中国四国あぐりレター 第542号 2024(令和6)年5月20日 中国四国農政局
もくじ
1 【重要なお知らせ】
小林製薬が製造する紅麹関連製品による健康被害
現在、食品衛生法に基づき小林製薬が製造・販売した紅麴関連製品の回収等が進められています。
これらの製品を購入した方は、直ちに喫食を中止してください。また、身体に異常がある場合のみならず、明らかな異常がない場合で、当該製品の喫食歴から何らかの不安等がある場合でも、医療機関を受診するか最寄りの保健所にご相談ください。
紅麹使用製品に関するお問い合わせ窓口(消費者庁、厚生労働省合同コールセンター)
・電話番号:0120-388-687
受付時間:9時00分~21時00分(土日・祝日も実施)
・小林製薬株式会社が製造した紅麹を含む食品等にかかる健康相談について (令和6年3月29日)(PDF : 57KB)(外部リンク)
皆様のご不安や疑問にお答えするため、消費者庁、厚生労働省及び農林水産省の3省庁が連携してQ&Aを作成しました。
〇小林製薬が製造する紅麹に関するQ&A (農林水産省ホームページ)
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/kaishu.html
食料・農業・農村基本法の改正関係
食料・農業・農村基本法は、農政の基本理念や政策の方向性を示すものです。近年、世界的な食料情勢の変化に伴う食料安全保障上のリスクの高まりや、地球環境問題への対応、海外の市場の拡大等、我が国の農業を取り巻く情勢が制定時には想定されなかったレベルで変化しています。このため現在、基本法を検証し、見直しが行われています。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
(基本法検証部会)
https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/kensho/index.html
(不測時における食料安全保障に関する検討会)
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/kentoukai.html
(適正な価格形成に関する協議会)
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/kikaku/kakaku_keisei/imdex.html
(食品産業の持続的な発展に向けた検討会)
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/kikaku/jizoku/index.html
(食料安定供給・農林水産業基盤強化本部(首相官邸ホームページ))
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/nousui/index.html
みどりの食料システム戦略関係
農林水産省では、持続可能な食料システムの構築に向け、令和3年5月12日に生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定し、中長期的な観点から、調達、生産、加工・流通、消費の各段階におけるカーボンニュートラル等の環境負荷軽減事業活動を推進しています。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
(みどりの食料システム戦略本部に関する情報)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/honbu.html
(温室効果ガス削減の「見える化」に関する情報)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/being_sustainable/mieruka/mieruka.html
(「みどりの食料システム戦略」全般に関する情報)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html
鳥インフルエンザ、豚熱及びアフリカ豚熱等の発生防止
4月29日、千葉県で高病原性鳥インフルエンザが発生しており、引き続き厳重な警戒が必要です。
また、豚熱に感染した野生イノシシの確認区域が拡大しており、飼養豚への豚熱感染リスクが高まっています。
加えて、韓国を含むアジア地域では、アフリカ豚熱が飼養豚でも発生していることから、入国者におかれては、病原体の国内持ち込み防止にご協力をお願いします。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。
(鳥インフルエンザに関する情報)
https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/inf/index.html
(豚熱に関する情報)
https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/kobetsu/butanetsu_jouhou.html
(アフリカ豚熱に関する情報(農林水産省ホームページ))
https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/asf.html
2【イベント】
【新着】特定農産加工業経営改善臨時措置法の一部改正に関する中国四国ブロック説明会を開催
中国四国農政局は、令和6年4月に公布された「特定農産加工業経営改善臨時措置法の一部を改正する法律」に関する説明会を開催します。
- 【開催日時】
令和6年6月11日(火曜日)13時00分~14時30分
【開催場所】
岡山第2合同庁舎第10-A・B会議室及びオンライン(Microsoft Teams)
【申込期限】
令和6年6月7日(金曜日)17時00分 - 詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/ke_kigyo/240510.html
3【お知らせ】
【新着】病害虫発生予報第2号を発表
農林水産省は、令和6年5月15日に「令和6年度病害虫発生予報第2号」を発表しました。中国四国地域に関係のある内容は以下のとおりです。
- 麦では、赤かび病の発生が、四国の一部の地域で多くなると予想されています。
果樹カメムシ類の発生が、中国及び四国の一部の地域で多くなると予想されています。 - 詳しくはこちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/240515.html
【新着】愛媛大学長と合同記者説明会を開催
中国四国農政局長は、5月31日に愛媛大学長と包括的連携協力協定に基づく今後の取組について意見交換を実施し、その概要について合同で記者説明を行います。
- 詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/kikaku/240517.html
【新着】テイクアウト・出前や宅配食材を楽しむために
ご家庭で、テイクアウトや出前を利用する方、ご家庭の調理用食材を宅配で購入する方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。温度や湿気が高くなると、食中毒のリスクが高まります。
農林水産省ではご家庭で食中毒を予防するポイントを紹介しています。
- 詳しくはこちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/takeout.html
【新着】農作業安全ポスターデザインコンテストを開催
農林水産省は、農作業安全に対する国民意識の醸成及び効果的な推進を図るため、8月13日(火曜日)まで農作業安全を広く呼びかける「令和6年農作業安全ポスターデザインコンテスト」を開催します。
- 【募集テーマ】
学ぼう!正しい安全知識 ~機械作業の安全対策~
【募集デザイン】
絵画、イラスト、CG、写真などの平面作品でA4又はA3サイズ・タテ - 詳しくはこちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/sizai/240513.html
【新着】中国四国「+(プラス)安全min」を発行
中国四国農政局では、農業者等が参加する会議、集会、講習会等に農作業安全の要素をプラスした形式で開催する取組を展開し、少しの間(minutes)でも時間を割いて農作業安全の話題に触れることができるよう「+(プラス)安全min」を発行しています(現在、「+(プラス)安全min」のVol.3-02を発信中)。
- 詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/seisan/anzen/index.html
【新着】インフラメンテナンス大賞を募集
農林水産省では、総務省、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、環境省、防衛省とともに、社会資本のメンテナンスに係る優れた取組等を「インフラメンテナンス大賞」として表彰しています。
この度、「第8回インフラメンテナンス大賞」の募集を開始しました。
- 詳しくはこちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/sekkei/240510.html
【新着】農福連携技術支援者育成研修の受講者を募集
農林水産省は、農福連携を現場で実践する手法をアドバイスする専門人材を育成するため、「令和6年度 農福連携技術支援者育成研修(第8期・第9期)」を農林水産研修所つくば館水戸ほ場において実施しますので、受講者を募集します。
- 詳しくはこちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kouryu/240508.html
【新着】マレーシアに輸出支援プラットフォームを設置
5月2日、日本産食品の輸出が大きく伸長しているマレーシアに輸出支援プラットフォームが設置されました。今後、輸出支援プラットフォームが中心となり、ハラル対応を含め、同国における更なる輸出促進に取り組むこととしています。
- 詳しくはこちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/yusyutu_kokusai/chiiki/240507_20.html
農薬危害防止運動を実施
農林水産省は、農薬を使用する機会が増える6月から8月にかけて、厚生労働省、環境省等と共同で、農薬の使用に伴う事故・被害を防止するため、農薬の安全かつ適正な使用や保管管理、環境への影響に配慮した農薬の使用等を推進する「農薬危害防止運動」を実施します。
- 詳しくはこちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouyaku/240426.html
日本茶の魅力、可能性を発信
農林水産省は、今年の新茶シーズンの本格化にあわせて、茶産地や事業者の方々と連携して、「お茶の可能性は無限!~お茶×(かける)キャンペーン~」を行っています。
- 詳しくはこちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/tokusan/240426.html
農地の貸し借り(売買)の手続きを変更
令和7年4月から、農地の貸し借り(売買)は原則として農地バンクを経由した方法に一本化することとなります。
食育推進全国大会を開催
農林水産省では、大阪府及び大阪市等との共催により、6月1日(土曜日)と2日(日曜日)に「ワクワクEXPO with 第19回食育推進全国大会」を開催します。
- 詳しくはこちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/hyoji/240422.html
生態系ネットワーク財政支援制度集を発行
農林水産省は、国土交通省及び環境省と共同で、川・森・農地・海を基軸とした生態系ネットワーク形成に活用できる支援制度を紹介したパンフレット(令和6年度版)を発行しました。
- 詳しくはこちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/b_kankyo/240419.html
「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」開催中
農林水産省は、「食料・農業・農村基本計画」に基づき、食と農のつながりの深化に着目した新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を開催中です。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(ニッポンフードシフトホームページ)
https://nippon-food-shift.maff.go.jp/
令和6年能登半島地震に関する情報
令和6年能登半島地震に係る農林水産関係の被害と対応状況等について、公表しました。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/saigai/r6notojishin.html
4 【消費者の部屋】
テーマ:牛乳をモ~ッと身近に。6月は「牛乳月間」です!
6月1日は「牛乳の日」、6月は「牛乳月間」です。
農林水産省では、令和4年6月に「牛乳でスマイルプロジェクト」を立ち上げ、更なる牛乳・乳製品の消費拡大に取り組んでいます。
今回の展示では、身近な存在の牛乳について、もっと身近に感じていただけるよう酪農の現場や牛乳の製造工程のほか、牛乳・乳製品の機能性や牛乳等を使ったレシピなど牛乳等に関する情報をわかりやすくご紹介します。
- 【開催期間】
令和6年5月20日(月曜日)~6月7日(金曜日)9時00分~17時00分
(土曜日、日曜日は除く。最終日は13時まで)
【開催場所】
岡山市北区下石井1-4-1 岡山第2合同庁舎1階
中国四国農政局「消費者の部屋」展示コーナー
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/seikatsu/240507.html
移動消費者の部屋in山口:「食育」知っていますか?~6月は「食育月間」です!~
中国四国農政局では、新生活を始める前に知っておいてほしい、知っていると便利な知識を掲載した「食に関するお役立ちBOOK」を作成し、「食育」や「食生活」について分かりやすくお伝えします。
- 【開催期間】
令和6年5月31日(金曜日)~6月30日(日曜日)8時30分~17時15分
(初日は15時から)
【開催場所】
山口県山口市吉敷下東3-1-1
山口県健康づくりセンター
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/seikatsu/240517.html
移動消費者の部屋in鳥取:「生きている遺産」⁉ 農業遺産ってなあに?
我が国には、概ね100年以上もの歴史を持ち、社会や自然の変化に適応しながら進化を続ける次世代に引き継ぐべき、伝統的な農林水産業を営む地域が多く存在し、農業遺産に認定されています。
今回の移動展示では、農業遺産認定地域がまだない鳥取県において、農業遺産の紹介を行い、制度の普及・啓発と認定地域の魅力発信を行います。
- 【開催期間】
令和6年5月15日(水曜日)~5月29日(水曜日)9時00分~19時00分
(初日は15時から。土曜日、日曜日は、17時まで。最終日は13時まで。火曜日は休館日。)
【開催場所】
鳥取県鳥取市富安2丁目138-4
鳥取市立中央図書館
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/seikatsu/240501.html
5 【ひとことメッセージ】
中国四国地方の誇れる農林水産物・食品をもっと世界へ!
輸出促進課長 池山典子
四月に東京から中国四国農政局に赴任して参りました。宜しくお願い致します。食いしん坊でおそらく呑兵衛の小職は、既に中国四国地方の美味しい食の虜となっております。
「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」は江戸時代に活躍した山口素堂が鎌倉で詠った有名な句ですが、訳すと「目には新緑、耳には鳥の声が心地よいね、口には初鰹がとびきり美味しい素晴らしい季節がやってきたよ!」といった感じでしょうか。現代では四国地方にぴったりの句のように思います。
日本人は四季の魅力を五感で感じ、旬の食材を大切にしてきました。今や日本の農林水産物・食品は世界中で高い評価を受けています。インバウンド増加で外国の方は、日本には文化と融合した美味しいものが沢山あることを知ってしまいました。円安が追い風となっている、今こそ輸出のチャンスです!
農林水産省では、生産者さんや輸出事業者さんの輸出への取り組みを後押しする、様々な支援メニューを準備しております。例えば「フラッグシップ輸出産地」は募集中、5月31日が締め切りとなっています。これは海外の規制やニーズに対応して継続的に輸出に取り組み、お手本となる産地を「フラッグシップ輸出産地」として認定するもので、自薦・他薦を問いません。中国四国地方の世界に誇れる農林水産物・食品の輸出を益々盛り上げていくために、是非この機会へのお申し込みをお待ちしております!
6 【ふるさと元気だより】
日本一の春夏にんじん
徳島県拠点
徳島県は春夏にんじんの収穫量が全国1位で全国シェア3割を占めています。県の北東部に位置している板野郡を中心に生産されています。収穫は3月上旬から始まり6月中旬まで続きます。栽培方法はビニールを張ったトンネル栽培で、生育の様子を見ながら温度調節のためビニールに直径約8センチの穴をいくつも開け、時間をかけ栽培します。露地栽培に比べ柔らかく甘味があります。
にんじんの原産地はアフガニスタン周辺と言われています。そこから東西に分かれ日本には2系統のにんじんが渡来しました。一つは東ルートの東洋種で現在は赤い色の金時にんじんが栽培されています。もう一つは現在の主流である太くて短い西洋種で徳島県の春夏にんじんは西洋種になります。
にんじんには健康効果のある栄養素が豊富に含まれています。食卓で徳島県産のにんじんを是非御賞味ください。
7 【ホームページの新着・更新に関する情報】
政策情報
【農業生産】
指定野菜の入荷量及び卸売価格の見通し(令和6年5月)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/se_tokusan/240430.html
報道・広報
【ニュースレター】
https://www.maff.go.jp/chushi/kohoshi/mag_newsletter/
【BUZZ MAFFチャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCk2ryX95GgVFSTcVCH2HS2g/videos
(YouTube)
申請・お問い合せ
【発注・入札情報、その他公表事項】
https://www.maff.go.jp/chushi/nyusatsu/
その他
【農政局ホームページ新着情報】
https://www.maff.go.jp/chushi/sintyaku/
編集後記
暦の上では初夏を迎え、5月も終わろうとしています。これから、梅雨、夏本番を迎えますが、すでに気温は高く熱中症への警戒が叫ばれています。現時点では、朝の散歩時間は心地よい気温ですが、これから気温が上昇すると思うと気が滅入ります。健康のための散歩ですので、熱中症に気を付けたいと思います。(と)
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中国四国農政局 ホームページURL
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中国四国農政局 企画調整室
電話:086-224-4511(代)(内線2111)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
お問合せ先
企画調整室
代表:086-224-4511(内線2111)
ダイヤルイン:086-224-9400