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Supreme がアジアに新店舗のオープンを計画中

06 01 *2022 | 未分類

親会社「VF Corporation」のCEOが〈Supreme〉の今後の計画を明かす

2020年11月に〈Supreme(シュプリーム)〉を買収した「VF Corporation」が、2022年第4四半期の決算報告書と2023年度の通期業績見通しを発表した。

報告書によると、同社の売上高は前年同期比28%増(*買収を除く)の118億ドル(約1兆5,000億円)。今期の売上アップには主に〈THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)〉が貢献しており、売上高は24%増の8億ドル(約1,015億円)。〈Supreme〉の業績は当初の予想よりも軟調だったようが、ヨーロッパに新たに2店舗をオープンしたことで、実店舗の売上は35%増となっている。「VF Corporation」のCEOであるSteven E. Rendle(スティーブン・E・レンドル)は今後の見通しとして、〈Supreme〉の新クリエイティブディレクターに就任したTremaine Emory(トレマイン・エモリー)のビジョンに期待を寄せており、さらにアジア市場へのさらなる拡大を見込んでいるという。

Rendleは決算説明会で、〈Supreme〉の今後の展開について以下のように語った。「私たちは今、Supremeの店舗にインパクトを与えることができるようになりました。今年にはいくつかの店舗を改装し、移転することになるでしょう。また、買収の目的であった国際的な事業拡大を視野に入れ、アジアでの新たな店舗展開も計画しています。現在は観光業も復活しつつあります。Supremeには店舗がある地域に住んでいない消費者も多いため、売上げは観光客の影響が大きいです。彼らが再び店舗に戻り、商品を求めて並ぶことのできる市場が開かれることは、ブランドの可能性を拡大させることだと確信しています。このことは、春シーズンの立ち上げとともに私たちが実感していることです。Supremeについてあまり話したことがないのは承知しています。私たちがとても誇りに思っているブランドです。Supremeには独自に開発したビジネスモデルがあり、それがこのブランドをユニークにしています。しかし、今日お話ししたことは、Supremeがさらに強固なポジションに移行するための不可欠な要素であり、戦略の一部であると考えています」

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