場にて
撮影場所:鳥取県北栄町 撮影日:令和4年9月12日
台風の風によって折れた葉
社員総出で畝を起こしました
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令和4年9月6日、鳥取県内を台風11号による強風が吹き荒れ、収穫が始まった梨の落果や水稲の倒伏などの被害が発生しました。
ブロッコリーや白ねぎを生産する農業生産法人株式会社D’sプランニング(大山町)の北栄町のほ場でも、白ねぎの葉折れ等の被害が出ました。
「今回は、雨こそ降らなかったが風が強い台風だった。雨が降らないことで乾燥した砂地の畝が強風によって崩れ、生育途中の白ねぎの葉が折れてしまった。うちでは過去一番の被害だと思う。」と、代表取締役の逢坂崇さんは肩を落とします。
それでも、社員総出で手作業や管理機を使いしっかりと畝を立て直し、収穫までの生育を待つ白ねぎのほ場。 厳しい自然と対峙する、農業の現場です。
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8月
鳥取大学で国立大学職員にみどりの食料システム戦略を周知
撮影場所:鳥取県鳥取市 撮影日:令和4年8月25日
みどりの食料システム戦略を説明
講義風景
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鳥取県拠点では、令和4年8月25日、鳥取大学において開催された「中国四国地区国立大学法人等技術職員研修」で、技術職員の13名を対象に、今なぜ「みどりの食料システム戦略」なのか等の講義を行いました。
講義は、日本国内の農業環境の変化をはじめ、他国の環境負荷低減の取組など、みどりの食料システム戦略紹介動画を交えながら行いました。
参加者からは、持続的な食料システム構築の必要性について理解が深まった旨の、多くの感想が寄せられるなど期待した効果が得られました。
鳥取県拠点では、今後もこのような活動を様々なところで積極的に行っていきます。
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半農半Xで広留野だいこんを生産する若手農業者
撮影場所:鳥取県八頭町、若桜町 撮影日:令和4年8月30日
広留野高原で育つ夏だいこん
半農半Xスタイルの若手農業者 小谷さん
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鳥取県若桜町と八頭町にまたがる標高700~800メートルの広留野高原で、「広留野だいこん」を栽培している小谷拓郎さん。
広留野高原でだいこんを生産する農家の内、後継者がいる農家は小谷さんのみです。冬はスノーボード、夏はだいこん栽培と半農半Xスタイルの小谷さんは、ご両親、そしてアルバイト2名の計5名で取り組んでいます。
小谷さんの話によると、夏だいこんは冬だいこんに比べ辛みが強いとされますが、広留野産のだいこんは火山灰質の土壌、朝晩との気温の寒暖差により甘みが強く、また、今年は作柄も良く、身がしまっているので煮崩れしにくいとのことです。
播種期は5月末から8月中旬、収穫期は8月上旬から10月下旬。収穫は1本1本手で抜いていきます。
今年も収穫に追われる時期を迎えています。
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116年の歴史を重ねる東郷二十世紀梨初出荷式
撮影場所:鳥取県湯梨浜町 撮影日:令和4年8月24日
テープカットで祝いました
薄い黄緑色が特徴の二十世紀梨
市場へ向かい次々と
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令和4年8月24日、鳥取県湯梨浜町のJA鳥取中央東郷梨選果場において、東郷二十世紀梨の初出荷式が開かれました。
出荷式では、宮脇正道湯梨浜町長、栗原隆政JA鳥取中央代表理事組合長、寺地政明JA鳥取中央東郷果実部長の挨拶に続き、代表者によるテープカットののち出発を祝う昼花火があがる中、初荷を積み込んだトラックが関東、関西、中四国の各市場へと出発しました。
JA鳥取中央東郷果実部では、240戸の農家が約63ヘクタールで栽培している東郷二十世紀梨。自然災害や病害虫被害など栽培の苦労を乗り越えながら、産地としての長い歴史を守り生産を続けています。
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ボランティア農業体験ツアーで農業の多様な働き方を提案
撮影場所:鳥取県鳥取市 撮影日:令和4年8月19日
らっきょうの植え付け方をレクチャー
らっきょうの植え付け作業の様子
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令和4年8月19日、鳥取市福部町にある砂丘畑で、「らっきょう産地ボランティア農業体験ツアー」が行われました。
GI(地理的表示保護制度)に登録されている「鳥取砂丘らっきょう・ふくべ砂丘らっきょう」の植え付け作業は、7月下旬から9月上旬の短期間に手植えで行われるため、労働力の確保が難しい状況です。
今回の取組は、持続的な農業振興の一助を目的に、鳥取県内のJA、全農とっとり、JA鳥取県中央会が組織する「JAグループ鳥取農業労働力支援協議会」が企画したもので、当日は、JA鳥取いなば、福部らっきょう生産組合の協力のもと、公立鳥取環境大学の学生7名、鳥取県の新規採用職員5名が参加しました。
炎天下の中、参加者は、浜湯山らっきょう組合の香川組合長から、らっきょう植え付けのレクチャーを受けた後、2~3列ずつ手植えを行いました。
参加した公立鳥取環境大学の学生は、「農業が好きで参加した。らっきょうの手植えは楽しいが、らっきょうの生産の大変さを知ることが出来た。」と話していました。
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炎天下のなか、らっきょうの植え付け始まる!
撮影場所:鳥取県鳥取市 撮影日:令和4年8月3日
種らっきょうを畝底に手作業で植え付け
植え付けを待つ、種らっきょう
熱~い砂のなかでぐんぐん育つらっきょう
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令和4年7月下旬、鳥取県鳥取市福部町内の鳥取砂丘に隣接した砂丘畑でGI(地理的表示保護制度)に登録されている「鳥取砂丘らっきょう・ふくべ砂丘らっきょう」の植え付けが始まりました。
鳥取県内は連日、猛暑日が続いており、取材した日も「熱中症警戒アラート」が発表される炎天下。陽を遮る場所もなく、砂からの照り返しにより気温が上昇する中での大変な作業ですが、喜んでもらえる美味しいらっきょうが生産できるよう厳しい作業が9月上旬まで続きます。
種らっきょうは、トラクターで畝を立てた畝底に一球一球丁寧に植え付けられます。植え付けは、機械化が難しく手作業で行われ、一人で1日約1万5千球を植え付けるそうです。
砂丘畑は、風が強く吹くため、らっきょうを植えた後の畝は自然と崩れ平らになるとのことでした。
植え付けられたらっきょうは、熱~い砂の中、ぐんぐんと育ち、10月下旬には砂丘畑が赤紫色のじゅうたんのような花畑へと姿を替えます。そして、冬を越して翌年5月下旬頃から、色白のシャキシャキとした食感のらっきょうの収穫が始まります。
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7月
日南トマトで、夏を乗り切って
撮影場所:鳥取県日南町 撮影日:令和4年7月13日
関係者でテープカット
みずみずしい日南トマト
選果後、皆さんの所へ
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7月13日、日南町の「日南トマト選果場」において、「日南トマト」の出発式が行われました。
日南町では、43人の生産者が、5.4ヘクタールのほ場でトマトを栽培しています。
また、行政の協力のもと、担い手の確保・育成に力を入れており、若手の「日南トマト」生産者が増えています。
出発式において、日南トマト生産部会長は、「生育は順調で、おいしいトマトができた。たくさん食べて欲しい」と呼びかけ、JA関係者は、「鳥取県内や山陽方面などが主な出荷先。しっかり販売したい」と決意を語りました。
「日南トマト」は、販売額2億円を目指し、11月まで出荷が続きます。
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「農業を職業選択のひとつに!」農福連携に関する情報提供
撮影場所:鳥取県鳥取市 撮影日:令和4年7月12日
鳥取県拠点からの情報提供
熱心に聴き入る出席者
質疑応答も活発に
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令和4年7月12日、刑務所出所者等就労支援事業連絡会において、鳥取県拠点から農福連携に関する情報提供を行いました。
この連絡会は、触法者の就労支援実務担当者を集めて定期的に開催されており、法務省鳥取保護観察所から、近年取組が盛んな農福連携について学びを深めたいとの趣旨で、鳥取県拠点に講師派遣の依頼があり実現したものです。
鳥取県拠点からは、農業現場の現状や農林水産省が推進する新規就農支援策、先進的に農福連携に取り組む高知県安芸市の事例を紹介し、触法者等の就労支援には、組織にとらわれず地域全体での連携が重要であることを説明しました。
説明後には出席者との活発な質疑応答が行われ、今後の更なる就労支援に向けた協力を行うことが出来ました。
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6月
地域の特産品はここからはじまる。“抑制極実すいか苗”育苗中
撮影場所:鳥取県倉吉市 撮影日:令和4年6月29日
1万2千5百株のすいか苗が並ぶ
接ぎ木せずこのまま定植されます
ハウスの中での「熱い」意見交換
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令和4年6月29日、鳥取県倉吉市のJA鳥取中央総合育苗センターを訪問。センター長の磯江正大さんに、は種後3週間足らずの「すいか苗」を見せていただきました。今はまだ小さなすいか苗ですが、7月上旬には倉吉市の生産者に引き継がれ、9月上旬頃「抑制極実すいか」として出荷される予定です。
「苗半作」。良い作物を作るためには、しっかりとした良い苗づくりが重要だということを表す言葉です。送り出した一つ一つの苗が生産者によってしっかりと育ち、実りとなって消費者のもとへ届けられる。「それが何よりの喜びです。」とおっしゃる磯江さん。
JA鳥取中央総合育苗センターでは、地域の生産者に対し、水稲をはじめ倉吉西瓜、倉吉プリンスメロンなど、地域で振興している農産物の苗の大半を供給しており、その責任の重さを感じながら、日々きめ細やかな育苗管理を行っています。
【関連リンク】 JA鳥取中央ホームページ(外部サイト)
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弁当の日・リターンズ@鳥取県拠点
撮影場所:鳥取県鳥取市 撮影日:令和4年6月22日
個性的な弁当が並ぶ
対面にならないよう距離を開けて
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中国四国農政局では、6月の食育月間、食育の日の取組として例年6月19日を「弁当の日」として、職場に弁当を持ち寄り、職場の仲間と共に食事を楽しむ、「共食」をコロナ禍が広がる令和元年まで実施していました。
この度、3年ぶりに鳥取県拠点でも6月22日に開催しました。
手作りのもの。家族に作ってもらったもの。朝に購入したもの。様々な弁当を持ち寄り、感染に配慮し、対面とならないよう空間を空けての「共食」となりました。
以前までと違い、ちょっと静かな食事となりましたが、来年度以降も開催できるよう感染対策を続けていきたいと思います。
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倉吉出身の中井太一郎が開発した「太一車」で、高校生と小学生が交流学習
撮影場所:鳥取県日野町 撮影日:令和4年6月23日
高校生の指導で小学生が田車押し
中耕除草機田車
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鳥取県立日野高等学校では、近くの小学生との交流学習を実施しています。
この日は、回転式中耕除草機「田車」を使った交流が行われました。
田車による作業は、除草に加えて、田をかき混ぜることにより地中のガスを抜く効果があります。
高校生のサポートを受けながら、小学生が、稲と稲の間に田車を走らせていました。
交流学習は、9月には稲刈り、10月には脱穀、12月には感謝祭が予定されています。
今回使われた田車は、明治時代に鳥取県倉吉市で開発され、開発者の名前を取って「太一車」とも呼ばれています。
【関連リンク】 鳥取県立日野高等学校(外部サイト) 太一車(倉吉観光情報のページ)(外部サイト)
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とっとりの西瓜を食べてください! “琴浦西瓜”出発式
撮影場所:鳥取県琴浦町 撮影日:令和4年6月10日
黒皮の「がぶりこ」と縞皮の「きらり」
「かぶりがぶり」と食べられます
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令和4年6月10日、鳥取県琴浦町のJA鳥取中央赤碕西瓜選果場において、琴浦西瓜出発式が開かれました。
琴浦町では、22名の生産者が8.5ヘクタールで「ことうらのきらり」と「がぶりこ」を生産しています。中でも「がぶりこ」は黒皮で種が少なく、食べやすいのが特徴です。
「今シーズンは、寒暖差により糖度がのりやすく大玉で、近年でもちょっとないくらい期待できる良い西瓜に仕上がった。自信を持って出荷するので、みなさんに食べていただきたい。」と胸を張るのは、JA鳥取中央琴浦西瓜生産部部長 小前茂雄さん。
がぶりこのように真っ黒に日焼けした小前部長の腕が、日々の栽培管理の努力を物語っていました。
ことうらのきらり、がぶりこは、1億3千万円の販売目標を掲げ、出荷は鳥取県内をはじめ、大阪、広島、山口の各方面に向け7月下旬頃まで続きます。
【関連リンク】 JA鳥取中央ホームページ(外部サイト)
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とっとりの西瓜を食べてください! “大栄西瓜”初出荷出発式
撮影場所:鳥取県北栄町 撮影日:令和4年6月7日
くす玉とテープカットで祝いました
ずっとギュッと。これぞ「大栄西瓜」
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令和4年6月7日、鳥取県北栄町のJA鳥取中央大栄西瓜選果場において、地理的表示(GI)保護制度に登録されている「大栄西瓜」(だいえいすいか)の初出荷出発式が開催されました。
セレモニーでは、JA鳥取中央栗原代表理事組合長から、「先日開催した西瓜の査定会では、前年を超える糖度があり、糖度、食味、シャリ感ともに最高の仕上がり。食べれば、充分な満足感が得られる大栄西瓜に仕上がりました。」と挨拶がありました。
JA鳥取中央大栄西瓜生産組合協議会では、本年産は204戸の生産者が栽培(162.3ヘクタール)しており、京阪神を中心に58万箱(1箱約15.5キログラム)、21億円の販売額を目指しています。
鳥取県大栄地区に西瓜栽培が導入されて、今年で115年を迎える大栄西瓜。
更なる極みを目指しながら、生産者一丸となって“今年も食べた人が笑顔になれるおいしい西瓜”を届けます。
【関連リンク】 JA鳥取中央ホームページ_大栄西瓜のPR動画(外部サイト)
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とっとりの西瓜を食べてください!“倉吉西瓜”初出荷セレモニー式開催
撮影場所:鳥取県倉吉市 撮影日:令和4年6月7日
西瓜の達人のみなさん
栗原組合長のあいさつ
こだわりがつまった倉吉西瓜
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令和4年6月7日、鳥取県倉吉市のJA鳥取中央倉吉西瓜統合選果場において、倉吉西瓜の初出荷セレモニーが開催されました。
セレモニーでは、来賓代表の「すいかで、ガブリ!」の掛け声とともに、集まった関係者が一同に今年の西瓜を味わい、思わず笑顔があふれる場面もありました。
JA鳥取中央倉吉西瓜生産部会では、岸本健志部会長をはじめ若手生産者が一丸となり、新規就農者確保のため、PR動画の作成やSNSでの情報発信など、産地の将来に向けて積極的な取組も行っています。
6月2日、東京都中央卸売市場大田市場で特大1玉15万円の高値がついた倉吉西瓜。
今シーズンは、123名の生産者が栽培(94ヘクタール)しており、名京阪神を中心に32万9千箱(1箱約15.5キログラム)、11.8億円の販売額を目指します。
【関連リンク】 JA鳥取中央ホームページ(外部サイト)
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つなぐ棚田遺産~早苗田(さなえだ)広がる!
撮影場所:鳥取県鳥取市、岩美町、若桜町 撮影日:令和4年5月19日(鳥取市、岩美町)、6月8日(若桜町)
5月
“全力で野菜、作ってます”若手農業経営者との意見交換
撮影場所:鳥取県大山町 撮影日:令和4年5月31日
農林水産省の事業について説明
魂の野菜生産軍団です
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令和4年5月31日、鳥取県大山町の農業生産法人株式会社D’sプランニングを中国四国農政局幹部が訪問し、代表取締役の逢坂 崇さんと意見交換を行いました。
国内で農業従事者の減少及び高齢化が課題となる中で、株式会社D’sプランニングは、平均年齢が20代の若手中心で構成され、「従来の農業のイメージを変えたい。」との想いで、鳥取県内でブロッコリー、白ねぎを中心に生産しています。
意見交換の中で逢坂さんは、「何より、人と人とのつながりが大事。販売先とも自ら話しをしながら販路開拓してきた。」と、つながりの大切さを力説されていました。その他にも、農業経営や人材育成などについて、活発な意見交換の場となりました
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農林水産省キャラバンによる「施設園芸等燃油価格高騰対策事業等説明会」開催
撮影場所:鳥取県北栄町 撮影日:令和4年5月26日
農林水産省担当者からの事業説明
熱心に耳を傾ける関係者
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令和4年5月26日、鳥取県北栄町の鳥取県園芸試験場講堂で「施設園芸等燃油価格高騰対策事業等説明会」が開催されました。
この事業は、原油価格高騰の長期化が懸念される中、経営費に占める燃料費の割合が高い施設園芸の安定的な事業実施を見据え、燃油価格高騰の影響を受けにくい経営への転換を目的とした省エネルギー化への取組、燃油価格の変動に対応し経営を安定させるセーフティーネット機能を拡充支援するものです。
農林水産省本省及び中国四国農政局担当者の説明を受けた後、集まったJAや県、市町村関係者からは、燃油価格の高騰に関連した質問が出されました。
農林水産省担当者はそれぞれの質問に回答するとともに「この事業を必要とする方に必要な情報を届けたいと思い、要請のあった県へ出向き説明している。地域の施設園芸農家でお困りの方があれば、事業内容をお伝えいただきたい。」と話していました。
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高性能田植機でスマート農業に取り組む!
撮影場所:鳥取県八頭町 撮影日:令和4年5月25日
直進アシスト機能付き田植機
作業中のオペレーター
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主食用米や酒米を主に栽培している(有)田中農場はスマート農業に取り組んでいます。
従来の田植機は、植え付け中の苗補給時に田植機を停止する必要がありました。しかし、新しく導入した田植機は直進アシスト機能を搭載しているため、ハンドルを自動制御し、設定された経路を自動走行しての田植え作業を行うことができます。この機能により、植え付け中の苗補給時に田植機を停止する必要はなく、非熟練者であっても、熟練者と同等以上の精度、速度で作業が可能になります。
また、集中力が必要な直進作業の疲労を軽減、落水せず田植えが可能等のメリットがあるので、労働環境の改善にも繋がっています。
【関連リンク】 田中農場ホームページ(外部サイト)
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6次産業化事業者及び有機栽培農家との意見交換
撮影場所:鳥取県鳥取市及び米子市 撮影日:令和4年5月18日及び19日
小原代表取締役(中央)から施設の説明を受ける山本局長
梅實代表(右)との意見交換の様子
石田代表取締役から農福連携の説明を受ける山本局長
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令和4年5月18日~19日、山本中国四国農政局長は、八頭町で6次産業化に取り組む(有)ひよこカンパニーの小原代表取締役、鳥取市で有機栽培に取り組む気高オーガニック倶楽部の梅實代表及び米子市で耕作放棄地の解消とユニバーサル就農を目指す(株)シルクファームの石田代表取締役と意見交換を行いました。
小原代表取締役とは、6次産業化や農泊事業の取組で重要な事項について、梅實代表とは、有機農業を広げていくために必要なことを、石田代表取締役とは、農産物の輸出、農福連携の取組、農機具メーカーとの連携等について、活発な意見が交わされました。
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鳥取県の特産品であるらっきょうの出荷が始まりました!
撮影場所:鳥取県北栄町 撮影日:令和4年5月20日
根付きらっきょうを皮剥き機へ投入
JA鳥取中央のらっきょう初出荷
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鳥取県内のJAにおいて、特産品であるらっきょうの全国に向けた出荷が始まりました。 令和4年5月20日、JA鳥取中央らっきょう共同乾燥調製施設にて、らっきょうの初出荷出発式が行われました。JA鳥取中央らっきょう生産部会長の天野英次さんは「1年間、愛情を注ぎ栽培したラッキョウを味わってほしい」と呼びかけていました。
【関連リンク】 JA鳥取中央ホームページ(らっきょうのPR動画)(外部サイト)
↓以下に続く↓
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撮影場所:鳥取県鳥取市 撮影日:令和4年5月23日
洗らっきょうの手選果作業
JA鳥取いなばのらっきょう初出荷
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また、令和4年5月23日、JA鳥取いなば福部支店らっきょう集出荷所にて、鳥取砂丘らっきょうの初出荷出発式が行われました。福部らっきょう組合長会会長の宮本和裕さんは「食べ頃の粒ぞろいとなっているので、全国の消費者に多様なレシピで楽しんでもらいたい。」と話していました。
今年は大雪や干ばつの影響で小玉傾向ですが、分球数は多いため昨年以上の出荷量を見込んでいます。
なお、JA鳥取中央、JA鳥取いなば共にホームページ上でらっきょうの漬け方、おすすめ料理等を紹介しています。
【関連リンク】 JA鳥取いなばが運営する産地直送ショップ(生らっきょうの漬け方)(外部サイト)
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中海に優しい農業
撮影場所:鳥取県米子市 撮影日:令和4年5月20日
大山が写る水田
トラクターに鳥が寄り添う
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湿地の保存に関する国際条約(ラムサール条約)に登録されている中海の水質浄化を図るため、田んぼの肥料や泥水が中海に流れ込むのを防ごうと、米子市の水田で「中海に優しい農業」が始まりました。
これは、代かきの際の水量を少なくした「浅水代かき」で、田の水が水路にあふれないようにする取り組みです。
トラクターに鳥が寄り添うくらい、ゆっくりゆっくり代かきが行われていました。
取り組みを実施した石井地区水田環境保全協議会会長は、「中海を泳げるようにするのが目標」と話していました。
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麦秋の「大山こむぎ」
撮影場所:鳥取県南部町 撮影日:令和4年5月20日
大山こむぎプロジェクト生産者の小麦
順調に育った小麦は給食のパンにも
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鳥取県の小麦収穫量は、平成6年以降10トン未満で推移していましたが、もう一度県産のブランド小麦を復活させたいと「大山こむぎプロジェクト」がスタートし、地元を中心に新たな供給先の開拓や魅力ある商品を開発した結果、需要者も生産者も拡大し、現在の収穫量は200トンを超えています。
麦秋となった5月下旬、「大山こむぎプロジェクト」に参加している生産者のほ場を訪ねました。 順調に生育し、6月上旬ころの収穫を待つ「大山こむぎ」です。
「(株)大山小麦プロジェクト」は、農林水産省が主催する「ディスカバー農山漁村の宝」において、令和3年度中国四国農政局長選定を受けています。
【関連リンク】 大山こむぎ(外部サイト)
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新たな技術でシカを捕獲
撮影場所:鳥取県若桜町 撮影日:令和4年5月17日
小林式誘引捕獲の説明
小林さんによる実演
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令和4年5月17日、若桜町の小舟山国有林において、鳥取森林管理署が中心となって「効率的なシカ捕獲を目指す現地検討会」が開催され、鳥取県拠点を含む鳥獣対策に関わる行政機関や県猟友会など約50人が参加しました。講師の林野庁近畿中国森林管理局の小林正典さんによる、くくり罠を使用した新しい捕獲方法「小林式誘引捕獲」の説明と実演が行われました。
近年、ニホンジカによる農林業への被害や、狩猟者の高齢化や人手不足による捕獲率の低下が問題視されています。その対策として、より効率的に捕獲する事が可能な「小林式誘引捕獲」が考案されました。従来のくくり罠とは異なり、餌があれば誰でも簡単に活用できるのが魅力です。
今後は鳥取森林管理署など関係機関が協力しながら、より効率的なシカの捕獲による鳥獣対策に取り組んでいくことになっています。
【関連リンク】 近畿中国森林管理局ホームページ(外部サイト)
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鳥取県立農業大学校での施策説明
撮影場所:鳥取県倉吉市 撮影日:令和4年5月17日
都田参事官の講義 講義風景
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鳥取県拠点では、令和4年5月17日、鳥取県立農業大学校において、農業経営学科の2年生及び研修生の27名を対象に「食料・農業・農村をめぐる課題と施策」と題して施策説明を行いました。
講義では、農業の現状をはじめ、新たに農業者となる方への国の支援策について、スマート農業紹介動画を交えながら説明しました。
学生からは「新規就農者の一人として、国や県の支援策などをうまく利用して、自分の描いている形に近づけていきたい。」、「今後、親元就農をしてハウスを建て直したいと考えていたので、今回の施策説明は資金の面で自分が思っていた以上に制度・政策がある事を知る良いきっかけになった。」などの感想が寄せられました。
【関連リンク】 鳥取県立農業大学校ホームページ(外部サイト)
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整いました! 倉吉プリンスメロンの出荷が始まります!
撮影場所:鳥取県倉吉市 撮影日:令和4年5月16日
糖度計で糖度を測定します
香り高いプリンスメロン
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倉吉特産のプリンスメロン査定会が開かれました。
プリンスメロン特有の甘い香りに包まれた会場では、JA鳥取中央の担当者が半分に割ったプリンスメロンの糖度を一玉ずつ計測し、今シーズンの仕上がりを確認していました。
「例年通りの仕上がりです。」倉吉メロン生産部部長佐々木敬敏さんの言葉の奥には、54年の長い歴史を繋ぎ、生産者一人一人が責任を持って倉吉プリンスメロンを生産、出荷しているという誇りがあります。近年、目まぐるしく変化する気象条件の中でも、変わらない高品質なプリンスメロンの仕上がりが確認されました。
初夏の味覚、倉吉プリンスメロンの出荷は7月上旬まで続きます。
【関連リンク】 JA鳥取中央ホームページ(外部サイト)
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「青パパイヤ’22」 倉吉農業高等学校の挑戦
撮影場所:鳥取県倉吉市 撮影日:令和4年5月16日
生育中の青パパイヤ
生徒が育てた苗
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鳥取県立倉吉農業高等学校では、耕作放棄地対策として栽培が比較的簡単な青パパイヤに着目し、栽培研究に取り組んで、今年で5年目となります。
令和4年5月16日、ほ場に定植した青パパイヤの生育状況を見せていただきました。
今年度は、購入した青パパイヤの苗2品種と、生徒が播種し育てた苗2品種の生育を比較する研究や、防草シートの有無が成長に与える影響も観察していくこととしています。
また、青パパイヤの栽培研究と併せ、果実や葉を活かした販路獲得につながる商品開発の取組を行うことで、将来的に県内の耕作放棄地の減少や農家が生産する青パパイヤの販路拡大につなげたいという大きな目標も掲げています。
同校は、今年度も引き続き、県内各地に拡大しつつある青パパイヤ生産者や加工事業者等と連携を取りながら、青パパイヤの情報を発信していくとのことです。
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4月
半世紀の歴史をつなぐ。倉吉市大原地区の大原(おはら)トマト
撮影場所:鳥取県倉吉市 撮影日:令和4年4月22日
寒い冬の間ゆっくりと時間をかけて育てます
出荷を迎えた大原トマトと牧野組合長
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倉吉市大原地区で栽培されている倉吉特産「大原トマト」は、糖度と酸味のバランスが良いこと、大玉であることが特長です。令和4年4月18日に初出荷式が行われ、今シーズンの出荷がスタートしました。
「大原と書いて「おはら」と読む。私たちの大原トマトは半世紀近い歴史があるのですよ。」と話すのは、大原トマト生産組合長牧野文徳さん。美味しい大原トマトを生産するために工夫していることを伺うと「まずは有機肥料を中心にした土づくり。また、冬の間もハウスを加温しないでじっくりと時間をかけることで、ゆっくりと大玉に育ちます。」とおっしゃいます。大原地区で13戸の農家がトマト栽培を始めてから半世紀、今は6戸の農家が歴史を大切につないでいます。
「真っ赤に育った自慢のトマトを、心待ちにしているみなさんに食べていただきたい。」出荷のピークは5月中旬から下旬まで続きます。
【関連リンク】 JA鳥取中央ホームページ(外部サイト)
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出荷までもう少し。倉吉特産プリンスメロン
撮影場所:鳥取県倉吉市 撮影日:令和4年4月22日
順調に成長するプリンスメロン
プリンスメロンの幼果と佐々木部長
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倉吉市でプリンスメロンを栽培されている倉吉メロン生産部部長である佐々木敬敏さんのハウスを訪問しました。
プリンスメロンは、例年3月に苗を定植した後、摘芯、整枝管理、交配、摘果など、いくつもの作業を行いながら、5月中旬ごろには出荷できるまで成長するとのことです。
「香り高いプリンスメロンを地域特産として50年以上栽培している。全国的に見ても絶滅危惧種のメロンでないかな。」と笑っておっしゃる佐々木さん。生産部では、発酵堆肥などを使った減農薬・減化学肥料栽培を行い、2002年からは鳥取県特別栽培農産物の認証を受けています。また、脱脂粉乳を散布する「ミルク栽培」も倉吉プリンスメロンの特徴です。
今はまだ、握りこぶし大の小さな幼果ですが、初夏の便りとともに店頭に並ぶ日が楽しみです。
【関連リンク】 JA鳥取中央ホームページ(外部サイト)
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微生物で野生鳥獣を分解する施設が完成
撮影場所:鳥取県鳥取市 撮影日:令和4年4月14日
処理装置
処理装置にシカを投入
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令和4年4月1日、鳥取市国府町岡益の旧国府町クリーンセンター跡の建物を利用し、西日本では最大規模となる「鳥取市鳥獣減容化施設」が開設されました。
この施設では、有害捕獲により捕獲したシカやイノシシの野生鳥獣を酵素と微生物による働きを利用し、科学的に水と炭酸ガスに分解して自然に還すことで、狩猟者や地球環境への過度な負担を軽減することができます。
施設内には、処理装置が2台あり、クレーンを使って野生鳥獣を1日約300キログラム目安に、処理装置に投入します。中には炭化チップと微生物40キログラムが混ぜ合わされており、装置を作動させると24時間後には肉・内臓、4日から5日程度で骨・皮が分解されます。
市の担当者は「狩猟者の方に、この施設を利用していただき、野生鳥獣捕獲に役立つことを期待している。」と話していました。
【関連リンク】 鳥取市ホームページ(外部サイト)
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