人事の友永です。この度、矢崎聖也さんにエムスリーエンジニアリングフェローに就任いただくことになりましたのでお知らせいたします。

エムスリーエンジニアリングフェローとは

在籍中または卒業後に顕著な活躍をしたエンジニアに対して、エムスリーを卒業しても継続的にフェローとして称えるものです。また、エムスリー卒業生として定期的な意見交換を行ったり、エムスリーとエンジニアコミュニティをつなぐハブを担ってもらうという役割もあります。卒業は寂しいですが、新たな関係性のスタートですので引き続き仲間として良好な関係を築いて行きたいと思います！

フェローのご紹介

矢崎聖也さん

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プロフィール

高校在学中より大小様々な立ち上げ・拡張・作り直しプロジェクト、およびミドルウエア・通信プロトコルやKVS等の基幹技術の設計開発に携わる。筑波大学院CS専攻を卒業後、楽天、リクルートを経て2018年1月からエムスリーに在籍。
サーバーサイドおよびインフラの設計実装、各プロダクトの技術課題・革新の支援および技術基盤の整備(CTO・2019年4月〜)等を行った。その他、エムスリーの主催・協賛各種イベントへの登壇、エムスリーテックブック(技術書展)への寄稿といった技術プレゼンス活動にも貢献。

フェロー就任の背景

その類まれなる高い技術力で、入社早々に基盤チームのエースメンバーの1人として活躍、基盤チームメンバーともにMR君のパッケージ管理を推進し、Unit1の成長の基盤を確立、その後、Web講演会の一部をいち早くクラウド化するためのアーキテクチャ構築や技術選定に関わるなど、後の全社クラウド化や、コロナ禍のアクセス増対応に向けて、技術的なリードで実績を上げていただきました。
それらの活躍が経営陣にも認められ、2019年4月にはGL兼CTOに就任、その後も早速トランジットゲートウェイを活用して、エムスリーの全社クラウド化の基盤を構築、各事業チームのクラウド化を加速させるなど、圧倒的な成果を残してくれました。また、各種Slackチャンネルに登場し、適切なタイミングで的確なアドバイスを行うなど、エムスリーを支えるCTOとして、大きな貢献を残してくれました。デジカルのTLとしても活躍して頂き、IaCの再構築やシャード移行推進など、安定化やDX向上にもご尽力頂いています。
2020年7月には業務執行役員となり、エンジニアリングがわかるエムスリーの経営陣の一角として、エムスリーの成長に大きく貢献いただきました。

本人のコメント

エムスリーにおいてはあらゆる面において、非常に多様な経験をさせていただきました。その多様さには、エムスリーの特色である利用技術や設計思想の多様性だけにとどまらず、エムスリーグループの強みでもあるサービスの数・特性の幅広さ、それに共に働くスタッフのスペシャリティや得意分野の多様さがあります。
そして、あらゆるIT企業には特色があるものですが、エムスリーは他にない文化とプロダクト、そしてそれらから導かれる技術面でのチャレンジや意義が数多くありました。
それらに微力ながら貢献することができ、私自身も多くの学びを得ることができたのは、エムスリーの企業としての積み重ねと、内外の関係者の皆様があってのことです。
社内のSlackのそこかしこに現れていた代わりに、フェローという形で引き続きエムスリーを応援させていただきます所存です。